【147】に関連、またしても濃紺を黒と誤購入、黒好きが着る濃紺の黒への取り入れ方例【905】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前にアップのブログ、

『黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ【147】』

という記事が今からはおよそ2年程前になりますが、色の話題であるという定番内容であることもあるのか、私のブログ記事の中では現在トップの読まれ方をしている記事です。

例えば、「黒 紺 違い」というネット検索でも引っ掛かります。

この話題に触れている人が少ないとも言えますね(^_^;)。

ということで、このたくさん読まれている記事の類似の内容が今回、実際に遭遇した黒と紺のエピソードが出てきたので、類似内容としてアップしてまいりたいと思います。

類似とは言え、【147】では、選ぶ時に実際に手にしてみて。間違えないような事前対策のポイントでしたが、今回は違います。

ネットなどで、悪意が無い形で、黒だと思い込んだ売り手様からの購入のケースになります。

こればかりは、自分で気を付けていても、黒だとの記載もあり、その言葉を信じるしかありません。

ネットの写真では、黒と濃紺の区別は非常に難しいです。

ということで、実際に濃紺を入手してしまった黒コーデ好きが、このお品をどうしていくか、手放すのか、着ていくのか、そんなところにスポットを当てました。

黒とのことで購入したコートが濃紺だったエピソード

黒上下のジャージ:普段着はこのような上下ジャージスタイル。仕事着のような意味でもこのような格好で日々を送っています。

ここへ、引っ越しによって、少し郊外気味な町への引っ越しであったことで、今までの薄手コートを背の高い建物の密集の中を通り抜けての外出と少し勝手が違ってきました。

そこで、中綿入りの真冬にもお尻まであったかいハーフ丈のコートを購入したわけです。

きっかけは、少し前の2022年2月の雪が降る日々が続いた季節です。

あの時に、あったかーいコートが必要だと思ったというのがきっかけです。

当然黒好きですから、黒を探しました。

ところが、マーケットサイトでは、黒とのことであったのに、届いて数日経過後気づいたのが濃紺だったのです。

そこで、似た素材の黒と今回の濃紺を比べてみます。

それ1点ではとても濃紺と気づくのに時間がかかりました。すぐに気づかないところがアパレル業者失格ですね(^_^;)。

左-濃紺のダウンコート、右-黒の薄手中綿ジャケット

右は、春先などにまだ寒さが残る時に役に立ちそうな別の同じメーカーのお品です。

左は、どうでしょう。こうして黒と比べると濃紺なのかも、、って思いますが、これだけ見る濃紺だったことになかなか気づけませんでした。

ましてや、販売者様も黒と思っていたようで、まずは言葉を信じてそう思い込んでいますので、黒と思って見てしまうのです。

このことは、新品ではあまりないことですが中古市場ではよくあること。

以前にも売り手様が古着屋さんなのに、濃紺を黒と販売していてそれを購入してしまったことがありました。

古着屋さんさえ間違えるほどの難しい色なのです。

濃紺だと判明するにいたった手がかり

以前にも【147】のブログで濃紺と黒とを判別するてがかりとして、他のパーツの色を見るという視点を持つというお話をさせていただいております。

今回も、そんな視点からちょっと見てみますね。

まずは襟のリブ。たまたま襟がリブの切り替えだったので、表地と素材が違います。これが真っ黒でないことで濃紺説浮上。。。
極めつけは、ここ。裏地のステッチ糸の色です。ファスナーなどは真っ黒ではないにしろ、グレー寄りになっているのであまりりあてになりませんでした。このステッチ糸が真っ黒ではないことが明らかです、糸って結構正直なんです。黒には必ず黒の糸を合わせていくものです。

上下黒のジャージスタイルの上に着る場合どんな色でも許容の考え方

では、今回の濃紺がこの上下黒のジャージスタイルに羽織ることがそんなにおかしいのか。

いえ、そうでもないです。

コーデとしては、むしろ、上下黒に、羽織る色のトーンが少し落ちて、立体感が出ます。

ただ、これがネイビーみたいな明るい紺になってしまうとまた話が変わってきますので、いかにも黒に近い、黒のロット違いかな、とかチャコールグレーみたいだなと思うような今回の超ダークなトーンだったからこそ、着ることが可能のようだということになったのです。

黒に限りなく近い超ダークネイビーは、こんな風に黒にロット違いみたいな差し色になるみたいです。

もしかして、この間違いが、結果、立体感あるコーデにできたのかも(^-^)。

あとがき

ハプニングによって新たな発見があった今回です。

黒コーデと言っても、黒のロット違いで凹凸感が出せるような何かヒントみたいなものを得た気がします。

違う色とでコーデの立体感を出すのだけではなく、同色と、もしくは近い色とでも可能性があるということが浮かび上がってきた体験でした。

黒と濃紺は似て非なる色、古着選びで誤購入しないための限りなく黒に近い濃紺が紺であると見抜くための洋服の附属品の色への注目【147】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

こんな経験ってないでしょうか。

洋服の黒と濃紺を間違えて買ってしまったなどという経験。

ブルーとか、ネイビーと呼ぶ辺りまでの濃さであれば、紺色も黒ではないと分かりますが、限りなく黒に近いダークな紺色の場合は、一瞬黒と思ってしまう。。なんと人間の視覚というものがたよりない機能であることか。。

濃紺は黒以外のカラーの括りに入るという考え方

これは、私の考え方ではあるのですけど、黒と濃紺というのは、似て非なる色という言葉がぴったりな2色なのではないかと思っています。

黒の鋭さ、強さは、他のどの色にも劣らないとのこと。それが似ているような濃紺でも。

よって、濃紺は黒の代用というわけにもいかないのです。

例えば、黒の柄物が、同じ柄で濃紺色に変わった場合に黒よりやや強さが抜けます。

そういった意味で黒という色は唯一の色です。

ただ、黒に比べて、濃紺のマイルドな感じが程よいコーデを作ってくれることもあるので、濃紺の存在も確かな物なのです。

ということで、黒なのかそれ以外のカラーなのかでくくる場合に、濃紺はそれ以外のカラーの方になるかと。

やはり黒は唯一の色であり特別、最強の色であるとまで言われているようです。

限りなく黒に近い濃紺が黒と間違われたエピソード

この2色を比べてみてください。

私が、Windowsの中のユーザー設定というグラデーションのカラーの中からピックアップさせていただきましたカラーです。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
左:黒 右:限りなく黒に近い濃紺

このように2色並べれば何とか、左が黒で、右が濃紺と分かりますが、もし、右側だけを単独で目にした場合、第一印象は黒だと錯覚してしまいがちですよね。

私も、自身がないです。実のところ、もともと紺が苦手なので、紺だったら避けるから確かめたくなります。

この難しい色、黒に限りなく近い濃紺にまつわるエピソードがありました。

よくヤフオクやメルカリでビンテージのような30年以上は前だと思われる洋服を探して、購入してはワードローブに加えています。

出品者様が、黒x白の水玉です、と記載していた半袖ジャケットを落札して、届いたところ、なんと、紺色だった事件があったのです。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
水玉のジャケット:限りなく黒に近い濃紺

私としては、黒x白の水玉こそが粋(いき)であると考えて購入しましたので、紺色となると、かなり話が違うわけです。

ただ、こういうビンテージ物は1点物。

同じ物が黒で見つかるなんて、ファンタジーの世界の話です。

よって、これは、着ていくことにしました。

その代わり、黒白水玉という雰囲気に近くなるように、ボタンを黒っぽいものにに替えました。色の変装です(^_^;)。

なぜ、黒として買った水玉ジャケットが紺だと気づいたのか

ところで、なぜ私は限りなく黒に近い濃紺なのに紺であることが分かったのでしょうか。

ここが、今回のポイントの部分になります。

実は、以前にも、ウールのコートで、黒だということで買ったものが、ダークネイビーだった経験がありました。

だから、この水玉ジャケットも黒だと聞いてはいても自分の目で確かめるまでは、紺かもしれないと疑う部分はどこかにあったと思います。

それで、なぜ、どこを見て濃紺だと分かったかなのですが、洋服に付いている附属品の色を数か所において確かめたのです。

①ボタンの色

②裏地の色

③糸の色

などです。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
裏ボタンの色が紺が使ってあれば、生地が紺であると考えてよい。

表のボタンは、黒に取り換えてしまってしまっているので、裏ボタンを見てみます。

そうすると、どうですか、紺ですよね。

洋裁とか縫製というものの昔からのしきたりや常識として通っているのが、メイン生地の色に附属品の色もマッチさせて作り上げるものだということがあります。

だから、私が取り換えたボタンがもともと紺が付いていたとこともそうですし、この裏ボタンも紺を使っていることから生地が紺色であることを導けるわけです。

紺色の生地に、黒のボタンを付けたりすることは、もしかすると、現代や未来には型破りのような形であり得ないことではないです。

しかし、このようなビンテージ物は、型通りのしきたりに従って縫製されていることが多いと思うので、メイン生地の色に合わせた附属品の色を選ぶという型通りの作業がなされているわけです。

ですから、ボタンの色が紺であることが、メイン生地が紺であると確定できる手がかりとなったのでした。

②の裏地の色は、今回の商品は裏地が付いてないので判断できなかったです。

③の糸の色は、なかなか分かりやすく表れていました。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
ロックミシンの糸は密集しているので単独ステッチ部分より色が分かりやすい。

1本線の縫い糸より、ロックミシンの糸がある場合はこちらを見た方が糸が密集していることによって色が明確に出ていますので分かりやすいと思います。

明らかに紺色の糸を使っていることが分かりますものね。

その他、芯地の色が紺色のようですし、生地の裏側が、表側よりも紺色が明るいので、生地の裏側を見てみるなんて手段もあるかもしれません。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
芯地の色が紺色を使っているもよう、そして生地の裏側の色が明るい紺

このように、附属品の色から判断するということがとても確かな色判断の手がかりとなるわけです。

今回たまたま裏地が付いていませんでしたが、裏地が付いていれば、裏地でほぼ確定して良いと思います。

それぐらい、裏地は表生地の色に沿ってチョイスされるものです。

ということで、この水玉ジャケットは限りなく黒に近い濃紺x白の水玉だったのでした。

言葉のご説明を頼りにしてしまうだけの判断が招いたことだとも言えます。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
水玉のジャケット:限りなく黒に近い濃紺

YOUTUBE動画もございますので、よろしければ、是非(^-^)。

あとがき

今回は、濃紺と黒の見分け方および間違えないコツだったのですが、特にリサイクル品や古着でこういう場面に遭遇することが多いと思います。

情報がどうしても少ない古着を手にしたときに、一度今回の記事やYOUTUBE動画のようなことを思い出してみてくださいね。

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