素敵過ぎる、これ中心にお洋服を考えていっても良いほどの見逃したくないピンクサファイアのベリーペンダント【789】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハート・星・フラワーはクセのあるモチーフであるから、ジュエリー同士の組み合わせの成功の難易度が高いというお話をよくブログ記事に綴らせていただきました。

このたびは、上のどれでもない、「木の実」モチーフも実はクセのあるアイテムであると太鼓判、濃ピンクサファイアのペンダントトップをご紹介したいと思います。

是非ご注目いただきたいのが、このクセのあるアイテムをどのように他のジュエリーアイテムと組み合わせていったのかという点です。

どうぞ、ワクワクしながらご一読くださればと思います。

濃ピンク色にはある「事情」があった、ルビーになり損ねた姿こそがドラマチック

元は「コランダム」という同じ鉱物だったルビーとサファイア。

その後の他の物質の入り混じりにより、片や紅色のルビーへ、片や紺及びその他のカラーのサファイアという名前へと枝分かれしました。

実は、ルビーになり切らなかった産物こそがピンクサファイア。

しかも「濃色」ということですので、ルビーに近くて非なる存在になったのでした。

そういった意味では、いかにもストーリー性があるという点が魅力です。

美味しそうに実ったベリーの実を表現したペンダントトップがまるで物語の1節から抜け出したかのよう。

ペンダントトップ:PT900台のピンクサファイア。バチカン含まずに縦3cmx横2.5cm程。ベリーデザイン。

たわわに実った存在感ある丸い粒が密集した9個がセットされたものでたっぷりした作りになっています。

ピンクサファイアは全体的にはもっと薄めなカラーも多く、この濃いめがベリーのイメージに近くて洒落ています。

いろんな色を総称してサファイアと呼ばれていることが意外、成分の違いで色が全く違うのに同じ分類に括られている決め事なのでした。

その中で赤みが不足して、ルビーになり切らなかったからこそ、ピンクサファイアの姿であるというわけです。

「ルビーになりこそなった」などというドラマチックさがかえって魅力的です。

3点セットをこう決めた、あくまで主役はクセのあるモチーフを立てる鉄則

ペンダント:台がプラチナですので、チェーンもPT850を合わせます。喜平69cmです。
ブレスレット:こちらはK18WG台。ダイヤモンドがステーション配置。あくまで主役はペンダントです。
リング:ダブルリングが豪華。ブレスで四角いフォルムが登場を今一度丸いフォルムに整え直します。
3点セット:すっきりまとまったと思います。ペンダントとリングのピンクサファイアがリンク。

こうして、癖のあるベリーペンダントをその他のジュエリーが主張し過ぎずに引き立ててくれたという構図です。

クセのあるモチーフは思い切って目立たせてしまい主役にするという考え方でした。

お洋服に関しても、むしろこのジュエリーのセットに合うようなお洋服を決めていくという順番でコーデの成功が見込めます。

あとがき

自由で型にとらわれなければ、難しいジュエリーも解決して出番があるものにできると思います。

ベリーデザインを、あまり「木の実なのだ」ということに固執せず、幾何的に解釈することで、まずはジュエリー同士を決め、その後お洋服にそのままセットで合わせていくことのご提案でした(^-^)。

満開の様子がジュエリーに、その華やかな瞬間を集めた「庭園」を作ってみました【788】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ガーネットは深紅のカラーだけでもないことは、「ロードライトガーネット」という名前のストーンの広がりで多くの方が知るところとなりました。

ピンクとしてはダークなのだけれど、真っ赤とも違う程よい雰囲気の落ち着いた赤紫色。

このたび、お花が全開の瞬間のゴージャスな大花デザインのペンダントトップとの出会いから、その後の3点セットの「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに出来上がるまでの道筋をたどりながら1点ずつをご紹介したいと思います。

3点とも「フラワー」がモチーフになっています。

満開の瞬間がデザインされたような大花ガーネットペンダントトップが超難解のアイテムだったエピソード

華やかな雰囲気にはお花デザインも大きくて広がったものが綺麗なのですが、暗めのトーンであるガーネットというバランスが素敵。

K18WG台ガーネットのフラワーペンダントトップ:直径3cmもの大花デザイン。

ガーネットが赤紫のような色に映るのです。

ピンク色のトパーズやサファイアと比べるとはるかにダークです。

そこがまた魅力であり、ここまで大きなサイズで豪華な地金部分の台であるのに石の色が渋いというバランスが気に入っています。

真ん中の茶色い感じは、なぜかその部分だけ台にK18PG台が使われているからこのように映るのです。

ペンダントチェーンとの相性:花びら1枚ずつがドロップ型ということで、このチェーンを組み合わせました。
ブレスレット:3ctものです。1粒の中にメレダイヤがお花を形作ったデザイン。非常にエレガントです。

このブレスレットも、よくあるステーションブレスとの差別化。

1パーツずつをフラワー仕立てに仕立てて、更につなげているという多重構造なのです。

リング:トルマリンのマルチカラーが中間色で大変美しい。個人的な好みではありますが中間色にホッとします。
3点セット:いやはや難しかった、ほぼお手上げの中トルマリンのダブルリングが合うことに突然気づきました。

随分悩みました。。このような一癖も二癖もある大花に他のどんなジュエリーが合うのだろうと。

これは降参かな。。と思っていた時、突然マルチトルマリンとの相性を発見。

マルチカラーに助けてもらったことが何度もありますが、この度も再び。。

ロードライトガーネットとトルマリンの濃ピンクがとても類似のカラーだったのです。

あとがき

このたびの大花の縁の花びらは、台の部分が多く、1つ1つが非常に良い作りです。

ずーっと長い期間組み合わせ案が分からずに保留にしておりましたが、この度ようやく腑に落ちました、とても気持ちが良く嬉しいです。

このブログ記事のタイトルの中にもあります、「庭園」をそのままこのセットに名付けてラインナップに並べました。

もし、気に入っていただければ是非レンタルジュエリーご利用下さいませ(^-^)。

かわいくてしょうがない、翡翠・メノウにK18YG台が丁寧に設置されたマルチカラーの房ペンダント【787】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

これまで趣味で収集の時代からジュエリーを見てきた中で「かわいいな」と思ったアイテムがあります。

それは、「葡萄ジュエリー」です。

地金は特に何も使われておらず、全体にテグスを使用した編み込みタイプで作られた構造、天然石のアメジストが実の部分、ヘタの部分は確か穴の開いた天然石製の小さな粒のビーズだったと思います。

そこそこの価格ではあったのですが(¥6,000-¥7,000)、決して超高級ではなく、シルバー925のチェーンを通したペンダントにしていた記憶です。

葡萄のようなかわいらしさのあるアイテムの「木の実系」は、「宝石」と呼ばれるレベルでも芸術的な姿です。

このたびは、このかわいらしさが、和風に表現されている素敵なペンダントトップをご紹介したいと思います。

和石とも称される類似の天然石のみでマルチカラーとなっているところが更なる魅力です。

更に、このペンダントトップにどんな他のジュエリーを組み合わせることになったのかも興味深くご覧ただければと思います。

和風な雰囲気は翡翠とメノウで形作られる、粒の楕円をリンクさせた3点の集結のそろい具合

房ペンダントトップ:K18YG台。ストーンは翡翠やメノウ。バチカンを含まず、縦2.8cmx横2cm程。

一目見てうっとりと引き付けられたものです。

房の1粒ずつの卵型が優しく、マルチカラーの翡翠やメノウにストーンに分野を特化していること、1房ずつ丁寧に18金の台座を設置している作りながとても優れているのです。

チェーン:K18YGラウンドチェーン。優しい卵型には、丸いチェーンがお似合い。
ブレスレット:K18YG台。ダイヤモンドは2ct。途中の地金部分の卵型が決め手。房の形とリンクです。
リング:ラベンダー翡翠。K18YG台。ダイヤモンドも装飾されエレガントな翡翠リングです。こちらも卵型です。
3点セット:これらが集まったすっきり感を感じていただければと。ブレスが和風に寄り過ぎを中和してくれます。

ブレスは、ペンダントとリングの橋渡し的存在と考えています。

ストーンが和に寄り過ぎなことをダイヤモンドとともに洋へ調和。

良い役割のブレスだと思うのです。

あとがき

マルチカラーアイテムは、お洋服に合わせやすいです。

黒から、原色、パステルカラーまで季節も問わず、流行にも左右されず安定的に組み合わせることができます。

フルーツなどのモチーフの「ひとクセ」、コーデしにくい点をマルチカラーの色の展開がコーデしやすくしてくれたのでした。

またとない組み合わせができたことが大変喜ばしく、それぞれのアイテム1つ1つの製造者様へ感謝を述べたいと思います(^-^)。

赤いパンプス・赤い口紅にリンク、深紅のガーネットの役割は差し色、面積の広い大粒ガーネットペンダントが美しさを放つ時【786】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

深紅の「ガーネット」という宝石。

赤色は人気の高い色。

ルビーのイチゴのような紅色に比べればダークな深みが同じ赤色内での差別化。

あれは2000年ちょうど位の事だったかと。

ゴールドメッキの台ではありますが、ガーネットのスクエアのペンダントトップを自前で持っていたことがありました。

某通販会社様のカタログ雑誌で、お値段は¥9,800ではなかったかと記憶。

なかなかクラッシックな雰囲気で大粒の四角型でした。

もしかしたら。。合成だったのかもしれませんが、とても存在感があって着用しやすかったことを記憶しています。

随分前から、四角型のファンだったのでした。

あの表面のゆったりとしたスペースが迫力と美しさたっぷりだからです。

このたびは、その後の発展もあり、台も本物K18YG、天然のストーンである立派な宝石と呼べる四角のガーネットのペンダントトップをご紹介したいと思います。

何十年も前と同じモデルを変わらず魅力的に感じたことは本物ジュエリーにはそれほど流行がないクラシックさがあるこのと証明です。

遠目では確実に差し色、ガーネットの深紅の他の小物アイテムとのリンク

K18YG台のガーネット四角デザインペンダントトップ:<サイズ>バチカン含まずに、縦18mmx横14mm。

窓辺でお写真を写しましたので透明感ある部分が映りました。

室内では、深いボルドー色で、ずっしりとした重厚感あるカラーに映るのです。

室内のダークカラーに映るガーネットペンダント。チェーンはK18YG/K18WGコンビ柄45cm。

大粒の基準とさせていただいています縦2cmx横1.5cmよりはひとまわり小さいので、「中粒」程度だと見ていますが、何はともあれこのすっきり感は素晴らしいです。

ガーネットの大粒はほとんど見つけることができていません、レアなのだと思います。

混沌とせず、はっきりしていてシンプルだからこその良さです。

靴もいろんな赤と相性の範囲があるのもペンダントと靴が遠く同士に位置するからです。

あとがき

「ガーネット」は1点あると楽しくなります。

真っ赤なお洋服はかなり膨張しますし華やか過ぎて躊躇することがありますが、黒いお洋服に一部分小物使いとしては気軽に装えます。

この「気軽」もとても大切、ジュエリーの装飾に対して遊び心もあることこそ自由なのですから。。

ガーネットの存在感をこんな風に使わせていただくのが出番の多いアイテムになるまず1つのポイントとしてご提案したいと思います(^-^)。

新しい分野のマルチカラージュエリー、ハート型の原色カラーに魅せられる「アンモライト」のペンダントはコーデの差し色へ【785】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、マルチカラー宝石も取り揃えました。

マルチカラーが好みであること、楽しく明るいイメージ、多くのストーンを一度に楽しめるお得感などがメリットです。

「マルチストーン」と呼ばれるアイテムは、ストーンの種類の違い、もしくは、同じストーンでもカラー展開のあるストーンが集結したジュエリーです。

このたびは、それとも違い、1種の鉱物からできているのに、「光の干渉」によって美しくマルチカラーに映る天然石でできたペンダントをご紹介したいと思います。

「アンモライト」のハート型ペンダントトップをカジュアルに解釈、ロングチェーンで躍動感を高め中粒のサイズ感のカバー

光の干渉で赤やグリーン、黄色のビタミンカラー風に映るというところが魅力です。

光の干渉が無ければ暗めのものなので、とても不思議でミステリアスなのです。

「アンモライト」のハート型ペンダントトップ:K18YG台。<サイズ>縦2cmx横2cm。

このストーンは光の干渉でこのようにマルチカラーに目に映ります。

すごく綺麗で、熱帯のようなイメージがこの色から感じられます。

これは染色とかいったものではなく天然の色目、「光の干渉」でこのように映るとのこと。

1つの物品でこんなにいろんな色が見られるストーンとなるとやはり価値を感じますし、事実「アンモライト」は希少価値の高いストーンです。

このペンダントトップの良い点は、枠をK18YG台で囲ってあり、バチカンを宝石タイプのもので設置されている、ちゃんと宝石の領域の作りがしてある点です。

表面の多面カットもエレガントです。

とはいえ、厚みは最大5mm程度、縦横の最大幅が2cmということでやや普通(いや贅沢ですけど(^_^;))。

そこへチェーンを特徴ある80cm級で存在感を高めました↓。

すごく美しいです。ハートというクセのある形にもかかわらずそのことを忘れるほどのカラーの存在感よ。
3点セット:難しかったのがハートの形の揃い具合。ぴったりですね、随分努力しました。

あとがき

このような天然石があるとはこれまでは、存じ上げませんでしたので、良き学びとなりました。

1つ学びの中から生まれたアイデアをアウトプットしたいと思います↓。

ハートは星やフラワーと並び「クセ」のあるモチーフです。

ところが、そのあるはずの「クセ」が、この原色カラーの美しい世界観の波にのまれ一瞬忘れてしまいました。

このことが良きヒントになりました。

クセのあるモチーフに象徴的なストーンがコンビのジュエリーアイテムは「クセ」が減少して感じられる不思議。

フラワーなどのケースにも引用してみたいと思いました(^-^)。

美しいが希少性は「普通」のアメジストは大粒だけでは物足りなかった、さらに「メガ」サイズのアメトリンにバトンタッチのペンダント【784】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

特徴は、全体的にアイテムが大ぶりでありヴィンテージ風な着こなしのお洋服に合うようなクラシックなテイストです。

このたびは、アメジストの大粒の更なる追求への変遷の記録です。

アメジストは人気が高く有名ですが、希少性で言うと入手はしやすいのでそんなに珍しいストーンではないです。

それでも人気の理由の1つに「パープル」という高貴でクールなカラーの魅力があるのだと見ています。

「かっこいい」というようなパープルカラーは、おのずと「四角」という形との相性も良いようなのです。

迫力ある大粒アメジスト、しかしそれ以上のメガ級のアメトリンに軍配が上がることになった

「バケットカット」や「テーパードカット」の効果は、面積をより広めに映し出し、宝石の美しさを最大限に披露する効果があります。

「美しい」と思うことの1つに「広い面積」があるのです。

この大ぶりなカットは、一層迫力の度合いを増幅させています。

K18YG台のアメジスト大粒ペンダントトップ:<サイズ>バチカン含まず、縦2cm強x横1.5cm程。

よくバチカンを含んでサイズが提示されていますが、本当のトップ自体の大きさが分かりにくいですので、バチカンを省いて表示することにしております。

大粒の目安にしているのは、バチカンを含まないストーン+台の部分のみで、縦2cmx横1.5cmを大粒の目安と考えています。

ネット通販などでは、縦が1.5cm以上でもうすでに大粒と呼ばれることもあり、大粒の範囲が結構広いのですが、実際は手に取ると中粒程度だったりします。

「中粒」などと言ってしまっては商業上盛り上がりがありませんから、大粒と呼んでしまう、更に、カンを含んだものをペンダントトップと呼ぶ定義からの名目もあると思います。

この度の記事では、本当に正直な「大粒」というのはこういうものだというサイズ感でお伝えしております。

結局は、身につけたときの印象がどうかで明らかになることでありますので、最終的にはユーザー様が感じることなのです。

そうすると、大粒・中粒・小粒と分けて、その実物にちゃんとぴったりな言い回しを実直にお伝えしていきたいと思っております。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、ペンダントトップに関しては、ほとんど大ぶり(大粒)です。

その後にもっと特徴ある「メガアメトリン」に出会うことでセットがより個性的になった

バチカン含まず、縦2cmx横1.5cmでもかなりの存在感でしたが、リングとあまりにピタッと一致し過ぎたこともありその後改良がありました↓。

リングもかなりのものですが、それ以上にトップが大きいと感じられます。面積・厚みともにビッグです。

アメジストからアメトリンになったことでカラーも楽しくなりました。

アメトリンのペンダント:縦25mmx横20mmの超大粒。正真正銘の「メガアメトリン」です。

あとがき

当「本物志向のレンタルジュエリー」がセットになっていることで、もしかしたら単品では通用したかもしれない大粒が廃止ということもあるということです。

それほどまでに「わぁ!」という喜びと感動を感じていただけるようなラインナップでありたいという強い気持ちがあるのです。

メガ級の大きさではあってもシンプルな四角という「押して引く」ようなバランス、そして、そこへ柄のような「フィガロチェーン」の出番であるというこういった望ましいバランスの組み合わせができるのも、地金のおかげだと思います。

ストーンの素敵さ、地金の素敵さいずれも平等に大切にしておりまして、「高級地金+宝石」に特化したものを集めご提供致します(^-^)。

「トルネイド」と名付けたい、テーパードが美しく躍動的なビッグペンダントトップのお洋服との相性のポテンシャルの高さ【783】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

地球の奥の方に眠っていたところ、激しいマグマ活動によって一瞬の短い時間で地上に向かって運ばれて結晶になり、地上に打ち上げられる奇跡的なストーン、これがダイヤモンド。

本来は地上にいる我々が身近に目にするようなストーンではないのです。

そんな希少なダイヤモンドでありながら、ジュエリー界隈にはとてもたくさん集まり、豊富過ぎてその希少性が分かりにくいというパラドックス。

ダイヤモンドは無色透明なので、カラーによる綺麗さを演出しにくいので、デザインは重視したい部分です。

専門的には「4C」として他の質の部分に関してもかなり重視されますが、何と言っても一番は不動の「おしゃれ度」を重視します。

このたびは、大ぶりサイズでは申し分無い素敵なダイヤモンドペンダントトップをご紹介致しながら、「おしゃれ度」を重視する理由をお伝えできればと思います。

ダイヤモンド3ctはギラギラとまではいかない親しみやすさがある、カラットを決して「ゴール」にしない

K18WG台のダイヤモンド3ctのビッグペンダントトップ:<サイズ>縦4cm弱x横2.5cm。

3ctあれば、レベルは高いですし、サイズが縦長のバランスの良い申し分のないボリュームです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は全体に大ぶりですので、このサイズが決して珍しいこともないと感じます。

華奢さに価値を置かれたスタイリッシュなジュエリーの見方からすればヴィンテージ風であり、非常に存在感があるタイプに映ると思います。

テーパードカットがメインに使われて、より一層迫力が増しています。

ダイヤモンドも5ct、10ctととなればきりがないですが、それは結果的なものだと思っています。

まずはある一定の高級感とデザインのバランスが良いお品ということを見ます。

その点でこちらはどう見ても、「よしっ♪」というお品という判断になりました。

ここまで力をこめる理由は、「自分のものではない」という理由から。

「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップのものであるからこそ真剣なのです。

5ctや10ctはさすがに「ギラギラ」しますが、この3ctは輝きが程よく親しみやすいのです。

それでも迫力があるのは、地金とか思い切った大胆なデザインの賜物。

この姿は、ジュエリーが決してカラット数の高さや地金の重さだけで計れるものではない見方を率直に伝えてくれるかのよう。

そうして、ゆくゆくチェーンを付けて、ペンダントへ。。

チェーンもトップのデザインに相性の良いツイストタイプを選択。ショート丈の硬い円形チェーン40cm。

幾何(きか)的なデザインこそお洋服の種類に対応していけるポテンシャルを秘める

ハート・星・花に比べて、このたびのトップのデザインは「抽象的」。

すごく躍動感にあふれ、「トルネイド」というワードがすっと降りてくるようでした。

この抽象さがお洋服に馴染みやすくなっています。

例えば無地に関してはすべてカバーできるほどの融通があると思っています。

その他柄物ですと、どちらかというと優しい丸い柄(水玉や丸い形の花柄)よりも、シャープな柄と言いますか、鋭利なとがったタイプの柄や、ストライプなども相性が良いと見ています。

あとがき

希少性のあるダイヤモンドがたくさんあるという矛盾の中から、本当の希少性とは何なのであろうと思うことがありました。

これはあくまで自らが計る「ものさし的尺度」ではあるのですが、やはり「おしゃれ感」でした。

おしゃれ感の上限は無限であるからこそ「自由」なのです。

人生における一番のモットーのようなものは、「自由」、そこに重なるスタンスを貫いています。

ダイヤモンドはどうしてもctの数値で判断しがちですが、それでも「ジュエリー」として見た場合には、多くの中からキラリと光るのは、結果的にはカラット数が大きいものではなかったりすることもあります。

結局は「おしゃれ感」を最終のジャッジにしております(^-^)。

ラベンダーのイメージを優先させた赤みは「染色」、本来グレーイッシュな天然色の翡翠の見極め【749】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

翡翠はグリーンのイメージが強いですが、もっと色の展開のあるストーンです。

このたびは、その多色展開の中の1つ、有名どころの「ラベンダー翡翠」のリングをご紹介したいと思います。

ラベンダーとは呼ぶものの、あのラベンダー程の赤みは本当は違います。

もっと抑えられた色のグレーイッシュなトーンが本当のラベンダー翡翠。

ほとんどが魅力的に赤みがかった色付け処理がされているのです。

ラベンダー翡翠を魅力的に見せるために、そして商品が売れるようにとのことでしょうが、自然なままの曖昧な姿こそ美しく本物であるという見方がこのたびのご紹介を通じてお伝えしたいことです。

もっと逆説的に品物を見るべき、「ここまでのぼんやりした冴えない色の姿こそ本物だ」と

「処理」ということが宝石にほどこされることが多々あります。

エメラルドが有名で、大きな割合でこの繊細な質を強く保つために割れ目などに樹脂を入れていくような処理がありまして、「含侵:がんしん」と呼ばれています。

ラベンダー翡翠というのは、本来わずかに色が付いているか付いていないかの微妙なカラーが本当のナチュラルな天然カラーであるようです。

今回のラベンダー翡翠のリングはその点ではなかなか正直です。

きれいすぎる赤みをおびた紫色はおそらく処理がほどこされ、簡単に言ってしまえば人工的に作った色ということになってしまいます。

それでも、カラー重視なのか、あくまで天然の色を尊重したお品を選んでいくのかということでいうと、後者の方がロマンチックではないですか。

この辺りは価値観もありますが、天然であることの価値というのは業界では高く評価されていて、その点が価格にも反映されているのです。

ラベンダー翡翠のリング:K18YG台の枠がデザイン性があります。大粒で優れたリングだと見ています。

この色目とても微妙です。

処理をすることで、よりはっきりとパープルであると目には映るのでしょうが、赤みがかった紫というのが人工的な色という解釈で良いかと思います。

微妙なよく分からないこの写真のような淡い藤色はなかなか正直な姿だと思います。

ただ、本当のことは分かりませんが、いかにも赤みをおびた処理になっていないことは無染色の可能性もあります。

どうしても商業的に寄り「売れるための色作り」をしてしまうもの。

曖昧でぼんやりした色こそ本来の正直な姿、そこが美しいと言えるのではないかと思うのです。

あとがき

他の例では、真珠のグレー色なども、鼠や鉄の色をしていれば間違いなく染色です。

本当の真珠のグレー色はそんなはっきりした色ではないからです。

しかも、いくつも均一に連に出来るような数が同時に揃わないというのが現実。

曖昧な色目こそが宝石が自然から生まれたものである証、色のパンチが無いことがかえって生粋の姿だという逆説的な見方は天然石を見る際には有効です(^-^)。

まるとしかくのコンビのペンダントトップに同じ配列のリングを合わせた結果どういうことになったのか【747】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

3点の違うアイテムのジュエリーを1セットに組み合わせ、そのままお洋服に当てはめるだけという分かりやすさのあるラインナップを工夫してまいりました。

最終的に、ネックレス・ブレス・リングが1セットに完成するところが事業者としての役割の目指すところなのですが、そうもいかないことがあります。

このたびは、非常に難しいタイプのデザインのペンダントトップに合わせるリングを長い時間をかけて見つけた記録とその後を綴りたいと思います。

必ずしもハッピーエンドではないところに、組み合わせの難しさがあると見ていただければと思います。

サクランボのような幾何デザインに惹かれて。。

ツインペンダントトップ:K18YG。ストーンはシトリン。かの有名な方の眼鏡みたい(^-^)。

大ぶりですっきりとしたペンダントトップでしたので素敵だと思ったのです。

ただその後で大変苦労することになりました。

丸というモチーフも特徴があり、四角というモチーフも特徴がある、この2つが揃ったところが難しさを生んでいるように感じました。

バランスよく半分ずつになっているところこそ難関です。

結局、いずれの2つのモチーフ共に入っているというリングをじっくりと時間をかけて探しました。

ブレスは機会をのがし、入手できませんでしたので先にリングへ行こうと。。そしてペンダントトップと同じ配列のリングを入手↓。

丸モチーフと四角モチーフのリング:K18YG台。ガーネットxシトリンのハーフエタニティ―。

見つかるものです、ペンダントトップとリングを並べてみました↓。

トップとリングの相性は良いようで、新たなガーネットがリングに入っていることも単調さに面白みをくれます。

ただ、この後が続きませんでしたことと、このリングがやや華奢過ぎました。

それだけペンダントトップのボリュームがあることにバランスが及ばなかったのでした。

リングのその他の案としては、四角い大粒のリングも候補でした。

ペンダントトップに勝るボリュームの大粒が良いでしょう。

ブレスレットは一番最後にペンダントトップとリングの中間的良き橋渡しとして、丸の方のフォルムに注視したり、むしろ四角モチーフオンリーの連も考えられます。

ただ、この時はこの時点でもう廃止を決めておりまして、いわゆる「お手上げ」をしたのでした(^_^;)。

あとがき

このペンダントトップについて、今一度。

丸と四角の半分ずつのペンダントに込められた意味が何かあったのではないでしょうか。

例えば、「相容れなさ」です。

この、本来相容れない2つの形がバランスよく房として対等にぶら下がっていることで、作り手様が何かメッセージを込めたかもしれません。

例えば、「相容れない者同士が共存していることこそが世の中のバランスなのである」とか、「1つのチームになるためには、全く本来相性の無い者でも互いに譲り合い1つの事を成し遂げるのだ」などというもの。

そんなことを考えるようなメッセージをくれたアイテムだったことがそもそも出会ったことに意味があったと思っております(^-^)。

ストーンの面積を広く使った四角の大粒ジュエリーに惹かれて。。カラットなどの数値を見ずに目で見て感じる重厚感【738】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

「高級地金+宝石」に特化した3アイテムを1セットにあらかじめ組み合わせた点が特徴です。

そして、全体的にどれもが「大きめ」という特徴もあります。

ジュエリーの「大きめ」を、「大粒」「大ぶり」「ビッグ」「メガ」などというワードで表現。

確かに小さい良さもあるのですが、小さいことは実現しやすくどうしても普遍的。

全体を俯瞰して見た時には、希少価値はやはり大きい方に軍配が上がるようです。

そうしたニッチな部分を担おうというスタンスで全体が大きめで取り揃えております。

その中で、好んで止まない形が「四角」。

このたびは、宝石の姿になった「四角」の魅力となぜ四角が美しいのかということもお伝えしたいと思います。

四角の美しさには面積の広さによる壮大さと整然さを感じる

どこか「安心感」のような心地が感じますのも、日常的な親しみのあるお部屋の窓・ドア・柱と同じ形をしているからということもあるかもしれません。

そして、角の無いカーブよりも縁までめいっぱい広がったところに迫力が感じられ壮大だという印象になると思います。

四角には「クラシックさ」も感じます。

心のどこかで、まっすぐにそびえ立った「建物」をイメージしているのかもしれません。

この整った感じは、ジュエリーにとどまらず、バッグの形などにも通じるところです。

ファッションコーデにおいて、いかに「形」がキーワードの1つになるのかということでしょう。

大粒と呼ばれるようなバチカン含まずに2cm以上縦の長さにも及ぶものもあるジュエリーアイテムの集まり。

四角フォルム、大変美しいです。

写真では分かりにくいのですが、実物はどれも迫力のアイテムです。

面積を広くとるこのカットは、元の鉱物をできるだけ活かした形の1つです。

ただ、鉱物のままの面積をそのまま活かした究極の形となりますと、例えば水晶などはとんがった多角形型になったり、いびつな形そのままだったりするところがカジュアル過ぎます。

いびつな形の天然石がなぜそのままの姿で売られているのか。。の答えの1つにもなると思います。

宝石になるということであれば、必ず研磨とカットがマストとなるわけです。

あとがき

宝石の情報が多々溢れ、いつしか数値で判断するようになってはいませんでしょうか。

確かにこのたびのような大きめは、当然カラット数の数値もすごく高いです。

しかし、もう見た目の感動でその答えは出ていると言えるのです。

やはり、見た目で受ける印象ということは、データによる既存の数値よりも大切なのではないかと思っております。

なぜなら、数値は1つでも、印象は多数に及ぶからこそです(^-^)。