ネックレスだけじゃ不足、ブレスもリングも琥珀でそろえたジュエリーセットが最後に行き着いた着地点【429】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鼈甲:べっこう」と同じような仲間にくくられることが多いヴィンテージジュエリーの中の「琥珀:こはく」。

実際は、元の天然素材の種類が全くの互いに別物である所に驚かれるかもしれません。

「鼈甲:べっこう」が「亀の甲羅」、「琥珀:こはく」は「天然樹脂」なのです。

琥珀は鼈甲に比べて軽いと感じるのが自身の印象です。

透明感があり、軽やかな琥珀の方が比較的ヴィンテージ物を付けるにあたっても敷居が低い近寄りやすさがあるかもしれません。

このたびは、大粒の琥珀の一連ネックレスを中心として、その他のジュエリーにはどんなものを合わせたらよいのかのご提案として、素材が別物の前案、そして素材をそろえた後案、さらにその後の改良した現在の組み合わせの変遷と3段階でお伝えしてまいりたいと思います。

3点セット(前案):オレンジ色のリンクとして「エルメス」製の「エマイユ」とメノウのくり抜きリングを。
〇ネックレス:長さ65cm。そのままかぶって着用可。珠のサイズは8-10mm。先端の1粒だけ15mm。

多面カットがややいびつに映る姿がかえって美しいです。連を珠のサイズに沿い、トップを大きくするグラデーションでは、出来上がりがUの字型に落ち着く効果があるもよう。

同じサイズの珠だと円形になるからです。

〇ブレスレット:「エルメス」製の「エマイユ」のバングル。金ベースの宮殿のバルコニー風な柄、内周19cm。
〇リング: 天然石の瑪瑙(メノウ)/アゲードのオレンジxグリーンのマーブルが大変美しい。13号程度。

そして、その後の後案で、ほぼお揃いのブレスレットが登場します↓。

4点セット(後案):3点すべが琥珀で、更にマルチカラーのV字リングも追加。

あまりにしっかり揃い過ぎると面白みがないということで別のリングもここに加えていました。

その後が大きく変化。

「高級地金+宝石」への特化の体勢を整え、連を廃止。

なんとこのネックレスとブレスも当「本物志向のレンタルジュエリー」からは廃止となりました。

V字リングも別へ移動。

残ったのは琥珀の多角形18金リングのみということに。。

3点セット(最新案):こうして、K18YG、ダイヤモンド、琥珀リングのテイストへ組み直しました。

随分大きく変化したものですが、これもすべてレンタルジュエリーを通した価値の見方の徹底と、フィードバックをキャッチしたことの結果なのでした。

あとがき

いろいろな変遷を経て、「高級地金+宝石」というところに行き着いてはいますが、それは、「レンタルジュエリー」においてであり、過去の連物の美しさは不動だと思っています。

こうして記録に残しまして、比較的入手しやすいコスパの良いヴィンテージジュエリーの装い方としてご提案したいと思い、記事に綴らせていただきました。

もしも、お手持ちのジュエリーに追加したい部分があれば、是非「本物志向のレンタルジュエリー」をご利用いただければと思います。

お手持ちのコレクションに混じりご利用いただき楽しんでもらえれば光栄ですし、自身も学びが得られると夢膨らませてご提供してまいりたいと思います(^-^)。

翡翠のイメージにぴったりの古典的なネックレス、一癖あるグリーン色はジュエリーから始まるコーデをするほどのもの【432】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1990年代に韓国製であるとのことでいただいた、「翡翠ネックレス」をヘビロテ。

なかなか翡翠ネックレスはコーデに難しく、当時アパレル会社へ勤務のお仕事着を兼ねた私服にたくさん付けました。

留め具は金メッキだったのですが、珠のサイズが大粒(8.5-9mmはあったかと)で、その後にそれを上回る粒にはなかなか出会わなかったネックレスでした。

その時の物ではないのですが、このたび、そっくりなものを思い出しながら入手し、ヴィンテージ感を楽しむ典型的な翡翠のジュエリーの装いを考えてみました。

ここまで難しいカラーは、ジュエリーに合わせてお洋服を決めていく手法をとるのが望ましい

3点セット:全て翡翠。ネックレスとブレスはほぼ同じ。硬玉(ジェダイト)/軟玉(ネフライト)の別は不明。
〇ネックレス:天然翡翠。典型的な翡翠のイメージそのままのグリーン色。粒は7mm程度。長さは45cm。 

留め具を18金で設置してあります。

〇ブレスレット:古いものだと翡翠のグリーンが濃くなるのだとか。粒のサイズは7mm程度。長さは21cm。 
〇リング:同じ翡翠のパープルがミックスされた美しいくり抜きリング。幅13mm程。15号程度。 

リングが抽象的な柄みたいになっているところがいわゆる優しさ(本当は易しさの方)。

ヒントのような物をくれるバイカラーと思えば良いです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップには上のセットは、最初は並びましたが、その後は廃止しました。

「レンタル」としてはなかなか難しかったのが実情です。

そして、このグリーン翡翠の名残をこんな感じで残しました↓。

3点セット(新案):もう連物ではありません。すべてのアイテムにK18YGが加わったものへ改良しました。

あとがき

冒頭の、勤務先でのファッションコーデのエピソードの続きなのですが、グリーンのあの翡翠をどんなものに合わせていたかです。

それは、グリーン色が入った原色カラーのベロアのフレアースカートでした。

実物とは違うのですが、こんなようなミックスカラーのベロアのスカートでした。

母による製作品のスカートでした。

そして、トップスは、黒のリブタートルセーター。

黒のタイツをはき、靴は黒のショートブーツだったかな。

1990年代でも現在からは十分一昔前。

ただ、1990年代でさえもこうしたグリーン翡翠はかなりのヴィンテージ物だったのでした。

だからこそ、このブログ手直しの現在2024年においては、更に貴重なヴィンテージジュエリーとなっているのです。

クセがあるからこそ反対に面白みがあると考えると、ジュエリーを先に軸にして、お洋服を考えていくという順番もありだと思うのです。

固定観念は時として可能性を狭めてしまいます。

ジュエリーは「ついで」では決してないというもの。

ジュエリーがお洋服の「スパイス」だとするならば、じっくりと煮込む「インドカレー」には、スパイスは最初に投入しているということも事実なのです(^-^)。

ダークカラージュエリーに綺麗な色の差し色を入れていく、スモーキークォーツを主役に据える綺麗な色のストーンの存在価値【434】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とにかく茶色が「ホッ」とする私。。

インテリア、過去のお洋服にわたり茶色を好んできました。

しかし、お洋服に関しては、10代の頃からさんざん茶色を試してきて思ったのが、「難易度の高さ」と「田舎っぽさ」でした。

「装う」ことは「見せる」こと。

他人目線の重要さを追求するようになったことでお洋服に関しては、茶から卒業して離れてゆきました。

反対に、お洋服そのものを茶色にするのではなく、白やピンクやベージュに「差し色」として活躍できるベルト・靴・バッグなどの小物と同じようなスタンスでジュエリーの茶色を使うことをしてみたのです。

このたびは、茶色の代表格のようなストーン、「スモーキークォーツ」が美しいジュエリーセットをその後の変遷とともにご紹介したいと思います。

暗めの茶色をジュエリーの組み合わせの中だけで、まずは、綺麗なカラーの差し色を投入するという工夫をしました。

暗い色の美しさとはどんなものなのかということを存分にお伝えできればと思います。

眼鏡チェーンなどにスタイリッシュに利用できる小粒のスモーキークォーツのロングネックレスのまとめ方

茶色に綺麗な色を3連リングで入れていきます。

同色の茶色も自然な関連付きとなるよう取り入れました。

小粒スモーキークォーツセット:ネックレスは2連使いもできます。ブレスはお揃い。
〇ネックレス:K18YG留め具の「スモーキークォーツ」の4mmの64面カットのロングネックレス。98cm。
〇ブレスレット:ネックレスと全くのお揃い。18cm。こちらも留め具はK18YG。
〇リング:天然石の瑪瑙(メノウ/アゲート)の3色のいずれも14号程度のくり抜き多面カットリング。

当初、「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに登場のこのセットでしたが、他にもスモーキークォーツは登場していました↓。

こちらは、1.5cm四方程の大きな粒のスクエアの多面カットのロングネックレス。

連物の廃止後は、スモーキークォーツのペンダント中心の本格派ジュエリーへ

2022年では連物は、「本物志向のレンタルジュエリー」では、すべて廃止。

地金がたっぷりと使われた「高級地金+宝石」の本格派ジュエリーへと姿を変えました。

スモーキークォーツがペンダントになっているスクエアな四角モチーフ揃いのセット。

パワーストーン寄りに考えられがちなスモーキークォーツを立派な宝石と解釈したセットです。

そして、残念なことに、ペンダントが欠ける事件が2022年に起き、残ったリングを別に活かしました↓。

3点セット(新案):ダークなスモーキークォーツに対してはマルチカラーを引用がお勧め。

四角フォルムを活かしながら、スモーキークォーツが素敵に映る組み合わせを考えた結果です。

ここでも、ダークなスモーキークォーツと対極の綺麗なカラーを引用しています。

あとがき

スモーキークォーツがあまりに明るく綺麗な場合、色が処理によって調整されていることが多いです。

途中でご紹介のビッグな四角いペンダントの暗さが天然です。

どちらかというと本来カーキがかった茶色なのだそうです。

そんな知識も持ちながら、和名「茶水晶」のこのストーンに接してみてくださいませ。

ベージュや白のお洋服が多数の方はきっと出番があると思います。

色のトーンによっては、グレーにもマッチすることがあります。

言葉では、「暗い」「地味」などのマイナスイメージなストーン、その「陰」にこそ美しが隠れていると考えています。

その美しさを引き出すために綺麗な色のストーンの役割があるのではないかと。

綺麗で華やかなカラーのストーンが必ずしも主役ということはなく、時には、まるで「黒衣:くろこ」のような役割をすることがあるのです(^-^)。

ホワイトダイヤと交互に流れる柄のブラウンダイヤリングの活かし方、柄にマッチしたコイルデザインを取り入れた抽象的なセット【440】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業者でございます。

ラインナップを途中で改良しながらそのレベルを高め、現在では「高級地金+宝石」に特化したセットを組んで、ジュエリーがすでにまとまっていることの価値や使いやすさをご提供するスタンスでございます。

このたびは、主役をリングとしながらその組み合わせを決めた2021年の前案と1年後の2022年に改良後の後案を順にご覧いただきまして、最終的に方向性が徹底した「高級地金+宝石」に行き着いた2022年後の姿に是非納得いただければと思います。

コイルの美しさを拡大したようなリングとみなし、3連コイルネックレスと組み合わせた主役のブラウンダイヤリング

3点セット(前案):2021年の組み合わせです。この時はまだブレスレットに天然石の連物を入れ込んでいました。
〇ネックレス:根元から3連でできている個性あるねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:「シャンパンクォーツ」という天然石の楕円7mm程度多面カット。留め具はK18YG。20cm。
〇リング: K18YG台のブラウンダイヤとホワイトダイヤ交互の変形ストライプ。リングの幅はMAX10mm。

ブレスレットの「シャンパンクォーツ」がK18YGによく馴染みます。

その他「シトリン」「ビールクォーツ」など黄色い系統のストーンは地金だけのブレスの代わりになります。

ただし留め具は立派にK18YGの、引き輪・ダルマ板・つぶし玉というこだわりを徹底。

その後1年経過で2022年に大きく見直しをはかることに。。

連物をすべて廃止、地金ベースであってもとにかく傷みやすい繊細なパールを全面廃止、ハイブランドコスチュームジュエリーもすべて廃止の「本物ジュエリー」のみのラインナップへ。。

そして、ずっと継続してまいりましたリングは、このように組み合わされるところへ行き着いたのでした↓。

3点セット(新案):新案ではすべて1点ずつの3セットばかりに。関連付きながらすっきりとまとまりました。

ペンダントのモチーフも生き生きと映るのも周りがすっきりとまとまっているからということになります。

主役だったリングもレベルアップされた仲間に入ることで映り方もひときわ違ったものになっているでしょう。

あとがき

会社勤めにおいての悩みは、「突出した意見・考え方」を持つことが時に悪いこととみなされることがあること。

確かにあまりにそのレール上にないことは現実的ではないのかもしれません。

ただ、個人の事業においては、そんなことこそ大切であり、どんどん変化していくことこそ発展への一歩ずつだと実感しています。

どんな小さなことでも気になれば早めに見直せばよい。

見直すことが認められる、もしくは自身で今までの事に疑問を抱き解決できるということが一番有難いです。

そのようなこの事業者の立場が大変嬉しく「生きがい」です。

どうぞ、お客様のために力をそそいだ「本物志向のレンタルジュエリー」の着用の主役に是非なって下さいませ(^-^)。

「華奢なことがしとやかで素敵」という趣味嗜好にお答えして。。重ね付けも活かしながらたくさんの細口アイテムを集結した本物ジュエリー【441】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は「高級地金+宝石」ということに特化したものに変わっていきました。

更なる特徴は、大粒や大ぶりなどの際立つ存在感大きいアイテムが多いのですが、過去には、珍しく「華奢」な集まりもありました。

アイテムを1つのセットにまとめたセットごとのラインナップなのでぱっと見を意識した全体コーデのようなものです。

このたびは、比較的レアであった過去の2020年-2021年の間の細口なセットをお楽しみくださいませ。

更にリングの数も増やした後口の案もございましたので、「前案」「後案」という違いで順にご紹介したいと思います。

出発は祖母からの贈り物のチェーンから。。類似の点をよく見ながらコツコツとあつめていった最も数の多いセット

あれは、1980年代後半のこと。

時はバブルの最中(さなか)、祖母からもらったペンダントチェーンがありました。

おそらく自身の地金ジュエリー集めの中での初期の頃の出会いだったと思います。

〇ネックレス:K18YG/PT850コンビの長さ40cmの細口チェーン。トップはK18YGのコーヒー豆風なパネル。

このペンダントトップはよくゆらめき、生きているかのよう。

動きが素敵なところが抜け感が出しやすいかと。

〇ブレスレット:ミラーボールカットのエタニティに繋がったそれぞれK18YGとK18WG。長さは共に18cm。
〇リング:フリーサイズ風(12-15号)のリング。ブレスと全くお揃いのミラーボール。K18YGとK18WG。
5点セット(前案):この前案でも十分に豊富。全く同じのミラクルな出会いが特徴です。

その後、ペンダントにも変化が。。

元あったチェーンと同じボリュームの兄弟のようなチェーンに出会ったのです。

しかも少しデザインが違うようだと思える違いが素敵なのです。

7点セット:リングには、ペンダントのひし形にリンクした透かしのひし形のダイヤモンドリングを投入。

後案の全7点には驚かれたことでしょう。

華奢なものを重ね付けで活かす究極の形でご紹介致しました。

あとがき

その後なのですが、後案の7点の華奢テイストのレアセットは、「本物志向のレンタルジュエリー」からは7点共廃止致しました。

他のセットが大変ボリュームがある中、あのセットは普遍的でした。

個人で集められる範囲内だと思いますので、レンタルとしてはお役目がありません。

ただ、この度のご紹介に共感していただけた部分があれば、お手持ちのジュエリーや今後のジュエリー集めにご参考にどうぞ。

大ぶりや目立つ存在感ある大粒ストーンなどの集結は、是非picturesque(ピクチャレスク)のレンタルジュエリーをご検討いただければと思います(^-^)。

丸い輪のバングルも遠目で四角く映る、四角フォルムのセットが成り立つジュエリーの形のそろえ方【455】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのよく利用されるものは、まず①ネックレス(ペンダント)②ブレスレット(バングル)③指輪です。

時々ピアスやイヤリングもく加わることがあり、アンクレット(足首用ジュエリー)などもあります。

このたびは、主な3アイテムのネックレス・バングル・リングを遠目から見た時にすっきりと素敵に映ることを目指すための「形」と「色」を統一した組み合わせをご紹介したいと思います。

丸いフォルムではなく、形は四角。

一見難しそうですが、自身が長い間好みのフォルムでありまして、本当にたくさんの四角いジュエリーをいろいろ研究してまいりました。

そんな長年の実体験のレポートのようなものになるかもしれませんが、どうぞ茶色と四角い形の2共通点を統一したジュエリーコーデ、是非ご覧くださいませ。

スクエア粒のスモーキークォーツのロングネックレスから始まる四角フォルムのジュエリーセット

〇ネックレス:自作。「スモーキークォーツ」のスクエアの多面カッ1.5cm四方の96cm。留め具はK18YG。
〇ブレスレット:「ヴィトン」製の木製バングル。側面にロゴマークのゴールドパーツが埋め込み。
〇リング:「スモーキークォーツ」の四角い大粒リング。台はK18YG。側面が装飾性のある透かし。17号程度。
3点セット:遠目で見た時のバングルにご注目を。バングルは本来円形なのですが、幅広だと四角く目に映ります。

四角いバングルなどなかなかあるものではありません。

その形だけを見るのではなく、俯瞰した遠目で見た時の映り方を実際にシミュレーションしてみたりイメージしてみたりします。

リングの「平打ちリング」も同じことで、それ自体は円形なのですが、指にはめて遠目で見ると、ベルトみたいに四角く映ります。

これこそが、現実的な装いの時の映り方なのではないかと取り入れている考え方です。

こうして四角いフォルムで茶色い3点セットが完成しました。

その内のネックレスとリングのストーンが同じ「スモーキークォーツ」でリンクしていることも、よくまとまることに影響してくれています。

そして、極めつけは、ハイブランド「ルイ・ヴィトン」様のコスチュームジュエリーのバングル。

ごついイメージの木製がこんなにかっこいいのです。

あとがき

このたびは、四角フォルムと茶色という2点を共通にまとめた例でございましたが、丸、楕円、星、フラワー、ハートなどと共通の条件を替えられます。

ただこれも1つのアイデアに過ぎません、型に当てはめてしまっても窮屈なのです。

全く違う形なのに同じブランドロゴであることで成り立つこともあるでしょうし、違う色であることが効果が出ることもあるかもしれません。

ただ、目指すゴールが「粋:いき・・・すっきりと整然とした様子」となると、共通でそろえる意識は成功する確率も高いと言えます(^-^)。

K18WG台のマルチストーンのフローラルジュエリーが華やかなブーケペンダントになるまでの物語【447】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルジュエリー事業をさせていただいております。

スタートは、ジュエリーコレクションをそのままそっくり事業への移行で2020年の夏に始まりました。

集めている時代の長いスパン2000-2015年の物がいかに「ただ何となく」であったことかを、その後の事業で実感することになりました。

それも面白い発見と言えますが、自分使いと、他人使いの違いの気持ちの入れ方が大きく違いました。

例えば、プチフラワーの集まりは、もともとそれ1個だけをペンダントとして考えていたものです。

実際は、コレクションのみにとどめていて、実際に身に付けることはなかったからこそのレンタルでの活かし方、他の方に身に付けてもらおうという発想が起こったわけですが。。

ある1つのフラワージュエリーに関して、いくつかのフラワーの集結の変遷エピソードを交えながら、ブーケペンダントに最終的に行き着いたその集大成の姿をご紹介したいと思います。

もう、完成したブーケペンダントは、私の物ではない「お客様用のお品」となったのです。

最初の改良:いつでも好きなように使えるように融通の利くバラバラ状態をチェーンに通しただけのブーケペンダント

数個の種類の違う天然石をK18WG台で統一して、丸カンや弾き輪で工夫して1本のチェーンに下げたアレンジ。
〇ネックレス:60cmのK18WG製のパイプロープチェーンの先に、小花チャーム5個。

左上から時計回りに、アメジスト、トパーズ、ルビー、シトリン、トルマリン(花びらすべてがトルマリン)。 

1個の小さなチャームペンダントより断然存在感が増しました。

〇ブレスレット:K18WG製の留め具も含めて19cm。ボールチェーンフラワーがエタニティー状に並ぶ小花2連。
〇リング:K18WG台のマルチストーンが花びら。サイドにダイヤモンドが上下2列に配置。サイズは13号程度。

フラワーモチーフのペリドット・シトリン・ガーネット・アイオライト・ルビー・アメジストが登場しています。

一時流行の「アミュレット」と呼ばれたマルチカラージュエリーと同じようなカラーの集まりです。

確かにその時代の購入のもので2005年-2007年辺りだったと思います。

二度目の改良:プチフラワーの総まとめ、すべてが正面にはっきりと映る台の上の設置のリフォームをお願いした形で完成のビッグブーケペンダント

その後、レンタルジュエリーの全体のラインナップのボリュームをじっくりと上げていきました。

その中で、チャームであったフラワーを集結したK18WG台のブーケにリフォームをご依頼。

ありがとうございました<m(__)m>。

この完成は2022年のことです。

以前のチャーム時代よりもお花が隠れずにすべてがしっかりと目に映り、より美しくなりました。

前よりも随分とエレガントになったと思います。

素敵なビッグブーケペンダントに集大成型として完成です。

黒っぽい2つのフラワーは、サファイア。リングと色がうまくリンクするのもこのダークなサファイアあってこそ。

あとがき

ここまでの劇的なリフォームはもうこれっきりで控えたいと思います。

あまりにも元のデザインから乖離したリフォームはそれを越えて「リメイク」になります。

ジュエリーは法律上「著作権」は特に認められるものではないようですが、デザイナー様もきちんとあっての製造だと思いますので、いやいや、今回のこれらに関しても気にしています。

チャーム使いの時代では、リングを赤みで合わせていたのに、ブーケに合体したら意外に青味が合うようになったという点も大きな変化でした。

色々発見があるもので大変学びになっております。

事業者本人(私)がレンタルジュエリーのジュエリーを拝借して身に付けることは一切ございません。

「モデル」として人間が身に付けたお写真もあえて控えさせていただいております。

あくまでもお写真は実物の神秘的な世界観を自由にお客様に感じ取っていただくためにこちらではイメージを決め過ぎないスタンスだからです。

すべては、お客様専用のお品であると考えているからです。

昔の個人コレクション時代よりもはるかに熱が入っていることが不思議です。

自分の物であることよりも、お客様の為の物であった方が私の場合は「正解」なのです。

今後もますます、ジュエリーをご紹介して楽しんでいただけるようラインナップを広げていきたいと思っております。

「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

カラー際立つペリドットの多重ネックレスの馴染ませ方、ゴールドの地金たっぷり使いのジュエリーと合わせることから始めてみる【448】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石には様々なカラーがありますが、時にうっとりするほどの美しいカラーながら、浮いてしまうのではないかという心配から、選択から外れることがあるかもしれません。

そういった際立つカラーのストーンの1つが「ペリドット」。

黄緑色がエキゾチックではあるのですが、それ1点のジュエリーだけが際立ってもも、最終的には装い全体に馴染ませたいものです。

このたびは、ペリドットの連物のロングネックレス(自作)という究極なデザインを例に、浮いてしまいがちなストーンの馴染ませ方をご提案致します。

カギを握るのはK18YGの地金、ペリドットには間違いなくゴールドカラーの地金の方を組み合わせにお勧めしたい

地金は主にK18YGのゴールドとK18WGやPT850/900などのシルバーに分かれます。

ストーンによっての相性は多少あると思いますし、互いに映えるような良い関係になる方の地金がまずは相性良しと見てよろしいかと思います。

ぺリドットに関しては、イエローゴールド(K18YG)の方が生き生きとしたジュエリーに組み立てられると思うのです。

よって、元々自作の連物のペリドットロングネックレスの留め具もK18YG製で設置していたことにリンクしてブレスやリングをゴールドに寄せ集めました。

そして、もっとゴールドのボリューム感を増やすにあたってゴールドベースのハイブランド時計も投入。

4点セット:ペリドットがそれほど浮かないように感じてくるのもK18YGの地金の影響ではないでしょうか。
〇ネックレス:2本。長さ84cmのペリドット4mmの四角。長さ74cmのペリドット6mm程度の多角形。
〇ブレスレット:K18YG製の61cmの「ペーパークリップ」デザインを3連ブレスレット使いに。
〇ブレスレット:時計をバングルのように扱います。「グッチ」製。文字盤はオーロラの白。

1990年代のヴィンテージものの時計です。

〇リング:K18YG台の、珍しいスクエアリング。真ん中の1粒は、ダイヤモンド。サイズは、14号程度。

とても個性的なリングで、自身の2010年くらいの収集時代の時からのものです。

このたびのこの組み合わせのセットは、2020年に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに当初は並んでいたものでした。

その後、2022年では「高級地金+宝石」に特化した、「本物ジュエリー」を追求してこうした天然石の連物ネックレスや時計、ボリュームが普遍的なリングなどは廃止。

このセットの中ではレンタルジュエリーに現在も残っているものはございません。

事業者として出来ることは、実際のラインナップのもの以外でもあらゆるジュエリーに関することをご提案することだと思っております。

「ペーパークリップチェーン」は、透かしが「柄」になって他のジュエリーと組み合わせる難易度が高いというのが、過去の組み合わせに悩んだ経験からの感想です。

そんな中でも、四角いフォルムのものと相性は唯一良いと思いました。

あとがき

今回は、少し大げさにペリドットが多重になってより際立つ例でお伝えしましたが、その他、「カナリートルマリン」という黄色い蛍光色のストーンなどもどちらかというと黄色みなのでイエローゴールドと相性が良いと考えられます。

コーディネートの基本的な色相環も役に立ちまして、ペリドットのグリーンとイエローゴールドの地金の黄色は隣り合う類似色同士。

なじみやすいのは「類似色」にあたるカラー同士だという考え方が入っています。

そもそもストーンと地金のコンビ自体が納得できるものなのかさえ選ぶ時点で考えるところがスタートだと言えます。

とはいえ、複数の同じストーンをお持ちであるならば、差別化としてもう1方は地金を違うものに。。など、それぞれが1点ずつのまたとないアイテムであるような集め方が豊富なコレクションに繋がるのではないかと思います(^-^)。

18金イエローゴールドの地金チェーンとプチペンダントを取り込んだペンダント4段におよぶ段差重ね付けテク【446】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ヴィンテージジュエリーの中では断然多い18金イエローゴールド。

2015年辺りまでは、K18YGの方を好みこちらの方が華やかだなどと、K18WGやPT850/900ジュエリーに比較していた自分がいました。

その後2020年以来、「本物志向のレンタルジュエリー」に関わらせていただくようになり、K18WGやPT850/900のシルバーカラーの地金にも大変魅力があると思い直し、ゴールドカラーとシルバーカラーをフラットに見るようになっていきました。

ただ、現在のフラットな見方以前の時に集めたイエローゴールドベースの重ね付けもご参考になるのではないかと、当時の組み合わせをご紹介したいと思います。

その後、1点ずつの見直しの際にもっとすっきりさせるということでつながった3連への変遷なども最後の方にお伝えしたいと思います。

とにかく、ジュエリー同士の重ね付けは、間違いなくかっこよさ、華やかさ、立体感が生まれて素敵になりますので、推奨したい装い方であることは間違いないです。

ヴィンテージ感にあふれたイエローゴールドの魅力は重ね付けのチェーンの線の美しさで映える

〇ネックレス:全4点。すべてK18YG製。パイプロープチェーン3連は下から長さ80/70/60cmの均等な段差。一番短いのは、50cmのツイストチェーンのピンクトパーズxダイヤモンドのプチペンダント。

どれもバラバラを重ねて付けているところが特徴。

時々間の2本目を抜くなど変化が付けられます。

その他、2段目と4段目のチェーンのみ2連でまた違ったダイナミックな立体感も表現でき、とにかくこれだけの豊富なネックレスの数があるといろんな使い方のポテンシャルが高まります。

〇ブレスレット:3点。すべてK18YG製のパイプロープチェーン。

3連ではなく3点というのが意外だと思われたかと。。

この良さは、1連でも可能、2連でも可能という装いの巾広さです。

ただ1点ずつ付ける手間は間違いなくあります(^_^;)。

〇リング:K18YG台のオーバル型に配置の色の展開が豊富なマルチカラーのサファイア。サイズは13号程度。

このリングはあまり行き場がありませんでした。

フォルムは横オーバル型なのですが、マルチカラーがにぎやかで組み合わせとなるとなかなか難易度の高いリング。

一番内側のプチペンダントのピンクトパーズがあったおかげでマルチカラーの中のピンクサファイアとリンクしており、リングをここに投入した意味を理解していただきやすくなります。

8点セット(旧案):多いアイテム数ながらすっきりまとまっているとも見ることができます。

その後、この組み合わせは、当「本物志向のレンタルジュエリー」においては、アイテム数を減らした接結型へ変更です。

やはり、これだけの点数は多すぎました。

1点で3連の役割を果たしてくれるネックレスを決め、すべてのラインナップにわたり、1セット:3点というまとまりに統一したのが2022年でした。

3点セット(新案):3連ネックレスはつながった1点、2連のブレスもつながった1点です。すべてK18YGベース。

レンタルとしてはこの方が良いと判断。

過去の旧案は紛失しやすかったり、移動があるため管理が大変。

個人のコレクションの付け回しのご提案としてはお役に立てそうだと、このたび記録に綴らせていただいたのです。

あとがき

重ね付けは、かなり自由度が高くアイデアをめぐらせることができます。

アイデアが自由な分、分からなくなってしまうこともあり、せっかくあるポテンシャルを利用できないこともあるのがもったいないです。

こうして、レンタルの意義を考えながら、レンタルでしか実現できないことを事業でやっていき、各々のお手持ちのジュエリーで可能なことは装いのコツとして改良前の旧案もこのようにお伝えしてまいりたいと思います。

いかにも近寄りがたい煌びやかさはないものの、親しみやすく自然にお洋服に溶け込む普遍的なジュエリーが付けたい時もありますものね。

そんなこともしっかり理解していきたいと思います(^-^)。

四角フォルムのアメジストを集めた18金ジュエリーのペンダント、大小段差の粒のサイズをそれぞれ大粒に変更した結果【442】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

このたびのようなスタイルの記事では、セットに組み合わせたジュエリーのお洋服との全体コーデのゴールを目指すためのご提案をさせていただいております。

実際のレンタルジュエリーのラインナップにあるもの、過去のもので改良によって廃止になったものもブログ記事に綴らせていただきます。

特にこのたびのように、最初の「前案」と後の「後案」、時々複数回の改良により複数の案の変遷も可能な限り具体的にお伝えしてまいりたいと思います。

大切なのは、その改良の「理由」だと思っておりますので、その点にご注目くださいますとお楽しみいただけると思います。

ベースは18金イエローゴールド、アメジストが高貴に映えるバイカラーが織りなす美しきミクロコスモス

6点セット(前案):初期の頃の組み合わせ。ペンダント重ね付け、ブレスも3本の柄違いを重ね付けです。
〇ペンダント:下-15mmx10mm。58cm。上-10mmx8mm。48cm。地金はすべてK18YG。
〇ブレスレット:3点。いずれもK18YG製。内側から、ベネチアンチェーン、喜平チェーン、フィガロチェーン。
〇リング:K18YG台の、アメジストの四角っぽいデザイン。サイズは13号

そして、2021年にレベルアップの見直しの為、ペンダントトップのサイズを変えました。

全くの別物ということではなくて、前案の大きい方を後案の小さい方へと移行、更に大粒を後案の大きい方としての重ね付けへ変更して特徴をもっと際立たせたような改良をしました↓。

改良点:前案の大粒を後案の小粒へ。新たに更なる大粒を追加という改良内容。
7点セット(後案):リングも大粒の四角いアメジストを投入しました。

ただ、この後、多すぎるアイテム数に対しても見直しをはかることになります。

その後、単純な、3アイテムだけのセットへとすべてのセットを整えていったのでした↓。

3点セット(新案):この中では後案で投入のリング以外はすべて新しいものです。トップはアメトリン。

新投入のアメトリンのペンダントのサイズは、リングがあまりにもビッグなので対比がそれほど変わらないように映りますがびっくりするほどのボリュームです。

やや正方形に近く、厚みもありますので、カラット数はものすごいです。

ただ、そのような数値は自身の事業ではそれほど重視しておらず、見た感じのボリュームの方を重視しています。

カラットに比例してボリュームも増すという理論ではあるものの、時々それを打ち破る面白さがあるのがジュエリーです。

確かな目を持ちながら判断するスタイルです。

あとがき

お洋服のVネックラインデザインに沿って、ペンダントの大小重ね付けはよく馴染みます。

どうぞ、この度のご紹介がお役に立てることがあればと思います。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、これまでの大改良で、過去の多くの重ね付けをすべて廃止しました。

1点ずつのボリュームあるアイテムの3セットが徹底されますので、お手持ちのジュエリーの重ね付けのご提案をブログでさせていただきながら、ボリューム感あるジュエリーを試してみたい際には是非レンタルジュエリーをご利用下さいませ(^-^)。