ヒト、モノ、カネの一番最初に位置する、人とのかかわり方の中で特に大切にしていること【1060】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ビジネスや事業で、「ヒト、モノ、カネ」という言葉があります。

この並び順、必ずヒトが一番最初に来るそうです。

人ありきで何もかもが始まる、人なくしては何も成り立たないという考え方です。

実際にプチ事業であっても、私が考える、この一番最初に来る「ヒト」に関して、一番大切だと思うことを書きたいと思います。

いつでも「実直」であることが後の信頼関係と発展と継続になる

実直でなくて、何かうまくいくのだろうか。。。

そんな風に思っています。

人をだますということは、自分自身の気持ちに対しても目を背けてしまうのかもしれません。

きわどい局面こそ、その実直さが物を言うと思っています。

結果、それが後の楽な気持ちやスムーズな事の進みに繋がります。

その場を通り抜けるためにごまかしていると、後につけがまわってきて、苦しむことになるのではないかと。

何か物を1つ購入する行為だけでも相手先があるわけで、その1回の購入かもしれませんが、実直な態度は、後のリピートにつながったり、とても心地よいお取引であったという満足感も得られます。

過去に、こんなエピソードがありました。

ブランドバッグのビンテージ物を販売した時に、到着後、バッグの底が折れて沈んでしまうとの連絡をもらいました。

とても悲しい事態になっていたわけですが、発送当時は気づきもしませんでした。

もしかして、梱包の際に二つ折りにしたことで、私が折ったものかもしれません<m(__)m>。

当時ハンドメイドをもうやっていたので、その紙製だった折れた底板なるものをカバーするために、プラスチックの底板を布でくるんだ絶対に今後折れない底板を作成して、お送りしたら、機能を果たしてくれたようで、使えるバッグになったとのことでした。

購入者様の気持ちを考えると、最初のお支払い分は返金するべきであると思い返金。

ただそれだけではこちらが申し訳なさ過ぎて何か使える手立てはないかと考えた手段です。

もちろん、底板は無料です。

この時点で、「ヒト、モノ、カネ」の「カネ」を無視しました。

これで良かったと思っています。

なぜなら、「カネ」の前に「ヒト」があるからです。

こういう時に、「カネ」優先の業者様などは、送料をもらう要請をしたり、料金をもらったり、返金を断ったりするということです。

私も個人取引で何度も過去にこれに出くわしています。

その場合だと、その人への人望は私には一切ありません。全く信頼関係が崩れる瞬間だったことを思い出します。

今度は反対の立場で、自分が提供する側でこういったことを過去に経験できてとても良かったと思っています。

その時の一瞬の損金が後の大きな利益を生む可能性に賭けたエピソードです。

私もまるっきり損をするつもりはありません。

その時の数千円の損をしておいて、このエピソード、教訓、手ごたえを後の事業に活かしたいと思っています。

今後発展していくことで、この過去の行いは、もっと意味のあったことになっていくでしょう。

実際、この数年後に、底板作成というのをハンドメイドバッグの拡張的な販売で行い、お客様にもご利用いただいたことがありました(^-^)。

あとがき

今回の記事の中で、キーワードは「実直さ」です。

いろんな場面で、ここは見ている部分でして、芸能人とかyoutuber様達もこんな部分がこぼれ出ているような人のファンになるものです。

私はそういうところを一番に見ています(^-^)。

貴重!、お客様から目の前で商品のフィードバックを得られた記録【791】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ショッピングの際のレビューというものを多忙な中ではなかなか書くことはありません。

時々、あまりにも感動があった商品や、今後もリピートしたいような販売業者様の場合に希にレビューを書くことがあります。

今回は、ハンドメイドバッグを実際にご購入いただきましたお客様からの直接の目の前でのフィードバックを得る機会がありました。

友人などフィードバックの得やすい人にもご購入いただくメリット

家族や友人であるとついつい忘れがちな、考えてみれば、それでもお客様の一人であるということです。

今回、友人にハンドメイドバッグ(リュック)をご購入いただいた際に実際に会って、商品の使い方とか実際の使っていく中での様子などをフィードバックいただきました。

これは大変貴重で、次への改善点も見え、反省する点など含めて一気にいろんなことが得られますので、よい機会でした。

このようなリュックです。「餅巾着」という名前。<サイズ>縦27cmx横27cmxマチ11cm。トートバッグにもなります。
フィードバックをいただいたのは、このフラップの部分。この写真では問題が分からないですが、物を入れて背負った時に、ここがとても伸びます。そもそも、このタブの長さが長い、もしくは、相手のDカンの付け位置が上の方過ぎるわけです。
写真に納まりきっていないですが、背中から見たときに、上の方のセキュリティー性がやや甘いですね。

では、あのフラップをどうしようかということですね。短くするとデザイン性は失われますので、あの長さのままキープするということで、下側のDカンの留め具の位置を下の方へずらすことを考えています。

現在は、トップから10cmの位置(縫い代込みのままの計算で)に取り付けていますが、更に、10cm程思い切って下へ移動すると良いかもしれません。

作り手としての私はこんなイメージのみ想像していますが、実際はこのリボンの利用の仕方も友人に教えてもらったのです。想像を超える使い方です。大変驚きまして、感動してしまいました(^-^)。
こんな風に、サイドリボンを片方へ持ってきて、リボンをデザイン的に見せるという使い方です。これは、デザインと同時にすき間をリボンで埋めているのです。
内側設置の巾着袋に関しては、ここにはすべての物を入れるのではないとのこと。大切な物だけを入れておく場所。残りは取り出しやすいように、この巾着袋の外のスペースへ入れているようです。
袋をよけた隙間ですね。ここに貴重品以外の残りを入れているということ。そうすると、貴重品でなくても大切は大切に変わりがないので、セキュリティー性がやはりこの場所へ入れていても求められるんです。
どこかにサイドポケットを付けようかと検討しましたが、表地と裏地が分離しているタイプの仕様なので、なかなか実現できていません。とりあえず、サイドポケット云々の追加は無しで、上の開閉口の工夫をまずは第一に考えていきます。

すき間の課題点の考案

今回のこの、隙間の課題点について考案しました。

もともとこの餅巾着デザインは、ファスナーが付いていないデザインの隙間のデメリットを研究したものでした。

その1つに、巾着袋の内側への設置で大切な物を収納してセキュリティー性を高めるという工夫をしました。

もう1つは、巾着ひもの両サイドをリボン結びにして、さらにその上からフラップで覆い、バッグ全体の入り口を保護しようとしました。

けれども結果は、隙間が解決されていないわけです。

そこで、いろいろ考えた結果、まずは、入り口の開閉フラップを大きくするということ。

そして、フラップを少し立体的にして、キャップみたいにかぶせて覆うことで、空き部分を視覚的に無くしてみるというものです。

あとがき

まだここには続きがありますので、考案したその後の修正をしていく製作を今後やっていきます。

今回のようにフィードバッグを得て、分かったことは、製造側の予想をはるかに上回ることが実際の使用で起こることを知りました。

「こんなの作りましたー。」のその続きこそがやはり大切なのですね。

私も普段そのつもりでその後の使い勝手などを考えてお作りしていたつもりでしたが、まだ甘い点があるということです。

こればかりは、実際に使ってみてのフィードバックを得られないと分からないことで、この機会がやはり有難かったと言えます。

商品発送の際に同封の商品自体の情報だけでは書き切れないメッセージをホームページQRコードに託す方法【560】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドリュックをご購入いただきました。

感謝しております、本当にありがとうございます。

バラ柄の撥水のかかったサッカー生地のリュックは、それはそれは撥水に関する苦労のストーリーが詰まっていました。

今回は、ご購入いただいた商品をきっかけに「情報」をご購入者様にお送りするためにやっていることをご紹介したいと思います。

製作時をふりかえったエピソード的なものはブログ記事で

ご購入いただいたハンドメイドリュック:<サイズ>縦36cmx横28cmxマチ11cm。

全体に強力な撥水剤で雨対策がしてあります。見た目からは、え、この生地に?と意外に感じられるかもしれません。

こんな感じの薔薇柄のサッカー生地のもので、綿/100%素材。

一見見た目だとまさか撥水がしてあるとはという意外な印象かと思うのですが、そこが製作時のポイントです。

元々撥水がされている生地というのは限定的にしか見つかりません。

そうではなくて、どんな生地にも撥水を施工すれば、すべてが撥水の効いた商品になる可能性を追求したのです。

そうして、究極の凸凹感ある生地である「サッカー」で挑んだ撥水実験を自身でやっていったのでした。

その撥水剤に考えたのが、「ceramicprotextile:セラミックプロテキスタイル」というカー用品の1つで、1ボトル300ml入りの高級品。

こちらを1本は軽く使ってしまいまして、2本目には確実に突入していました。

結局撥水施工も、生地にある程度条件があって、平らな表面の生地だったり、ポリエステル系だったりなどあるみたいですが、そこを一切無視して、とにかくこれに施工したいのだという生地に施工して撥水機能が生まれるまでやり続けたのです。

結果は、何度かのトライの末、じょうろでかけたシャワーのようなお水を玉のようにはじくところに至り完成したものです。

やはり、サッカー、リップル、その他凹凸のあるジャカードなどの生地には簡単には施工しにくいという結果です。

けれども、不可能ではないということも分かりました。

この撥水剤のもともとの優れた性質も持ち合わせて、撥水剤による別のダメージなどは今までも起きたことも感じたこともありません。

とてもやさしい液体のようなのです。

カー用品だと、車のシートの布の部分とか、マットなどに使います。

車用のものをハンドメイドバッグに施工したということがなかなか他の人はやらなかったこと。

これも1つの偶然で、生地に撥水加工をしてくれる業者さんを検索していきついたのが近隣の地域にあるカーコーティングのお店やさん「ポリッシュガレージ」様だったといういきさつです。

以上が、その商品が出来上がるまでのエピソードとしてここで語れることでした。

商品発送時にしていること。。ピンポイントの情報は「しおり」で伝える

商品発送時にルーティーンとなった作業があります。

ハンドメイドバッグは、1度っきりのお取引になりがちです。

商品があふれているこの世の中で、有難くこのたびは、良いと思っていただいてご縁があったわけですが、商品が一方通行にお届けで終了のお取引。

そこで、工夫したアイデアの1つが、バッグの中に情報の入った「しおり」を入れるということをしています。

今回の商品がどんな生地の素材のものだったのか、値段、そして、QRコードでホームーページへご案内できるよう情報シールの付いたかわいいしおりです。

本にでも使っていただけると、ふと見たときに覗いてもらえるかもしれません。

この「使えるもの」というところがポイントで、すぐに捨ててしまいがちなアイテムでは無意味です。

よって、自分もよく商品についている可愛いブランドの厚紙でできたタグを本のしおりにしていることからのヒントで、同じことを考えました。

ブランド名だけでは不足、それ以上の何かというところで、「情報」に行き着きます。

ビンなどのガラス容器に貼るためということで透明なシールがあるのですが、それです。
こちらが裏面の情報の部分。長い所が6-7cm程。情報も多くの事は載せきれません。単純で明快な書き方が必須。

そして、その後は、梱包と発送です。

今まで保管していたビニール袋は埃でねっとり。爽やかな新品に交換して発送です。

ご購入いただいたその事実だけで得られるもの

もちろんご購入いただくとお代金はいただけますが、「価値のヒント」というものも得られます。

こちらがむしろ大きいのかもしれません。なぜご購入いただけたのかは、何らかの価値を感じてもらえたからということです。

今回のこの撥水施工の件についても含まれていると思いますし、その他、生地が季節に合ったサッカーであったことが何かこれから暑くなるにあたり、わくわくするような感じの新鮮味とマッチしたものなのかもしれません。

そして、薔薇の柄がシックで、フリルなどの装飾も一部分施してあります。

生地もなかなか翌年に同じ物が入手できることはほとんどありません。

一度っきりの物となることがほとんどです。

よって、その時に見つかった出会いの機会というものが大変貴重。

ということで、今後も価値を込めた商品を作っていく時の肥やしになるのがご購入いただいたというその事実であったと言えます。

QRコード掲載の重要さは長い目で見たつながりになる

しおりの裏面の右上に印刷の「QRコード」の存在はとても重要。

今回のご縁がその後にもつながっていく「可能性」を一緒にお渡しするこということになります。

QRコードは当ホームページ「ピクチャレスクのホームページ」にご案内できるものになります。

ホームページを一度でも覗いてもらえれば、コンスタントにブログも投稿させていただいていることに気づいてもらえます。

そうして、何かの時に思い出しては、お立ち寄りいただけるのかもしれません。

あとがき

フィードバッグというものがありますが、もちろん、それもとても大切で、良い悪いいずれにしても、今後改善していったり、継続していった方が良いのかなどの判断には大切なものです。

けれども、単純には、ご購入いただいたというだけでもある種のフィードバッグにはなるのです。

他にもあるのにこれをチョイスしていただいたその価値とは何なのかというのが、絞ってその商品の中で探れるという点では、選ばれたということに感謝したいと思いますし、そのお買い上げいただいた商品の中に答えが入っているということです(^-^)。