お洋服の購買において少数を選び抜くことや価値観の同異の上手な配分、個人レベルで取り組めるサステナビリティ【288】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ファッション産業論:富沢修身 著」という本を拝読。

この中に、近年広く謳われる「3R」も内容の一部でした。

このたびは、この本を一読後、「3R」について個人レベルでできることを、一度アウトプットしてみたいと思いました。

人間がお洋服を着る生き物である以上、「衣」という分野の製造と購入後の行動は非常に大切、決して安易に考えてはいけないところからまずはお伝えしたいのです。

企業様の活動を応援するかのように、一人一人の意識が非常に大きな成果を生むという見方をしていきます。

リサイクルのシステムは簡単に作り上げられない難しさ、企業様だけに委ねずに個人レベルでも可能な事を一人一人が考えたい

このたびは、小さな意識が大きな動きになるような、個人レベルでできることを「3R」をベースに考えてみました。

①リデュース:reduce・・・お洋服の購入は少数を選び抜くことを価値観としたい

豊富な量を持つことが本当にかっこよくてクールなどとは随分薄っぺらな考え方ではないですか。

「ファストファッション」というアパレルの構造は、低価格を最も重視することでその先の持続を無視したような側面を感じます。

そもそも、「与えられたものを受け入れる」という一人一人の性質にも問題があるのです。

「少しくらい縫製が悪くても、コスパは良い」などとと低価格に飛び付く購入、その後その製品をどこまで長く持ち続けることができるのでしょうか。

おそらく着用すらせずに放りっ放しなどということだって多々あると思うのです。

このような悪い価値観を、まずはすべて見直す必要があると思います。

古着ライフでは、すべてが1点物、またとない1品であるがゆえそのお買い物ごとの真剣さが生まれることを実体験で知っています。

そして、分野が特に括られないバラバラの中からどんなお洋服も一度フラットになった状態から好きなアイテムを選び抜くという訓練のようなことも。。

古着ライフでは自然に自分の考えや目的をしっかり持った購買姿勢が培われるものです。

ただ、新品も同じことで、「選び抜く」「未来をイメージして購入する」ということは古着と何ら変わらぬ共通の部分では。

②リユース:reuse・・・人による価値の違いや同じを上手く活かしたい

例えば、日常では多くの方が体験している販売サイトへの出品(「メルカリ」様など)。

自分がサイズアウトで着用できなくても合う方がいるかもしれないというケース。

自分は好みではないお洋服を喜んで他の方が購入するとう、良い意味での価値観の違い。

この2つが共に十分に活かされることを目指したいものです。

そういった意味で、「CtoC」タイプの販売サイトは大いに活用することをお勧めしたいです。

そして、その後新ユーザー様が末永くお洋服を着用できるよう、情報不足や行き違いを極力避ける親切さ・丁寧さも必要です。

③リサイクル:recycle・・・購入時だけにとらわれず、その後の行方や未来も考えたい

何十年も前、初めての勤め先でのこと。。たくさん発生している発送用のダンボールの行方について上司に聞いたことがありました。

「もったいないこれらはリサイクルできないのか」と。

「もっともなことながら、費用が嵩んでしまい着手することなどできない実情がある」とのことでした。

もったいないからと再利用することは、やるだけ無駄という程のコストがかかってしまうのです。

よって、こうしたプロジェクトが上手く回るということ自体が簡単なことではない現実があるということです。

あとがき

当の本人も物を作って新しく生み出すことを「ハンドメイドバッグ活動」でしています。

材料の調達の時点からしっかり検討しながら、意識していきたいことです。

製造者も購入者も同時に環境への配慮を十分に意識する必要があり、これも1つのサイクル。

購入者が能動的なお洋服選びの姿勢をしっかり持つと、そのフィードバックで製造者も考えざるを得ないというのは、もうすでに1つのサイクルが生まれているのです。

物品だけの動きをサイクルと考えるのではなく、「考え方」「向き合い方」「話し合い」による思いの交換はサイクルの姿の1つだと言えると思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ボディコン服はその究極のデザイン、衣服は身体を覆い隠す目的よりもむしろその美しいラインを表現するツール【212】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

衣服に関する研究を兼ね、「ファッションの哲学:井上雅人 著」を拝読。

素晴らしいです、ファッションの本当の根底にあるものを教えていただいたと思います。

「哲学」という言葉がいかにも堅苦しそうですが、実は身近なもの、「なぜ」「理由」の部分が作り上げるものだと考えます。

着飾ることでどうしても表面的に映りがちなファッションだからこそ、本当は深みがあり、伝えたいメッセージが宿るものであるという本当の姿が隠れてしまっているだけなのです。

本当に見せているものは服のデザインや装飾ではない、その有難いツールを通じた一人の人間の特徴なのではないか

タイトルに「ボディコン」を引用させていただきましたが、ただ華やかなパーティーファッションと見るところからもう少し見方を変えてみます。

女性の身体の特徴を分かり易く惜しみなく表した究極なデザインであると見れば、非常に素敵なお洋服なのです。

ただ、日常着としてはシーンに馴染まない、ステージ衣装として引用されることが多いと思います。

しかしここが特殊、バブル時代のディスコのお立ち台は誰もがステージに立てる「ハコ」の構造、「お立ち台」は身近なステージであったところにみんなで楽しめる素晴らしさがあったかと。

衣装さながらではなく、日常着の延長であり兼用という気軽さ、お仕事着の延長もあり得ました。

さて、日常のお出かけ着において、ウエストのベルトの装着は、ベルト通しによってずれを防止する機能のパワーアップの一方で、シェイプされたウエストの美しさを見せることができます。

超ロングスカートが一番素敵なのかというのはそうとは限らない、くるぶしが見える丈の切り替わりの部分に美しさとバランスが生まれ、背丈に合わせた一番のベストポジションを探るポテンシャルの部分です。

コーデというのは、服のみならず人間の身体と共に作り上げるもの、時には黒髪を利用した黒コーデへのバランスに、ブロンドヘアーを利用したライトカラーコーデのバランスに人間の身体の一部も参加しているのです。

そのようなことに気付いているコーデの達人達は、多くのアイテムを使い過ぎずに、最低限のアイテム数で見事に「粋:いき」なコーデを完成させていきます。

「ファッション」=「おしゃれ」という考え方は敷居を上げてしまう考え方。

それよりもまず先にやることがあるのです。

それは自分を知ること、これに尽きるのではないでしょうか。

自分はどんな考え方を持っているのか。。例えば究極「服嫌い」の人。

「服嫌い」がどうしても着なければならない服の装いにその「考え方」が表れるということになります。

あとがき

「なぜ」の答えがちゃんとある製造品、必ず良い方向へと高まっていくと思います。

小さくハンドメイドを始めたということであっても、規模など関係なく同じことです。

是非「哲学」を持った「物作り」に取り組み、優れた文化の1役を担っていこうではありませんか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ミニマム時代らしい物品の収集スタイル、毎日使用する日用品に溶け込んだ物品を集めることで表現できる拘りの色濃さ【183】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ10年くらいの間に持っていた疑問、「なぜ集めてしまうのだろう」というもの。

そんなことが書かれた本はないものかと、「集める 理由」などと検索して能動的に本を探し求めるという本との出会い方をしました。

ヒットした1冊の本(購入しました)は、「集める人びと 蒐集の小宇宙(ミクロコスモス):瀬川正仁 著」。

この本の帯の部分に「ヒトはなぜ蒐(あつ)めるのか」という持っていた疑問そのものが書かれていたのです。

様々な分野のコレクター様達の素晴らしいお品とその経緯がルポタージュ形式で綴られます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.15からおよそ5年後の2025.07.04にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

この期間に、随分生活のミニマムスタイル傾向があり、「物を持たないことが幸せにイコールである」という1つの考え方が多くの人々に共感されました。

確かに、今から何かを集め始めることは随分減ったと思います。

しかし、過去にとことん集めてきたものが、いよいよ今になってその時には想像もしなかった影響力を発揮している場面も出てきたのです。

ミニマムスタイルとはいえ、ここは変わりのない3次元。

必ず、「物品」や「物体」が存在するわけで「物を集める」ということができる環境のままです。

このたびは、この新しいシンプルさが強調される時代の豊かさを作るものの中に、これまで集めてきたものの「影響力」も少なからずあるのではないかという側面をお伝えできればと思います。

夢中で好きな物を集めて出来上がった独特の世界観、気が付けば未来の活動や挑戦の可能性に通じるものになっている

藍染めの小花柄の食器類:使いながらの収集スタイルですので無駄とは無縁。藍色は食欲を高め飽きが来ません。

特に高価な食器ではなくても、「高額=優れた品物」という固定観念にとらわれず、パッと見て引き付けられた気持ちを大切にファンになった柄なのです。

一部「陶器市」で購入、残りはほとんどネット通販で購入しました。

「藍染め 皿 小花柄」のキーワード検索でヒットすると思います。

木製チェスト:箪笥サイズからミニサイズまで様々。引き出しに「つまみ」が突出しているデザインが好み。

これらの木製チェストも、ある一定の良質さとレベルを持ち備えた中古品です。

中古品でも非常に綺麗なものを選び抜き、必ず市場の平均価格よりもお得に入手することをモットーとしています。

究極の考えかた、「良質なお品物を極力お安く入手」というもの、木製はかえって中古品の方がレベルが高いことが多いです。

ここ近年では、ドカンと場所を占領するような家具よりも、コンパクトなサイズをいくつかに分けて設置するスタイルの方が入手にためらいがありません。

やはり、先ほどの食器類と同じで、収集した木製チェストはすべて使用中なので、集めながら使っていくというスタイルが共通です。

かつては、使わずに眺めているのみのスタイルの収集もありましたが、使いながら集めるスタイルへ動いていったと思います。

あとがき

この本の中の収集家様方は、人形や鉄道関係の物品など分野が非常にユニークでした。

そして、どの収集家様方もこの本に取り上げられ取材を受けたというだけでも、収集活動の発展の1つの姿だと見ています。

2010年代のパワーストーンブームがあって、見たこともないストーンの美しさにどんどん触れていった時期がありました。

その延長上に、現在の「本物志向のレンタルジュエリー」に通じる道がありました。

綺麗な天然石を自作したり、本当にいくつもの美しい色とりどりの天然石に接触。

今思えば、この数十年でどんどん人生が変わっていったのも、もしかして天然石に触れたせいとも考えられなくもありません。

集めてそのまま収納し、時々眺めるだけの日々だった2010年代。。

その活かし方をいよいよ2020年に気付き、「レンタルジュエリー」を開始したのです。

他愛もないジュエリーの収集がいつしか事業活動にまで発展していったのでした。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

あの夜の出来事は生きた者が一時的に体験してしまった臨死のようなもの、列車の降車駅の違いは積んできた徳の高低の違い【365】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

無料で読ませていただけたネット上の「銀河鉄道の夜:宮沢賢治 著」。

ひょんなことから冒頭部分を読み始めたことがありました。

セミロングな長さでありますこの作品、「未完の作品」だったとか。。

このファンタジーのような不思議な物語は、昨今のスピリチュアル界隈のたくさんの発信によって理解されやすくなったのではないかと思います。

これが存命と死去の違い、苦しみを真正面から実体験できている3次元での「今」こそが生きている「証」であると考えざるを得ない

物語の中の「カムパネルラ」の複数の行動がポイントです。

主人公「ジョバンニ」の親友でもある「カムパネルラ」は授業中にも友人「ジョバンニ」をフォローする場面がありました。

そしてある決定的な日が訪れてしまいます。

貧しくアルバイトをして病気の母を見守る父親不在の家庭の「ジョバンニ」をいじめる仲間内のボス的存在の「ザネリ」。

「ザネリ」が川で溺れかかったところを「カムパネルラ」が助け自らが帰らぬ人となったという出来事が「ケンタウルス祭」の夜に起こります。

おそらく、この「カムパネルラ」の死去の瞬間にある不思議な線が生まれ、存命である「ジョバンニ」までも「カムパネルラ」と一緒に体験する死後の旅の列車に乗ったのです。

乗車駅の切符を持つ「カムパネルラ」は亡くなった人、一方なぜか一時的にその世界線に迷い込んだ「ジョバンニ」は降車駅の無いフリー切符という違いです。

友人をフォローしたり友人の命を助けた「自己犠牲」を伴う行いをしてきた「カムパネルラ」には、列車の旅の高い位置の降車場を与えられたのでした。

途中、低い位置の降車場の向こうで目にした「鳥を捕まえて生業にする男」の存在は、存命の時代での評価を受けての場所。

それならば、存命の「ジョバンニ」の列車の旅の行き先の自由な切符の意味は。。

彼にはまだ降車場は用意されていない、決められた停車場を持つ資格を持つ者ではないということ、つまり生きている者である証拠です。

そのフリーの切符は、今後あらゆる可能性を持った自分次第のこの先の3次元の地球での人生を意味しているのです。

再び現実に戻った時に、2つの「幸い」が起こりました。

1つは、「ザネリ」が助かった事、もう1つは「カムパネルラ」の父親が息子の死を目の前にしながらも、「ジョバンニ」に父親が近く戻る吉報を教えてくれたこと。

自己犠牲の究極は「死」、「自己犠牲」が誰かの「幸せ」との引き換えになったという意味の重さを1読者は教えていただいたのです。

あとがき

最後に「ジョバンニ」のその後の人生を想像してみたいと思いました。

全体の印象としては、間違っても恵まれた環境でもない中、学校でも仲間外れな存在だったのに常に「前向きさ」を感じたことです。

そんなひたむきな姿に対して応援したくなる気持ちが湧きました。

大人になればこれまでの歩みが花開き、おそらくこの昔を懐かしく振り返りながら徳を積んでいくかもしれないと。

そして、いつか命が果てた時、あの「ケンタウルス祭」の夜と同じように、今度は行き先の載った切符で列車の旅をするでしょう。

切符の降車場は高い高い銀河の果てであることを、1読者は願うのでした。

その後、作者「宮沢賢治」について別の著者様が考察した「霊感」や「天然石」についてのご縁(えん)について書かれた本も拝読。

それが<読書>カテゴリーの中の【623】の記事の投稿です。

そう、このような四次元的な世界観を知る人間でなければこんな風に描けなかった物語。

著者「宮沢賢治」様自身が「シャーマン:霊感を持った人」気質の人間であられたのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

透明な天然石ダイヤモンド・ホワイトトパーズ・水晶の遠目視点、その美しさは同等であり固定観念上のレベルの優劣を疑う【295】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「エレガンスの経済学 ジュエリーへのいざない :芹澤信子著」を拝読。

ここから学んだことは、商業における「情報発信」がいかに大切かということ、 同時にその発信は「誠実」であるべきでだということも。。

「煽り」「背伸び」「盛り」の道には乗らない、先に「受け入れられる」というゴールを見据えた発信ではなく今目の前の役割はしっかりと受け手にお伝えすることであるという学びです。

このたびは、この学びを自分にインプット後のアウトプットのような形で、同じジュエリー分野についてあまり巷では語られない切り口でお伝えしたいことがあります。

ダイヤモンド・ホワイトトパーズ・水晶をニュートラルな目線で組み合わせ、混じり気の無い透明感そのものの美しさは同等のレベル

上のクリップは、当事業「本物志向のレンタルジュエリー」のスタイルでもあります。

ラインアップには現在は無いものばかりですが、考え方は今でも引き継いでいます。

左から右への配列で、上下共に同じダイヤモンド・ホワイトトパーズ・水晶と並びます。

遠目で見た時と同じようなショット、巷では希少価値が高く女王様的存在のダイヤモンドもフラットにおしゃれ目線第一に考えています。

真ん中のホワイトトパーズの美しさも、右の水晶の美しさも決してダイヤモンドに劣ることは無いという考え方です。

特にイメージとのギャップは、左上のブレス、まさかミルキーな珠がダイヤモンドの屑とは。。

また、真ん中は上下共ぱっと見の遠目ではパヴェ状のダイヤモンドと見分けなど付きません。

こうして「透明カラー」という括りを一番重視したコーデ型のジュエリーの表現をそのままラインナップにしているスタイルです。

「ダイヤモンドである」というその事実1つのみを重視したコーデは、かえって浅い解釈になってしまうかもしれません。

貴石・半貴石・パワーストーンという括りがかえって人の固定観念を作ってしまいます。

天然石は地球活動の証、どれも同等にロマンチックであり神秘的な産物だという考え方をしています。

あとがき

今でこそ、ユーザー様のニーズをくみ取り随分ダイヤモンドにも目を向けるようになりましたが、過去においてはあの透明感があまりにも無彩色過ぎて地味だと感じたものです。

では、ダイヤモンド含む世界四大宝石のルビー・サファイア・エメラルドはカラーが付いているではないか。。ということについてです。

音楽でも混じり気のある曖昧なコードが美しい響きを奏でるように、ジュエリーに対しても四大宝石の原色カラー以外の中間色の素敵さにも目を向けています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ブランドが持つ強烈なイメージに思わず洗脳された、ロゴ携えるプラスチックジュエリーが本格派ジュエリーに肩を並べる時【231】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「シャネル-最強ブランドの秘密:山田登世子 著」を長い日数をかけながら拝読。

いくつかのファッション史の中では最初に手にしたのがこの本でした。

大変恐縮ながら、漢字の読み方や意味までも調べながらのスローリーディングだったのでした。

とうに創業者が亡くなっている今でも、ブランド名はロゴと共に継承されている点、ハイブランド様の多くが皇室御用達が背景であったことに比べ、そうではない点が「シャネル」らしさなのです。

呼び名の「ココ・シャネル」は、キャバレーでの歌い手時代からのニックネーム、本名は「ガブリエル・シャネル」様、フランス人です。

このたびは、様々な切り口で語りたい「シャネル」の存在について1つだけのポイントで綴ってまいりたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.10.14からおよそ7年後の2025.08.21にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

最初の投稿では、複数の項目で文字数のボリュームがありましたが、ここ近年の当ブログ記事の短い時間での読み切り易さを重視、1,000文字代という決め事をしました。

よって、その他のことは、別の「シャネル」に関する本を拝読した際に別の視点からの投稿をさせていただくことにしたいと思います。

このたびは、「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者がジュエリーというアイテムを切り口にして綴ってまいります。

プラスチックという所謂工業製品が高級地金+宝石の本格派ジュエリーに勝る時。。ブランディングの力が大きく働いた長い期間

「シャネル」製品:どのアイテムにも象徴的な「ココマーク」が設置。この威力は時に人の気持ちを高ぶらせます。

パッと見た「わあ」という感嘆は、その憧れのようなイメージを目の前にした時の気持ちの揺さぶりが大きく、人の心の奥にまでも侵入する影響力はまさにマーケティング活動の神髄だと考えます。

創業者の「ガブリエル・シャネル」はここ1点を目指していたのかもしれません。

キラキラした本格派の宝石にライバル心を燃やし、あえてプラスチックでジュエリーにブランドパワーを埋め込んだ究極の姿が、広い層に親しまれる「ハイブランドコスチュームジュエリー」です。

あの可愛らしいロゴ付きのコスチュームジュエリーは、親しみやすくかつ高級感も感じられ(「シャネルだから」という観念でよりそう感じている点もある)、不思議な存在です。

創業者の「ガブリエル・シャネル」様は、プラスチックが本格派ジュエリーに勝る「勝算」を持っていた、「ブランド力」はどんなものをも差し置いて勝てるのだと信じたのだと思います。

あとがき

確かに、プラスチックのロゴ入りジュエリーを、K18YGやPT850と組み合わせて同時に装うということに抵抗がなかったこれまで。

まさに、ブランド力が本格派ジュエリーと同等に並ぶ程の価値だと受け止めていた証拠なのです。

しかし、ここからが実体験を綴っていくことになります↓。

「本物志向のレンタルジュエリー」も、スタート当初はコスチュームジュエリーと本格派ジュエリーのミックスでした(3アイテムを1セットに組むラインナップ)。

ところが、だんだんと事業を継続していく中で「価値」を自分なりに本気で考えるように。。最終的にはコスチュームジュエリーを全面廃止という決断へ。

残したのが、高級地金の18金やプラチナに宝石質の天然石が研磨されて乗った本格派ジュエリーのみ。

胸を張って本物と言えるのは、高級地金+宝石のジュエリーだけだと、あるがままの希少さこそが、「本物」であると結論付けたのです。

よって、1つとしてブランド名を謳ったジュエリーの紹介の仕方をしていないラインナップなのです。

私物ではコスチュームジュエリーは確かに親しみやすくて愛用しています。

しかしお客様にこそ、屈託無く「どうぞ」とご提供できるジュエリーの姿でなければと。

人の心を操るような「まやかし」では本当の説得力にはならない、遠い将来かもしれないがいつか紛れもない本来の美しさがやはり勝るのだということを私は信じたのです。

しかし一方ではこうも思っておりまして、私物のコスチュームジュエリーも何でもないメッキでは価値を感じないと。

間違いなく「シャネル」様の解いた「ブランド力」を感じているから手持ちのメッキジュエリーにも「シャネル」ロゴが複数入っているわけです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

バッグを作る者としてそもそも知っておきたい「かばん」の歴史、先人の道理が製作品に継承されたクラシックなバッグへ【219】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

幼少期の昭和時代の、ポーチも小さな巾着袋、リュックも巾着仕様であるナップサックと、同じ絞るタイプが大半だったようなお買い物シーンを思い出します。

今日、ファスナーのバッグへの引用によってデザインが広く展開され、絞るタイプはデザインの1つという立ち位置に。。

このたび「新かばん・バッグの商品知識:エフ ワークス(株)発行」を拝読。

ハンドメイドバッグ活動をこの先も永続的に行うにあたって、出来るだけ早めに知っておきたい事はその歴史や変遷。

どこかで誰かが最初に閃いたその貴重なアイデアは、おそらくどうしても必要な最低限の構造であり、そのミニマムさに製作のヒントがあると見ています。

作るバッグは、クラシックさが残るいにしえの「閃き」が残るものでありたいと思うようになりました。

最もクラシックな形のバッグの分類を知り、手持ちのデザインと見比べながらこの本を一読。

見かけの輝きに惑わされない、奥に眠る本来のバッグの存在意義についてちゃんと考えたいと思ったのでした。

「区分」がありシーンや果たす役割が分かれていたかばんの最もクラシックなデザイン、歴史と共に把握しバッグ製作に活かす

そもそもバッグが最初に生み出された形は巾着のような形だったといわれているところから始まります。

バッグの起源:漫画でも登場していた白い巾着袋にコインを詰め込むイメージは、最も原始的なバッグの形。

その昔、商品の売買は、今日のようにお金を介してのものではなく「物々交換」、互いにほしい物を自分の持っているものと交換する形の取引でした。

当然こういった取引はいずれ困難や矛盾に直面します。

そもそもそれぞれの物の価値に優劣が生まれ、交換するには理論としても心理としても不公平に感じてしまうのでした。

いずれ、物同士の交換は行き詰まり終焉を迎えます。

そして、互いに公平な取引として「お金」という仲介ツールが生み出されたのです。

このことで、面倒で不合理な物々交換ではなく、お金を払うことで品物をスムーズに受け取れるようになりました。

さらにお金を得た側はそのお金で他の欲しい品物を得るというように、お金の誕生により商品の売買がより潤い社会が発展していった。。紀元前1000年頃のことです。

その頃、地中海東部のギリシャ諸都市やギリシャの植民地で、お金を入れて持ち運ぶための入れ物が使われていたとの記録があるようなのです。

それは、当時描かれたであろう壁画のような絵から巾着袋のうような袋であったと。。

これがどうもバッグの「最初の形」、とてもロマンに溢れます。

手持ちの様々な種類のバッグ:これらはすべて「区分」のどこかに当てはまるはずです。

「(社)日本鞄協会」様の定める、「日本標準商品分類」の中の「かばん類」というコードにおいては、「コスメボックス」(右上から2つ目)は「トレインケース」に属し、「バニティバッグ」(右下)は「タウンバッグ」の中に入ります。

同じコスメ分野のケースとして使用しているこの2つが実は違う分類であったことは、この本を拝読で知った意外な部分。

次に、最も現実的なシーンである、バッグの持ち方のいろいろを集めてみました。

①手提げ②クラッチ(かかえ)③背負い④肩掛け⑤吊り下げ⑥引く/転がすです。

出張や旅行には近年定番の「キャリーバッグ」は⑥に該当、小さなウエストポーチのようなバッグは⑤に寄ったイメージ。

そして、何といっても2010年代後半から町を行き交う人々が高い確率で「リュック」というデザインのスタイルが占めていきます。

まだ2018-2019年の頃はショルダーバッグを好む人も多かったと思ったのですが、2020年頃から一気にその光景が変わったことを確かにこの目で確認しています。

近年の健康志向からも、左右の身体のバランスをとったリュックのショルダーは片方に寄るアシンメトリーなショルダーよりも望ましい姿だと納得します。

あとがき

これまでたくさんのバッグを持ってまいりましたし、製作の方もたくさんのバッグを作ってまいりました。

どれもそれ1つですべての要望を満たすものは実現しにくいのがバッグです。

それでも「万能」を何とか考えてここ最近に至った2デザインがこのようなもの↓。

ミニマムデザインの2種のバッグ:左はエコバッグで一重仕立て、右は裏地付きナップサック。

この本の拝読でバッグの歴史・バッグの分類を知ったことで、より今後製作したいデザインの選択がしやすくなると思います。

得意な分野、好きな分野を追求する時に同じ分野の歴史や歩みを知ることはきっと今後の方向性が見える1つの良き体験であると考えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク