古物好きな者が白x黒水玉ワンピ―スを引き合いに解説、「平凡」との紙一重の違いは、シンプルに加わる「かっこよさ」がカギ【1316】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「粋」「瀟洒」「洒脱」という言葉が好きです。

お魚が元気な「活き:いき」と音が同じなのでつい混同しがちですが、漢字に書くと全く別物です。

お魚の活きのイメージは、元気で華やかな感じですが、こちらの「粋」の意味は、「すっきりと垢抜けたさま」ということになります。

随分違います。

垢(あか)はお風呂でしっかり洗い落とすほどの余計なもの。

余計なものがなくすっきりとしたお洋服のコーデは、「シンプル:素朴」とも別物。

このたびはある1点の古着ワンピースを例に「すっきりと垢抜けたさま」を具体的にお伝えできればと思います。

まずはそもそも古着の中の「粋な柄」を選ぶところから始める、モノトーン水玉ワンピースコーデを黒と白のみ登場のブランドバッグや靴でまとめた

正面の一連ボタンデザインから判断で1990年代製造と予想の古着ワンピース。値札付きの店舗在庫品のよう。

この白地に黒の水玉は、この柄自体が「粋である」と解釈しています。

多種の白地x黒水玉柄がある中で、地が「ちりめん」に特化すると急にレアな存在になってくるのです。

黒地x白水玉でも反転で類似ではありますが、白地に黒の水玉の方がやや個性的です。

ここで、粋なコーデになるための1つ目のポイントです↓。

<ポイント①>色使いがミニマムである。

多種の柄の中でも、水玉柄は特に古典的です。

そして2つ目のポイント。

<ポイント②>デザインが普遍的である。

襟無しのラウンドネック・特に特徴のないロングフレアー・フリルなどでは決して飾らないシンプルな袖。。すべてが普遍的に作られているのです。

もう1つの違った見方としては、この「普遍的な作りも当時の流行の1つ」というもの。

袖幅が大きく上下に渡っていることもささやかな流行の形の1つだったかもしれませんが、年月が経過した今違和感なく受け入れる、もしくはかえって新鮮味を感じた形なのだと見てもよいかもしれません。

ワンピースが白メインということで、差し色の方を黒にすればカラーバランスが等配分。。という1つのアイデア。

小物はすべて黒に統一して加えていきました。

バッグや靴のデザインも普遍的な形です。

細かい点では、ワンピースの水玉・ボタンの丸型にベルトのバックルのカーブラインがリンク。

更には、カラーがミニマムな中ではやや目立つ金属パーツの色、これはゴールドに統一。

あとがき

「何ら普通なのでは。。」という感想に対しましては、確かに間違ってはいませんが、この「普通」こそ最も「粋」を作っていることにお気付きでしょうか。

癖が出過ぎてしまうと、かっこよくならないのです。

アパレル品は、クセを出すことが流行の特徴となるような傾向があったかと思います。

そのような数多い混沌とした中では、クセが強くなかった流行の中の普遍性の部分が古着の中ではキラリと光ることもあるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

黒コーデ好きが遊び心を取り入れたい気持ちの時に利用した、ビタミンカラーのマルチカラーの小物を取り込むことによる躍るような心地【1295】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ暑い季節がやってきました。

