マルチトロピカル柄が表地のバニティーバッグ製作が教えてくれたこと、裏地の濃ピンクはみ出し問題とネックパーツずれ問題【412】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

白ベースのマルチトロピカル柄でバニティーバッグが完成しました。

白ベースに対して裏地に濃ピンクを選んだことで、同色同士では分からなかったことが分かり易いまでに露わになりました。

以前のバニティーバッグでも課題点だったこと。。いよいよ深刻なこととして現実的な解決を目指すようになった重要な回となりました。

決して美しくは仕上がりませんでしたのも、その理由には根本から考え直さねばならない①外表の作りの見直し②ネックパーツの歪みの2つの問題があったからです。

表地よりも裏地が濃いことで裏地がはみ出す姿の課題・ネックパーツの歪み、バニティーバッグの完成は根本的な課題を提示した

蓋のマチ:ここで縁枠にステッチを入れていることで最後にもう一度この線の上を合体線として重ねます。

そもそも、次の作業段階で同じステッチ線の上をなぞらねば綺麗にできないということが決定付けられていることも縛りなのです。

上面と蓋のマチの縫い合わせ:かなり際どい縫い合わせ場面。元あるステッチの上に重ねる意識です。
ネックパーツのゆがみ:先に裏地を付ける方法で行うと、下段のように表のステッチが汚いです。

この後生地違いで製作するバニティーバッグ2点は表地ネックパーツを小さめに、裏地ネックパーツを大きめに差を付け、先に表地ネックパーツからミシンステッチします。

そして、次に裏地ネックパーツを表からのステッチ枠を隠しながら手まつりするという方法で行うことに決めました。

使用生地:表地-ガーゼプリント、ポリエステル/100%、日本製。裏地-カラーブロード、綿/100%、日本製。
バニティーバッグ完成(ガーゼプリント):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
別の角度:白っぽいこのたびの生地は裏地の濃ピンクがはみ出して線のように映るのです。
後ろ面:こんなもんかな。。とは思うもののやはりてっぺんのラインがデコボコしてしまいました。
お洋服とのコーデ例:あえてバッグの背景の白にリンクしたノースリーブロングワンピース(素材は楊柳)。

あとがき

この後、ブロンズラメジャガード生地とモノトーンジャガード生地で、このたびの②ネックパーツの歪みは、「手まつり」案を取り入れて今までで一番きれいに完成していきました。

手まつりを取り入れただけでも出来上がりは雲泥の差でした。

ただ、①外表の作りの見直しの方の課題に関しては、2021では残る2点もこの作り方で通してしまいました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.27からおよそ5年後の2026.02.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

2021年以来バニティーバッグは5年間製作をしていません。。というのも「外表」以外では作れないという気持ちでいっぱいでした。

その5年後の2026年では、技術も高まり自身を得ていきます。

2026年現在は、「始終中表」の作りで「研究製作」としてバニティーバッグを作ってみようという気持ちになっています。

やっと、今まで手を付けることができなかった始終中表を取り入れるようになったのです。

「中表」はひっくり返し後の位置などのイメージが難しく、「真似」が必要となり、これを最も嫌ってきたからです。

これまでの「外表」は、未熟な技術でも一歩を早めに踏み出すための様々なデザインに着手できるという点では良かったです。

しかし5年後ともなると随分技術も高まってきましたので、美しさが気になるようになったのです。

「外表」ではどう頑張っても難しい部分を「中表」が可能にすることに2026年では気付いています。

長い長い道のりでしたが、バッグ作りにおいては伝統的なひたすら「中表」で作っていくというスタイルがいかに確かなものなのかを実感しているところです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

服地分野の生地をバッグに作るスタイル、反の最後を拝受した者が作るのは美しいマルチトロピカル柄のバニティーバッグ【401】

アイキャッチ画像401

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびから、新たな生地でバニティーバッグを作っていきます。

ただ、新たな生地とは言え過去に2度のバッグ製作に使用した残布。

何年越しかにはなりましたが、【20】では巾着ショルダーバッグを、【115】ではキルトがけのクラッチバッグを製作してまいりました。

このたびのバニティーバッグ【401】でこの生地は終了です。

製作の進捗度が裁断までに留まったこのたびは、美しいマルチトロピカル柄の表地の入手エピソードをお伝えする回にしたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.22からおよそ5年後の2026.02.09にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

2026年から見た5年前の生地選びの方針の違いも含めながら、それでも決して色褪せない生地入手時の記憶に残るストーリーをお伝えできればと思います。

ハワイアン柄という分野に傾向し過ぎないニュートラルなテイスト、ガーゼのマルチトロピカル柄は反の最後を拝受した貴重な素材

使用表地:表地-ガーゼプリント、ポリエステル/100%、日本製。裏地-カラーブロード、綿/100%、日本製。
生地ズーム:ガーゼはメッシュ状の織で薄手そうなイメージですが硬くて丈夫。ブロードとは質感が相性良し。

生地屋様の店舗での購入だった表地と裏地ですが、表地は反の最後でした。

1点のバッグ作りには1m以上は多過ぎるのですが、最後ということでそのまま拝受、あまりの美しさにうっとりとしたものです。

その後同じこのトロピカル柄を見かけませんでしたので、最初の2019年の出会いは貴重でした。

@¥2,500/mというなかなか高額な生地だったのでした。

たくさんの染色カラーが使われ、ぼやけた曖昧さはその景色の中に連れ込まれそうな神秘的な柄でした。

ハワイアン柄にも似た草木柄ではあるのですが、皆がイメージするハワイアン柄にも寄り過ぎていない独立したようなところに良い意味での普遍性を感じました。

この美しい柄を表地の方に使ったということは、このたびを含む全3点のバッグ製作に共通するところでした。

2026年では、こうした柄生地は裏地に選択する方針に切り替わっています。

どんなに高額でどんなに美しい柄物でも、「表地が無地・裏地が柄」という配置を固定したのです。

それは、趣味嗜好との関わりにおいて、柄は好みが分散するというユーザー様目線に立つようになったところが大きかったです。

作り手は素敵な柄だとワクワクしても、それも作り手の趣味嗜好に過ぎない。。万人には共通ではないという俯瞰した見方からです。

よって高額でも柄物はすべて裏地になるという極端な選択は、実は「生地すべてをフラットに見ている」というメッセージでもあるのです。

反対に、どんなにお買い得に入手できた低価格の生地であっても、その生地の質が優れていると見なした場合も同様。

価格に翻弄されないで高級生地同様に扱うスタンスは同時にお伝えしたい向き合い方です。

あとがき

ただ、ゴブラン織・椅子材・金華山織など明らかに極厚で表地に使わない手はないような生地は希に柄を表地に持ってくることがあります。

2026年現在で100セット強の表地と裏地のコンビの中で、表地に柄物を選択した割合は1割程度あります。

さて、このたびのこの美しいトロピカル柄のバニティーバッグ、完成は後の投稿の【412】でご覧いただけます(^-^)。

書き手:ピクチャレスク