まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグ活動において、メイン資材は「生地」になります。
表地・裏地を場所に関わらずニュートラルに見る目線で、時々裏地に華やかな高額な生地を選択することもあります。
これは巷ではなかなかされないスタイル、裏に隠れる部分であるから質を落とすことへの問題提起の意味も含みます。
かつて表面が立派な本革レザーバッグの内貼りが経年劣化した苦い体験は、このように自らが作るバッグに反面教師として影響しています。
このたびは、ここ近年インテリア生地で風格を表した「モアレ」という生地をきっかけに、優れた構造の価値ある生地を見てみる回としたいと思います。
「後加工」による表情の高まりが美しい、高級感・凹凸感が素敵に表現されている生地に出会った記録
後で貼りますYouTubeでは、最近インテリア雑貨作りに使用させていただいた「モアレ」のみをお伝えしましたが、ここではその他の2種もご覧いただけます。
共通する点は、2つ以上の加工が重ねてあり、より生地の奥行きが高められている点です。

まず、「モアレ」についてなのですが、意外にもプリントの一種だということです。
「加工用のローラーには横に走った線が彫刻してあり、加熱したローラーに畝の入った織物生地を通すことで、その線の段差による柄ができる」。。これが「モアレ」という柄の出来方です。
「ローラー」「段差」というのがこの加工のポイント、版画のようであり美術品にも通じるところがあると感じます。
「モアレ」をジャガードだと思っていたものですから、プリント加工の一種であると理解できました。
手持ちの教材、「’83裏地と芯地:関西衣生活研究会 発行」にも掲載されていました。
「モアレ」はここ近年より広く知れ渡りましたが、実際はかなり以前からあった加工方法であったこともこの1983年発行の昭和の教材のおかげです。

どの生地も大変美しいです、ちなみに真ん中と右側はここまで美しい生地ですがバッグの裏地に使わせていただきました↓。

裏地と言ってもバッグの中を覗くことは頻繁で、ある意味ユーザー様にとっては「表」なのではないでしょうか。
あとがき

縮緬(ちりめん)の無地、フクレ加工の無地という生地もバッグの素材に選びますが、このたびご紹介しました「モアレ」含む凹凸感に加えた更なる加工はハイブリッド型の構造の生地。
この奥深く美しい表現に感謝しながら、今後美しいバッグを作っていく決意を新たにしました(^-^)。

