こだわりのタオルハンカチコレクション【950】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あるアイテムをシリーズ化して集めることがとても好きです。

以前に「どうして人は物を集めてしまうのか」という蒐集(しゅうしゅう)に関する本を読んだことがあります。

ある括りで物が集まった時には、1つだけだった時よりもさらに、「世界観」が生まれ、より1点1点が価値あるものにキラキラと輝きを放ちます。

そんなところをどこか感じ取って蒐集の魅力に取りつかれているのかもしれません。

今回は、きわめて日常的なアイテム、「タオルハンカチ」のコレクションをご紹介したいと思います。

あまりにも身近過ぎて当たり前に使ってきた使い方も、もしかして他の人には特異だったりするかもしれないので、その辺りは発信してみないと分からないもの。

いかにも身近なことだからこそ取り上げてみようと思いました。

タオルハンカチ集めの拘り

タオルハンカチの利点は、たたみやすかったり、アイロン要らずだったりすることです。

もしかして几帳面な方は、縁をそろえるためにあえて、アイロンをかけるかもしれませんが、私は、アイロンが不必要で大変喜んでいます。

MYタオルハンカチコレクション:シェニール織などのマルチカラーに拘って、持っている状態だけであっても、これらを見るときにも心躍る楽しいタオルハンカチ。今後もずっと持っていきたいという10年以上持ち続けているコレクションです(^-^)。

これだけの数で約1週間毎日チェンジのサイクルです。

2-3点よりも傷みが少なくなるのはこれくらいの数かなと。

ブランドは、一番左から、ロベルタ、ミッソーニ、ミッソーニ、フェイラー、レイクアルスター、フェイラー、アツコマタノです。

色彩豊かで、収納している状態がインテリアとしても楽しい見栄えです。

タオルハンカチのユニークな使い方例x2選のご紹介

では、後半は、これらのタオルハンカチのユニークな使い方例を2つご紹介します。

タオルハンカチの使い方例①:コンタクトレンズ収納時のケースからの液もれ対策用・・・どうしても、蓋を閉める時に一時的に液があふれてこぼれます。その時の受け皿のような役割で、帰宅後のバッグに入っているタオルハンカチを取り出して下に敷いて使います。
タオルハンカチの使い方例②:パンプスを裸足ではく主義。外出後帰宅時に必ず中敷きを拭くということをしています。その時にタオルハンカチを湯で絞って、中敷きをひと通り拭いて乾かします。

パンプスも中敷きを常に拭くことで、裸足ではくことで傷みやすかったり、汚れやすかったりすることに対応していきます。

少し余談ですが、パンプスを裸足ではく以上、靴下やストッキングをはいての着用に比べて当然傷みは余計に起こります。

よって、靴も消耗品であるという考え方をしていて、消耗品である以上あまり高価なお品は選びません。

とはいっても、こちらのパンプス、バレンシアガのお品なので、ビンテージ市場で見つけたものになります。

グッチも2点程持っていますが、それらもビンテージ物。

お値段は特段高価ではないですが、その良質さは群を抜いたものになります。

あとがき

何でもない日常の1コマではありますが、そんなことこそが面白いのかもしれません。

自分では当たり前で続けていることこそ、その続けているという事実が不動の何かメリットみたいなものがあるから続けているのだと考えると結構貴重です。

今後も、こんな些細なことも時々ご紹介していきたいと思います(^-^)。

ヴィンテージバッグ集めのコツはこれ、当時の流行のクセが入っていない普遍的な形で決まり【157】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグ、靴、ベルト、アクセサリーの小物は思わず集めてしまうファッション小物アイテム。

集めるのって本当に楽しい♪。

集める過程もワクワクするもので、そのゴールまでの道のりすら醍醐味となるのです。

今回は、バッグのみにスポットを当て、その収集からたどり着いた現在の状態のバッグのご紹介しながらせっかく集めたコレクションが今後もずっと持っていけるものになる秘訣をお伝えしたいと思います。

つまりは、どんな色やデザインをチョイスするのかというところになります。

大きめ6点と小さめ6点です。

バッグ集めの一番のこだわり、当時の中でも流行からは逸(そ)れていたニッチなデザイン

大きめバッグと小さめバッグの集めた数は同じ6点ずつですが、こだわる点が少し違いがあります。

大きめバッグ6点:現在となってはどれも20年は経過しています。
左上から時計まわりに、グッチのカーフバケツ型、グッチのスエード半月柄、
グッチのキャンバスロゴジャガード、バレンティノのレザーロゴボーダー、
ヴァレンティノのピンタックドーム型、ヴァレンティノのボストン。
どれもA4を上回る大きめです。

まず、大きめ6点から行ってみましょう。

これらのこだわりは、ほぼ無地ライクであること。目にはっきり映るような柄はないです。

柄の洋服にも無地にもどちらも合いますね。

ブランドは2つに絞られています。

グッチとヴァレンティノ。

グッチはバッグでは有名ですが、バレンティノはすごくデザインがカッコイイと個人的には思っています。

バレンティノをここまで推す集め方は個性的ですが、かつてはバレンティノの地番左のロゴボーダー型押しのバッグもいろんなデザインで一世を風靡していた時期があったのです。

ただこの度ご紹介の3点は、それとは違う片隅でひっそりと存在した感じが今見ると反対に古さを感じません。

流行にのってしまったものというのは、流行が去った時に過去の古い記憶が思い出され、古くて時代遅れな印象になってしまうようなのです。

リアルタイムでは脚光をあびなかったかもしれませんが、後に20年以上経過しても末永く使えるということが、当時の流行にのらなかったことの見返りみたいなもの。

そして、色が黒ばかりであることもこだわっています。

黒コーデが多い私。

バッグも結局黒が一番合わせやすいのは、黒が色の中では一番強い色だからということもあります。

一番右上のグッチのキャンバスのみは焦げ茶です。

たまに茶系で黒よりマイルドに着たい洋服の時用に1つ良さそうだと選びました。

しかし、黒コーデにも合う茶色です。

限りなく黒に近いダークブラウンです。

どのバッグも余計な複雑なラインが無くすっきりしているのが全体の特徴です。

次は小さめ見てみます。

小さめバッグ6点:左上から時計まわりに、バレンティノのスエードロゴマーク点在バッグ、
シャネルのキャビアスキンダイヤキルトバッグ、ヴィトンのモノグラムのマルゼルブ、
プラダのナイロン薔薇柄こげ茶ショルダーバッグ、ハナエモリの取っ手くり抜き型シャンタンバッグ、
ケンゾーのレザー薔薇柄巾着バッグ。

先程の大きめと違う点はすべて柄が入ったものであるということ。

小さめは柄がそれほどうるさくない。

洋服のアクセントくらいにほどよく効かせてくれる効果があります。

そして、色が黒だけでなく今度は明るめの色も取り入れました。

「ハナエモリ」のビーズ装飾の取っ手くり抜きバッグは、青みのピンク色なのですが、グレーに合わせたり、エンジに合ったりなどこういう寒色系も綺麗な色で1点あるとコーデの幅が広げやすいと考えました。

何かくすんだような、地味めのお洋服の色にぱっとその暗さを照らすような効力を発揮してくれます。

その他プラダの薔薇柄とか、ケンゾーの薔薇柄は、私がバラ柄が好きなので、バッグそのものの綺麗さを楽しみたい意向もありますね。

薔薇柄に見られるように、マルチカラーの柄というのも時に、無地などを華やかに見せてくれますので、より良きサポートをしてくれる時があるのです。

普遍的なデザインこそが「飽き」を解消し、せっかくお得に集めたヴィンテージバッグを更に長く持つバッグへと導く

さて、大きめ、小さめで共通するこだわりという点では、デザインのこだわりがあります。

例えば、大きめの方の左上、グッチの取っ手くり抜き型バッグと小さめのハナエモリの取っ手くり抜き型バッグは同じ取っ手のデザインでリンク。

こういうくり抜き型はアクセサリーみたいにアクセントになってとてもかっこいいですし、華やかです。

そして、小さめの方のシャネルやヴィトンのケリー型、このデザインはすごく典型的です。

昔から変わらずある形で、一時期のブームはあったものの、クラシックなデザインであると言えます。

そして、右下の巾着バッグ。こちらは、1990年代前半のモデルだと思いますが、巾着バッグも近年復活を見せ、バッグの中ではスタンダードなデザインとなっているようです。

そして、大きめの方の右下のボストン。

こちらもこういった典型的なヒネリのない、昔からある変わらないデザインこそが逆にカッコイイ。

これらの昔から変わらないスタンダードなテイストは、普遍的なかっこよさが入っています。

クセのある偏ったデザインがかっこいいということではないところが意外ですね。

よく私は、それを「当たり前の素敵さ」と呼んでいます。

あとがき

バッグ集めと同じように、その他の小物であるベルトや靴なども同じような考え方で集めています。

とにかくせっかく集めたものはすべてがちゃんと出番があると良いです。

集めたものを一緒に並べた時にその周りの他のアイテムの影響も大きいです。

てんでバラバラよりも何か共通の拘りがあるものは、集まった状態も素敵なのです。

「蒐集:しゅうしゅう」というものは全体が集まった「世界観の形成」であると言えるでしょう。

おばんざいの名前で5点集結、日本生まれの小型ハンドメイドバッグ【78】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

3週間ほどにわたってYOUTUBE、当ブログでお送りしてまいりました、<同素材5型シリーズ>。こちらがついに終わりました。

この5型を今回は同時に見比べて、まとめて眺める回とさせていただきたいと思います。

その際に、1点1点にネーミングをしました。

愛着がわくよう、キャッチ―な素敵な名前を。。といろいろ案を練った結果です。

これまで作ってきた5種のデザインを同時に見比べてみる

同素材5型シリーズの5点のバッグ:どれもコンパクトな小さめサイズ。
それぞれが他とはかぶらない唯一のデザインであるようにとしぼった5型になります。

全体的には、今回のこのイタリア製の風通ジャガードという生地にマッチしたようです。

エレガントテイスト志向で生地を探しましたので、コットン系のカジュアルなプリント物の素材はなかなかチョイスに入ってきません。

ただ、この中でも、向き不向きはあったかもしれません。

特に巾着は、この素材で作るなら穴の数を伝統的な前6個後6個の合計12個から減らして、もっとタックが少なくなるように改良する必要もあったようです。

しぼりきれていなくて、あまり良い形になっていないのです。

12個仕様のままいくのであれば、もう少し、素材は融通の利く薄手でやわらかい方が開閉の巾着を絞る作業がスムーズであると反省しています。

1種の生地をすべてのデザインにはめていくことの難しさをここで学んだわけです。

バッグへのネーミング

このたび、これらの5型を今後も作っていくにあたって、名前を付けてみました。

海外の人にも販売していきたいので、いかにも日本らしい和風な名前を考えました。

そして、決まったのがこちらです。

形のイメージから和風なおばんざいのような名前にしました。

ドーム型→おにぎり、バニティ→卵焼き、巾着→餅巾着、ボストン→かまぼこ、リュック→納豆ということになりました。

あとがき

今回のシリーズは、同素材シリーズということで、素材が共通でした。

集めることが趣味なコレクション好きな一面からのひらめきです。

インテリア、洋服、アクセサリーでも、1つのテイストに片寄せて、なぜか集めてしまいます。

こういった1まとまりのテイストでバッグを作っていくスタイルというもののご参考になればと思います。

このようにまとめてコレクションした企画は、より雰囲気が伝わりやすく、販売するにあたって数多くあふれた物品の中からのチョイスをする際に選びやすいということにもつながりそうです。

今回のシリーズが、第1回目ですので、今後しばらく、〇〇シリーズ企画していきます。

お楽しみにどうぞ(^-^)。