これは特別なウエストポーチになりそうだ、内部に設置する裏地付きのハリコシある巾着袋完成【1218】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ウエストポーチを製作中です。

黒ベースのラメ糸で織られた幾何柄がまるで銀河の星屑のよう。。

とても美しい生地です。

この生地にダイヤキルトをかけて厚みや凹凸感を出しながら、内部のお部屋の機能も高めていこうとしています。

まだ製作に取りかかり始めてたばかりですが、最初の作業を内部に設置する巾着袋作りとしました。

この巾着袋も単独でも申し分ないほどの立派な裏地付きの仕立てです。

まだ出来上がっていないけれどもイメージをイラストで表してみました

ウエストポーチはイラストのようなこんなタイプ。
ここへ今回製作した裏地付き巾着袋が内蔵されるのです。

イラストだけ見ますと、「え?ちゃんと内蔵できるの?」と思われるかもしれませんが、巾着袋のマチは、ウエストポーチのマチに等しくしてあります。

つまり、最大限の可能な容積を巾着袋で確保してみようということになります。

しかし、巾着袋はきゅっと縮む構造なので、隙間もできまして、その他の物を入れる場所も確保できそうだということです。

巾着ひもは、黒ベースの表地を使い、裏地のシルバーグレーとのコントラストを出しました。

内側の生地は、後から追加したまだ模様のジャカードで、共布ひもの柄に似ています。

巾着袋の内側の生地:まだら模様のジャカードです。表地の柄に相性が良いです。

今回はここまでの製作です。

次回は、裏地に隠しポケットをファスナー付きで取り付けていきます。その後、この巾着袋もマチの縫い代の部分を挟み込んで裏地と合体することになります。

あとがき

ウエストポーチは大きなものではないので、そのコンパクトさでいかに容量を確保するかは価値に繋がることでありとても重要視しています。

巾着袋の他には、隠しポケットのファスナーがセキュリティー性あるお部屋になります。

その他は、おそらく、巾着袋の前後の隙間に物が入れられます。

そこは、入り口から直接なので、タオルなどこぼれにくくて、重要性が低い物を入れるのがお勧めです。

そう考えるとウエストポーチといえどもなかなか充実した内部の立体的な「層」になりそうですね。

やや何段階か製作過程を経ていきますが、完成をお楽しみにどうぞ(^-^)。

トートバッグと同じ型紙を基本とした敷居低めのウエストポーチの裁断後の各パーツ【1217】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回から、新しい製作に入りました。

2019年購入以来ずっと出番が無く3年以上保管中であった黒ベースのラメ柄の生地を使用し始めました。

出番がなかった理由は、2019年の同じ頃に集めた生地がフローラルテイスト(花柄)が多く、少し仲間外れ気味なテイストの柄だったから機会を逃したのです。

いろんなシリーズで括りを設けて製作していく中に加わらなかったということが理由だったと思います。

ただ、とてもピンと来た生地でありまして、今2023年ではこの同じ生地は当然入手不可能。

その2019年だけの生地だったということが価値にもなります。

生地は傷みにくい材質で保管をきちんとすれば長年の時を経てふと製作することもできるところがとても優れています。

長年眠っていたこのたび使用する美しい幾何柄のジャガード生地

<表地>ジャカード、ポリエステル/100%、イタリア製。・・・@¥4,980/mという高価格でした。

今回やっと使用できたことがとても喜ばしいです。

黒のサテン調なベースにシルバー色のラメ糸が幾何柄にジャガードされています。

まるで星屑のようにも見えますし、花柄などとは違ったテイストですね。

後で貼りますYOUTUBE内でパーツを1つずつ解説致しますので、ここでは全体を眺める写真を貼りますね↓。

右-<裏地:シルバーグレー>ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

ウエストポーチはそれほど大きいアイテムではないのですが、意外にパーツが多いです。

そういった細かいパーツが裁断できたのも、表地、裏地いずれも145cm巾程度の広幅だからです。

これが110cmなどのプリント生地であるとこのように過去のストックの40cm-50cm程度ではできなかったかもしれません。

生地幅がとても有難かったです。

型紙の収納:こうして、型紙はポケット付きのルーズリーフフィルに収納しています。

今回のような一度っきりのタイプはこうして型紙を保管しても次使用するかどうかは分からないので、あまりためずに、どんどん廃棄してきました。

作り終わるまでは様子見ですし、変更箇所があると型紙ももちろん同時に変更して出来上がりと一致させていきます。

結構円の一部を使ったカーブのパーツも多く取り入れた今回です。

そうすると、今回のウエストポーチもコンテンツ制作の方にも採用できるようなものになればと思います。

あとがき

YOUTUBE動画の中でもお話させていただきましたが、ベースはトートバッグの型紙と同じパーツです。

これが完成すると、どんなデザインでもとりあえずは、トートバッグの型紙をベースにしてまずは考えてゆけばよいということの証明になります。

そうしますと、敷居というのは高いものではないということをご理解いただけると思います。

その後のあれこれは、昨日の追加や装飾であり、ただの1パーツからのスタートである考え方です。

後に、同じように作っていただけるようなものを目指しています。

誰にも真似されないような複雑な作りというのは、「自分だけの喜び」、誰もが真似しやすい単純な作りというのは、「みんなの喜び」という考え方へシフトしています。

それは、今までの独自のデザインを自分で販売しても飛ぶように売れていかなかったことからの見直しでこういう考え方へ変わりました。

もう自分のデザインは捨てています。しかい、どんどんアイデアが湧いてくるという矛盾。。

私がサンプル1つ作るにしても、これと同じように作るには。。。ということを考えながらなので、おのずと、クリアで分かりやすい物でなければならないわけです(^-^)。

パッチワークでボーダーボディーバッグを作った時の柄の美しい現れ方の研究【101】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、ニット素材のスポーツ衣類向けの生地でバッグを作っていきました。

多めに余ったはぎれを使いますので、はぎれで作った割には本格的に出来上がるところがお楽しみいただける点になるかと思います。

ハンドメイドを始めた当初からパッチワークボーダーをよく作ってまいりました。

その理由として、まず生地の面積が多くは必要でないことがあります。

よって、生地が調達しやすいと言えます。

メイン生地でなくとも、今回のようにはぎれをかき集める方法でも、作ってしまえば立派なものです。

元の材料がどんな風に余っていたのかなどは美しく出来上がってしまえばあまり重視されるところではありません。

だからこそ、はぎれ1つであっても、メイン生地と同等に丁寧な製作をするということをお勧めしたいのです。

よく、はぎれだから適当で良いなどと思いがちなのですが、「製作」という作業は何ら変わりがないわけで、その材料の余り方に惑わされたり、固定概念に翻弄されたりということがいかに多いかということです。

重要なのは、元の材料ではなく、作り手の一番の見せどころである「縫製の技」なのです。

ボーダー柄は3段十分に見せられると美しいようだ

2色ボーダーで長財布が縦も横も入るサイズのボディーバッグを作りました。

マッチする色同士であれば、少しずつでもパッチワークボーダーになるのです。

想像以上にゆったりとしたサイズの入れ物ができました(^-^)。

かなり縦もたっぷりの分量をとりましたが、パッチワークボーダーの巾の兼ね合いで何とかオフが3段現れたかなという感じです。

小さいサイズのバッグの場合には、ボーダーの巾も狭めがたっぷりと柄が出てくれるということを学びました。

黒白パッチワークボーダーボディーバッグ:<サイズ>縦21cmx横21/26cmxマチ7cm。
 <使用生地>表地(黒・オフ):スポーツメッシュ、ナイロン/94%、ポリウレタン/6%、日本製。
裏地(黒):ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。

まずは、この素材の素敵さが感じられます。

ニットのソフトなタッチがつるりとしたイメージのボーダー柄に意外性をもたらします。

このスポーツメッシュの素材は、色が豊富に展開されていますが、何しろ定番生地ではなくある一定期間だけの貴重な企画のようでした。

そして、1つお伝えしたいこのたびの製作のポイントは、ファスナーの付け位置です。

ファスナーの付け位置がてっぺんではないところがボディーバッグらしいかもしれません。

あまり上の方にマチを付けると体に沿わないので、てっぺんにマチを持ってこない/入口にしないというやり方です。

そうしますと、上寄りの部分にファスナーを水平に取り付けて、上部先端部分は中に物を入れたときにお部屋のゆとりの一部としてその容積を使用させていただくのです。

表からは、ボーダーが綺麗に出るように映るために、ファスナー設置が裏面であることもポイントです。

ショルダーベルトには、車用の「シートベルト」を使っています。

たまたま黒なのでこの度のモノトーンカラーには真っ黒シートベルトは相性が良いです。

こうして、黒白だけで作られたバッグは意外とレア。

黒無地のお洋服には良い意味でボーダー柄が映え、効果的です。

あとがき

ボディーバッグやウエストバッグは小さいながら付加価値を入れていく点が難しいところです。

コンパクトでありながら実はそこそこ生地も必要です。

そんなボディーバッグをパッチワークで生地の余りを集めながら作ることは今回のはぎれならではの機会でした。

このたびのファスナーの取り付け方には課題もありますので、いろいろファスナーの取り付け方の違いをもっと研究していく必要があると思っています。

このスポーツメッシュ、素敵です。

カラー展開は、地味目の色のブルー、抹茶、グレー、紺、グリーンといったラインナップ。

今の時点では、まだ生地屋さんで色違いが調達できるので、後の製作で取り入れていきたいと思います。

やはりせっかくの色の展開があるので切り替えてマルチボーダーにも挑戦してみたいと思っています。←マルチボーダーで後に制作した投稿の該当番号は【274】。