まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
アクセサリー/ジュエリーと聞くと、洋服をコーディネートし終わり、最後に仕上げのような役割の添え物のイメージをお持ちの方もきっと多くいらっしゃるかと思います。
ジュエリーは、その昔、貴族の宝飾品として、華やかさを誇る、魔除け、運気を高めるなどの役割にも及ぶ価値のある鉱物として、大切にされてきた、歴史あるアイテム。
博物館などにも温存される、今現在見ても綺麗ですばらしい作りのジュエリーにかつての権力者達の力の誇示などの意味も見て取ることができます。
現在は、ジュエリーは庶民的なアイテムです。
誰もが自由に楽しくジュエリーを集めて身に付けていくことが特権として共通にあるのです。
今回は、ジュエリーがコーデ全体から見るとわずかな面積を占めるちょっとした飾り物でありながらも、果たす一番大きな役割の1つとして、「自分表現」といことがあるという内容です。
自分の表現は、「自分が持つ世界観」の表れとも言えるかと。
それには、ジュエリー同士に共通の箇所があり、それが拘り部分となって、自分らしさが入った世界観として映ります。
ジュエリーのその他の呼び名とジュエリーアイテムの種類
まず、ジュエリーの呼び方って、いろいろありますが、一度、だいたいこれぐらいかな、と思う呼称をいくつか挙げてみます。
・宝飾品・・・ややきちんとした呼び名。
・ジュエリー・・・高価なイメージの呼び名。
・アクセサリー・・・幅広く質を問わずに使われる最も一般的な呼び名。アクセと短く略しても呼びますね。
・飾り・・・やや曖昧ですが、耳飾り=イヤリングのこと などのように昔は使われていたようです。
・宝石・・・宝飾品と似た言葉です。この言い方もダイヤモンドを想像させるような高価なイメージの呼び名ですね。
・貴金属・・・やや素材が限定される呼び名ではありますが、18金+ダイヤモンドなどの高価な部類のものをこう呼んでいますね。
ファインジュエリーとも呼ばれる、18金などの金属+研磨された透明感のある宝石が綺麗で好きです。
いわゆる「本物」です。
では、次に、ジュエリーアイテムの種類を挙げてみます。
・ネックレス
・ペンダント
・ブレスレット
・バングル
・リング
・イヤリング
・アンクレット
少し脱線なのですが、混乱しやすい、ネックレスとペンダント。
この2点は同じ首飾りのことを差します。
しかし、ネット上では、販売されているお品を、混在して使われていて定義が曖昧。
おそらく、写真があるのでどちらの呼称でも問題がないのでしょうね。
そこで、ネックレスとペンダントの違いをとーっても簡単にご説明します。
・ネックレス・・・チェーン状の首飾り。
・ペンダント・・・チェーンの先端にトップ/ヘッドの付いた首飾り。
こんな定義であれば、だいたい何を見てもうまく区別できるのではないかと思います。
どちらかというと、ペンダントもネックレスと呼んでしまっていることが多いので、ネックレスという呼称の方が多く使われているかと思います。
そんなことから、混同しがちな2呼称ですが、結局写真が必ず存在しますから、見た目で一目瞭然、呼称自体はそれほど明確に分けて使う必要がないのでしょう。
もう1つ、腕輪であるこの2点、
・ブレスレット
・バングル
ブレスレットは、イメージとしては、ゆらゆら揺れる留め具のついたもの。
バングルは、筒状になっていて基本留め具のないもの。
という一般的なイメージはあるようですが、バングルでも留め具のあるバングルがあれば、一方で、ブレスレットでも筒形をしていて、留め具がなくてゆらゆら揺れるものがある、という例外を上げたらきりがないです。
ですから、見た目のイメージから、写真で呼び名をブレスかバングルか使い分ければ問題ないということでしょう。
ということで、ジュエリーには以上のようなアイテムが登場しています。
体の所々の部分に点在する形で身に付けるジュエリー。
人間の体の特徴を利用して、フックのように引っかけたり、吊り下げたりして体全体に、まるでオーラのように纏うものなのです。
「〇〇な雰囲気」の〇〇の部分をあえて言葉で表現してみます
では、ここからは、できるだけたくさん「〇〇な雰囲気」を表現するジュエリーコーデをしていきますね。
上記で挙げたジュエリーアイテム、
・ネックレス
・ペンダント
・ブレスレット
・バングル
・リング
・イヤリング
・アンクレット
の中から、
・ネックレス/ペンダント
・ブレスレット/バングル
・リング
この3アイテムにしぼって、3点を1セットにした、ジュエリー同士のコーデというものを行っていこうと思います。
作る雰囲気の種類は、
①かわいい雰囲気
②異国情緒あふれた雰囲気
③メンズライクな雰囲気
を、先ほど上に挙げた3種のアイテム、
・ネックレス/ペンダント
・ブレスレット/バングル
・リング
でセットしてまとめてみますね。
①かわいい雰囲気
まあるい形のフラワーモチーフも多く使われて、重ね付けも取り入れています。
かわいい雰囲気を作っているものは、小花というモチーフと、小粒なベビーパールが小ぶりなことが、かわいい雰囲気を作ったのだと思います。
②エキゾチックな雰囲気
左側の房のロングペンダントはトップがシルバー925の素材でトルコ製のタッセル(房:ふさ)モチーフです。
そして、隣の重ね付けのオレンジアゲート(カーネリアン)の大粒ドロップ型ペンダントの多面カットがとても綺麗できらめきます。
バングルのオレンジも同じオレンジアゲートです。
右は、ビッグな黄緑色の透かし彫りの入った大きな楕円形ペンダントで、透かしには、鳥や花が彫られています。
オレンジや、黄緑色という色使い、外国のものであったりすること、が異国情緒あふれて、エキゾチックな雰囲気を作っているかと思います。
③メンズライクな雰囲気
左は、エンポリオアルマーニのロゴ入りの、牙型のペンダントで、ステンレスの黒とシルバーのツートンカラーがお洒落です。
リングも同じエンポリオアルマーニのロゴ点在です。
ペンダントのチェーンはロングの領域の80cm程です。
右は、エルメスのセリエペンダントというコイン型がこれもロングチェーンでかっこよく揺れてとってもクール、バングルの赤色も同じエルメスです。
左側は、牙型というとがった形から、右側は、形は丸であるが、ロングであることなどからクールなイメージを作っているかと思います。
あとがき
あくまでも私がチョイスしたので、これはまた、違う人がチョイスすれば、違う合わせ方になるでしょう。
①-③それぞれの番号ではそれぞれの世界観があり、集めた3アイテムに共通の部分を盛り込みました。
その共通部分こそ、「統一感」であり、「世界観」へとつながる表現の源だと思います。
こうして、世界観を出すには、ジュエリーは、添えるだけのものではなく、共通の関連付くどか一部分を全体で感じられるような表現で作っていきます。
そうして、「自分表現」というところにたどり着くのです。
見る人側にもそれが伝われば、何か、声をかけてくれるなど、コミュニケーションのきっかけになり得るものです。
そうであれば、装いが生み出す人間関係につながっていく可能性があるのです。
たかだか1つのファッションアイテムであるジュエリーなのにそんなところまでの影響力がある点はもはやただの「お飾り」ではないのです(^-^)。