ツイストチェーンの作りに似ているがもう少しデザイン性があるK18YGのひし形チェーンネックレスは簡単コーデできるのか【721】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、なかなかのボリューム感があるチェーンネックレスに出会いました。

太い線径であるということもないのですが、何しろたくさんのパーツを使っていることと、その構造が立体的であることからふんわりとボリュームが生まれています。

透かしみたいな隙間も多くておしゃれ度は高いネックレスです。

なぜこのネックレスがそんなに美しいのかを1パーツずつ凝視

K18YGのショートネックレス:たくさんのパーツが密集してつなげてあり、
いろんな向きに配置されるので立体的に映ります。

大変美しいネックレスです。

この作りは、チェーンの中では、ツイストチェーンの作りに似ているなあと思いました。

少し見にくいですが、ツイストチェーンというのはこういったものです。

ツイストチェーンはらせん状にツイストされるデザインが連なるよくきらめく美しいチェーンの種類です。

構造としては似ています。もっとパーツが大きくなり、1パーツが円ではなく、ひし形であるのが今回のネックレス。

アップで見てみるとこのようなデザインです。ひし形が並んでいますね。

ひし形が、正方形の向きを変えたタイプであることが、何かこんもりとしたボリュームを作っているようです。

製造されたデザイナー様が素晴らしいのだと思います。

ジュエリーにも正面だけでなく、「横顔」がある

この幾何学的な連なりのデザインネックレスは、他のブレスレットやリングとどう組み合わせていくのか。

ずっと考えていたのですが、非常に難しいと私としては感じました。

理由が、このまま素直にそのひし形でありながら正方形みたいな割合の同じ形のアイテムが見つけにくいからかなと。

そして、もう1つ気が付いたこと。

それは、見る角度によっては、ひし形ではなく、ツイストチェーンのようならせん状の様相に見えることがあります。

下に置いてじっくり眺めているのと、動きがある身に付けている場合とで見かけがうようだという点が難しそうなのです。

実際に着用するシーンが一番大切だと思っていますので、ジュエリーも、正面からだけではなく「横顔」みたいな見方も必要なようです。

あとがき

チェーンといっても、パーツの向きとか形の違いで如何様にもデザインが生まれるのですね。

今回のデザインは、隙間が涼し気です。

こういった隙間の映り具合までもが1つのデザインなのかもしれません。

ネックレスは、ショート丈の「プリンセス」という長さが多いです。

ワンピースやエレガントスタイルにおいては、首元の長さであるこのプリンセスレングスがバランスが良くてクラシックです。

遠くから見たときに、首元できらりと光る18金がコーデのアクセントになるのです(^-^)。

<出会い>いろいろなひねりタイプのチェーンの種類の中でこれこそツイストではと思うデザインのブレス【632】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

糸というのは、細かい極細の繊維をまとめて撚り(より)をかけてねじりながら1本の糸にしていくという作られ方。

ハンドメイドバッグをいろんな生地でお作りしていることから、よく、元の構造などを調べることがあります。

実は、地金のジュエリーでも似たようなことがされているのではないかと思うことがよくあるというお話です。

ツイストチェーンと呼ばれるチェーンがありますが、あれも、細く伸ばした細かい繊維のような地金の18金をまとめてつなげたり、ねじったりして作られるデザインが多いです。

ねじるという行為がまとめて固める役割をなし、安定感が生まれます。ねじらないと崩れますものね。

ということからもツイストと呼ばれる名前のチェーンの種類が豊富であることが納得できます。

今回ご紹介のブレスレットも2連でツイストデザインなのですが、いろんなツイストがある中でも、これこそツイストのイメージの定番にふさわしくないかな?と私としては思うようなデザインです。

こんなツイストチェーンが逆に個性的

細い繊維状の線をまとめてねじったようなデザインのツイストチェーンブレス

今回こういった様相のブレスです。

そもそもツイストってこういうことを言うのではないかというような自然なヒネリというかそういったデザインです。

けれどもこのデザインあまりないんです。

多いのは、次の写真のような、ネックレスのチェーンでは、定番タイプのもの。

これが、ネックレスのチェーンなどで定番の「ツイストチェーン」です。リングのような小さなパーツを一連にヒネリながらつなげたデザイン。通常ツイストチェーンというのはこのデザインの事を指しているようです。

今回の繊維状を束ねて撚った作りとでは随分違う構造なのに、同じようにツイストチェーンのような名前で思わず呼んでしまいますね(^_^;)。

あとがき

ブレスレットは、アイテムの中では、決めるのがなぜか一番最後。

ネックレス、ブレス、リングと3点あったら、まずは、モチーフなどを見ながら、ネックレスとリングを相性の良いものに、最後にブレスという感じで決めていくことが私は多いです。

ブレスレットは、主役というより、調整というか、そんな役割があるように思えます。

なかなかブレスを中心としていく感じの集め方がないことにあらためて驚きました。

そうすると、ブレスレットにも何か特徴のある、それならではの個性というかそんなものを発見していくのが何かダメ押しのプラスαのようなスパイスになりそうです(^-^)。

コイルのような細かいねじりデザインの18金が美しくきらめく多重のラインの美しさの表現【561】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

18金イエローゴールドの方がヴィンテージジュエリーにたくさん見つかります。

昭和時代はイエローゴールドジュエリーが豊富であったと見ています。

さて、元は親戚から昭和時代にいただいた素敵な3連ネックレスを中心にして、そのツイストの美しさを軸に他のジュエリーアイテムをそろえていった記録です。

そして、その後組み合わせを改良もしています。

そんな変遷となぜ改良したのかなど理由のところもご注目いただきながらお写真をお楽しみくださいませ。

前案:3連のツイストネックレスそのものが主役であるという考え方で組み合わせたセット

3点セット(前案):3連ともなればボリュームは絶大。ブレスもツイスト系の2連。リングはねじり柄で。
〇ネックレス:K18YG製の根元から3連でできているねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:ツイストのテンションの違いによる見かけが違う2連。いずれもK18YG製。

この時に、多重のネックレスに対しては同じ多重のブレスがよく合うようだと実感したものです。

〇リング: 台がK18YG。ブラウンダイヤとホワイトダイヤの交互。幅は一番太い所で10mm。サイズは15号程度。

その後、なんだかこの3連チェーンに物足りなさを感じてしまうことに。。

そして、後案が生まれました。

後案:3連のツイストネックレスはチェーンであるという解釈をした組み合わせのセット

3点セット(後案):3連でもチェーンなのだという解釈。リングの半分だけPT900、それ以外はK18YG。

これでやっと腑に落ちました。

ツイストだけの共通部分に加え、尖ったモチーフのペンダントトップとリングもリンクさせた奥行きを入れたつもりです(^_^;)。

3本もの1mm強の太さのチェーンが同時に通るバチカンはリフォームによる設置。

こうした抽象的なモチーフは、人気が高いです。

複数のお客様が共通にこのペンダントを好まれました。

このアイデアが功を奏したことをフィードバックで感じ喜びを得るに至りました。

ありがとうございます(^-^)。

あとがき

じゃあ、あのツイストに合わせた柄入りのリングはどこへ行ったのか。。

気になりますね。こんなところへ行ったのです↓。

茶色のリンクでスモーキークォーツとブラウンダイヤをコンビにしました。

ただ、リングに関しては、後案のリングが前のままのリングでもOKだと思っています。

その時々のジュエリーとの出会いもあり融通が利くタイプのアイテムはあっちこっち移動することも。。

それでも、たった1セットの渾身の組み合わせというものを常に目指し、またそういうものであるべきだと思っています。

ここに熱を注ぎ込んでいるのが私picturesque(ピクチャレスク)であり自身の役割です。

セットが念入りに組まれたお洋服にコーデしやすい、「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。