翡翠の王道イメージのグリーン色は元は無色、どんな物質が入り混じるとあの色になるのかを探る【544】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての幼少期、祖母が指にはめていたグリーンの指輪。。

楕円形のエレガントな形をしていた記憶をたどれば、おそらく「翡翠」であったと思います。

昭和時代には女性はリングなどに、男性はネクタイピンやカフスなどに、翡翠を愛で、装飾品として実際に身に付けていたことがあったのです。

現在翡翠の存在は、どちらかというとお洋服に溶け込むような日常使いではなくなったかもしれません。

年代物として箪笥の奥で先祖の形見や遺留品として眠ったままであることも多いでしょう。

真ん丸の珠をつなげたネックレスや18金の枠に覆われたリングがイメージしやすい王道の翡翠。

このイメージのグリーンの実際のカラーの色の生まれ方について、その他のカラー展開と共にこのたびは探ってみたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.05からおよそ5年後の2026.07.02に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠の色のマルチカラー展開は混じる「成分」の違いにあり、グリーンのみのイメージを広げ物質が入り混じる広い可能性を知る

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近年鉱物の研究が進んでいることも2026年現在では見られ、産地によって環境が違うことで全く同じように当てはまらないケースもあるようです。

ただ、大枠は王道の翡翠グリーンの色は「鉄など」が正体です。

もともと、翡翠は「ヒスイ輝石(きせき)」という鉱物で無色透明。

どのような天然石も生粋のオリジナルというのは無色透明であることが多いです。

そこへ、結晶化していく途中の段階で、「鉄など」が含まれることによるグリーン色に変化するのです。

翡翠のマルチカラーは、自然の中での鉱物と他の物質との出会いによる「偶然と必然の入り混じり」の出来事だというイメージを持ちました。

翡翠の色入り混じる物質の正体
グリーンクロム・鉄
鉄・チタン・石墨(グラファイト)
酸化鉄
酸化鉄
鉄・チタン
マンガン
※着色元素が入らない場合

完全なる一覧表にすることは困難、代表的な物質だけを表記し、特にこの物質の影響でこの色になる決め手を代表で示したもメモのようなものと思っていただければと思います。

「ラベンダー翡翠」が人気であり有名ですが、入り混じる物質の代表が他のカラーとは別であることに注目できます。

こういったことが、特別な存在として鉱物ファンやジュエリーファンがたくさん注目している所以でもあるかと。

あとがき

翡翠がグリーンのイメージがありますのも、「鉄など」がしみこむ機会が多いということでしょう。

このたびのことがどんなことに役立つのかについてですが、まだまだ未熟な私も含めて本物を見抜くための僅かながらのアンテナを育たせるためだと考えます。

例えば、宝飾品になった翡翠であり得るのが「染色」です。

そこまで黄色くないのにあえて発色を良くするための「処理」がされているのではないか。。

この「処理」がダメージなのか価値なのかでは、天然石好きではいとも自然のままの姿を重視することも多いのです。

「無処理」の曖昧なカラーこそ「本物」の証という価値観です。

その場合、あり得ないカラーなどの大袈裟な状態は、「安物」に等しくなることもあります。

よって、基本的なことを理論と共に知っておくことは重要なのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<旧19②><旧19③>元はショート1点ずつの偏色が悩み、パステルマルチストーンネックレスへの変更は事の難しさを諫めた【562】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」の過去のラインナップ内容変更の最も激しい時期、天然石の連を高級地金ベースに特化するという劇的変化の時期がありました。

それが2022年の大改良と2024年の大改良でした。

ただその直前の2021年-2022年の前半までの間には、天然石連物の偏ったカラー複数を1連のマルチストーンにまとめるという変更も実はしていたのです。

ゆくゆくは完全特化が潔しと総入れ替えに至ったのですが、その前にはこのような少しずつの変化の歩みもあったことを是非記録に残しお伝えしたいと思いました。

ベリルや翡翠の曖昧さがクリーミーカラーを形成、優しい世界観は穏やかなシーン向け

以前の<旧19①>(【436】の投稿)からこのたびの<旧19②>への変更は、リングを1点追加するという内容です

そして続く<旧19③>への変更は、ネックレス2点からマルチカラーの1点への変更です。

なお、下に貼りますYouTube動画は、<旧19②>までしか収められていないこと申し訳ないです。

<旧19③>のマルチストーンロングネックレスを作る様子に関しましては別投稿の【734】で動画付きでご覧いただけます。

では、<旧19②><旧19③>を続けてお伝えしていきます↓。

<旧19②>全5点(変更前):<旧19①>からは右下のネフライトリングを1点追加したという変更です。
<旧19②>ネックレス(2点)(変更前):グリーンの「ニュージェイド」ピンクの「モルガナイト」。共に45cmでK18YG留め具。
<旧19②><旧19③>バングル(変更無し):翡翠のくり抜きバングル。メロン色のライトグリーン。内周は18cm。
<旧19②><旧19③>リング(2点)(変更無し):オフは「和田玉(ホータンギョク)」、17号。グリーンは「ネフライト」の大粒、K18YG、14.5号。

では、ここからは変更後の<旧19③>です、変更アイテムのみ掲載します↓。

<旧19③>全4点(変更後):ネックレスが劇的に変わりました。別投稿でこのネックレスを作る場面を投稿。
<旧19③>ネックレス:8mm球体のニュージェイド(薄グリーン)、モルガナイト(薄ピンク)、アクアマリン(ブルー)。長さは108cmのロング、留め具はK18YG。

<旧19②>から<旧19③>へのネックレスの変化は劇的です。

偏ったバイカラーから3ストーンのマルチカラーへの変化、1点ストーンが増えただけでも他のアイテムとの合わせ易さが生まれました。

お洋服とのコーデ例:優しいジュエリーを主役に引き立てる白のパンツセットアップ。

ライトパープルやブルーもお勧め、この場合のカラー配置だと暖色系よりも寒色系のお洋服の方がかっこよくまとまると思います。

あとがき

こうして、その他も数セット同じように1種の天然石のみであったネックレスに他のストーンを混ぜてマルチカラーにした試みがありました。

ただ、ひとっ飛びに高級地金に特化しなかったこのゆっくりとした歩みは、ピクチャレスクらしい一面です。

天然石の連物の美しさや価値も本当はあるのだということを、地金高騰の金銭的価値を越えた「おしゃれ度」と共に今後もお伝えしてまいります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク