古着ライフを長く続けている者が考えるお洋服の価値、¥1,000であっても作りの悪い即席要素の高いお品ではなくオーダーメイド古着を選択したい【1259】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ファストファッション」のお品物の見た目のその奥に隠れていた背景がここ近年めくれてきました。

製造における劣悪環境や労働の搾取などが明るみに出ることで、「購入するべきお洋服の種類ではない」とまでに、人々の見方が深くなってきたと思うのです。

しかし、「低価格」というのも相変わらずのダントツのメリット。

その場限りの購入時の低価格だけにとりあえず魅力を感じて、その後そのお品をずっと愛用していくのかなどは考えていないことが相変わらず多い様子。

このたびは、その場限りの判断ではなく、長年かけて感じるメリットやコスパの良さが古着の中でもどんな分野にあるのかを実体験からお伝えできればと思います。

「高級ブランド古着」「オーダーメイド古着」はファストファッションの同じ価格にダントツに勝る(と思っている)、お洋服に流行などなければいいのに。。

これは1個人の感触に過ぎませんが、「百貨店ブランド服」に対して、「ハイブランド服」の良質さは比べ物になりません。

古着においてもおなじことで、良質さが群を抜く高級ブランド古着。

1つのブランドに特化して集めながら古着ライフを充実させたいとこれまでトライしてきました。

しかし、結果としては、たやすいことではなく、上下のコーデが同じブランドでは難しいこともありました。

よって、時折、1アイテムで成り立つワンピースを投入することも考えてきましたが、ただでさえ入手が難しめのハイブランドワンピースはなかなか思うように見つかりません。

よって、その代わりとしてオーダーメイド古着を混ぜるようになりました。

なぜ、オーダーメイド古着なのかというのは、自分の見方で計るレベルではあるのですが、ちょうどハイブランドとその特異さや良質さが釣り合うことが多かったと感じたからです。

決して古着ライフの中にファストファッションが混じることがありません。

古着市場の中にもなかなか登場できないレベルにしかならない、捨てられる運命の分野だと見えてしまうのです。

手放す際にリサイクルショップでの「買取」もファストファッション服は受け入れられないことが多いのです。

にもかかわらず、大量に世の中にこの分野のお洋服が出回ってしまうと、古着市場も乏しいものになっていくのです。

では、ファストファッション服を「FF」と図解に表示しながら、古着との価値を比較してみたいと思います↓。

¥2,900:「ファストファッション」分野では中間的な価格かと。しかし古着市場ではかなりのレベではないかと。

ネットで購入の送料込みでも、高級ブランド服が古着で購入できる価格ライン。

そうしますとファストファッションにブランド古着の価値が勝るということが起きます。

価格で勝つファストファッションと同じ価格の¥2,900程度に条件を設定しますと、その他の違いが浮き彫りになりますので、ブランド古着の良い作りや味わいが断然勝ると思うのです。

たくさん量が散在しているお品よりも1点しかない希少な価値は決して負けることはないのです。

次はもっと低価格での比較になります。

¥1,000:さすがにブランドでは難しいですが、注文服古着では¥1,000は見つかったことがあります。

よく探せば、¥1,000程度でハイブランド古着が絶対に見つからないということもないです。

実体験ですので、この比較は想像ではないことをくれぐれもこことでお伝えしておきたいです。

¥1,000なんて非常に魅力的な低価格ですが、同じ価格設定で、注文服の古着と比べたらその中身は雲泥の差だと考えます。

注文服古着の方がずっと長く持っていきたいと思うその気持ちの面でも差がありますし、実際にここまで低価格で見つけた掘り出し物こそお宝なのです。

特に、流行が色濃く入りにくいいつの時代も着用できそうなプレーンなロングワンピースは、年齢も無関係に装えます。

これは、あくまで私の考え方ですので、そこはご理解お願いします(^_^;)。

あとがき

値段に飛びついて購入というのは、その場の浅い選択の仕方であり、後で愛用できるお洋服ではないかもしれません。

お洋服に対する態度のようなものが、全体的にいい加減過ぎると言いますか、深く考えない表面的なものととらえ過ぎだと思うのです。

本当は、お洋服1つで、その生きざまさえも映し出してしまうような「価値観・考え方」の鏡のようなものだと考えたら、それはそれは大切なアイテムとなることでしょう。

数々の有名デザイナー様達が、哲学的にデザインし表現していることの意味をじっくり考えてみれば分かってくると思います。

芸術的な「ファッション」と生活の中の「衣」は別で考えずに、交わる部分が多い方が良いとそんな考えを持っています(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

美しい裏地をコントラストに活かし、オープンの状態で入れ物として引き出し内で使う巾着袋、随分インテリアに映えた【1248】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、巾着袋の意外な使い方がテーマです。

巾着袋はそのきゅっとしまった口に注目が集まりがちですが、インテリアの中では、入れ物として優し気な様相で使えるということが分かりました。

実際に使用している場面をご覧いただきながらご紹介したいと思います。

巾着の機能をあえて使わないロールダウンで現れた裏地のかわいさ、巾着袋の使い方の可能性を閃く良いきっかけにしてくだされば。。

マチが15cmというたっぷりな容量の巾着袋。裏地付きであるところがこの後活かされます↓。
ロールダウンで立派な容器になった巾着袋。もはや巾着の機能は無関係。素敵な裏地がコントラスト効果。

巾着袋の違った使い方をすることで、本来主役でもなかった裏地が登場し、素敵なコントラスト効果を生み出します。

たまたま裏地がコントラストが効いていた巾着袋だったから余計ですが、むしろ素敵な入れ物になったかのようです。

その他、違った生地や色の巾着袋も、チェスト内で仕切りながら容器として使えます。

タオルハンカチもそのままチェストに入れる場合、どうしても倒れてしまいます。巾着袋を利用する意味有り。
複数の巾着袋を並べてお部屋を分けて使用。こちらは靴下入れ、小さなアイテムは小部屋にまとめると良いです。

ここで重要なのは、布ならではの融通です。

例えば、容器にいっぱい中身があったとしても布の融通さで収納が可能になることがあります。

プラスチックなどのハードな容器だと、硬いのでその容器に合わせた分量しか入りません。

多少いびつに膨らんでも融通の利く布製、しかもこんな可愛らしいインテリアになるという巾着袋の利用はなかなか可能性の高いものだと感動。

じゃあ、最初から、ひもなどを付けない、容器だけを布で作ったらよいではないか。。と思われるでしょう。

実は、これは過去に経験済み↓。

もとは壁に画びょうをして入れ物として使用していた布製の容器。最初から巾着袋に仕立てていないものです。

今、行き着いた使い方は、梱包材のガムテープやビニールひもを入れる容器として床に置いたもの。

随分以前の壁のポケットのような使い方から変わっています。

使い方も「飽き」や「事情」により永久に同じ使い方をするとは限らないのです。

そうしますと、最初から巾着袋のデザインで紐を通して作っておけば、現在のチェスト内の容器の使い方をしなくなった時に、巾着袋として使う日が来るかもしれないのです。

そのように融通が利くような状態にしておくことが、一生物になる可能性を高めます。

プラスチック容器は、何年か経過することで劣化して割れることも体験済み。

一方布製はほこりがかぶったとなればお洗濯で解決、ここに布製のすばらしさを見ます。

あとがき

巾着袋というと、お弁当袋などをイメージしがちですが、こうして見てみると工夫しだいで別の使い方もいくつか見つかるものです。

よく蚤の市では、その容器の使い方を販売主様に問いかける方も多いようですが、何に使ったらよいか分からないようなアイテムこそ自分で決められる自由があるという考え方もあるのです。

そうして独自の個性や意志が反映したお品は、せっかくお金を払って得た価値がもっと高まると思うのです。

舵を握るのは購入者である自分、もしくは現在の持ち主である自分であるべきなのです(^-^)。

ハンガーラックカバーは有りか無しか、おでかけシーン少な目のオタク向きにはインテリア性が足りないと、無地から花柄シフォンへの発展【1246】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今時レアケースだとは思いますが、現在の住まい(賃貸)、実はクローゼットが付いていません。

その代わり、ものすごく奥行きのある「スペシャルな押し入れ」なるものが存在。

もちろんそこにお洋服は収納できませんが、想像を大きく超える奥行きにより、たくさんの容量があることに驚かされます。

お洋服は、住まわせていただき始めた当初からハンガーラック150cm幅(アパレル業務用)を購入。

この150cm巾のラックのお洋服がすべてお出かけ用であることで、オタクの私はほんのたまにしかこのラックからお洋服を手に取ることがないのです。

ほぼ、収納の状態のみにとどまります。

よって、ほこりがかぶらぬよう、カバーがあったらよいのではと思い付きました。

こう思い始めたのも、春分の日を迎えたタイミングでワードローブの思い切った整理整頓をしている最中だったからでした。

1つ前の投稿の【1245】では本革レザー物のお洋服のお手入れと収納をご紹介しました。

その後、最後の総仕上げとしてラック用の大きなカバー作り、ほこりがかぶらぬようにしたいと思ったのです。

余っている生地から、インテリアの雰囲気に合わせてチョイス。

ミシンでひたすら三つ折りをして仕上げるという方法で、ラック用の横長と、もう1つミニチェスト用の正方形を作りました。

洋服の肩のほこりをあらかじめ防ぎたい、余ったたくさんの生地を利用した三つ折りによるラックカバーの完成とその後の生地の見直し

ブラウンカラーベースのお部屋なので、こんな土色をチョイス。

心配だったのは、あまりにエコロジー過ぎて飾りが必要なのではないかと思ってしまう感じです。

左が大きい方、右が正方形の小さい方(まだ三つ折りしていない生地だけの状態)。1m四方以上ある大きな面積。

これらをそれぞれアイロンで三つ折りして、一繋ぎで1周ステッチをしていきます。

まずは小さい方の完成。ミニチェストに冬物のセーター類をストックのカバーにと考えました。
150cm幅のラック用カバーの完成:随分長いカバーですが、飾りっ気が無いのがインテリア的に気になりました。

なかなか腑に落ちなかった土色のこのカバーは後にすべて廃止。

予感は見事に的中していました。

ほんの1か月足らずで見切りを付け、別の使い方へ↓。

キーボードケース内の内袋へアレンジ。随分大きな81鍵盤のキーボードですので役に立ってくれました。
キーボードの楽譜立てケースまでも製作。楽譜立てもなかなかのサイズ、ケースに収納して破損から守ります。

では、ラックカバーはその後どうしていったのかです。。こうなりました↓。

軽いシフォン生地で同じように三つ折りして作ったラックカバー。薔薇柄がインテリア性を高めてくれています。

シフォン生地は新しく購入、これでやっと腑に落ちました。

こうした生地も何を仕立てるのかという目的が結局は限られまして、袋状にするよりも1枚仕立てのままの利用を考えた方が使い道が豊富だと考えます。

ただカバーとして置くだけでも生地の素敵さでインテリア映えする、本当に魅力的な素材です。

あとがき

実は当ブログ記事は、最初の投稿の2023.03.03からおよそ1年半後の2024.11.14にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

YouTube動画の中身は変更できないので消さない限り当時2023年のままです。

当ブログは「手直し」ができるメリットを活かし、その後の様子も加えての現在の状態をお伝えすることができると前向きに考えまして、その後の変遷も載せています。

最後に行き着いた薔薇のシフォンは、現在2024年も続行中、おそらく永久的だと思います。

人の気持ちや考え方は、数か月単位でも変化するものであるという良い例。

当ブログ記事の手直ししたその後を綴ることの重要性は、人の変化をもお伝えできる可能性があるのだと知りました(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

つなぎ(オールインワン)を作業着のイメージからのギャップあるドレスライクに寄せるパンプスコーデ、レアな黒コーデュロイが成功の要素だった【1236】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年プチブームと言ってよいのでしょうか、つなぎ(オールインワン)に挑戦してみました。

オールインワンは率直に作業着のイメージでカジュアルなイメージを思い浮かべがちです。

これも挑戦、古着市場の中からメンズのつなぎを購入し「ドレスライクに寄せた着方」をご提案したいと思います。

イメージとギャップがある意外なコーデは古着を新しくご提案していくスタイル有り方かもしれません。

これも、すべて師と仰ぐ(勝手に)、「ケイトモス」様のコーデの拝見によってインスピレーションをいただいたものです。

そもそも黒色のコーデュロイ素材のオールインワンがレアだった良き出会いからのスタート、一繋ぎをベルトやベストで分割し、おまけにパンプスを持ってきた

オールインワンは、ほんわかした柔らかい雰囲気にもなることがあります。

色を黒で選択することで、「カッコイイ」雰囲気を出したいという目標を持ちました。

難しそうなアイテムながら黒のコーデュロイ素材であったことが着用できそうであることに背中を押してくれました。

メンズのオールインワン:コーデュロイ素材の黒。「HALF」というブランドの日本製の古物。
ウエストには調節機能付きのベルトが両サイドに設置。黒色なので引き締まってカッコイイと感じます。
スタンドカラーの襟もすっきりとしています。憲章の名残をわずかに残した当て布、機能的な意味がありそう。
黒の背景に映えるようなミックスメッシュレザーベルト。部分的に赤が入りまして、下のパンプスの赤とリンク。
レザーパンプス:真っ赤に移っていますが、実際は茶色寄りなボルドー色。POLLINI(ポリーニ)様のもの。
羊革のベスト(黒):同じ黒でもこうして素材の違いで立体感が生まれます。

ベスト・ベルト・パンプスを追加し、真っ黒一辺倒のつなぎに凹凸感を出し、途切れ目や切替えのようなラインを表現ました。

少し見にくいのですが、メンズなので股下78cmもあり長いです。

しかし、ジッパーがデザインとして裾の先端まであるために裾上げは不可能。

ロールアップの形で装うことになります↓。

2度ロールアップで良い感じでした。やわらかな作りなのでジッパーも融通が利き有難い♪。

なかなか一度に全体が写せない縦長ですが、こんな感じ↓。

もしかして、ぱっと見オールインワンだとすら分からないように映ると思います。視覚的まやかしのテクの1つ。

あとがき

オールインワン(つなぎ)の例でしたが、同じように一繋ぎのワンピースなどにも同じような考え方を落とし込めます。

他のアイテムを重ねること、同じ黒色でも素材違いを重ねることで装いに奥行きが演出できるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

黒コーデ愛好家が1トーンマイルドな茶色へ足を踏み入れた瞬間、黒は入れない方が素敵だと直感し出来上がった手編みセーターコーデ【1235】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブは、ほとんどが黒色。

黒1色であったり、黒ベースであったりと黒色をベースに考えることが多いです。

そんな中で、黒以外だけで作られるコーデが大変レアコーデになることがあります。

このたびまさにそのようなレアコーデをする機会がありました。

グレーと茶のミックスの手編みセーターのボトムを探したことがきっかけです。

手編みのセーターがカジュアルテイストであることに対して、スラックスでは合いませんでした。

きちんとしたスラックスが、せっかくのミックスのセーターを田舎っぽく見せてしまうのです。

よって、セーターに合うようなカジュアルパンツの中から探すことにしました。

このたびは、普段の黒コーデの者がどう黒以外のコーデに踏み出したのかを綴ってまいりたいと思います。

黒が入らない方が良いコーデの発見、セーターのミックスカラーのマイルドさを活かすには決して黒を入れてはいけないメッセージのように受け取った

黒の場合は、ほぼどの色とも組み合わせても色の強さが勝りますので、差し色のように使えることで難易度があまりありません。

しかし、黒以外の色は、コントラストが強すぎないような類似色がかっこよさを表していけるのではないかと考えました。

ということで、とりあえず、このたびのミックスセーターがモカベージュ系であることで、茶系で組み合わせることに。。

そして、茶色のレザーパンツを選択↓。

セーターの色はモカ系のミックスなので、糸の中の色どれを抽出しても相性は悪くないと思います。
素材が合わないので組み合わせませんでしたが、カラーとしてはこのようなカラーもよく馴染み相性良し。

この度選んだレザーパンツは、その後の小物選びにもつながっていきます。

ミックスのセーターの場合、コーデュロイ・ツイードなども相性が良いような感じにイメージできますが、全体がややカントリーっぽくなります。

シャープさの方へもバランスをとりたい「レザー」の起用には意味があるのです。

茶の靴の案(切替部分は焦げ茶):色としてはマッチしますが、濃淡が下に濃いめで集中してしまいます。

そうしますと、リズムよく配置がすっきりと見えるのは、この靴であると選択↓。

モカベージュの靴の案:セーターの色の薄い部分とリンク。視線が下へ行く時に薄→濃→薄と整然と配置。

パンツは、縦に長いですので、茶色が多めに映ります。

それ以上同じトーンの濃い茶色をパンプスに持ってくる最初の方の例の場合、茶色がまた現れてしまいバランスが崩れると思ったのです。

キャンパス地のバッグ:カジュアルなので、こんなバッグを気さくに配置。抜け感あるバッグです。

あとがき

「コーデを決定する」ということをゴールにする場合、候補を複数用意することもできる限りの範囲では有効です。

「落選」というボツにしていく作業で残りが選ばれる決め方があるからです。

当ブログ記事は、最初の投稿の2023.03.04からおよそ1年半後の2024.11.10にブログ記事の「手直し」で、タイトルから見直しここまで綴り直してまいりました。

2024年現在この時の茶コーデはもう手放してしまいました。

結局2024年では少数精悦の黒オンリーへ再び特化していきました。

良き学びにはなった茶コーデの機会でしたが、結局は黒コーデに行き着いてしまうことがむしろ発展だったと思っております。

しかも2022年当時はまだ取り入れていたマルチカラーなどのカラー物すら消滅、写真をとると黒1色です↓。

見事に黒だらけのワードローブ。結局は長い道のりを歩きながらどうしてもここへ行き着いてしまうのでした。

しかし、これこそが本当に自分が求めるワードローブの姿、これでいいのだと思っております。

自分ですら気付いていないような理由が、この写真のような黒だらけの姿を作っているのでしょう。

素直な気持ちのままに望むお洋服の姿がこれなのですから、これが私にとっての正解なのでしょう(^-^)。

髪の毛の中に白いパールはエレガントに映え、ブランドロゴはスタイリッシュに映える、バレッタの活躍はコレクションから始まった【1214】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、イミテーションパールが横一列に並んだピン留めをダブル使いで耳の上に並行して留めていたのを周りの人に、「素敵だ」と注目されたことがありました。

ピンを耳の周りに飾ると、お顔映りがかなり変わるのが不思議、おそらく黒髪と白のコントラスト効果もあるのではないかと。

パールのあの白いまあるい珠(たま)はお顔周辺では非常にエレガント、首回りにプリンセスラインで付けるネックレスの効果と類似です。

遥か昔からパールの髪飾りが親しまれてきたことや、社交の場での装いには定番アイテムとされたきたことに納得。

このたびは、バレッタやピンをジュエリーに並行するアクセサリーとして携えることの素晴らしさを綴っていきたいと思います。

黒コーデに特化の者には良きアクセント、帽子やサングラスを好まない者ならなおさら効果絶大、装いの隅々まで行き渡るヘアピンとバレッタのコレクション

ヘアアクセサリーだけが素敵でも、実際にお洋服と合う方が出番は多くなります。

黒コーデが多い私物ではこんなコレクションになっています↓

「フェンディ」様や「エトロ」様はヘアアクセサリーも古物が素敵。1点パールを入れることがお勧め。

髪に飾る最低限のヘアアクセサリーの量の範囲内だとは思っていますが、バレッタがやや豊富かもしれません。

例えば、チェーンがゴールドのペンダントなどには、左2つのいずれかを選ぶことがあります。

また、四角いモチーフのチャーム付きのネックレスには、その四角い形を合わせて、右の四角いバレッタを合わせていきます。

色のみではなく、形もリンクさせていくと全体にすっきりとまとまった装いにできます。

黒髪に対してはエレガントに映え顔映りも明るいので、全体のフェミニンさを一押ししてくれる重要なポジションであると言えそうです。

あとがき

ヘアアクセサリーも立派な小物。

丁寧に大切にしながら、一番コーデに合うものを選びながら楽しむには複数持ち合わせると良いのでは。。

イヤリングやピアスをしませんし、サングラスもかけない私のような者は、お顔周りの華やかさとしてピンやバレッタはかなり有効です。

顔周辺にも装いがあると端から端まで行き渡ったコーデと映り、淑やかな印象になります。

ハイブランド様のバレッタで気を付けたいのは、そのブランド様の象徴のロゴや柄がお洋服とのコーデに違和感がないようにということです。

うまく溶け込むように、または、良きアクセントになるように取り入れると良いと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

布が断然永続的、「サテン」「シャンタン」「別珍」「グログラン」などのエレガントな裏地の素材、裏地の高級感から判断できるバッグの良質さ【1204】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある古い時代のバッグを購入した際に、裏地が綿/100%だと思われるカジュアルなチノ素材であったことが、表地のつるりとしたエレガントさとのミスマッチを感じたことがありました。

バッグがいかにも量産っぽいありふれた第一印象になってしまうのも、裏地を見てそのように感じるものです。

裏地にもきちんと丁寧さが行き届いているのかどうかというところにバッグの高級さがうかがえるエピソードです。

裏地は脇役かもしれませんが、多くの古物市場の中のバッグを見てまいりました範囲では、良い印象のバッグは必ずきちんとした高級感ある裏地が設置されていたことが印象的です。

このたびは、過去に多くのバッグの裏地を見てきた中で、特に高級感が感じられた記憶を掘り起こし、裏地に使用する高級感ある生地をアウトプットしてみたいと思います。

裏地に使われていた生地x4種、「サテン」「シャンタン」「別珍」「グログラン」が記憶に残る、バッグ全体の高級感に間違いなく裏地も寄与していると考えずにはいられない

まず、ここで、このお話をしたいと思います↓。

過去には、ハイブランド様でも裏地を表の本革レザーに沿うようにと、その一時ではとりあえず見栄えの良いPVCや合皮が貼られていたことがハンドバッグでは大半でした。

確かに、数年は高級感があり、本革レザーのレベルに近く感じられます。

ところが、一生物と言われたその20-30年後のバッグが見事に内側の裏地だけがが劣化してボロボロである現象があちこちで起こりました。

実際にそのような事態を経験したのです。

裏地の張替えや、合皮ポケットを外すというリフォームによって、今後は本当の一生物にやっとなれたという経験です。

最初から永久的には作られていないというところが重要な点、目先の高級感に騙されたと言えます。

合皮やPVCを裏地に貼るよりも、かえって、布が最初から貼られていた方がはるかに永久的なお品だということが結果から言えることです。

とは言え、高級感がある布地というと限られてきますので、選択例として、4点の高級感ある裏地に相応しい「布」素材をご紹介したいと思います。

実際のバッグで拝見した高級感が感じられる裏地x4選:「サテン」「シャンタン」「グログラン」「別珍」。

この4種です。

サテン:ツヤが特徴です。どのようなカラーでもサテンであるだけで高級感が出ます。
シャンタン:節も高級感の1つ、凹凸感が感じられる柄のような節の出方に高級感が関連付いていると見ています。

サテンやシャンタンはポリエステルでも存在していますが、シルクの。。ということに特化した方がより一層の差別化。

シルクはしなやかで柔らかいのだけれど強いという優れた特性を持ちますので、バッグを開けたときに内側に広がるゴージャス感はシルクならではの価値です。

別珍(茶色):裏地には滑りも良くて、ふんわりしたクッション性も安心感ある素材だと思います。

そして、別珍というのは、綿/100%でありながら、ベルベットやベロアの類似品にもなり、一見似たコーデュロイとも違います。

そして、裏地としては王道のグログラン。

緯糸が太く、経糸が細いという糸の太さの差が織柄になって現れるボーダーのような様相。

こちらも手持ちでバッグの裏地にグログランだと思われる生地が使われていましたのでお写真貼ります。

向きは横向きに使われています↓。

グログラン(黒):無地よりも織柄が入っていた方が貫禄を感じ奥行きが増します。

大きくざっくりまとめますと、ツヤがあり、凹凸感がある生地を裏地にすることで、高級感が高まるということです。

バッグの中で裏地は重要な名脇役と言えるでしょう。

あとがき

1つ、最後に自らのアイデアをアウトプットしてみます。

レザーのハンドバッグの古い者の中では、「グログラン」は頻繁に裏地に使われているのを見かけました。

このたびの実物のお写真は横向きでしたが、ボーダー状に使う場合、ストライプ状に使う場合とで表地の柄に歩調を合わせた向きの使い分けなども素敵です。

また、パッチワークボーダー、パッチワークストライプなどの表地に対しても向きを変えてどちらの向きに使うかです。

パッチワークは一見カジュアルですが、生地を選定しエレガントに寄せることができるのも裏地の一押しが影響すると思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

グレー色の種類の豊富さが美しい濃淡を生み出す、ブルーグレーとカーキグレーのテイストの違いの嗅ぎ分けと同時使いへの挑戦【1202】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒コーデよりも1トーンマイルドなグレーコーデも粋(いき)なものです。

ある時から素敵だと思い始めたお洋服のカラーです。

それを教えてくれた「アルマーニ」様。

〇〇グレーと呼べる、ブルーグレー・グリーングレー・カーキグレー・モカグレーなど微妙な色の展開をたくさんご提案いただいているのだと思います。

一方で、その程良き柔らかさが魅力なグレーコーデは難しさもあり、上下や小物との組み合わせに随分悩みます。

そう考えますと黒は非常に簡単であり、パワーカラーなどと呼べるような一択的な強さを誇るのです。

このたびは、実際にグレーの細かな色の違いを同時に組み合わせる場合の納得や違和感を実物で感じてみた記録をお伝えしたいと思います。

何が正解なのかは出ていませんが、そこは問題提起、グレーの難しい部分を説いていくための山のようなものだとご一緒に見てみて下さいませ。

グレーのお洋服に合わせていくグレーのパンプスx2点は同じカラーであるものの、お洋服によって相性が違うことを見比べ、グレーの深堀り研究として参考にしたい

グレーパンプスx2点:いずれもグレーですが、わずかに上の方がブルーグレー寄り、下はカーキグレーの濃淡。

悩みながらそれぞれのお洋服コーデに合わせてみました。

コーデの拘りに、1セットで考えていくことがあり、一番のぴったりを決めるやり方。

だからこそ難しかったとも言えますが、あまりしっかりとした結論は出ませんでした、この中に答えが見つからなかったとも言えるかもしれません↓。

ブルーグレー水玉の洋服+グレー無地パンプス:こうするとパンプスがカーキがかっていると感じてしまいます。
カーキグレー水玉の洋服+グレー無地パンプス:ワンピースがカーキに寄ったカラーなので相性が良くないです。

じゃあ、このワンピースにはもう1つのパンプスが合うのか。。

ということで合わせてみました↓。

カーキグレーの水玉のお洋服+グレー切替パンプス:先ほどよりはこちらの方がわずかに合うような。。
ブルーグレーの水玉ベストのお洋服+グレー切替パンプス:もう1方のパンプスよりももっと色が離れました。

下のように組み合わせを決定しました、持っている中での判断です↓。

消去法による組み合わせの決定:ただ、左などはかえってパープルのパンプスなどの方が合うのかもしれません。

掲載しました写真も、光の当たり具合でいかようにも目に映るトーンが変わると気づきます。

このことは、実際の着用シーンでも同じことが起こると考えられるのです。

靴は、先端に位置していますので、お洋服との距離が離れます。

こうして近づけるとやや違和感があっても実際の装いでは遠目で見てOKということになることも多いので、姿見ミラーでの最終チェックも必要です。

例えば、ワイン色のパンプスがありますが、赤い色を差したい時には、それ1足しかありません。

多少赤のトーンが違っても、遠目で見て赤が差し色になっていると違和感なく見ることが出来ればOK。

人の視線というのは、「ばっちり合っているのかどうか」というよりも、「合わせていきましたね」というような見方なのかもしれませんから。

あとがき

結論的な事は出ませんでしたが、様々な解釈あってのファッションコーデ。

近くで見た相性、遠目の相性などの比較でも印象は変わることがあります。

結局は、他の人から見た客観的な目線こそコーデの行き着くところだと思います。

まるで裏側がめくれたその後の運気に歩調を合わせるかのよう、今まで見えない場所に収納の3収納アイテムを表舞台へ出したことで変わった心境【1189】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

12/31年末の午後のブログ記事投稿をしています。

ゆったりな内容のインテリアの分野ですが、年末の大掃除で是非ご紹介したい発見がありました。

それほど大きく模様替えをしたわけではないのですが、今まで収納の機能としてだけ使用してきたミニチェストなどを見える場所に移動したことで、随分「心地」が変わったのです。

掃除で汚れを取り払うだけではなく、位置が変わることだけでも心境の変化が伴うものなのだと。

このたびは、今までは奥に見えないところに潜んでいて、この度の大掃除で表舞台に出てきた、3箇所のインテリアのアイテムをご紹介したいと思います。

木製ミニチェストや花柄が素敵な収納用ボストンバッグを表舞台へ、インテリアアイテムには決して「収納機能」だけではないパワーがあった

①4段木製ミニチェスト:奥にしまい込んだ見えない場所から視覚的に常に見える机の下の空間に持ってきました。

もとは、押し入れ(このお部屋ではここがクローゼット)の中に収納していたこのミニチェストですが、この度の大掃除でここへ配置。

今までは、めったに視界に入ることのなかったこのアイテムが、毎日使用するパソコンの下で毎日目につくことになります。

その時に、この変わらぬ木製の良い風合いに心地よさとスッキリさを毎回感じていくことができます。

毎日というのは非常に大きなことであり、天然素材のパワーだと感じます。

②3段ミニチェスト:①よりも横が半分くらいの細長タイプの3段。小さくてもその作りは確かなもの。

小さくても立派な家具の作りであることが昔の家具の良さ。

マスクを入れていた時期もありますが、その後デジカメのバッテリーや充電パーツ、眼鏡、USBケーブルなど大切でありながら細かい日常的に使用するものを入れています。

この木目もカーキがかって素敵な茶色です。

その隣の棚も以前に当ブログ記事でメインでご紹介しました「Najico:ナジコ」(「南産業(株)」様と「(株)中村自工」様の共同企画で「南産業(株)」様製造)ブランドの扇形のコーナー棚です。

現在は製造はされていない廃版品、ネットの中古家具ではかなり目立つ存在であったこともこの特徴ある扇形デザインあってのこと。

③花柄のボストンバッグ:旅行に使うのではなく、インテリアの入れ物に使っています。

おそらくこれらを持ち歩いてしまうと傷みが進行し、いずれ破損などが起こると思うのです。

素敵なものは脆いこともあり、そういった時にボストンバッグなどの安定したデザインをインテリア収納に使用するというアイデアがあります。

ということで、これらが特に年末の大掃除後、際立った変化、「心地」が変わるという発見が大変貴重でした。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.12.31からおよそ2年後の2024.10.26にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

当時のまま綴った冒頭の部分はそのまま残してありますので最後にこのことをお伝えしたのです。

2022-2023への変わり目が非常に激動であると巷では言われていました。

実際に2022年には今まであり得なかったような驚くことが連続しましたし、その後の2023年が私のこれまでの中では最も劇的、そのまま引き続いて現在の2024年の後半の現在でやっと落ち着いてきました。

当記事の年末の掃除を兼ねた模様替えはほんのわずかな場所ですが、それを思い切ったフルスイングのようなものが「引っ越し」だと思います。

変わり目の時期と言われていた2022年にどうしても引っ越しをしたくなったその心境の変化や行動は貴重な分岐点だったと思います。

本当に良かった、引っ越しによってこれまでの隠れていたものが全て表に出てきたような印象でした。

ほんの些細な奥の見えない場所に収納していたこのたびの①-③のアイテムを表に出したこともそういった劇的な出来事の背景にリンクしていたのでした(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

かわいい便座蓋カバーが見つからなくても無地で良し、便座蓋カバーに薔薇アップリケをアイロン付けした自己アレンジで思い通り【1185】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

12月26日で年末の大掃除が完了しました。

玄関の入り口から奥に向かってずーっと順番に作業していき、だいたい5日間くらいを少しずつに分けて完了。

途中、お洗濯も盛り込みながら、いつもやっているところ、1年に一度しかやらないようなところも含めていったん全部に手を付けた形になります。

ここ数年毎年年末恒例の作業は、トイレマットの総入れ替え。

【1183】の記事でも少し写真をアップさせていただきましたが、トイレマットの新調にあたって、複数のアイテムのバラバラ注文が届き集まってきました。

そして、その中で、今年ならではの作業がありましたのでご紹介したいと思います。

それは、便座蓋カバーの年々の傾向のシンプル化です。

薔薇好きなので薔薇の柄が少しでも入ったものが良かったのですが、デッドストックを含めても年々見つけられなくなっています。

そんな悩みを解決したのがこのたび、是非ご参考にどうぞ。

便座の蓋カバーを薔薇のアップリケで飾る、好みのカラーの無地を選んでおきさえすればよい、後は勝手に素敵になってくれる自己アレンジ

トイレマット一式の中には、床マット・便座カバー・便座の蓋カバー・ペーパーホルダー・スリッパがあります。

便座の蓋に、別で調達の薔薇のアップリケ(糊付き)を準備しました。

薔薇のアップリケ:アイロンでくっつく糊付けタイプなのでなおさら楽ちん、こうして素敵に飾られました。

もとは文字が入っていましたが、自分流にアレンジ。

アイロン接着タイプなので、もともと分離していた薔薇x5個を並べて、アイロンで熱を加えました。

ミシンが必要なかったことがとても有難いです♪

優し気なライトブラウンにモカベージュの薔薇アップリケが蓋カバーのアクセントになりました。

くれぐれも自分使いです(商業利用はこういったアレンジは違法ですのでご注意を)。

元は、英語の文字が入っていましたが、よくある感じから、なかなか見ない感じへと変身です。

あとがき

かれこれ、薔薇ファンを20年以上続けています。

薔薇のお花のモチーフがクラシックであり、お洋服すべてを古着というスタイルの者にはしっくりきます。

無地だけだと緊張感があるスタイリッシュ過ぎる雰囲気をアップリケが緩和してくれるようなこのたびの例は、様々なデザインのアップリケに落とし込めます。

特に意識したわけではないですが、自然の赴くままに整理整頓していると自分の好みも分かりやすいです。

最後にまとめるとしたら、綺麗に片付け整頓するルーティーンは自分を知ることなのだと思えてなりません(^-^)。

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