「扉付きクローゼット」や「クローゼット無し」との比較をした「自由スタイルの空間クローゼット」の使い方【1342】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引越しをするということも大変な作業ではありますが、経験としては価値あるものです。

今回は、引っ越しを経験したことでクローゼット事情が変わった現在と、その他のクローゼットのスタイルとを比較しながら、「自分表現」ということへ関連付けたお話をさせていただきたいと思います。

クローゼットもただの服入れではない、その収納の出来上がったスタイルが人それぞれの形や考え方、価値観の投影であるということです。

賃貸物件では大半がこれ、「扉付きクローゼット」を使用してきた感想

「扉付きクローゼット」:扉を閉めて壁の中に納めるスッキリさはあるものの扉の前に物を置けないのが悩み。

引越前は十分なスペースのある大きなクローゼットがお部屋に付いていました。

とても有難く十分に活用させてはいただいたものの、こういった扉タイプは扉がこちらに飛び出す手前の周辺のスペースに物を置くことができません。

そうなると、せっかく壁の内部に設置の機能もはたして十分に効果があるかというと、半分です。

かえって模様替えの配置の場所の縛りができるというデメリットに気づいたものです。

実際にクローゼットの正面周辺は何も置かないスペースにせざるを得ず、エクササイズの場所の一部として使用することになりました。

それでも備え付けは仕方がないので、その条件に従ったお部屋の模様替えの配置を工夫することになります。

レア物件、「クローゼット無し」の物件の場合の洋服の収納方法

リビングに巾150cmのハンガーラック(業務用)を1点、ここへオールシーズンのお洋服を収納。

現在の住まいは、クローゼットの代わりに「押し入れ」があります。

かなり現代風な押し入れなので、昔のふすまのようなタイプではないですが、これが意外にグッド。

奥行きもかなり深くたくさんの雑貨類やストックを収納できています。

もしクローゼットが備え付けられていたらこの機能的な押し入れにも出会わなかったと思うとこれも良い経験でした。

ニットやセーターなど肩や見頃が伸びたくないアイテムはたたんで、薔薇柄の大判スカーフなどの風呂敷へきちんと収納↓。

ニットものの収納:セーター、ニットのカットソー、手編みのニットワンピースなどを包んで収納。

ハンガーラック、ニット用の棚は共にリビングに置いていますので、「見せるインテリア」ということを意識します。

以前の扉付きのクローゼットよりも「どう映るか」という視点になって配置を考えるようになった点は、大きな発展でした。

クローゼットが無いなんてかなり厳しい状況だと最初は思いましたが、今では慣れて当たり前の風景になりました。

その代わり、例えば、風呂敷の結びがほどけてだらんとしていたりすると、インテリア風景に陰りが見えてしまうので、常にビシッと整頓しておくという意識で日々おります。

「自由スタイルの空間クローゼット」のメリットと使い方

あえて扉を付けていない空間だけのクローゼット:そもそもここへ洋服を置くのかさえ検討し直せます。

とにかく自由スタイルなのが、こうしたクローゼットの空間だけのタイプ。

コンセントも設置なので、パソコンを置くことにした場合も使えそう。

ここで寝ることも可能かも。。

ここへ、ハンガーラックをそのまま置いて、周りにバッグなどを置く、靴を置くなどして自由に空間を作っていくことができます。

白の背景があるので、撮影もできるのかな。

いろいろ用途のイメージが膨らみます。

お洋服は好きなのですが、それ以上に一番のポイントを「自由」ということに置いた価値観。

これこそが、自身の中で一番大切にしている価値観なのです。

ワードローブに限らず、すべての「人生」における価値観に一致しています。

あとがき

インテリア楽しいですね。

何気ない1つ1つの日常も考え方を変えてみることで、新しいアイデアが出てくるかもしれません。

この度ご紹介した「自由スタイル」の空間は、あれこれアイデアが湧きやすいということがとても良いです。

縛りがあり過ぎると選択肢も狭いこともありますので、あれこれ考えることが好きな方は自由スタイルをお勧めしたいと思います。

クローゼットに限らず、「ボックス」1点購入するにしても気が変わった時に別の物も収納することへ切り替えられる融通の利いたタイプを選ぶなど、「自由スタイル」はどんな物品、事柄にも引用できる考え方です(^-^)。

今後のアパレルを考えるためには過去のアパレルを知ることである、かの有名な老舗やデザイナーが語る貴重な裏舞台【1263】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

アパレルが今後変わる時に来た、変わっていかなければならないという過去で一番の危機、変化の時です。

そんな重要な時期だからこそ、今、この本を読んでおきたいと手にした本です。

「20世紀日本のファッション トップ68人の証言でつづる:大内順子(インタビュアー)/田島由利子(ライター)」を読ませていただきました。

とっても分厚い本で、4cm程の厚み。

ところが、もう面白くて面白くて次々に読み進めてしまうほど。

気が付くと、年代別の日本のファッションの草創期1950年代の芽吹きからどんどん読み進め、1980年代後半の低迷期でページの最終をむかえます。

ファッション史なるものは、世界的に見れば、フランスがその聖地と言えます。

1900年のパリ万博の大きなウェーブはかなりそのきっかけになったかと。。

では、日本はその頃はまだまだ着物を着ていた人も大半。

着物からお洋服に変わっていき、戦前と戦後でも大きく生活が変わる中で、あまり表立っては語られていないような、戦前の老舗アパレル会社が生まれる様子などもこの本では興味深く知ることができました。

この会社はもとは、こんな前身であったのだという点などあまり知られていないことが分かるのも、この本の構成が、該当会社様やデザイナー様本人が語られたインタビュー記事の集まりであるという構成だからです。

他人が語ることよりも、本人自身が語ることのリアルをここに見ることができます。

戦前にも繊維メーカーやアパレルの老舗は芽吹き始めていた

その昔江戸時代、「奢侈禁止令」というものが発令され、贅沢を禁止されるとい命令が下されることがありました。

その奢侈(しゃし)の対象になった素材は、「絹」です。

ここから、絹:シルクがいかに高級な素材であることが計られますね。

戦前に、「これからは洋服の時代だ」ということがテーマになり始めていたようで、この戦前にアパレルが芽を吹き始めていたと言えます。

やはり「百貨店」の出現がデザイナー様とのタイアップで洋服の広がりに大きく貢献したといえますが、戦前は呉服店の形であったりなどして、その前身がすでにあったようです。

大衆にに広まるには、百貨店などの集客型施設の存在あっての恩恵もあったのですね。

1960年代は、アパレルは伸びていく一方で、少しアイデアを出した企画が飛ぶように売れたという、この「飛ぶように売れる」というフレーズが1960年代にはマックスで、現在では使いたくても使えないフレーズになってしまいました。

聖地パリと日本人デザイナー様との結びつきのきっかけ

現在でも有名デザイナー様達は、「文化服装学院」出身であることが多いです。

ここがいわゆるプロのデザイナー様の登竜門とも言えるのかもしれません。

ここ近年有名デザイナー様達が続々とお亡くなりになってしましたが、あの方達は、最初は、パリの「メゾン:洋服会社」で従業員として働くことがきっかけであるという道をたどられていることも多いようです。

いきなり電光石火のごとく現れて、スターになるというデビューの仕方とは少し違うようです。

そうして、多くの日本人がパリのメゾンで働くことをきっかけにその後、そのファッション文化を日本に持ち込んだり、世界的に活躍されたパリ生まれのデザイナーとして引き続き活躍されたりしました。

それが遠く離れたヨーロッパと日本の老舗ブランドとの結びつきの最初の頃の場面だと思いました。

あとがき

今回、戦前から芽吹き始めていた日本のアパレルということと、聖地パリとの結びつきのきっかけの部分の2つだけをピックアップして、私なりの言葉で書いてみました。

まだまだ他にもお伝えしたいことはあったのですが、項目も多く、ここまでです。

ジュエリー関係の事業をしている私としては、ジュエリー部分も少し登場していたので興味深く読めましたが、お洋服に絞って今回は投稿してみました。

その他、「ライセンス事業」はより大衆にブランドが広まったきっかけだと思います。

有名な海外の老舗ブランドのロゴのお洋服が百貨店で購入できるのは、ライセンス事業の商品であることも。。

それも昭和の時代までが全盛期であり、現在は、もうその面影はあまり残っていません。

そうして、アパレル全盛期というのは1960年代をもって下降線をたどっていったのですね。

では、今後はどうなっていくのか。しかし、完全になくなってはいかない「洋服」。

ではどんなやり方で残って行けるのか。

そんなとっても難しすぎることを私のようなプチ事業者でも一人一人が自分の事として考えていかねばなりません。

大きな形態過ぎると大量生産が破綻しているのだから小さく続けていくことも1つのヒント。

そうなると全く無関係ではないわけで、今後を考えるにあたって、過去のこういった「日本のファッション事業」の変遷を集約した、しかもご本人が語られる貴重な情報の集まりを一読せずにはいられません。

垢抜けた!、ブルージーンズの上下セットアップを自分で作る方法【1091】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近は、オーバーサイズだったり、デニムもスラックス調へ大きな流れが移ったのかな。

しかし、ジーンズというものは、長い期間の中で見ると私は、1つの永久アイテムだと思うのです。

今回は、流行など一切無視の、ジーンズのイメージには一番しっくりくる、ブルージーンズのコーデをしてみたいと思います。

私なりの楽しい工夫を入れてみました(^o^)丿。

まずは、ベストからが始まりだった。。。

ジーンズで長い間過ごした私としては、流行などなくても時々思い返しては、ワードローブに置いておきたいアイテムになります。

ワードローブにはすでに、ブラック→グレーへのトーンダウン、インディゴ→超薄ブルーへのトーンダウンの2本がありました。

その2つとも違うカラーの、アメリカらしいブルージーンズのミドルの落ち具合の物を探していたのです。

ちょっと最近浮かんでいたイメージがあって、ベストとジーンズを上下でお揃いに着るというもの。

同じ色でそろったら、セットアップ風で素敵なのではないかと思っていました。

結果的には、ベストが先に見つかりました。

ベスト:BISON(バイソン)・・・1970年代にベルボトムのヒッピーファッション流行の時に生まれた日本生まれのデニムブランド。バイソンは牛の種類で、おそらく大半がメンズだったのかなあ。ジーンズの裾はベルボトムラインが多かったみたいです。

このミドルな中間ブルーがとっても素敵。

そして、この襟無しなVラインがすっきりとしてかっこよく、ポケットのカーブフラップもグッド。

リーバイスだと襟付きが多くデザインも本来のデニムベストのイメージそのもののお品が多かったのであまりピンときませんでした。

ビンテージ好きな者としては、ちょっと個性が際立つ1品が良いわけです。

とはいえ、このバイソンのお品は、当時それほど高価でもなかったような。

そういった当時の販売価格関係なしに、今は新鮮ですし、何よりもデニムの質がとても良いです。

このベストが1970年代のものかは分かりませんが、現在バイソンブランドが違う形で復活して継続しているようです。このベストはやはり昔のものだと思われます。

キャミ:着物地でのハンドメイド品・・・そして、このベストには、なんと和柄をチョイス。この下に更に黒色のタンクなどで重ねていけます。紫は青味のカラー。中に入っている花柄の色の少しのブルーやグリーン、青みのピンクもブルージーンズにはマッチする色です。
ジーンズ:アルマーニジーンズでイタリア製・・・こちらも調べるところによると1990年代初頭付近のお品のようでした。ベストよりももっとこちらの方が色が薄いですが、おおわくセットアップになる近さです。アルマーニ様はデニムの質は抜群です。

さて、これらをまとめてみました↓。

やはり一番のポイントは、ブルージーンズの上下を同じトーンでそろえることで垢ぬけたということです。そして、アメカジのイメージがあるブルージーンズに和のテイストを加えたことですね。

あとがき

例えば、ビバリーヒルズなどの1980年代辺りからの連続ドラマでは、懐かしいブルージーンズを誰もが日常にはいているシーンが見られます。

それくらいアメリカでは日常のことですが、日本から見るとそれが特別で、「アメカジ」という言葉がアメリカらしさの象徴の1つであるという見方なのかな。

けれども、ファッションは本来自由なもの。

自己表現の1つとして、ブルージーンズに和テイストを入れていくという今回の試みも面白いものです。

そして、カジュアルウェアであるデニムをまるでスーツのように上下そろえていった結果は、上品な雰囲気とか、ジーンズの変な固定観念を覆すものがありました。

何かの固定観念は時に自由を邪魔します。

今までなかった着方を見つけるコーデの楽しみをここでお伝えできたらと思いました(^-^)。

洋服の最小限生産から少数購入、古着購入への動きへの期待【683】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

【645】の記事で、本を読み始めるにあたっての発信というものをアップさせていただきました、

「グリーンファッション入門―サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」をこのたび読み終えました。

たくさんのサステイナブルへの試みや意識が、この本が書かれた10年程前よりもはるかに高まった昨今。

私も、自分に何かできることをと考え中です。

大きく事が動くのは、消費者の行動にかかっているのかもしれない点

ファッションの業界では、製造業者はこれまで、大量の洋服をはじめとする、物品を過剰に作り出してきました。

そうでなければ事業がまわっていかない事情も含みます。

そして、結果、現在そういった方式がもう成り立たなくなってきたと言ってよいのかもしれません。

この大きな転換の時期に最小限の量の製造数に大きく調整せねばならないことが望まれます。

そうすると当然、大量ということで成り立ってきた事業は過去のままでは、パンクしていく。

例えば、自ら製造し、供給した洋服を、古着としてまた買い取ることでバッグし、リサイクルの循環を作り、「ループを閉じる」というような、廃棄が伴わないサイクルが出来上がるのが理想だとのこと。

自社の製品を責任を持って、その行く末を見届ける、これも1つの良き役割の例だと言えそうです。

そうして、先に、製造側がサステイナブルを強く意識した動きをしていくことで、今までのように手あたり次第ごろごろ転がっていたような安価な洋服が、数が少ないことで、高額/良質なお品となる。

この影響で、購入者側は、あれもこれも購入できないので、渾身の1チョイスを大切に、洋服を少しだけ持ちながら着まわすようになる。

そして、更に必要な場合、新品では高価すぎる場合に、ビンテージなどの古着の出番。

古き良きお品の中から、渾身の1着を有難い価格でゲット。

こんなシナリオを浮かべてみました。

古着に今まで目を向けなかった人も、そういった分野にも目を向けざるを得なくなる。。

私のようなプチ事業者でもできること

私も、事業内容としては、ファッション関係。

今まさに、とても大きな問題と、その転換をせねばならい時期のさなかに自分もひっそりと存在しています。

1消費者でもある自分ができることというのは、古き良きお品の古着をご紹介して、「こんな真新しい古着もあるのだ」とか、「古いお品というのはこのような魅力がある」、「とても作りの良い手間が込められたレベルの高さ」などを発信していく役割を発信する場所としてはあると思っています。

古着への抵抗がある方もまだまだ大勢。

汚れている物を着たくない、質が劣るのではないか。。

そのようなことを説得していくことができるのは、そもそも自分が、いつしか古着が新品よりもある意味魅力的な事に気づいた時以来、10年以上も古着だけのスタイルで来たという事実から十分な説得力というのは持ち備えていると自負。

ここ最近私自身も、洋服の量がミニマムで、クローゼットの中がとても気持ちの良い収納になったことで、気分が上がっています。

余計な量を購入しなくなったのです。

不思議なもので、こんなこと1つで、大きく気持ちが変わるものです。

インテリが好きであったこともあり、クローゼットがすっきりすると、インテリア映えが、より一層高まったことに感動しております。

少ない洋服を着まわすことの楽しさというのが一方であるので、「少ない=だめなこと」という、固定概念は捨てて、逆に素敵なことなんだということ、これにも、事業をしている者自身が発信して説得していくことが可能な見込みを感じます。

あとがき

こうして、見てみると、単純な話が、古着に切り替えるだけで、かなり大きな一歩が踏み出せるということです。

サステイナブルがもとめる最終目標というのは、「地球の本来あるべきより良い姿」ということなんです。

身近なことから、少しだけの些細なことかもしれないけれど、一人一人が簡単に始められることがあるようです。

ニッチな本読み始めました、バッグは「ファッショングッズ」という分類のファッションアイテムです【669】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグの本というは少ないみたいで、以前にも、1冊カバンの基礎知識の事が載っている本を読んだだけの記憶です。

今回、図書館の蔵書検索で、バッグ類についての学びを得られる本を探しました。

そして、ニッチな分野であるとの本を見つけました。

ファッション分野で、バッグは、「ファッショングッズ」という分類にあたる

ファッションというと洋服のアパレルがやはり一番多い分野みたいです。

アパレルというものの中に、バッグとか靴、小物も附随してくるディスプレイだったりお店の取り扱いだったりする近年ですが、それでも元は、バッグ、帽子、靴、革小物というのが「ファッショングッズ」と分類されているようなんです。

今回読み始めた本は、

「ファッショングッズプロフェッショナル事典:ジェーン・シェイファー&スー・サンダース 著/山崎真理子 翻訳」

です。外国人の方が著者さんです。なかなか、こういったファッショングッズのみに焦点を当てた本はニッチらしく、より興味が湧きました。

私のアウトプットの仕方が、ほんの読み始めたその初日の分をアップするという少し変わった手法です。

全部読み終わってからまとめるのではないのです。

なぜかというのも、その時の学びの細かな部分にスポットを当てることができ、この方が、タイムリーで私もやりやすいです。

そして、読書も全部読むということもしないものもありますので、必要そうな部分だけを読んだり、完全読破ということもそこまで時間がなかったりします。

YOUTUBEの中では、しぼりにしぼって2点のポイントをピックアップ。

1)売れ筋カラーは黒と茶、夏場は、紺、白、ベージュ、黄褐色に注目

2)リサーチからインスピレーションを得ていく方法

この2点を挙げさせていただきました。上の2点はYOUTUBEでお話させていただいていますので、後で貼ります。

当記事では、それ以外のまだまだアウトプットし足りない部分をお伝えしたいと思います。

「贅沢:ぜいたく」というものが何なのかという点です。

このことを深く理解すると、物の価値観がはっきりするのかもしれません。

贅沢とは、非常に限られた人だけが持っている製品を持つことにあるようです。

また、他の人が経験したことが無いことを経験することで、人とは違う、本物に対する消費者の関心の高まりの結果です。

ここで、「本物」という言葉が出ています。

贅沢というものは悪い意味で使われることも多いですが、本来素敵なことなのですね。

人とは違ったり、個性的であるとか、1点物ということで、ビンテージ品や中古品にもその要素が詰まっているとのこと。

古いものだから、綺麗ではない、汚れている、などといったことではないわけで、反対に、価値あるものというとらえ方をしています。

あとがき

この本は、ファッショングッズの関係の仕事に踏み込んでいくまさにそういった人向けに書かれていて、その手法なども紹介されているところが、実直です。

デザイナーとして今後やっていくためのバイブルなどという活用の仕方もあるようで、本当に面白いと思えています。

初日でこれですから、なかなか良い内容です。

おしみなく、例が次々に飛び出して、あまり整理されていないような書き方に特徴がありますが、著者様のそういった熱の現れでしょうかね。

情報をおしみなく提供していくれて、非常に豊富な盛りだくさんといったような感じの内容です。

カラーコーデが理解しやすい書き方の図鑑を見つけた【465】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスクです。

緊急事態宣言も解除し、図書館へ本を返却に。。

緊急事態宣言中は、延長が無期限に可能で、リスキーな中の返却をご容赦願えるという措置をとっていただいたようで、ずっと手元にあった読み終わった数冊を数か月ぶりに返却。

そして、また新たに新規に数冊借りました。

その中で、早速読んだ本を今回はご紹介。

色彩の図鑑というような堅苦しいものではないところが魅力の薄手の本

図鑑というと分厚いイメージですが、とてもコンパクトに1cm以内であることが手に取りやすい本です。

「THE SUPER COLOR COLLECTION-スーパ―カラー配色図鑑:千村典生(Michio Chimura)著」

です。

カラーのお話であると出てくるであろう専門用語をあえて身近な言葉で表現してある点などがとても良かったです。

全体が図鑑となっているので、最初から最後までカラーのイラスト解説で終わりを迎えます。

この本から得た色の体型的な見方

私も知らず知らずに、差し色とか類似色なんて言葉を使っていますが、それが全体で見てどういう位置関係にあるのかなど、新しい見方ができます。

まず、基本のカラーを120色設定して、それを、「キーカラー」と呼ぶ基準となる色に据(す)えるところからのスタートで色を右と下へ展開していきます。

そして、色のトーンに関しては、明るい→暗いとトーンダウンしていくそれぞれの段階に分かりやすい名前が付いています。

こんな辺りをポイントにyoutube動画をお作りしました。

是非ご視聴されてみてくださいね(^-^)。

あとがき

私は、ハンドメイドバッグを作り、レンタルジュエリーをさせていただいておりますので、こういったカラーの学びは結構活かせます。

とてもありがたい学びを得られました。

コーデだったり、よくわからなかったりする難しめの色の組み合わせに悩んだ時に、この図鑑と同じような組み合わせのアイデアをお借りすることも出来そうです。

そんな中でいずれ、自分流の色の組み合わせの考え方というようなものも持てるのかも。