半袖になって久しいですが、年間の中で半袖の期間がいかに長いかを感じます。

普段作業着のようなジャージスタイルでは、半袖なのか長袖ジャージ上下セットなのかだけの違いで季節を分けています。

半袖の期間が随分長くなり、4月-10月くらい。

もう3月の中旬で室内では半袖になっていましたので、半年は半袖を着続けるということになります。

さて、この暑い季節に向かう今、あるカラーのご紹介をしたいと思います。

それは「ビタミンカラー」です。

しかもビタミンカラーが集まって「マルチカラー」になった色の集まりの小物類を「ビタミンマルチカラー」としてお洋服に取り入れる例です。

真っ黒コーデの雰囲気を時々変えてみたい時にも遊び心を持って楽しめます。

黒コーデの差し色に「ビタミンマルチカラー」を取り込むことがかえってすっきりとまとまる理由、1色だけが主張しない調和が生まれるから

黒コーデも厚い季節は少し工夫したくなることがあります。

蛍光色のマルチカラーの編み込みベルトを黒コーデに合わせたあの時の組み合わせ。。という過去のコーデを思い出しました。

黒いTシャツにジーンズ、そこへベルトが明るいマルチカラーであることが、活動的な前向きな気分になるという効果を実感。

ビタミンカラーは蛍光色に少し近くなる快活なカラーです。

ビタミンカラーであっても、たくさん色が集まれば、軸の色が目立たないことが、かえって主張し過ぎない良さになると思いました。

1色のみの使用よりも多色を同時に使用するという意味です。

ビタミンカラー:定義としてはビタミンを含む野菜やフルーツの色を表現。一番右のピンクや赤も含まれます。

特に大切なのは「心地」です。

ビタミンカラーの色を身につけたら、ポジティブで活動的なワクワクした気持ちになります。

明るい気持ちへいざなってくれるパワーを持った色なのではと。

色の強さは理論としては「黒」が最強だと言われています。

パワー=強さ/威力で考えた時には黒だと言えるのですが、1色VS1色で戦うのではなく、多色VS黒、ビタミンカラーのマルチカラーVS黒という挑み方で黒のパワーにビタミンカラーが同等になる瞬間を感じました。

そうしたことで、コーデが黒も映え、マルチカラーも映えるという相乗効果が出ると思っています。

実は、現在製作中のバッグにも取り入れているのです。

左の3色はほぼこの色にドンピシャ。一番右は、ピンクの代わりに、ビタミンカラーではないけれども、マッチするようなロイヤルブルーを配置。

ビタミンカラー+αで、自分なりの表現をしていきます。
後日の投稿でご紹介することになりますワンショルダーバッグをこうした楽しいカラーで製作していったのです。

あとがき

黒や白に対してマルチカラーは相性が良いです。

白には夏らしさや明るさが、黒にはパンチある強さやミステリアスさも感じるかもしれません。

小物だからこそそれほど大きな面積を占領しないで活躍の場がある「マルチビタミンカラー」の出番、主張し過ぎず程好く部分的に使いながら、上品に引用してみて下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

クローゼットを持たないあなたへ、「衣装生地コーナー」のシフォン生地を購入し三つ折りするだけで完成の素敵なインテリアクロス【1274】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私のお部屋にはクローゼットがありません。

お洋服は、リビングに150cmのハンガーラックを設置して、オールシーズンの絞り込んだミニマムなお出かけ着をかけています。

伸びるニット類は昔懐かしい木製箪笥へ。

ハンガーラックであっても、クローゼット内のポールであったとしても、年月の経過とともにほこりも出ます。

洋服の肩などは特にほこりがたまりやすいので、肩幅分を完全に覆うようなカバーを考案。

既製品のファスナーなどが付いた立体型は、最初は新鮮ですが、結局はほこりがたまり、ネタ付きの原因になりますし、見た目がやや生活感に溢れてしまいます。

単純な1枚のシートに出来上がるだけですが、そのすっきり感と存在感のバランスはどこから生まれているものなのかを是非感じ取ってみてくださいませ。

衣装用素材のコーナーで見つかったたくさんの種類の違う花柄から選んだ薔薇柄のシフォン生地、軽くておしゃれ度が高いインテリアに向いたカバーになる

110cm幅で1.5mを購入したシフォン生地:薄手なのですが、ハリコシがある丈夫さもある生地。

写真では映りがカーキベージュですが、実際は薄いオレンジベースのカラーです。

光の具合でこうして違う色に映るのでして、これも透けた素材の特徴かもしれません。

活動的な季節には、よくお出かけするかもしれないということで、扱いやすいシフォン生地が非常に融通性があると実感することでしょう。

幅は110cmの日本製によくあるものですので、変えられませんので、縦でハンガーの150cm分ちょうどをそのまま購入。

そして、すべての4辺をアイロンで7mmずつくらいで三つ折りして、ステッチを一気にぐるり1周しました。

そうして、端が美しく始末されたただの布の粋を越えた素敵なインテリアカバーの完成です。

こういった古典的なバラ柄が一番好きです。小花やデイジーなど花柄の種類も豊富。「大塚屋」様にて購入。

よくこうした生地でポーチなどが作られていますが、むしろ、こうして柄がめいっぱい広がったカバーは柄がはっきりとたくさん出て豪華です。

こんなちょっとした20分程度の三つ折り作業だけで、ここまでのものが出来上がるなんて、素敵なことではありませんか。

生地代としては、@¥1,530/mx1.5m=¥2,295となかなかの高級品ではありますが、このような既製品はネットを探してみ見つかりません。

ネットに入れて丸洗いできますし皺も寄りにくく、コスパの面では一生物で大丈夫なのではないでしょうか。

実は、5年くらい前に購入の同じ生地の柄違いを110cm幅と同じ1.1mで購入してセーター収納の風呂敷に使っています↓。

5年程前に購入の同素材の色違い:こちらも薔薇柄ですが、柄が大柄です。こちらはこちらで、美しいです。

1.1mで縫い代を少し取られても、1m強の1辺の長さがあるスカーフはレアです。

こうして風呂敷包みのようにお洋服のニットなどの収納にふんわりとゆったりと使用もお勧め。

こうして包んであるまま置いているだけでインテリアが美しくなります。

暑い季節には使わない、お洗濯済みの手袋・マフラーなどもこの中に入っています。

あとがき

ネットで既製品を見ると、インテリア分野ではまだまだバラエティーに富んでいるとは感じないアイテムもたくさんあります。

まだ私は試していませんが、ミシンで三つ折りさえできれば、これを「ラックカバー」として商業利用できないですかね♪。

この柄が著作権の商業利用がが可能であればニーズはきっとあるのではないかと思うのです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

言葉1つに時代背景を映し出す歌詞と似ている、よく働きよく遊ぶアクティブなバブル時代の姿を浮き彫りにする戦闘的な肩パッド【1267】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

スーツやコートには肩パッドが入ります。

古着ライフを始め15年程経過、自主リフォームをすることがよくあります。

過去に古着の目立ちすぎる肩パッドを取り外し、抜け感をもってジャケットを着用できるリフォームをブログ記事にてご紹介したことがあります(【144】の記事が該当)。

肩パッドが目立つ古着は、多くの方がイメージするバブル時代の1980年代後半から1990年代前半製造のスーツやジャケットです。

これを30年以上経過の今見ると違和感を感じ、強調され過ぎていると思うのも時代の流れ。

このたびは、かつてのバブルスーツと呼ばれるアイテムに際立つ肩パッドのボリューム感が何を意図していたのか、表面ではなくその「背景」を考える回になります。

バブルスーツを表面的なデザインのみで見るのではなく、何かを象徴したりメッセージを伝えるデザインであったことに感動されるのではないかと思います。

アグレッシブな戦闘服のイメージで作られたスーツの肩パッドのボリューム感、両肩のみに時代背景を映し出したバブルスーツのデザインは優れている

実は、バブル時代のあのボリュームある肩パッドというのは、活動的な時代の象徴だと言えます。

たくさん働き、たくさん遊ぶといったようなアグレッシブさがその時代の肩パッドの迫力に投影されているということです。

このように見てみると、肩パッドがただボリュームがあり過ぎて違和感があるというもやもやした気持ちだけではなく、今とライフスタイルが随分違っていたのだと冷静に見ることができます。

こうして見てみると、当時の良き時代がお洋服の一部に形として表されているなんて、なんて素敵な事なのだろうと思えてきます。

このように、デザインや構造の一部にもその時の世の中を反映したような製品というのは、優れていると見ています。

音楽にも本当にそっくりなことがうかがえます。

歌詞の中に今ではあまり使われない固定電話を主流にやりとりしていたような、「受話器を置く」という歌詞、「汽車に乗る」などという何ともノスタルジックなシーンは、その歌詞1つで時代が浮かぶほどのパワーワードです。

ということで、バブル時代の肩パッドはごっつい不必要なものという否定的な見方だけでは表面的なのです。

この立派なまるで鎧(よろい)を彷彿とさせるような肩に感じられる「勇ましさ」「ポジティブさ」が、あの時代の特徴として今でも古着に残り、私達にその名残として見せてくれるのです。

その時限りの数年間の貴重で素敵な時代を懐かしむことができる部分は、古着の良さの1つです。

あとがき

このたびは、肩パッドの例でしたが、どんな分野でも製造においては、重要なヒントになると思います。

良い製品には、「哲学」が入っているのです。

ただ何かの一見豪華な飾りを飾るということではなく、なぜその飾りをその場所に付ける必要があったのかなどを追求します。

そうすると、その「なぜ」という理由が見つからないものは、説得力のないお品になってしまい永久的に好まれるお品にはなれそうもありません。

そういった意味のない箇所をそぎ落として、「なぜ」がしっかり説明できるものだけしか入っていないお品というのは究極の姿です。

「流行の波に乗るデザイン」ということであっても、その流行の裏に隠されたメッセージを読み取り解釈するところからが本来の製造企画のスタートなのかもしれません。

書き手:ピクチャレスク

「着回し術」とは反対の「セットアップ術」の良さがある、微妙な違いも逃さない4種のオフカラーニットにベストマッチな4点のボトム【1262】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

暖かい季節の色と言えば、パステルカラーですが、白も取り入れたい色。

このたびは、白をメインに考えてみた上下の組み合わせコーデをご紹介したいと思います。

「着回し」という言葉がよく謳われてきましたが、コスパの良さを切り口とした見方では確かに頷けます。

しかし、「おしゃれ度」としては、優劣の差が生まれてしまうデメリットも実はあるのだと見ています。

このたびは、そのような「着回しコーデ」のデメリットの部分をカバーするような装い方の一例として、「セットアップコーデ」をご紹介したいと思います。

白メインのオフカラーコーデを4種、それぞれが「これが一番」と見た渾身の組み合わせで決めたものになります。

4種の色のトーンが少しずつ違うニットそれぞれに一番に合うボトムを考えたベストコーデx4選、「セットアップコーデ」の良さは「おしゃれ度」の高さ

オフカラーのニットを4点は、クリームがかったりグレーがかったりしながらそれぞれが違いのある色です。

ざっくりと「白」と言っても、互いに随分違いがあることを、合わせるボトムや小物コーデの完成で改めて気づくことになります。

4点のオフカラーニット古着:すべて「アルマーニ」様。ネームタグは、「エンポリオ/ジョルジオ」が混在。

一番左から、黄色寄り・グレー寄り・カーキ寄り・クリーム寄り。

これら1点ずつをボトムとしっかり組み合わせていきました。

なぜその組み合わせが一番だと考えるのかという「理由」の部分にご注目下さいませ。

古着市場で見つけた婦人服のデニム:リーバイスやハイブランドではない古着のニッチな日本製のブランド。

ドレスライクなデニムというところが合わせやすいポイントです。

セーター自体に柄が入っているので、あまり柄の入ったボトムは避けたいとプレーンなイメージをもとに選択。

このセーターの黄色みがかったベージュ寄りな色は、上下の組み合わせとなると結構難しめ。

そんな時は、黄色によくマッチするデニムのネイビーカラーを考えます。

ただ、カジュアルに寄り過ぎるとニットの上品さが薄れるところを、ドレスライクに見せてくれるのがこの写真のデニム。

デニムなのに、ウエストの脇にゴム入りというのが何とも昭和の古き婦人服といった感じ。

バッグは、これも古い時代の「KENZO:ケンゾー」様。

薔薇の花のマルチカラーバッグは、その後のアクセサリー・靴・ベルトの色を決めやすくしてくれます。

エンポリオアルマーニのワイドデニム::このニットがいかにグレーがかっているかと教えてくれるかのよう。

バッグは、「イランイラン」の本革レザー製。

こういったくり抜き型の取っ手のバッグは我がバッグコレクションの中に多くありまして、大変好んでおります。

少し浮いた感じのグレー色寄りなニットをベストと重ねることでコントラストの違和感を感じさせない馴染み方をしてくれました。

ここに移していませんが、ダメ押しの薄グレーの水玉スカーフもあります↓。

ストール:「エンポリオアルマーニ」様のもの。水玉のサイズが途中で切り替わっています。色はライトグレー。

そうしますと、更にこのニットがおしゃれにブルーグレーカラーに溶け込んでいくダメ押しのような役割も。。

下げ札付きだった古着市場で発見のスラックス(チェック):日本製の毛/ナイロンという昭和らしい混率。

ニットが、裏編みと呼ばれるリブニットの裏側の鱗みたいな様相の柄が特徴です。

パンツのでこぼこした織柄ときっちりとリンクする様子が目に映ります。

ブロックチェックとタータンチェックの混合みたいな先染めチェックという素材自体も素敵。

ここでは、黒と白しか色が使われていないからこそ、バッグも黒無地で差し色に。。

赤や別の色を入れないところが「粋:いき」であると言えます。

モノトーンコーデではよく使われるテクニックであり、3色目を決して入れないという技術のようなもの。

バッグも「エンポリオアルマーニ」様で、キャンパス+レザーコンビの20年以上は前だと思われるバッグです。

続きましては、最後4セット目で、スーツが来ました↓。

パンツスーツ:「エンポリオ・アルマーニ」様のもの。上下そろった古着はなかなか見つけにくいもの。

流行を感じさせないようなこういったデザインやライン、心より感動しています。

細かく柄を見ますと、ニットのチェック柄とスーツのチェック柄が相性ばっちりです↓。

スーツと組み合わせてしまえば少し見えるだけですが、格子同士がリンクしたことはやはりベストマッチです。

ということで、全4種のコーデをご紹介しました。

どれもそれぞれの特徴があり、同じものがありません。

どうでしょう、「着回し術」とより良き勝負ができると思いませんか。

1つ1つが緻密で、渾身の組み合わせを考えた「セットアップ術」です。

あとがき

時々、こうやってワードローブに変化があった時に、切り口を工夫しながらご紹介しています。

昭和を過ごしてきました私は、ファッション雑誌全盛期の時代と思われる頃に接触していました。

その雑誌の中の言い回しや解説にすごくかっこよさを感じていました。

コーデなどの写真だけでなく、隅っこにある小さい字で書かれた記事やコメントなるものも少し読んでいたのです。

よく見る「着回しコーデ」もここ近年定番用語になっていますが、それでも、「着回し」がどうしても受け入れられません。

効率の良いお洋服の着方ではあると思ったのですが、実際にはできないのです。

なぜできないのかということは、セットアップに組み合わせたこのたびの着方にその答えがあります。

実際に集めて、着用しながら実体験に基づいたコーデがスタイリストでもないただのコーデが好きな者としてできること。

特に何者でもない者ならではの、縛りのない自由なコーデのご紹介でした(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

ただ物を入れてそこに置いてあるだけの日常に溶け込んだ「入れ物」の存在感、役割を持った芸術品であるがゆえに更に美しい【1261】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「入れ物好き」と自称してもう20年程になります。

きっかけは2002年秋に一人暮らしをし始めた時だと思います。

すべてが自分の好みでインテリアを展開していくことの自由の素晴らしさを知り、収納アイテムを集め始めました。

そのような中で、「パンダン」「木製」「ブラウン」など、特化したアイテム達が集結してきたのです。

このたびは、実際にインテリアで活用の3アイテムをご紹介しながら、たかが「入れ物」が随分な「芸術品」であることをお伝えできればと思います。

物を入れてそこに置いてあるお部屋の中のいつもの「入れ物」、機能に加わった「芸術的美しさ」には眺める価値が生まれていた

「パンダン」:古新聞ストッカーとして利用中。素材は、当南アジア(特にインドネシア)の産地品の水草。

広い面積の葉っぱを重ねて、イントレチャートの様相で編み込まれた作り。

そして、シックな塗装カラーでレザー級の味わいを実現の高級感あるインテリアボックスです。

パンダンとの出会いは遡ること30年くらい前だったと思います。

ある手芸屋さんで見つけたインテリア小物のハートのアイボリーカラーが最初の出会いでした。

今まで見たことが無い異国情緒あふれたアイテムだったことに新鮮味を感じ魅せられます。

その後、2010年代からどんどん輸入が増えていったのでしょう、ネット通販の高まりも相まってネット購入で複数を集めるようになりました。

高級感がありながら軽くて、安全性も感じられるソフトな素材なのです。

「タッパー」:香辛料入れ(砂糖・塩)として利用。ブラウンカラーは昔のモデルだと想像できます。

モデルチェンジにより、このブラウンカラーは現在はありません。

茶色は古いモデルのリユース品ですが、こういった物でもまっさらの新品より好みのカラーが良いのです。

ブラウンはかなり昔のタイプであったと予想します。

かえってこのカラーが希少だと思っておりまして、この2個の他には、もう1つ同じサイズともっと大きなサイズをお米ストッカーとして冷蔵庫で使っています。

お米は冷蔵庫で保存しているのです。

生地入れ:ゴブラン織り花柄の30年くらい前と予想するのボストンバッグ。容量を利用して室内で入れ物に特化。

花柄がマルチカラーで素敵です。

ゴブラン織りのバッグも現在は限られた存在です。

そして、生産国が日本製やヨーロッパのものはこれまた希少です。

このバッグをお洋服に合わせたことは一度もありません。

お洋服に合わせると、古典的になり、抜けた感じを表現しにくいので、同じバッグであっても、お洋服用のバッグとは区別しているのです。

あとがき

インテリアの「入れ物」は、そこで静かに佇んでいるので動きがありません。

ということは、「擦れ」や「傷み」が起きにくく長持ちです。

長持ちだからこそ、時々目に映るその姿が「素敵」であった方が楽しい毎日になることでしょう。

「入れ物」はいわば、「機能を持ち備えた芸術品」であると言えるのではないでしょうか。

身の回りのもの1つ1つを丁寧に見渡しながら、愛着を持って持ち続けていくことをお勧めしたいです。

せっかく、「入れ物」として活躍してくれているのですから、時々有難い気持ちを込めて「愛でる」ことでその当たり前の確かな存在感に気付くのです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

古着ライフを長く続けている者が考えるお洋服の価値、¥1,000であっても作りの悪い即席要素の高いお品ではなくオーダーメイド古着を選択したい【1259】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ファストファッション」のお品物の見た目のその奥に隠れていた背景がここ近年めくれてきました。

製造における劣悪環境や労働の搾取などが明るみに出ることで、「購入するべきお洋服の種類ではない」とまでに、人々の見方が深くなってきたと思うのです。

しかし、「低価格」というのも相変わらずのダントツのメリット。

その場限りの購入時の低価格だけにとりあえず魅力を感じて、その後そのお品をずっと愛用していくのかなどは考えていないことが相変わらず多い様子。

このたびは、その場限りの判断ではなく、長年かけて感じるメリットやコスパの良さが古着の中でもどんな分野にあるのかを実体験からお伝えできればと思います。

「高級ブランド古着」「オーダーメイド古着」はファストファッションの同じ価格にダントツに勝る(と思っている)、お洋服に流行などなければいいのに。。

これは1個人の感触に過ぎませんが、「百貨店ブランド服」に対して、「ハイブランド服」の良質さは比べ物になりません。

古着においてもおなじことで、良質さが群を抜く高級ブランド古着。

1つのブランドに特化して集めながら古着ライフを充実させたいとこれまでトライしてきました。

しかし、結果としては、たやすいことではなく、上下のコーデが同じブランドでは難しいこともありました。

よって、時折、1アイテムで成り立つワンピースを投入することも考えてきましたが、ただでさえ入手が難しめのハイブランドワンピースはなかなか思うように見つかりません。

よって、その代わりとしてオーダーメイド古着を混ぜるようになりました。

なぜ、オーダーメイド古着なのかというのは、自分の見方で計るレベルではあるのですが、ちょうどハイブランドとその特異さや良質さが釣り合うことが多かったと感じたからです。

決して古着ライフの中にファストファッションが混じることがありません。

古着市場の中にもなかなか登場できないレベルにしかならない、捨てられる運命の分野だと見えてしまうのです。

手放す際にリサイクルショップでの「買取」もファストファッション服は受け入れられないことが多いのです。

にもかかわらず、大量に世の中にこの分野のお洋服が出回ってしまうと、古着市場も乏しいものになっていくのです。

では、ファストファッション服を「FF」と図解に表示しながら、古着との価値を比較してみたいと思います↓。

¥2,900:「ファストファッション」分野では中間的な価格かと。しかし古着市場ではかなりのレベではないかと。

ネットで購入の送料込みでも、高級ブランド服が古着で購入できる価格ライン。

そうしますとファストファッションにブランド古着の価値が勝るということが起きます。

価格で勝つファストファッションと同じ価格の¥2,900程度に条件を設定しますと、その他の違いが浮き彫りになりますので、ブランド古着の良い作りや味わいが断然勝ると思うのです。

たくさん量が散在しているお品よりも1点しかない希少な価値は決して負けることはないのです。

次はもっと低価格での比較になります。

¥1,000:さすがにブランドでは難しいですが、注文服古着では¥1,000は見つかったことがあります。

よく探せば、¥1,000程度でハイブランド古着が絶対に見つからないということもないです。

実体験ですので、この比較は想像ではないことをくれぐれもこことでお伝えしておきたいです。

¥1,000なんて非常に魅力的な低価格ですが、同じ価格設定で、注文服の古着と比べたらその中身は雲泥の差だと考えます。

注文服古着の方がずっと長く持っていきたいと思うその気持ちの面でも差がありますし、実際にここまで低価格で見つけた掘り出し物こそお宝なのです。

特に、流行が色濃く入りにくいいつの時代も着用できそうなプレーンなロングワンピースは、年齢も無関係に装えます。

これは、あくまで私の考え方ですので、そこはご理解お願いします(^_^;)。

あとがき

値段に飛びついて購入というのは、その場の浅い選択の仕方であり、後で愛用できるお洋服ではないかもしれません。

お洋服に対する態度のようなものが、全体的にいい加減過ぎると言いますか、深く考えない表面的なものととらえ過ぎだと思うのです。

本当は、お洋服1つで、その生きざまさえも映し出してしまうような「価値観・考え方」の鏡のようなものだと考えたら、それはそれは大切なアイテムとなることでしょう。

数々の有名デザイナー様達が、哲学的にデザインし表現していることの意味をじっくり考えてみれば分かってくると思います。

芸術的な「ファッション」と生活の中の「衣」は別で考えずに、交わる部分が多い方が良いとそんな考えを持っています(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

美しい裏地をコントラストに活かし、オープンの状態で入れ物として引き出し内で使う巾着袋、随分インテリアに映えた【1248】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、巾着袋の意外な使い方がテーマです。

巾着袋はそのきゅっとしまった口に注目が集まりがちですが、インテリアの中では、入れ物として優し気な様相で使えるということが分かりました。

実際に使用している場面をご覧いただきながらご紹介したいと思います。

巾着の機能をあえて使わないロールダウンで現れた裏地のかわいさ、巾着袋の使い方の可能性を閃く良いきっかけにしてくだされば。。

マチが15cmというたっぷりな容量の巾着袋。裏地付きであるところがこの後活かされます↓。
ロールダウンで立派な容器になった巾着袋。もはや巾着の機能は無関係。素敵な裏地がコントラスト効果。

巾着袋の違った使い方をすることで、本来主役でもなかった裏地が登場し、素敵なコントラスト効果を生み出します。

たまたま裏地がコントラストが効いていた巾着袋だったから余計ですが、むしろ素敵な入れ物になったかのようです。

その他、違った生地や色の巾着袋も、チェスト内で仕切りながら容器として使えます。

タオルハンカチもそのままチェストに入れる場合、どうしても倒れてしまいます。巾着袋を利用する意味有り。
複数の巾着袋を並べてお部屋を分けて使用。こちらは靴下入れ、小さなアイテムは小部屋にまとめると良いです。

ここで重要なのは、布ならではの融通です。

例えば、容器にいっぱい中身があったとしても布の融通さで収納が可能になることがあります。

プラスチックなどのハードな容器だと、硬いのでその容器に合わせた分量しか入りません。

多少いびつに膨らんでも融通の利く布製、しかもこんな可愛らしいインテリアになるという巾着袋の利用はなかなか可能性の高いものだと感動。

じゃあ、最初から、ひもなどを付けない、容器だけを布で作ったらよいではないか。。と思われるでしょう。

実は、これは過去に経験済み↓。

もとは壁に画びょうをして入れ物として使用していた布製の容器。最初から巾着袋に仕立てていないものです。

今、行き着いた使い方は、梱包材のガムテープやビニールひもを入れる容器として床に置いたもの。

随分以前の壁のポケットのような使い方から変わっています。

使い方も「飽き」や「事情」により永久に同じ使い方をするとは限らないのです。

そうしますと、最初から巾着袋のデザインで紐を通して作っておけば、現在のチェスト内の容器の使い方をしなくなった時に、巾着袋として使う日が来るかもしれないのです。

そのように融通が利くような状態にしておくことが、一生物になる可能性を高めます。

プラスチック容器は、何年か経過することで劣化して割れることも体験済み。

一方布製はほこりがかぶったとなればお洗濯で解決、ここに布製のすばらしさを見ます。

あとがき

巾着袋というと、お弁当袋などをイメージしがちですが、こうして見てみると工夫しだいで別の使い方もいくつか見つかるものです。

よく蚤の市では、その容器の使い方を販売主様に問いかける方も多いようですが、何に使ったらよいか分からないようなアイテムこそ自分で決められる自由があるという考え方もあるのです。

そうして独自の個性や意志が反映したお品は、せっかくお金を払って得た価値がもっと高まると思うのです。

舵を握るのは購入者である自分、もしくは現在の持ち主である自分であるべきなのです(^-^)。

ハンガーラックカバーは有りか無しか、おでかけシーン少な目のオタク向きにはインテリア性が足りないと、無地から花柄シフォンへの発展【1246】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今時レアケースだとは思いますが、現在の住まい(賃貸)、実はクローゼットが付いていません。

その代わり、ものすごく奥行きのある「スペシャルな押し入れ」なるものが存在。

もちろんそこにお洋服は収納できませんが、想像を大きく超える奥行きにより、たくさんの容量があることに驚かされます。

お洋服は、住まわせていただき始めた当初からハンガーラック150cm幅(アパレル業務用)を購入。

この150cm巾のラックのお洋服がすべてお出かけ用であることで、オタクの私はほんのたまにしかこのラックからお洋服を手に取ることがないのです。

ほぼ、収納の状態のみにとどまります。

よって、ほこりがかぶらぬよう、カバーがあったらよいのではと思い付きました。

こう思い始めたのも、春分の日を迎えたタイミングでワードローブの思い切った整理整頓をしている最中だったからでした。

1つ前の投稿の【1245】では本革レザー物のお洋服のお手入れと収納をご紹介しました。

その後、最後の総仕上げとしてラック用の大きなカバー作り、ほこりがかぶらぬようにしたいと思ったのです。

余っている生地から、インテリアの雰囲気に合わせてチョイス。

ミシンでひたすら三つ折りをして仕上げるという方法で、ラック用の横長と、もう1つミニチェスト用の正方形を作りました。

洋服の肩のほこりをあらかじめ防ぎたい、余ったたくさんの生地を利用した三つ折りによるラックカバーの完成とその後の生地の見直し

ブラウンカラーベースのお部屋なので、こんな土色をチョイス。

心配だったのは、あまりにエコロジー過ぎて飾りが必要なのではないかと思ってしまう感じです。

左が大きい方、右が正方形の小さい方(まだ三つ折りしていない生地だけの状態)。1m四方以上ある大きな面積。

これらをそれぞれアイロンで三つ折りして、一繋ぎで1周ステッチをしていきます。

まずは小さい方の完成。ミニチェストに冬物のセーター類をストックのカバーにと考えました。
150cm幅のラック用カバーの完成:随分長いカバーですが、飾りっ気が無いのがインテリア的に気になりました。

なかなか腑に落ちなかった土色のこのカバーは後にすべて廃止。

予感は見事に的中していました。

ほんの1か月足らずで見切りを付け、別の使い方へ↓。

キーボードケース内の内袋へアレンジ。随分大きな81鍵盤のキーボードですので役に立ってくれました。
キーボードの楽譜立てケースまでも製作。楽譜立てもなかなかのサイズ、ケースに収納して破損から守ります。

では、ラックカバーはその後どうしていったのかです。。こうなりました↓。

軽いシフォン生地で同じように三つ折りして作ったラックカバー。薔薇柄がインテリア性を高めてくれています。

シフォン生地は新しく購入、これでやっと腑に落ちました。

こうした生地も何を仕立てるのかという目的が結局は限られまして、袋状にするよりも1枚仕立てのままの利用を考えた方が使い道が豊富だと考えます。

ただカバーとして置くだけでも生地の素敵さでインテリア映えする、本当に魅力的な素材です。

あとがき

実は当ブログ記事は、最初の投稿の2023.03.03からおよそ1年半後の2024.11.14にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

YouTube動画の中身は変更できないので消さない限り当時2023年のままです。

当ブログは「手直し」ができるメリットを活かし、その後の様子も加えての現在の状態をお伝えすることができると前向きに考えまして、その後の変遷も載せています。

最後に行き着いた薔薇のシフォンは、現在2024年も続行中、おそらく永久的だと思います。

人の気持ちや考え方は、数か月単位でも変化するものであるという良い例。

当ブログ記事の手直ししたその後を綴ることの重要性は、人の変化をもお伝えできる可能性があるのだと知りました(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

つなぎ(オールインワン)を作業着のイメージからのギャップあるドレスライクに寄せるパンプスコーデ、レアな黒コーデュロイが成功の要素だった【1236】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年プチブームと言ってよいのでしょうか、つなぎ(オールインワン)に挑戦してみました。

オールインワンは率直に作業着のイメージでカジュアルなイメージを思い浮かべがちです。

これも挑戦、古着市場の中からメンズのつなぎを購入し「ドレスライクに寄せた着方」をご提案したいと思います。

イメージとギャップがある意外なコーデは古着を新しくご提案していくスタイル有り方かもしれません。

これも、すべて師と仰ぐ(勝手に)、「ケイトモス」様のコーデの拝見によってインスピレーションをいただいたものです。

そもそも黒色のコーデュロイ素材のオールインワンがレアだった良き出会いからのスタート、一繋ぎをベルトやベストで分割し、おまけにパンプスを持ってきた

オールインワンは、ほんわかした柔らかい雰囲気にもなることがあります。

色を黒で選択することで、「カッコイイ」雰囲気を出したいという目標を持ちました。

難しそうなアイテムながら黒のコーデュロイ素材であったことが着用できそうであることに背中を押してくれました。

メンズのオールインワン:コーデュロイ素材の黒。「HALF」というブランドの日本製の古物。
ウエストには調節機能付きのベルトが両サイドに設置。黒色なので引き締まってカッコイイと感じます。
スタンドカラーの襟もすっきりとしています。憲章の名残をわずかに残した当て布、機能的な意味がありそう。
黒の背景に映えるようなミックスメッシュレザーベルト。部分的に赤が入りまして、下のパンプスの赤とリンク。
レザーパンプス:真っ赤に移っていますが、実際は茶色寄りなボルドー色。POLLINI(ポリーニ)様のもの。
羊革のベスト(黒):同じ黒でもこうして素材の違いで立体感が生まれます。

ベスト・ベルト・パンプスを追加し、真っ黒一辺倒のつなぎに凹凸感を出し、途切れ目や切替えのようなラインを表現ました。

少し見にくいのですが、メンズなので股下78cmもあり長いです。

しかし、ジッパーがデザインとして裾の先端まであるために裾上げは不可能。

ロールアップの形で装うことになります↓。

2度ロールアップで良い感じでした。やわらかな作りなのでジッパーも融通が利き有難い♪。

なかなか一度に全体が写せない縦長ですが、こんな感じ↓。

もしかして、ぱっと見オールインワンだとすら分からないように映ると思います。視覚的まやかしのテクの1つ。

あとがき

オールインワン(つなぎ)の例でしたが、同じように一繋ぎのワンピースなどにも同じような考え方を落とし込めます。

他のアイテムを重ねること、同じ黒色でも素材違いを重ねることで装いに奥行きが演出できるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク