<仕立て直し>元のナップサックの長いショルダーをそのままの長さで利用、取っ手が長い抜け感あるファスナーバッグ【1541】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の投稿【1539】では、4年前に作ったナップサックを毎日使い続けた今の状態を確認。

巾着部分の絞る動きによる摩擦でトップ周辺の裏地が擦れて穴が開くところまで行っている現状がありました。

その他、ショルダーの部分的な擦れは、こちらも巾着の絞る動きによる圧力の集中によるもの。

残る大部分はまだこの先も10年に向かえる耐久性があるとみなし、このたび仕立て直しに挑戦です。

様々な仕立て直しの過程をほんの2分のショート動画に詰め込みましたが、全体の大きなポイントがあります。

それは、4年という歳月による使用感を鑑み、モデルチェンジによる追加材料の調達を「持ち合わせ」から選んだという点、余計なコストをかけないのです。

表地の黒に対して裏地が濃紺の薔薇柄でしたので、新しく調達しなくても手元にあった紺色のファスナーやパーツ生地を選んでいます。

そして、あまり行われないことなのですが、2本の短いファスナーを使い真ん中で繋げて設置しています。

このような、追加部品の配置の様子も是非注視してご覧いただければと思います。

驚くほどの別モデルへチェンジ、ナップサックから取っ手が長い四角バッグで新たなスタートを切る

仕立て直し前のナップサック:ジョーゼットの黒の表地は生地屋様からのいただきもの。裏地は薔薇柄の紺x白です。
解体とお洗濯:ショルダーを外し、表地と裏地の合体をほどきます。表地にのみダイヤキルトがありキルトはそのまま残しました。
てっぺんの5cmカット:傷みのひどいトップ5cm分は、表地・裏地共にカット。横の寸法は変更しません。
追加パーツ:ファスナー開閉の四角バッグが新しいモデルです。ファスナー関連のタブパーツは手持ちからストライプがかった紺色で充当。
裏地にも3cmのダイヤキルトがけ:表地と同じダイヤキルトをかけた裏地(左)と新たに加えた紺色無地のキルトポケット大。

元のポケット小は表地のジョーゼット製、大きなポケットが加わったことで使いながら入れ場所に悩んできた4年間の気持ちを解決。

長いナップサックショルダーを支柱ベルトへ利用:そのままの長さで(1.5mずつx2本)縫い付け。8角形タブを紺色無地で追加。

全体で見ますと、追加した紺色のパーツ生地は2種(無地ライクとストライプ柄)。

どちらも服地の裏地に使われる薄手ですが接着芯は全面貼り、必要に応じてハード薄芯を加えて貫禄を出せます。

2本の短いファスナーの繋ぎ方:ファスナーの先端を折り込みステッチ留め。新たにカバータブで混み合った汚い部分を覆い隠します。
裏地に設置した返し口:通常返し口は裏地の力がかからないサイド部分に決めています。縫い閉じは紺色の糸で手まつりしました。
取っ手カバーの設置:一番最後の作業。ちょうど取っ手の真ん中部分が以前の巾着の傷みがひどい部分に合致。隠す役割も兼用。
マチ付き四角ファスナーバッグの完成(ジョーゼット黒3cmダイヤキルト):<サイズ>縦24cmx横32/42cmxマチ14cm。

取っ手の高さが40cmありまして、素敵な抜け感が出せます。

斜め掛けも、短めですが可能だと分かりまして、なかなか優れたファスナー付きのバッグに変身できたと思います。

ファスナーとファスナータブ:ファスナー先端カバータブ2点・サイドタブ2点・繋ぎ目カバータブ2点の3種類はすべてシンメトリーな配置です。
使用イメージ(AIにて):バッグの表地が無地であるコーデのメリットは、黒ベースの柄のワンピースならばほぼどれも粋に装えること。

改めてモデルチェンジの変化の姿を確認してみます↓。

仕立て直しの前後:ここまでのモデルチェンジができるという可能性を感じていただければと。変更後の方が中身が安定するようです。

あとがき

こんな風に、その時だけの価値ではなく、4年という歳月を経て分かる価値を見出せたことが良き収穫です。

なかなかこうした長年の中での検証はされないもの、一瞬の短い間では分からなかった新しい素晴らしさをこうしてお伝えできたことも同時に喜ばしいことです。

実は、現在の定番モデルにもこの体験を落とし込んでいます↓。

ナップサックの「餅巾着」というモデルから何年後かにA4横マチ無しの「羽二重餅」が作れるというトリックがあるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

支柱ベルトには素敵なクロスステッチ刺繍生地、カーキグリーンのカツラギバッグをセンス良く持っていただける願いを込めた【1540】

アイキャッチ画像1540

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

5点連続のエコバッグ作り、このたびは4点目です。

手順としましては、5点まとめて裁断し次の段階で底ベルト作りと支柱ベルト作りも5点連続、そして組み立て縫いの段階に入ったら1点を集中的に作り上げていく段取りです。

このたびは、「カツラギ」を表地に使用、ミリタリーなグリーンはカジュアルへの落とし込みが大半です。

そんなところに、新しいエレガントさの息吹を吹き込めれば。。というのがこの製作の挑戦です。

前後でハギ目カバータブのカラーを変えて表情の違いを表出、カーキグリーン色のカツラギが頼もしいエコバッグ

使用生地(全5種):一重仕立てなのに配色生地が5種にも渡りました。上段は表地と支柱ベルト、下段は細かいパーツ。

<生地詳細(左上から右下へ)>

①表地(アーミーグリーン):カツラギ、綿/100%、日本製。

②ベルト(白xマルチカラー):クロスステッチ刺繍、混率不明、原産国不明。

③ハギ目カバータブ・底ラッピング(赤):生地名不明(デニムライク)、綿/100%、日本製。

④ハギ目カバータブ(ブルーグレー):生地名不明(デニムライク)、綿/100%、日本製。

⑤マチラッピング(濃紺):インディゴデニム6.5oz、綿/100%、日本製(岡山県産)。

***

ではここからは、製作者自身も学んだ新しいノウハウをお伝えしたいと思います↓。

支柱ベルト周りの皺防止策:待ち針をまめに打つこと、しかも待ち針の向きを内側に頭が来るようにしてみました。

縫い付けは、外側から内への渦巻きで進むステッチ、今後もう少し待ち針の向きなどに関しては引き続き研究ます。

今回は、待ち針で固定することで前回のストレッチ入りで起こったような皺は防げた感触。

ストレッチは入っていないですが、待ち針の固定は基本的な作業としてどの生地に対しても今後は打ちたいと思います。

サイドの三つ折りの厚みの解消策:左から右の順番。内側の1枚分だけ四角く削ぎ落して薄くしておくというもの。
サイド三つ折りシミュレーション:1枚分薄くなった三つ折り後の上からの三つ折りを見込んだ対策だったのでした。
左側も同様:右側と対称に同じことを行います。斜めカットを過去にしたことがありましたが、四角の方が効果的です。
その後の入り口の三つ折り:ここで先程の薄くしておいた効果が出ます。それでも厚みがあり「樹脂槌」でたたき潰してここを平らに。
カラフルな底とマチのラッピング:他で余った生地をセンス良くこうした部分に充当。赤は表のハギ目カバータブと同じ生地です。
支柱ベルトの柄合わせ:限られた分量の隙間の多い生地、自由はありませんが、可能な範囲の合わせ方をしています。

「可能な範囲」の内容は、左右ではだいたい同じ位置に同じ形の柄が来るようにしました。

また、ベルトになった時の表面と裏面とで華やかな柄の出方と控え目な柄の出方の違いがありましたので、華やかな柄の出方の方を表向きに統一しました。

アーミーグリーンのカツラギのエコバッグ「切餅」完成:<サイズ>縦42cmx横37xmxマチ17cm。(取っ手は2cm幅高さ20cm)。
正面:カツラギは厚くてハリコシがありますのでツンと立ちます。
ハギ目カバータブのカラーが違う両面:お洋服に合わせてお好みの方を見える方に向けて持ち、表情が変わる素敵さがあります。
その他の角度:サイドと底面。
使用イメージ(AIにて):コットンや麻のカジュアルスーツによく似合うバッグです。

余談なのですが、試用イメージはAI様にこのように依頼したのですが、何度かのやり直しでも、必ずカジュアルに解釈するようです。

いかにネットに溢れ返るアーミーグリーンの使われ方がカジュアル一辺倒なのかと。。そんなところに一石を投じることができるチャンスでもあるのです。

あとがき

いよいよ次回がエコバッグ「切餅」の連続5点製作の最後5点目になります。

上述のように全体を通して、こうした使い倒すようなバッグは、「デニム」「帆布」「ジャガード」など目の詰まった硬くて厚みもある生地が有効です。

ただ、畳めたり必要な時にだけ使用したいという収納の融通にも対応するには、やはり全ての生地を選択肢とした方がユーザー様のご希望にはまりやすいと考えます。

とりあえず王道のデニムライクを並べるところから始めていますが、ニーズによっては、服地であったりイメージの範囲を超えた素敵な生地でも製作が可能です。

製造者側から見ますと、このバッグの作りは、全ての生地幅にほぼ対応できる条件の無い自由さがあることも併せてお伝えしておきたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

心揺さぶられる美しい迷彩柄の見かけはエコバッグ、しかし内部は多数の隠し場所で溢れ充実した遠出向きの良きパートナー【1411】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

なかなかの時間をかけたトートバッグを製作しました。

過去の生地ストックがまだわずかに残っている分がありその消化も兼ねながら、今まで作ってきたモデルを発展させたようなデザインです。

本来一重仕立てで作るエコバッグの「切餅:きりもち」というデザイン。

これに裏地を付けて、更に内蔵巾着袋もキルトがけの生地を仕立てながら完成していった、手間がたっぷりとかかったお品物です。

是非、完成の様子をお楽しみ下さればと思います。

外から見たらエコバッグ、内部はきっちりと絞られた内蔵巾着袋と奥にあるポケットを含む複数の入れ場所を確保した発展型

巾着袋内蔵トートバッグ:<サイズ>縦37cmx横37cmxマチ18cm。
これまで複数製作してきてもまだ見直した箇所:タブのサイズを今後支柱幅よりも大きくします。

このように変化した理由は、四角い繋ぎ目カバー布のステッチを安定させるためです。

以前の同じ幅だとでこぼこして不安定だったからです↓。

以前の取っ手継ぎ目タブ:確かにスタイリッシュでしたが、生地によってはずれやすかったりするのです。

やはり、どのような生地であってもできるように、易しく製作できるようにという工夫は任務だと思っています。

フラップポケットから糸が飛び出さない上品な始末:左右のUのステッチの端を数ミリ内側で結びカット。

結ぶと同時に内側に向ければ自然に内側へ隠れてくれることが大半、上へ飛び出した場合はアイロンでクセを内側に向ければ思うようになります。

一番上にはステッチが無いことも、後の横ステッチとの交わりが起こらず美しいです。

裏地にはダイヤキルト10cmをかけてあります。ボールペンの跡が残ってしまったことはミスです(^_^;)。
内蔵巾着袋の入り口の様子:しっかり巾着で絞られます。黒生地にも10cmダイヤキルトをかけました。
タブホールを使った巾着ひもは、どんな厚手の本体に対してもタブ生地を薄手にすればうまくいきます。
巾着袋の内部にもポケットを設置:表の支柱ベルトのナイロンオックスを使っています。
片方の面を裏と表を間違えて接着芯を貼ってしまいました、正解は右のチャコール。これもミスでした(^_^;)。
底の支柱ベルトの合致:ピタリと重なることが美しく良質さの表現でもあるのです。
ここまでの充実した内部は、遠出の旅行にも利用できるほどのもの。楽しく整頓しながらお使いいただけるかと。

登場生地は随分種類が多かったので、下のクリップにまとめました、全6種類です↓。

あとがき

多くの生地を組み合わせた、まるでお洋服のコーデのようでしたが、ここまでの種類の生地を使いますとさすがに重いです(1kgくらいありそうです)。

持ち運びはお車というシーンの方が良いかもしれないと思いました。

「フクレジャガード」生地をめいっぱい有効に使えたこの製作は大変今後の可能性を感じました。

生地メーカー様が作ってくれた生地に敬意を表し、きちんとしたお仕立てをして素材の良さを継承することを忘れないようにしたいものです。

この材料が無かったら決して作り上げることはできなかった、そうした自分だけでは成し遂げられなかったことが他の力を借りたことへの敬意のようなもの。

そうしますと、「製造」ということは、やはり安物など作れないという気持ちになるものです(^-^)。

書き手:picturesque(ピクチャレスク)

<仕立て直し>ピンタックをあしらう仕立て直しの結果がすごい、整然たるインテリア容器への生まれ変わりを遂げた過去の製作品のトートバッグ【1380】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ3回にわたり、過去の製作品のハンドメイド品を仕立て直しています。

1回目の【1379】では、5年前に製作の2018年製のスツール用の低反発クッションカバーを角型から座面の楕円に上手く沿った楕円カバーへと変えました。

全部糸を解きほどいての仕立て直しなのでほぼ最初から作るのと同等です。

それでもその生地をそのまま活かして仕立て直すことの無駄の無さや気持ちの大きなリフレッシュをお伝えしたいと思っております。

当【1380】では主にトートバッグに主にピンタックを追加していきます。

3点中2点はすでに出来上がったところへ追加だけをするやり方、最後の1点は元々裏地無しであったことから、この機会を兼ね、全解体の裏地付けを含めたピンタックバッグへの変更となります。

なかなかのボリュームある作業ではありましたが、とても有意義でした。

では、是非変化をお楽しみくださいませ。

縁が曖昧なルーズなトートバッグがピンタックを施すことで劇的に生まれ変わる、180度反対なスタイリッシュなテイストになった

仕立て直し前の3点のトートバッグ:左2点は接着芯を貼った裏地付き、右は一重仕立ての無接着芯。

どれもだらんとしたルーズさがあります。

きちんと整ったラインがはっきりしたボックス型の方へとそのフォルムを変えていきます。

「あいまい」から「はっきり」への変化は、その見かけの物理的なことだけでにとどまらず、気持ちが引き締まるような「心地」の変化も生むのでした。

作業過程は映しておりませんので、次の写真からはピンタック後になります。

随分変わりました。

もともと縦長のサイズだったのですが、角がはっきりして前よりこちらの方が断然グッドです。
こちらは横長。前は縦が短くて物がこぼれそうだったのがピンタックだけでこうも変化しました。
縦横50cm四方のビッグバッグ:もう迫力満点。このようなサイズのビッグバッグはなかなかレアです。

ここへプチプチを入れている事業用の資材品入れとして使っておりますので、出番も多く毎日見かけるバッグでした。

毎日見るからこそ見た時の心地良さを重視した仕立て直しだったのでした。

これは最初一重で作ったのがかなり前なので、そこからこんなにも作り方が変わったことに驚いています。
裏地も持ち合わせの生地があり、これを利用。接着芯は表地だけに貼りました。

ピンタックは、最初の2点は表地と裏地が重なったままアイロンで線を付けてまとめてつまみましたので早く仕上がりました。

ただ、この3点目に関しては、本来最初から作る裏地付きのピンタックタイプは表地、裏地それぞれでピンタックをつまんだ方がラインが綺麗で寸法も正確です。

注意点は、裏地は内側へ隠れる方へ突き出すつまみ方で裏面で山を作りますので、出来上がりはピンタックが奥へ隠されることです。

表地は表側へ突き出す方が断然美しいですので、そのようにつまみます。

ピンタックをつまむ面が表地と裏地で違うということです。

そして、最後口の縫いとじの時にピンタックが凹凸で重なりうまく合体できるという仕組みです。

おまけ:ジャガードの裏面使いの良さを意外なカラーの裏面でアイロン台クロスとして仕立て直し

実は3点目の生地の裏面が結構素敵だったので、これを表面としてインテリアカバーで使います。

もともと、アイロン作業の箪笥(たんす)のてっぺんにクロスとして敷いていた本来の表面でしたが、3点目のバッグと同じ柄だということに差別化を付けたくて、裏面仕様で違った雰囲気にしてみたのです。

実際にこのようにインテリアクロスとして使用しています。

今思えば、何年か前に購入のこの生地、気に入って多めに調達していたようです。

バッグに余ったからインテリアクロスにしたというのがこのアイロン台クロスにしたきっかけ。

当時しっかりこの生地をしっかり見ておらず、裏面がこうなっていることをこの仕立て直しの機会に初めて知りました。

あとがき

ここで仕立て直しシリーズの第二弾が終了したのですが、最後の第三弾というのは、同じビッグバッグのもっと一回り大きな一重仕立てをこれも全解体の裏地付きで仕立て直します(【1381】記事にて投稿)。

こちらにも裏地を付けていきますが、この度のビッグバッグよりも生地が伸びるタイプでやや難易度があるかもしれません。

そちらの生地もこの度の生地と同様もう今は売っていない生地で、その当時限りの素材なのです。

そう考えると、生地の希少さ1つとっても、この仕立て直しの意味があるわけです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

縦長トートバッグは「ピンタック」を四つ角に入れた方がスタイリッシュになると製作後どうしても気になってしょうがなかった【957】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「インテリア収納袋」を作る企画としまして、比較的短い時間(およそ3時間程度)でインテリア専用のバッグを連続製作しております。

長い期間そのままになっていた生地在庫の一掃の目的と、存分に柄の素敵さを広い面積で味わえる、容積とおしゃれ度重視のバッグ作りへのシフトをしてみたのですす。

在庫を残さない方向ということで生地をめいっぱい使う方法に見合い、これまでの外出用に特化したバッグとは違った柔軟さも生まれています。

必要な時だけ、畳んで収納してある引き出しから取り出して使うという融通があり、室内でただ収納するためだけの入れ物となることで傷みが少ない長持ちなバッグになると見ています。

実際に昔のバッグをいつまでも保管している経験もありますので、おそらく長年の持ちに関しては確かなことだと思います。

このたびは、このシリーズの製作の3点目になりまして、縦長のトートバッグを作ります。

比較的大きいサイズの縦長は、「くったり」となりがちでそんなところをハリコシある裏地とのコンビでバランス良く工夫していきます。

では、どうぞご覧くださいませ。

表地も裏地も同じ形の薔薇柄の相性と、元はステージ衣装のようなワンピース向けの服地である共通点を持ったコンビ

このたびの生地も凹凸感がある生地なのですが、いろんな凹凸感の表し方がある中の1つとして「フロッキー」という素材があります。

ベースの基布の上にまるで貼り付けたような(実際に貼り付けるというようなことに値する構造)凹凸感です。

<表地>シャンタンフロッキープリント、生地:ポリエステル/100%、柄:ナイロン/100%、日本製。

シックなシルバーグレーx黒、この無彩色感がまたクールです。

<裏地:黒>ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

裏地の前面側と後ろ面側とでツヤが違いますが、奥の方、裏を向けてしまいまして、間違えております<m(__)m>。

手前のツヤのある方が表で本来の向き、奥の方は逆サイドに接着芯を貼ってしまい、ツヤの出方が違ってしまいました。

カラートーンがちぐはぐになって映ってしまい失敗ですが、接着芯が貼り付いてとても剥がせませんので、やり直しせずに作ってしまいました。

完成:縦長のトートバッグ。<サイズ>縦42cmx横33cmxマチ20cm。
縦向きは、何も中に入れていない場合に、どうしてもだらしがなく見えることがあります。
そこで、上の方だけピンタックを四つ角に施してみましたが、ほとんど効果はありませんでした。

そこで、一度中途半端に上の方だけ施したピンタックを外しまして、上から下まで四つ角すべてに入れ直していきました↓。

ピンタックを四つ角すべてに施した本当の完成:これで良いです◎。スタイリッシュに整った造形になりました。

あとがき

背丈にも関係するので、あまり縦長のビッグサイズは万能とは言えないこともありますが、横長にはないスタイリッシュなかっこよさがあります。

こうして、出来上がって思うことは、縦長は、ほぼすべてにピンタックが入っていた方が必ず素敵になるという結論です(^-^)。

ボックス型バッグがスタイリッシュに完成、立役者はしとやかな日本製のフクレジャガードのひかえめな膨らみ【14】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2019年は、「フクレ加工」の効いた素材を集め、様々なデザインに落とし込む美しいバッグを製作する目標を定めました。

このたびは、ピンタックを四つ角に施した、ボックス型のショルダーを製作。

幾何柄のようなフクレジャガードは黒x濃ピンクのネオンカラー。

「フクレジャガード」を通して、たった1種の生地が立体感と奥行きを作ってくれる大きな可能性を存分にお伝えできればと思います。

幾何柄と相性が良い角が際立つ四角ショルダーバッグ、更にフォルムをクリアにしてくれた四つ角ピンタックの効果

幾何柄のフクレジャガードの裁断場面:黒xピンクのツートンカラーが美しいです。本来の裏面も十分に主役級。

生地屋様に問い合わせたところ、ピンク地に黒の柄の方が表であるというご回答でした。

確かにこちらの面の方が凹凸感がたくさん出ていますので、フクレ加工の効果は大きいです。

ただ、「生地の表裏の使い方は好きな面で決めればよい」というのも生地屋様からのメッセージ。

従来の表地とは反対に、黒地にピンクの柄の方を表地に使わせていただきました。

裏地は、ピンク地の方を表向きに使い、バッグの内部を面白味あるものに。。

使用生地:フクレジャカード、ポリエステル100%。日本製。本来裏面である左側を表地にしてバッグを製作。
ボックス型ショルダーバッグ:縦18cmx横30cmxマチ6cm。四つ角ピンタックでフォルムがはっきり。
外面も楽しい柄なのですが、内側に広がる濃ピンクベースも美しいのでたった1種のジャガードの深みを感じます。
着用イメージ:調節機能の「線コキ」が付いています。ハンドバッグのような持ち方もできます。
コーデ例:黒コーデに相性が良いと思います。お洋服がダークカラーでもバッグが差し色的存在でいてくれます。

コンパクトなサイズのバッグですが、四角フォルムは柄が大きく広がって壮大です。

継ぎ目だらけのデザインでは柄が途切れてしまい柄の素敵さの表現が「不発」に終わってしまうかもしれないのです。

また、ボックス型のような平凡で普遍的なプレーンなデザインはかえって柄全般との相性がグッド、柄を主役に出来るからです。

更には、柄の種類の別によるバッグのデザインとの相性も感じます。

幾何柄・抽象柄というような柄はボックス型のバッグには相性が良いと思います。

一方でフローラルな柄、もっと細かくは花びらが丸いフラワープリントやジャガードはカーブの入ったデザインとの相性が良いと思います。

あとがき

このたびの日本製の「フクレジャガード」生地は、@¥1,580/mというお値段でした。

ジャガードの場合どちらを表地にするのかを自由に決められることで、別物の2点の展開も可能、色違いとはまた違ったラインナップが見込めるかもしれません。

ジャガードが好きなのはその「美しさ」が一番ではあるのですが、もう1つの理由に「自由度」もあるのかもしれません(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク