バラエティーに富む3セットジュエリーなのか特化型の色濃い3セットジュエリーなのかの違い、共通に「3」が織り成す豊かさを持つ【375】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冠婚葬祭用のあこや真珠を2シーンに使い分ける日本人の特性。。1点はきちんとした正式なセレモニー用の「花珠:はなだま」、もう1点はちょっとしたカジュアルなお出かけ用の装いとしての「貝パール」や「イミテーション」。

海外の文化に比べると、この「使い分け」こそ日本人が持つ「雰囲気で感じ取る心地」のような繊細な性質なのかもしれません。

この「使い分け」については大いに賛成、このたびは遠方へのお出かけとして旅行シーンに見合うジュエリーについて、更に興味深い深掘りをしてみたいと思います。

まず考え方のベースとして、遠方へのおでかけシーンのジュエリーに、何カラットもあるダイヤモンドなどの高級品を付けていくのかということに対しては異議、シーンに対してのセキュリティー性の甘さを感じずにはいられません。

旅行用ということで、動きやすい服装をイメージしたカジュアルなジュエリーの代表格として、コスチュームジュエリーやシルバー925ジュエリーで成り立つ3点セット(ネックレス・ブレス・リングの3点)で考案しました。

旅行用ジュエリーの豊富さの価値観の違いによる表現2つ、別物がバラエティーに富んだ3セットVS類似品が色濃く特化された3セット

お洋服でも靴でも「3点」が豊富さを感じ始めるミニマムな数字だと思っておりまして、「3」に究極さを感じ、様々な分野に落とし込んでいます。

このたびも、最低限ながら、随分豊富に映る面白さ・不思議さを伴いネックレス・ブレス・リングの3点を1まとめに組んだ3セット展開のジュエリーで進めてまいります。

バラエティー型(3セット):ステンレスやシルバー925ベースのもの。とはいえ選りすぐりの1アイテムずつ。

左はゴールドメッキステンレスベースで、ベネチアングラスの柄とリングのマーブルがリンク、リングもブランドコスチュームジュエリーであり厚みがあり非常に良質です。

真ん中は、ペンダントチェーンとブレスがステンレス、トップとリングが925という地金配分。

多重のフープ的なデザインのトップにブレスも多重で歩調を合わせ、リングも多重がツイストされたデザインでまとまります。

右は、天然サファイアの研磨前の鉱物的様相の多面カット10mm珠のショートネックレス・本革のブランドバングル・リングはメノウのくり抜き多面カット。

このラインナップは、カラー展開がある左右と、銀色の地金に特化した真ん中とで全体でバラエティーに富む印象の3セットです。

特化型(3セット):ステンレスか925ベースで銀色ベースが共通。同長・段差・1連というチェーンの分かれ方。

チェーンの種類やデザインがどれも違う点では、この特化の奥では実はそれぞれ独特な存在であったということ。

結局は、バラバラの3セットも、特化したシルバーベースの3セットも共通にその奥では「豊富さ」は共通のものであったということです。

それは、紛れもなく「3」という数字がもたらす「豊かさ」のパワーだと思うのです。

あとがき

旅行の長さにもよりますが、1か月もの長い間であると、これくらいの3セットを交替しながら付けると違った毎日の装いが作れると思います。

最後に、最もミニマムなたった2点のジュエリーで2泊3日程度の旅行用向きのジュエリーセットを図解でご紹介↓。

ネックレスとリングのみ(2点):ネックレスとリングのコンビ・ブレスとリングのコンビの2種が可能。

細かいところでは、ブレスの腕が18cm程度の場合、ネックレス35-38cmで2連ブレスが、51-54cmで3連ブレスが可能です。

チェーンが、このたび登場したような粗喜平のような隙間が多いチェーンならば、留め具をどこにでも引っかけられるので、長さの条件はありません。

一時的な旅行ならば、こんな風に最低限の数で紛失のリスクを減らしながら、旅先でもおしゃれができるのです。

過去の旅行写真を懐かしくアルバムで見た時に、当時の小物にも目が行くものです。

その当時の考え方やスタイルがジュエリー1つにも現れているのだという記録として写真に残ることは、とても素敵な事ではないですか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

おしゃれ度重視、昭和の古典的な18金ジュエリーが買取に出て消滅してしまうもったいなさを拾い上げ新しい形で活かしたい【305】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

レンタルジュエリー業スタートのきっかけは、たくさん集めたジュエリーをそのまま保管しているだけの状態の活かし方を考えたことでした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.03.23からおよそ6年半後の2025.11.04にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしています。

レンタルジュエリースタートは2020年夏ですので、当記事はそれ以前に投稿していたことが懐かしく、すでにレンタルジュエリー業開始に向けた予兆があったと懐かしく振り返っています。

このたびは、年代物のジュエリーの「おしゃれ度」を伴う価値について、お話できればと思います。

よくテレビなどでもてはやされる家族の年代物のジュエリーなどの想像を超える換金価格、その時だけの「現金」の入手のゴールよりももっと長い目で見た「価値」を追求してまいります。

現金化をゴールとする貴金属の価値の置き方に対するアンチテーゼ、名前も区別もない現金とは比較にならないジュエリーの価値

ジュエリーを集めている時代に、ネット検索をしていろんな画像を見ていた時にあることに気付きました。

魅力的な年代物の18金ジュエリーを質屋様が買取をした記録の写真だったのでした。

「このような素敵なジュエリーが買い取りに出されている」ということを知ります。

ここは価値観、手放す人はその場で現金を手にしたという対価を得たのです。

一方その記録を見た私は「そのままジュエリーとして通用する立派な姿なのではないか」と映ったのでした。

そんなエピソードに登場していた古典的な味わい深い素敵なネックレスを、後に探していくことになりました。

偶然にも、何度も祖母から受け継いだネックレスと全く同じでほんの少しだけ違う興味深いミラクルも体験↓。

2連ネックレス:上下を見比べますとK18YGとPT850のパーツの並び方が違います。上は交互、下は2個ずつ配列。

おそらくこのネックレスはかつての百貨店などのお品かと想像しましたが、年代物になると「全く同じ」ということはジュエリーでは出会いにくいことの証拠です。

最初は「同じだ」と思ったのですがよく見たら配列が違うという微妙な違いだったのです。

1点目の祖母からの受け継ぎ(下の2個ずつ配列の方)のみを持っている時点で数年かけて探した結果見つかったのが上でした。

探した期間はおよそ2年、じっくりと時期を待つと素敵な出会いがあったというケースです。

あとがき

このたびは、「金の存在感」「重さ」で価値を決められがちな投資とは対極に、「おしゃれ度」を重視した考え方をお伝えする回でした。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では「おしゃれ度」を一番重視しています。

人間の脳というのは、目先の得を優先に考えるようにできているのかもしれません。

貴金属を見ると、その重さによる価値を現金で考えてしまいがちなのです。

極端な例ですが、透かしの美しい装飾は、地金が削ぎ落とされた空洞の部分があるから軽くなります。

しかし、シンプルなバー状のバングルに比べて、その「隙間の美しさ」も伴い全体のおしゃれ度を高めます。

おしゃれ度の高さは、「地金の塊」を超える存在になり得るということです。

この考え方を反映し、当「本物志向のレンタルジュエリー」では、重さに関係なくすべてを均一にしたレンタル料金にしています。

重さ重視をしたい場合は重さの表示を見比べることができるようにしっかりと表示し、均一料金であるラインナップからどの番号のセットを選ぶかはお客様の裁量に委ねます。

多様な価値観とニーズを拾い上げてはきたつもりなのですが、本当に拾い上げたいものこそ消滅の危機にある年代物の素敵な価値なのです。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ネックレス・ブレス・リング3点セットにまとめることで生まれた世界観、装い1つで意志やメッセージが伝えられる素晴らしさ【166】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.05.23のからおよそ7年後の2025.06.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2020年に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」。

実は、それ以前には、ジュエリー集めのような活動が10年程あっての1つの実りの形が2020年のレンタル開始だと振り返ることができます。

せっかくの「手直し」の順番の良きタイミング、2020年のレンタル開始の1年間のラインナップに含めていた3点のその後から2025年への流れもお伝えできます。

ラインナップの変遷はあったのですが、それでも決して変わらない3点を1セットにまとめるスタイル。

この不変で継続の部分も併せてお伝えできればと思います。

上手なまとめ方が統一感へ、華やかさ(真珠)・味わい(鉱物)・威厳(ハイブランド)の良さが集結した3点セットジュエリー

真珠のセット:重ね付けで3点以上のものもあり。あこや真珠や淡水のラウンド型に拘り、よりエレガントに。

このまとまり一式を同時に付けることで、お洋服と共にコーデ全体のエレガントさをより一層高めてくれるのです。

鉱物質な天然石のセット:どれもエキゾチックで味わい深さを感じます。地金はシルバー925やステンレス。

タッセルがトルコ製であることや、黄緑色の美しい翡翠の彫りが異国情緒溢れる世界観を高めます。

ハイブランドジュエリーのセット:ブランディングが効いたロゴの威力が、ベースの「メッキ」を大きくカバー。

ロゴ1つで圧倒的な威厳を感じるブランド力は非常に強力だということが分かります。

この世界観作りを事業者として先にご提示していく点が特徴です。

その後、お客様の考え方にある非常にシビアな点を、実際の事業活動で知ることになりました。

その1つに「地金」に対するユーザー様の価値観の高さがありました。

2020年当時のラインナップは、全体的にレベルが低いのです。

ステンレスやシルバー925では、18金の50分の1にも及ばないという金額的価値は、配慮していない部分でした。

そうして、「元は価格など関係なく美しい物は美しいのだ」という自分の考え方をいったん横に置きながら、シビアな「地金」に対する価値観も大いに汲み取り、2025年現在のラインナップになりました。

地金はすべて高級地金の金やプラチナで、ストーンは宝石質に研磨されたものという特化型へレベルアップしたのです↓。

地金の金とプラチナに特化した現在のラインナップ:左上から時計回りにPT850/900・ミックス・K18YG。

随分思い切ったレベルアップは本当に大変でしたが、こうして実現できたことが非常に有難いことです。

これで、ユーザー様の価値観に一歩近づくことができたのですから。

ただ変わっていないこと、それはあらかじめの3点セットのスタイルです。

2020年当時は重ね付けによってボリュームを高めていた1つずつのアイテムを見直し、ボリュームある1点ずつに特化することでレベルアップへと向かいました。

よって、誰にでもすっきりと分かり易い3点1セットが徹底されたラインナップになったと思います。

あとがき

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今一度、過去のラインナップの抽出のクリップを見てみます↑。

今後は、ハイブランド様の威厳はロゴ1つでは受け入れられなくなっていくかもしれないという書物もここ最近拝読しています。

「見せかけ」「固定観念」が取っ払われて「本当の姿」が露わにになる新しい価値観の時代へ入っているのだということです。

ここ最近の巷の事件にある「これまでの良きイメージの剥がれ」などにも根本は共通の事象として垣間見ることができます。

こうした世の流れから考えるのは、「本当の姿」って何なんだろうということ。

「本物志向のレンタルジュエリー」の中で、高級地金や宝石質のストーンに特化したこれまでの歩みだけが「本当の姿」なのかどうかです。

先程、「元は価格など関係なく美しい物は美しいのだ」という自分の考え方をいったん横に置いたことをお伝えしましたが、決してこの考えは捨ててはいないのです。

今後も、しかと自分の目で優れたジュエリーを捉えていきたいと思っております(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ジュエリーを集め倒した者が行き着いた答え、スパイス的散らばりが上手くまとまる秘訣は「共通」というキーワード【208】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の番号の【206】でも着目しました、「粋(いき)」の見た目の姿。

同義語の「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」という言葉との明確な違いの垣根は未だに見つけられません。

ただ、ワードが別である以上、それぞれの唯一のテイストがあるのかもしれませんので、判明の際にはお知らせしたいと思います。

このたびは、ジュエリーで解釈する「粋」のテイストを作るものの正体を探っていきます。

これまで「ファッション」というのは、「曖昧な概念」のような形で随分蓋をされてきた部分があると思います。

それは、見た目のかっこよさを演出できるおしゃれな人のみが持つワザのように映っていました。

しかし、「身に纏う」という姿は同じ人間全員の共通事項であり、切っても切り離せないことであるのは間違いありません。

理論立てて解釈していけば、誰もがおしゃれになれる可能性があると見ています。

曖昧な感覚に捉えられがちなファッションコーデ、本当は理屈で解釈でき「粋」のテイストを作る要素が「共通事項」であると解いた

「レンタルジュエリー」も、元はジュエリー集めだけをひたすらしてきた結果の使い道を考えたところからの活動です。

集めるのは得意でも保管にとどまった自分という人間一人だけの限界、大勢の方に利用していただける道が開けたとこの活動自体を嬉しく思っております。

実際に、ジュエリー同士の組み合わせの3点セットで、①ネックレス②ブレス③リングの「粋」を目指してみました↓。

王道のあこや真珠:どれも昭和時代の古物。使いやすい長さに調整、重ね付けも可能。「あこや真珠」が共通。

黄色みの部分は古さと傷み、本来敷居の高い高級ラインのあこや真珠なのに、日常的に親しみやすく付けられるのも古物の良さです。

18金ジュエリー:透明部分は水晶・トパーズダイヤモンド。高級地金のK18YGやPT850製。所々の「粒」が共通。
ハイブランドコスチュームジュエリー:どれも「ルイヴィトン」様のもの。「ブランド」が共通。
鼈甲ジュエリー:ネックレスはオレンジ鼈甲、バングル・リングはいずれも白甲。「素材」と「カラー」が共通。
南洋真珠ジュエリー:真珠の中ではダントツの人気アイテム。ブレスは自作。「南洋真珠」が共通事項。

それぞれの説明分の最後に共通事項を書き添えました。

このように、どの3点セットもある「共通」がありすっきり感やまとまりを感じるものに出来上がった1つの究極とも呼べるグループとなりました。

「共通」という概念が「おしゃれ」に通じるものであることの証明です。

あとがき

ジュエリー集めの本当の初期の頃というのは、このような事には気付きませんでした。

見方が狭かったとも言えるのかもしれません、1点ずつのアイテムの素敵さをそれぞれの枠で自ら囲んでしまっていたかのよう。。

その内、本当に多くのジュエリーに次々に出会い集めていく中で、全体コーデとしての「映り」を意識できるようになりました。

その「映り」が「粋」に映るというのは、まさにこのたびの「共通」が作り上げたものなのです。

ただ、「おしゃレベル」が高い方は、ちぐはぐなフォルムのジュエリーを寄せ集めても上手に装うことができることも。。

ただこれもです、必ずどこかに一見分からないような共通事項が潜んでいるはずなのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク