ブティック風テイストの素敵な古着が僅かに残る奇跡、厳しい運営を幾度かのバトンタッチで継承されているブランド【1515】

アイキャッチ画像1515

まえがき

1つ前の番号の【1514】では、古着の中には美しいアイテムも見つかることを全5点でご紹介。

その先のコーデの例も、すべてをデニムに特化して古着そのままからの新しい着方をご提案しました。

今回はの【1515】も美しい古着のご紹介は同じなのですが、3選でそのブランド及び運営会社に今度はスポットを当ててみたいと思います。

後で貼りますYouTube動画は「ショート」ですので、更に深い所を探りながら、こうした美しいブティック風な古着がまだ見つかる喜びとその理由を見つけてみたいと思います。

いつの時代も色褪せないクラシックさを放つ日本製ブランド古着x3選、敢えて能動的に探したい程の確かなレベル

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3点のブティック風な古着:すべて「日本製」に拘りました。次にそれぞれのブランド名の読み方と運営会社です↓。

①「CHRISTIAN AUJARD:クリスチャンオジャール」・・・イトキン(株) 様

元は1968年創業のフランス発のブランドであったところ、1972年にイトキン(株)様との提携が始まったとされています。

所謂「ライセンス」事業の1つだと思いますが、良い意味で日本人離れしたようなテイストをちゃんとイトキン様が継承されていると思います。

このことは、日本人にも馴染むテイストなのだという解釈もできますね。

後で貼りますYoutTubeショート動画では、別の無地の黒のロングワンピースをご紹介しました。

ただ、同じアイテムを近い番号のジュエリーの回で使用していましたので別のモノトーン柄の方に当ブログは変更させていただいております<m(__)m>。

これまで当ブランドのクラシックなデザインにたくさん出会っていまして、その内能動的にこのブランド名で探すようになりました。

②「Saint Joie:サンジョア」・・・(株)ナイガイ 様

すっきりとしたモノトーンの幾何学模様のウールカットソーは、好きな「アルマーニ」様のテイストに通じる部分も感じました。

きゅっと引き締まったウール製品の数々は、どれも上品なのです。

こちらも時代の流行などとは無関係に、古いものでも決して躊躇せずに着られることが素晴らしいことです。

③「DANA PARIS:ダナパリ」・・・トーベル(株) 様

写真はくすみピンクの水玉ロングワンピース。

写真には写しませんでしたが、きちんと同色のペチコートが附随されていました。

このアイテムに付いていた品質表示では「トーベル」様が載っていましたが、実は複数の運営会社によって引き継がれて今日まで歩まれてきたようなのです。

<DANA PARIS:ダナパリ 様の運営会社の変遷>

・(株)ピアジェ(1970年代-)

・(株)ライカ(1990年代-2011年)

・(株)ウールン商会(2011年-2016年)

・トーベル(株)(2016年-)

途中運営会社の経営不振によっての譲渡があり、ブランド名が引き継がれることの重みを感じました。

ピンクの水玉ワンピースの状態の良さからも、運営会社の変遷に合致した納得感が得られました。

やはり、アパレルの経営は年々難しくなったということであり、元々大量生産ではなく緻密なデザインや丁寧さがクラシックさを作ってきたと考えます。

大規模では決して成り立たないのが、本当のアパレルの事情だったのではないかと思います。

このような素敵な古着はもっと見つけたいですし、ファスト的なお洋服になど負けないでほしい、継続してほしいと願っています。

あとがき

素敵なお洋服はロマンと良き心地をいただけます。

アパレルの運営は、過去の栄光へのしがみつきやプライドだけでは決して続いていけないものだったのではないでしょうか。

1つ前の記事でもお伝えしたことですが、小規模になってしまっても生き残ることを選択し、続いていってほしいとどれに対しても思う素敵な古着に出会えたことがまず嬉しいことです。

今世界規模で、多くの方々が古着市場に目を向けています。

売れずに残るアイテムを見れば、何かが見えてくるのではないでしょうか。

その時だけの短期的な利益だけをゴールに見据えた過去の製造の「つけ」は、長年経過の末に価値の無さとして表出すると思います。

結果は遠い先にしか分からないもの。。製造というものはその分かりにくい先さえもイメージし願いながらの真心が結局は最終的に効いてくるのではないかと信じて疑いません。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク