唯一の事業名を考えると良い、同業者様と末尾が同じでも頭の表現が独自の「らしさ」が入ったネーミングはキャッチフレーズでもある【1007】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ6月に入りました。

6月を非常に大切な月だと感じています。

上半期と呼ばれる前半が終わろうとしていて、後半への準備だと感じるからでしょうか。

今この時点でやったことの1つとしまして、事業名の明確化があります。

どんなにプチ規模の小さな事業でも事業には変わりがないことはすべての事業者に平等なのです。

そこは自信を持って、これまでの活動・今後の活動に誇りを持ちたいと思います。

小規模だからこそ大規模事業者様にはないものをひらめいたら、「今すぐ」にでも始められることが強味、このたびは、事業名のネーミングを徹底しました。

どんなハンドメイドバッグなのか、どんなレンタルジュエリーなのかを「〇〇の」で分かりやすく事業名にの頭に加える表現の大切さ

通常、「ハンドメイドバッグ」と「レンタルジュエリー」という呼び名の事業なのですが、前者のハンドメイドバッグは今までは特に何か特徴をタイトルに入れていませんでした。

技術や考え方がしっかりとしたものに確立していく中で自然に、このようなネーミングのアイデアも生まれてきました。

どんなハンドメイドバッグをお客様にご提供していくのか。。ということを徹底的に言葉で表してみるということで、「共有型のハンドメイドバッグ」ということに決めたのです。

ハンドメイドバッグに「共有」という言葉がセットになっていることが新しく、他の事業者様にはない独自の部分です。

そもそも「共有型」という言葉は辞書には無い作った言葉(一部「造語のように時々はネットで拝見します)です。

この「共有」という言葉の意味は、今後活動していくコンテンツ制作の事を示していたり、皆にデザインを提供、より作り易くノウハウが分かる目的の「著作権フリー」の意味もあります。

単独で販売しようとしても小規模過ぎ、その苦戦から生まれた考え方が、「所有のデザインや手法を秘蔵することをやめる」という「手放し」の決断なのです。

技術やノウハウはこれまで「秘蔵」されることが多く、今後も秘蔵したい方もいらっしゃるかもしれないので、価値観の違いが大きく分かれます。

世の中著作権の行使であふれていますから、非常に勇気が要ることでしたが。。

これまで培ってきた地道な努力を自ら捨てるとも考えられるから、普通はなかなか出来る気持ちにすらならないものなのです。

しかし、捨てると言っても何も残らないのではなく、「何かの可能性を残した捨て方というものがあるのだろう」そう考えた結論です。

そえは、「ハンドメイド文化」が自国特有のものになればという可能性です。

考えてみれば、レンタルジュエリーの方も、自分で宝石を楽しんでおでかけに着けていくことをせずに、お客様が楽しむためのコーデをほどこしたジュエリーのセットにして、惜しみなく事業へささげたという点も同じでした。

宝石を美しく纏った「楽しみ」を事業者本人が得ることを喜んで捨てたのです。

こういったことから1つ言えるとすれば、「自分から手放していく」ことからがその後の本当の始まりなのかもしれません。

「事業とは、本来人を喜ばせ、人に利益を与える活動」であるべきなのではと思います。

そうして、ハンドメイドバッグ→「共有型のハンドメイドバッグ」、レンタルジュエリー→「本物志向のレンタルジュエリー」と「〇〇の」を付けることで、そのタイトルを見ただけで、事業活動のイメージだけではなく「スタンス」や「意志表示」にもなったのです。

あとがき

ハンドメイドバッグ製作の1つ1つの作業においては、「作りやすさ」も非常に大切。

「難しさ=技術」ということでは決してないのだということも、よくある勘違いや誤解を解きたい点です。

細かい1つ1つの単純作業を丁寧にしていったことの集まりで出来上がっていくだけであるとも言えますので、敷居は決して高くはありません。

レンタルジュエリーは、最初から「〇〇の」を入れていたことで、お客様にもこれまでめぐり会えて来たかと思います。

同じ内容の事業と言えども、少しずつそれぞれの特徴とか売りの部分に必ず違いがあると思いますので、それを発見することがまず大切です。

他社様の真似事ばかりを寄せ集めた事業だと、少なくとも2番手にしかなれないかと。

Q:「2番じゃだめなのですか?」。A:「はい、1番でなければだめなのです」ということです。

いつしか、このような会話が実際にあった時に、堂々とこのことをお伝えしたら呆れられたことがあります。

自らをもって1番を諦めた考え方だからこそ呆れるのだと。

1,000投稿を通過した今振り返るブログのカテゴリーを10種設置は、1つの分野だけに特化し過ぎることが長続きを妨げる「縛り」からの解放だった【1003】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、当ブログの採番が1,000アップを通過致しました。

YouTubeとの並行投稿ですので、同じくYouTubeも通過したことになります。

思えば長い道のりではありましたが、2018年3月末からの当ブログ投稿スタートで考えると、毎日投稿で1,500行っていてもよいと思いますので、ペースは決して凄まじいというほどのものではありません。

最初の頃、なかなかペースを作ることができませんでしたところを、きちんと自らのスタンスを作って「こう進んでいく」という形を決めたのが200投稿くらいのこと。

そして、事業主の包み隠さない実態として、事業分野以外の生活の分野なども取り込んだ、10のカテゴリーをきちんと設置しました。

もうそこからは前進するのみで、ルーティーン化していき、「投稿しやすさ」が生まれ、当初の苦しさは全く感じなくなりましたことが大変有難いことです。

常に今この瞬間1つ1つが、この10のカテゴリーのどれかを今やっているということです。

「表の顔」と「裏の顔」などをあえて作らないようにしているのです。

毎日の日々の事業活動、それ以外のちょっとした娯楽部分や、ルーティーン作業なども含めます。

とにかく眠って意識がなくなっている以外(目を閉じるだけの瞑想的なことは起きている時の活動に当たりますので<食・健康>のカテゴリーなのです)のことをすべてがブログ記事に、YouTube動画に投稿されるのです。

事業活動はファッション系ですが、その事業活動が日常のルーティーンと無関係なのかというと、むしろすべてがつながっているのだと実感しています。

会社に勤めていた時は、「勤務」という体制ですので、「on/off」などと言った言葉もあり、別世界を行ったり来たりしているかのようでした。

「個人事業主」はその点では、生活と密着していて自分の裁量ですべてが動いていきます。

これが得手不得手は分かれるところであるかと思いますが、とてもこのスタイルが合っていることが分かっています。

ベテラン「Youtuber」様から見れば、10ものカテゴリーを設けて、随分的外れな投稿の仕方をしていると映るのかもしれません。

しかし、そこは、ちゃんと考えて「永久的に続けられるやり方」と「自分が一番幸せなやり方」を一番に考えた選択の結果なのです。

もし、「ハンドメイドバッグ」の分野だけをひたすら投稿し続けていたら、おそらくここまで続けてくることはできなかったかと思います。

人間の体が、内部のいろいろな臓器などの機能で最善の状態であるおかげで健康でいられることを考えれば、脳1つだけがずば抜けていても成り立たない、他の部分(血・肉・骨・臓器)のバランスがあるおかげで良きアイデアが浮かんだり、一歩飛躍出来たりするという考え方からです。

「YouTube」「ブログ」で連動する10個のカテゴリーのご紹介

先に、10のカテゴリーをお伝えします。

1/10:材料・・・ハンドメイドバッグの生地や糸などの附属品の働き。

2/10:製作・・・完成したバッグの姿や途中のその時しか見れない内側。

3/10:はぎれ・・・余った生地を使った小さいアイテムの製作アイデア。

4/10:HMB教室・・・確立したノウハウを「この道」を歩む方に共有・伝達。

5/10:事業・・・事業におけるあらゆる「集客」「経理」すべてのアイデア。

6/10:読書・・・分野を問わない「本」「映画」の感想や読み解き。

7/10:食・健康・・・日々のすべてのエクササイズやタスクのルーティーン内容。

8/10:リフォーム・・・古着好きならではの傷みやサイズ調整の作業のノウハウ。

9/10:コーデ・・・一番の得意分野、ファッションから整理整頓のワザ。

10/10:ジュエリー・・・「本物」を扱う業者のジュエリーへのフラットな目線。

以上の10項目に分類しながら、すべてのYouTube動画とブログ記事を1つずつの細かい記事単位で互いにリンクしながら導線をお作りしています。

あとがき

「ブログもネット検索内で目立つものにしたい、YouTube動画も再生回数やチェンネル登録者数を伸ばしたい」という気持ちはもちろん持ってはいます。

しかし、それを一番に考えてしまうと、投稿内容が非常に縛られた環境の中で苦しみながら作るものになってしまうのです。

バズるための動画のタイトル、大袈裟過ぎるサムネイルだったり、タイトルにとがったような言い回しをあえてすることは、その時々だけの瞬間のものではないかと。

そこに一生懸命になり過ぎると最終的には、本当の気持ちとあまりにも乖離した行動をしなければいけないことに対して失望し疲れ果ててしまうと思っています。

そうして、ある時から目標をわずかな2つの事に絞りました。

1つは、「末永く続けられるような投稿」、もう1つは「ルーティーン化した日々のただの記録」という意識です。

こうの2つだけを意識した投稿をし始めてからというもの、投稿自体がうんと軽くて楽な気持ちでできるようになりました。

そうして、投稿したいアイデアが沸々と湧いてくるかのように感じるという変化がありました。

そして更には、「1日1投稿するべきだ」とか、「1日1投稿では登録者数が増えにくい、数日間空けての投稿の方が良い」などということが、いかにYouTubeに対する固定観念であることかと思えて来ます。

そういったしがらみがない環境こそが、ここまで来れた理由の1つだと思っています。

このたびご紹介しましたカテゴリー10種は、結局は日々の単なる活動記録であり、10の内のどれかの1つをその時々でやっているに過ぎないということです。

とても単純でシンプルなライフスタイルなのかもしれません。

特別ではないように感じるかもしれませんが、長く続けていくということにこそ、とにかく一番に価値があると思っています。

長く1つの物を大切に使ってきたこと、1点の洋服を末永く着ていくこと、こういった何でもない日常の積み重ねが、他の事にも影響して「末永い」というキーワードを常に考えるようになっていったのです(^-^)。

<経理>「デッドストック」はおしゃれアイテムみたいな言葉、しかし、経理目線で見ると日の目を見なかった「長期保管在庫」なのだ【1002】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフもここへ来て15年程、お洋服のすべてが古着です。

様々な様相の古着を見ながら、時々ラッキーなことがあります。

それは、元の値札が付いたまま購入した古着がなかなかのレベル。。まさに「デッドストック」ではないでしょうか。

この言葉で販売される場合と、ただの古着として、「結果値札付いてた。。」というあっさりとした販売の仕方もあり、このたびは後者でした。

見てきた限りでは、この「デッドストック」という言葉を大々的に謳っていないお品の方が本当の意味での掘り出し物があるような気がしてなりません。

素敵な物は最後まで埋もれて隠れているのではないだろうかと、そんなストーリーが思い浮かぶのです。

「デッドストック」という言葉の「解釈」の勘違い、もう生きていない在庫だから無価値=¥0というのは間違い

ストックは「在庫」のこと。

デッドはその言葉通り、「死んだ」ということで「死に在庫」です。

かつては、「デッドストック」というのは商品価値が¥0になったものだと思い込んでいたことがあります。

しかし、業者様は、実際デッドストックとして販売しているお品は、棚卸をし価格をアップする事実があり、商品の価値が生きているものだということを後から知ったのです。

「デッド」という言葉は、長年売れていない不良在庫ということで使われた言葉で、「死んだかのような。。」くらいの解釈が正解であり、実際は、¥0で存在する在庫では決してないのです。

よく考えればそうでした(^_^;)。

¥0で廃棄処分を帳簿上でしておきながら、また継続して販売するなど矛盾、販売している以上帳簿には価値が残っていると考えます。

「デッドストック」と大々的に謳われた品物の実際の質はどうだったのか

古着好きの方にとってみれば、「デッドストック」というタイトルは魅力的で、むしろ、価値が高い物としてとらえる方も多いと思います。

しかし、これは、販売側にとっては、とんでもなく古い過去の売れ残りをうまく売り切るテクニックなのかもしれません。

実際に「デッドストック」と謳われていて購入した過去のものを2つ回想してみます。

1つは、スポーツ用品のロゴ入りの1970-1980年代のもの。

その頃というのは、スポーツ用品のポロシャツ、ジャージなども日本製が多かったのです。

その後、1990年前後から製造がほとんど海外へシフトしていったわけで、その前のものというのが良質な良い作りのお品が見つかるようです。

このスポーツ用品のデッドストックは納得のお品物でした。

もう1つ、バイクに乗っていた時代に前に使用していたグローブの本革のものを片方落としてしまい、探したものが、「デッドストック」と一応謳われていたブランドのグローブ。

しかし、かっこよさはあるものの、合皮であることと、同じ物が量産されている様子もありありと見て取れ、良質なお品物と呼ぶにはいささか疑問でした。

こうしたエピソードから思うのは、やはり謳い文句などは当てにならない、自分の目で見た判断こそが頼りになるということになります。

実際の会社の中で経理部に所属していた過去でしたが、「デッドストック」という言葉は会社内では使わなかったです。

どのくらいの期間の売れ残りなのかが分かりにくいファッション的な言い回しとは反対の堅い言葉があります。

それを会社内では「長期保管在庫」と呼んでいました。

その長期というのがどのくらいの年数からカウントなのかのルールがそれぞれあるわけですが、この「長期保管在庫」という言葉で、堂々と胸を張るような事態ではないことをイメージさせるのです。

ということで、「デッドストック」という言葉は、売り手側の都合の良い「販売テクニック」の1つという見方も持っていた方が、本当に良いお品を目視によって自分の最終的なジャッジで手にするためには良いのではないでしょうか。

あとがき

ネットの写真であっても、自分の目で見たすぐの印象や直観などは非常に大切。

言葉に翻弄されてイメージだけで信じてしまうのではなくて、自分なりの着眼点を持った購入の仕方があると良いです。

「デッドストック」などという言葉がわざわざ使われていなくても、値札がそのまま付いていて、綺麗でたたみじわさえ残っていて、そのお値段も高価であるということで、初めて購入側が、「デッドストックのようなものだ」と思えば良いのですから。

本当に素敵な物というのは目立たずに、ひっそりと隠れている、随分と奥ゆかしき物なのかもしれません(^-^)。

その場のお値引実行が嬉しい「気持ち」を重要視、同時・連続ではなくても、3点目が決まった時点で即お値引実行のスピード感【991】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

事業の中には「サービス精神」を盛り込みたいものです。

しかし、あくまでそれはベースとなる「GIVE & TAKE」の関係がしっかりしたものでありたい、長い目で見たより良いフェアな関係に繋がることも忘れないでいたいのです。

このたびは、当「本物志向のレンタルジュエリー」のルール内の、「ポイント」と「お値引き」の関係をしっかりとお伝えしたいと思います。

「次回ではなく今回でお値引」という点が一歩早いサービスの実現、リズムと気持ちの良さを生む

「ポイント」というのはショップにおいて、地道にためていってたまった時に、「次回のご利用時」にお値引きが実行されることが大半。

ゴールまでの道のりとしては結構月日を費やしますし、「次回実行」の1ステップが一瞬遠いと感じます。

当レンタルジュエリーで採用のポイントというのは、「その場の実行」という点がとてもリアルタイムです。

過去の履歴も含めて3セットのジュエリーをレンタルいただけると、その3セット目をレンタルする時のお値段にお値引きをすぐに反映させます。

間がどれだけ空いても期限はありません。

このことは、意外と採用されないことかもしれませんが、類似のことがいつしかの催事場で行われていました。

店主のおやじ様が、その日限りの食べ物を催事場で売っていて、閉店間際の夕方に2個で〇〇円というものでした。

全く同じではありませんが、ヒントはそこから。

とにかくスピーディーなその場のサービスが得られることが世の中のニーズの1つ。

スピーディーと聞くと、いかにもお品物の発送の時期やタイミング、到着までの速さなどを考えがちですが、こうして、ポイントを早く使えるというスピーディーさもあると思いました。

この「3」という数字もポイントかも。

ビジネスの中にある3という数字自体がキーとなるようです。

このポイントを設けることによって、3セット目へのご検討にコマを進めていただけるということもあります。

何もサービスを受けないよりも、受けた「気持ちの良さ」も幾分かは入ります。

人間の気持ちというのは分からないものです。

次に。。と言っていては、次はないかもしれないと逆に思うわけです。

その場でサービスをしていなければ、そもそも次ってあるの?ここなのです。

先にサービスをしたことで、次にまた利用したいと思ってもらえる気持ちが芽生える「GIVE」を店主が先にご提供する順番こそ本来の事業活動のあるべき姿ではないかと思うからです(^-^)。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿が2022.05.22でしたが、そのおよそ2年後の2024.08.21にブログ記事の「手直し」の順番で、今まさにこの部分を追記しています。

この2年の間に、ルールの中の事項の「3セットまで同時レンタル可能」が「1セットのみレンタル可能」へ変更になりました。

品物の大幅なレベルアップに伴うことや総入れ替えが2024年にあり(以前から継続のアイテムも一部あります)、新ルールの元、リニューアルを致しました。

それでも、この3セット値引きは変わらず、長いスパンにはなるのですが、3セット目をご利用いただいく契約が決まった時点で実行ですのでスタンスは変わりません。

以前よりも「あっ」と驚くようなジュエリーに生まれ変わったラインナップになりましたので、是非♪。

そして、ユーザー様に気持ちの良いご利用をしていただけるよう願いながら当活動を続けていきたいと思っております(^-^)。

<経理>個人事業主がお財布を1つにまとめた時のデメリット、経費ではない購入ものでも事業の現金を使ったということになるため「計上する」必要性【966】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、「個人事業主」をスタートしてからというもの、毎月クレジットの引落日・末日とその他時々コンスタントに現金の残高を帳簿と合わせて確認の作業をしています。

特にあれこれ外出して現金を使用した時が現金の現物が帳簿と不一致が起こりやすいです。

それだけ、あの細かい現金と名の付く物体が紛らわしく、管理が大変な「アイテム」であることを痛感してきました。

できるだけ現金を使わないようにするキャッシュレス化はそういった意味でも余計な調べ作業が少なくなる点では日々の活動に貢献できることだと思います。

「必要な物以外はできるだけ購入しない」という心がけは一理ありまして、未だに現金オンリーのパン屋さん・ドーナツ屋さん・喫茶店では毎回「うーん」と思うことがあります。

パン屋さん他いずれも行かなければ良いのだと思い直す部分もあり、逆の事業者様の立場になってみますと、クレジットを導入していない単価の¥1,000以下の事業の厳しさを垣間見ます。

どのお店も質の良い内容であり気に入っているのですが、いつか、そういった質の良い商品があるということをを越えて便利さが勝り、お客様が遠のく悪循環になってしまう可能性があるのです。

当事業もクレジットカードを導入していないので、同じです(^_^;)。

現金残高の帳簿との不一致が起こる原因がお釣にあった点からの決断

今まで、過去の記事でもご紹介したことがありましたが、現金の帳簿との不一致の原因は、「お釣」にあることが多かったです。

記憶をたどると、「お釣」を「コンビニ」様が間違えたという件も1度だけありましたが、あれも、今後人間が数えるのではなく、機械になり始めてきました。

人間がやることというのは完璧ではないのです。

そして、よくやっていた圧倒的に多かったケースが、事業用の財布からの支払いの「お釣」を個人の方の財布へうっかりと入れてしまったということ。

財布は事業用の物を出しているにもかかわらずお釣を個人用の財布へ入れるなどということを無意識にやってしまうものなのです。

この頻度の多さから、いよいよ、財布を事業用のみに1本化するということを決断。

今まで、事業用の財布と個人用の財布と2個持っていたのを、事業用だけにしたのです。

会社員時代から使ってきた5年間くらい使用の個人用の財布が角が傷んできたことも後押し、この際事業用だけにしました。

そもそも財布が2つあることが間違いの原因を作っているわけで、その解消になると思ったからです。

とはいえ、その分1つ注意するべきことが出てきます。

それは、個人用に現金で購入のものも事業用の現金を使ったに等しくなりますので、会計ソフトに計上をすることになります。

すでにクレジットカード支払いをしたものは、個人用の購入の分をクレジット引落日に、集計した合計金額1本で、

50,000事業主貸-普通預金50,000                               ※〇月分事業外費用(総合計)支払 〇〇カード:〇〇銀行

と仕訳計上をしてきました。

現金の場合反対に、その都度でなければ大幅に狂う可能性が出てきますので、都度計上です。

では、現金支出のその根拠(エビデンス=証憑)は。。となった時に、たとえ、おにぎり1個でもレシートが必要になると思います。

そんな時、仕訳は、

100 事業主貸 - 現金 100

※おにぎり1個 〇〇屋 

という計上です。

この計上をするにあたって、レシートはやはり必要、クレジットの1個ずつの明細と同じことです。

同じような金額で比較してみると、蛍光ペンを購入した時は、事業用の意向で購入しますので、

100 消耗品費 - 現金 100

※蛍光ペンx1本 コンビニ〇〇店

と借方の科目が事業用の経費に該当する科目になりますが、おにぎりの場合は、全く経費には認められない個人の費用なので、

100 事業主貸 - 現金 100

 ※おにぎり1個 〇〇屋 

と「事業主貸」科目を使用して、経費ではないことを表示します。

会社や事業をしていれば、「ほとんどすべてを経費にできる」というような考え方というのは、実は「間違い」です。

個人事業主が購入する¥100周辺のもの:上は事業用の経費で「消耗品費」、下は、個人用なので、「事業主貸」。

同じ事業用の財布からの支出でも、上下で大きな違いがあるという点が、事業用、事業外の違いです。

ただ、現金の出どころは事業用の現金でまかなったので、おにぎりも、計上には登場してくるわけです。

この辺りが、「計上をする」ということと「経費にする」ということを混同してはいけない重要なポイントになります。

あとがき

こうして、事業用のお財布1本でやっていくということは、今までよくあったお釣を入れ間違えて差異が出ていることに少しの間気づかないといったことは回避できますが、その反面、ちょっとしたお菓子でも計上することになるのです。

その辺りは前向きにとらえています。

余計な衝動買いをしなくなるのではないか。。

そんなことを期待しています。

どのみち、事業に専念していくと決断した上での「個人事業主ライフ」ですので、できるだけ現金も事業に投資していく方向であるということの裏返しなのかもしれません。

「古物台帳」はエクセルに展開、迅速に調べることができる工夫と、必ず入れるべきワード「受入:うけいれ」と「払出:はらいだし」の文言【959】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「台帳」と聞くとかつてアパレル業の会社に勤務時代のことを思い出します。

スタイル画を貼り、色の展開が分かるように展開生地が貼られ、それ自体が在庫管理表にもなる冊子作りを経験したことを思い出します。

もう30年も前のことになりますが、思えばすべては紙ベースの時代でした。

2022年現在では、同じ「台帳」と呼ぶものを当事業で取り扱っている現実があります。

それは「古物台帳」と呼ばれるもの。

「レンタルジュエリー」の事業をさせていただいておりますが、その仕入品のジュエリーが中古品のことも多く、古物商の免許が必要であるということからの、免許取得のスタートからまず始めました。

遡ること2020年7月のことです。

古物商の免許は「警察様」の管轄です。

よってホームーページ画面の端っこに店舗地域の「警察」様の記載と共に「古物商番号」が義務付けられているのです。

免許は、個人申請でも可能だったのですが、勘違いによるとんでもないミスの心配があり、「行政書士」様にお願いしました。

結果、ホームページ(ネット)でお取引するには「URLの届け出」が必要で、それが「変更届」にイコールであるということになるということは、「行政書士」様にお世話にならなければ分からなかった知識でした。

最初からネットで行う設定の免許ではないところが勘違いしがちな部分です。

「行政書士」様の探し方は、WEB検索で見つけ、比較的最寄りで、ホームページの内容の良さで決定。

実際に事務所にお越しいただいて委任状等の書類を提出、本書類への記載は「行政書士」様に委託ということです。

思えばコロナ禍真っ只中だったと思います。

こうして、無知の分野は専門性の高い「外注」にお願いする大切さがあると思います。

「変更届」からはもう自分でやっていくことですので、「行政書士」様の助言通りに進めていきまして、「ホームページURL」が「警察」様のホームページの古物商にその後掲載されました。

このたびのお話の古物台帳というのは、その仕入時の詳細とか販売時の詳細をきちんと記入することで、盗難品が出た事件の時に該当のお品であるか否かやその行方の協力のためのものです。

同時に、その入手経路として、どのお店/人物からの入手であったかなどは記録としてはマスト。

ネットで日付を元によく表にしてある例がありますが、古物台帳の書き方は特に形式は決まっていないので、ある程度裁量で好きな形式で記載できる点があります。

とにかく仕入れた事業のジュエリーに関しては、現物写真や正確な価格と共にすべてを古物台帳に記載をしています。

形式が無いとはいえ盛り込むワードは決まっている、「受入:うけいれ」と「払出:はらいだし」を含めた商品のラインナップを軸としたの記帳方法

古物台帳なので表のようなものであると想像しがちですが、そこは、特に決められた形式はないわけで、現在の商品ごとにお部屋を設けたメモやノートのようなものがかえって分かりやすいとそのスタイルを決めました。

ただ、仕入れたときのワードである、「受入:うけいれ」と、売却したりなどの場合のワードである、「払出:はらいだし」という2つはその台帳には登場している必要があり掲載しています。

これが無いと、それに該当する内容が記載してあっても見つけにくいものであり、あえて、この言葉を使うのが必須です。

最初に思い浮かぶ台帳の作り方として、年月日を軸に作るものですが、ここには少し疑問がありました。

保管している期間が長く続くので、商品のラインナップを軸とした形態にまとめています。

エクセルシート1つで商品の番号1つ、下の図では<1>-<4>です。

まずトップに写真を読み込み、セット写真と、ネックレス・ブレス・リングの写真を並べます。

そして、その下からは、【受入】についての詳細を記載します。

古物台帳のイメージ:エクセルの1シートに3アイテム分の【受入】記録が綴られるということになります。

新たに商品のラインナップが完成した場合はここまでですが、その後の動きはこうなります↓。

レンタルをご利用いただいたした時の移動は、会計ソフトの帳簿で把握、2週間で戻りますので、ここには記録は無しです。

ただ、レンタルご利用のお客様の詳細は別のフォルダーで履歴として保管します。

今度は、<1>の商品を見直しにより改良し、廃止した際には、「売却」しますので、その時に【払出】になります。

例えば、<1>のリングを売却の場合、ここから【受入】の詳細をまるごと切り取り、「廃止」のフォルダーへ移動して貼り付け。

この「廃止」のフォルダーの中の年度別の該当の年度の中に1つのバラバラのアイテムに関して、【受入】と【払出】両方が記載されてその該当リングの記録として残るということです。

確かにこれを後から追跡するには、写真はもちろん残しますが、日付や品物のキーワードが重要になります。

過去には、たくさんの商品の改良や見直しがありましたが、ある程度品物のレベルが整ってきますと、【売却】が滅多に起こらなくなりり、当店に所有しているという状態が圧倒的多数です。

ある一定の時期に一気に「仕入」が起こる際には、この作業も忙しくなります。

ほとんどすべてが、【受入】を記載していくことであり、イコール商品のラインナップの詳細をノートに展開するということになります。

この作業を兼ねて、ホームページへの追加入力もここからコピペして行えますので、「ダイヤモンドのカラット数・幅やリングのサイズ・ストーンの名前・地金の種類・重さ」などが古物台帳にも盛り込まれるということになります。

あとがき

事業形態に見合った分かりやすさを工夫すると良いです。

「3年保管の義務」があるのですが、廃止してもう手元にないものは、【売却】後3年経過するとあまり気にすることはなくなるかもしれませんが、スタート後の3年以上でも得に削除はしていないです。

経理の計上とも大いに重複する資料がありますので、10年くらいはゆうに持っていても何ら負担もないのではないかと。

とにかく目指すべきところは、「ピンポイントで迅速に見つけやすい」という台帳であることではないかと。

一人の人間を他人が理解できるほど単純なものじゃない、「ペルソナ」が簡単ではない複雑さは「ギャップ」を持ち合わせていることにあるのか!?【952】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグはどうもハイブランドバッグが好き、中古品の中の古いモデルに限りますが。。

同一人物がハンドメイドバッグを布で作ってきた。。

同一人物がインテリアとして持つケースや小物入れに薔薇柄をたくさん取り入れている。。

こんな事実から、よくマーケティングで解説される「ペルソナ」なるものが単純に分かるものではないということを、率直な思いとしてまずお伝えしたいと思います。

不思議なのですが、ブランドバッグが好きだから、お部屋内のインテリアにもブランド物のロゴの入った小物を置くかと言ったら決してそうではないのです。

一方で、シックな、薔薇柄の世界観がとても好きで、そこはなかなかブランドバッグと結びつきにくい点です。

しかし、いずれにしてもかなりの拘りなので、その拘りが寄せ集まった1人の人間ということになります。

「ペルソナ」は解説としてはよく語られていますが、実際にどこまで的を得ているのでしょうか。

このようなことまで本当に見抜けているのでしょうか。。反旗を翻す気持ち一方で、事業者として、同じような立場で商品に相応しい人物を考えていく時に一番何を理解すればよいのかの研究をしたいと思います。

この着目は、事業活動へのヒントになるかもしれません。

実際にあった購買行動を「ペルソナ」と絡めてみました

少し前なのですが、こんなティッシュケースを購入。

駅の構内の催事場でひときわ輝きを放っていた柄のティッシュケース。即決でした(^-^)。

ちょうど、ティッシュケースが無いので、ゆっくりではありますが探していました。

黒ベースにピンクの花柄が映えているこの素材は、お洋服の黒コーデに合うようでした。

ティッシュケースは小物ではありますが、シーンを想像してみると、バッグから取り出した時に、そのティッシュケースを持つ姿という一瞬のショットは、黒コーデの洋服にマッチするもの。

ちぐはぐな柄よりも、洋服にもマッチする小物を持つことで、本人も心地良いのです。

すでに、それっぽいサイズのブランドの片開きのポーチは持っていましたが、ティッシュにはサイズが少し大きかったので、使っていませんでした。

しかし、そのブランドも同じ花柄ではあるのです。

このことは、ロゴの付いていないハンドメイド品のティッシュケースがブランド品に勝った瞬間でした。

気の利いたサイズや心を打つ柄がブランドロゴに勝利したのです。

なぜ、購入に至ったかは、お品そのものだけではないのかもしれません。

購入した環境も大いにあったかと思います。

駅の構内というのは、通りすがりで、次の機会というのが読みにくいものです。

今購入しないと機会がないかもしれない。。そんな心理もあってか、購買意欲がいつでも購入できる環境よりも倍増。

そうしますと、旅先など、その時でなければ二度と機会がないかもしれないような状況での出会いというのが、購入を後押しすうものなのかもしれません。

では、ブランドバッグが好きな点をもっと深堀りします↓。

ハイブランドバッグを好みますが、すべて新品ではない中古品を好むという特化型。

ですから、同じ「ハイブランドバッグが好きな人」と言葉は共通していても、「エルメスのバーキンを集めている人」とは全く違う人物だと言えます。

そして、ただの品物に対する趣味嗜好の考え方のみならず、生活スタイルも大いに「ペルソナ」に関連付くことはよく語られています。

上述の「バーキンコレクター」様は比較的分かりやすく、生活スタイルも高級マンションに住み、高級なお店でお食事。。というすべての分野のとがった部分を行く分かりやすさに偏っています。

一方、「時々そんなお店にも足を運ぶこともあるが、基本的にはおうちごはんで過ごすブランドバッグ好き」のギャップを持った方も居ます。

ここをどう理解していくのかと言うと非常に難しいと思うのですが。。

ほんの一人の例でこうした複雑さがあるので、多くの人がこういった複雑な趣味嗜好を持っていると思うのです。

そう考えますと、先ほどの偏った分かりやすい層にターゲットされるところから始めていることが非常に多いのではないでしょうか。

「バーキンコレクター」様とは真逆の層も、対極の先端なのでこれもターゲットを実際にすでにされていると思います。

あとがき

最後にハンドメイドバッグの商品について見てみます。

こうして見てみますと、ハンドメイドバッグがピンポイントで受け入れられることの難しさも痛感します。

「バッグはブランドが好きだけれど、インテリア小物は凹凸感ある薔薇のジャガードなどで集めている」という人物の場合、過去の製作のフクレジャガードなどのリュックとかバッグはてんで的が外れていることになります。

そうしますと、同じ素材をバッグではなくインテリア小物として作るとか、少し目的をずらした感じでトライしてみるというのもやってみる価値が大いにあると言えます。

まだまだ研究途中であり、「ペルソナ」をうまく作ることができません。

自分なりに見出したコツのようなものはこれ↓。

1)「人の性質をしっかり見抜く」という普段の心がけ

2)付いて下さったお客様からのフィードバックをたくさんもらう

3)考え方に共感していただき、似た考えを持つ人を集める

ということを意識する中で作って行ければと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<経理>誰でもやっちゃう入力もれ、大丈夫♪会計ソフトの「採番振り直し機能」を利用した的確な計上一覧への配置転換【947】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

計上という作業は、日々の事業活動の記録です。

「ある事業主の物語」とも言ってよいのではないでしょうか。

帳簿を見て、その動きや行動が分かるというのは、ある意味ストーリーではないかというとらえ方です。

このたび、分かりやすいストーリー性のある帳簿にするための1つの意識としまして、実際の流れに沿った残高になるよう計上の順番を意識するというお話になります。

このお話のきっかけは、よくあるようなある1つのミスから始まります。

入力もれの1計上をすでに計上済の明細の間に入れたい時にどうすればよいかの答え

これは計上あるあるで、後から1つ計上漏れが出てきたケースです。

すでに計上済が6件並びます。4/8と4/10が3計上ずつです。
4/9の計上漏れが見つかりました。赤矢印の3と4の間に後追い計上をしながら配置したいという希望を持ちます。

4/9の日付の証憑が後から見つかり、4/9に相応しい配置に入れ込みたい場合があります。

3と4の採番の間に入れたいのです。

その場合に、利用させていただいています会計ソフト「マネーフォワードクラウド」では、「採番の振り直し機能」があります。

まず、とりあえず、7として、4/9付けで漏れていた1件を計上し、その後に、採番のふり直しのボタンを押すと、うまく入り込み、新しい採番がふられます↓。

4/9を後から入れ込むことに成功しました(^-^)。

↑これは、超基本的な例ですが、もう少し事は複雑です↓。

4/9は2件が既に入力してある状態で、3件目を追加したい、しかも4/9の一番最初に配置したい場合が実際にありました。

3と4の間に4/9の3件目の計上を入れたい、しかも先頭に入れたいのだという状況が起こってしまいました。

なぜ、このような希望ができたかというのは、ストーリーが正確に成り立つには、その入力もれの4/9の3件目が4/9の一番最初に来ないとおかしいからです。

「ある個人事業主の男が4/9にATMで現金を¥10,000引き出した。そして、トコトコと歩いて近くのコンビニへ。コンビニで事業に使う蛍光ペンを3本購入した。」・・・4/9-A。

このような事実があった時に、この事実は物語です。

そして、蛍光ペンを買ったのが、番号でいうところの4になります。

4の蛍光ペンを購入するお金というのが、その前にATMで引き出した¥10,000あってのことなので、どうしても、ATM引出しの¥10,000の計上(4/9-A)を3と4の間に入れたいのです。

最初の例のように、4/9付で入力して、採番の振り直しボタンを押すと、どうしても、4/9の一番最後になってしまい、5と6の間になってしまいます。

データというのは「真正直」で、日にちもそうですが、入力の時間帯の早いものから順に先に配置されていきます。

そうしますと、総勘定元帳の「現金」の帳簿は、残高がマイナスである段ができてしまい、ストーリ通りではない矛盾した帳簿に出来上がってしまうのです。

そこで、ここからがテクニックです↓。

【希望】4/9の計上(4/9-A)を4/9の「先頭に」入れ込みたい!!:まずは4/8として4に配置します。

あえて、1日前の4/8の日付で入力して、最初の採番の振り直しをしておきます。

そうしますと、4/8の中では入力時間が一番最後である「4」の計上は4/8付けの一番最終に配置されます。

その後、計上の編集で日付を4/8から4/9に更新↓。

これで、ある事業主の男のストーリーが正しく完成されました(^o^)丿。

あとがき

複数入力もれがあった場合にも発展的にこのやり方が使える時があります。

その時は、追加する4/9-B、4/9-Cなどをきちんとストーリーの順で追加してから行うことも必須です。

様々なケースがまだほかにもあると思いますが、このやり方の引用でほぼどんなケースにも対応できるのではないかと思います。

どうしてもだめな場合は、計上を削除して新規でやり直すのですが、なかなか悔しいことでありますから、こうした配置転換の並べ替えテクニックの方が素早いと思います。

ただ、気を付けていただきたい、「採番振り直し」ボタンを押し忘れたり、作業がいくつか重なると「忘れ」も起きる可能性があり、より複雑になってしまうことがありませぬよう(^-^)。

<経理>だからこそ会社には経理部のメンバーが必要だが。。まる5日の未計上分1日がかりだったことから下準備までは何とかやっておく心得【946】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ファッション分野のプチ事業の個人事業主ですが、経理は「リアルタイム」な計上を意識しています。

2018年から、紙ベースのエビデンスを取りそろえた計上で初スタートした個人事業の経理。

その4年後、2022年本格開始の「電子帳簿保存法」により完全デジタル化。

すべての証憑を写メやスクショでデジタル保存、会計ソフトへのアップロードと共に紙がすべてデジタルに変わったのです。

デジタルになり、目に映る紙の山の悩みは完全解決の一方で、紙よりも手間がかかる計上前の作業。

デジタルの証憑(JPG・PDF・PNG・メールなど)のタイトル付けまでの下準備が意外と時間がかかることが分かってきました。

そんな中、ついつい5日間手を付けられずに、計上をためこんでしまったということがここ最近ありました。

何を計上するかさえ忘れてしまうのは致命的であるからと、証憑だけはすべてデジタルの状態で1つのフォルダーに集めておくのが精いっぱいでした。

そして、5日間でパソコンのフォルダー内がこんなことに↓。

未計上の証憑がものすごい数たまったイメージ:会計ソフトへ計上後、黄色い「計上済」へ証憑を移動。

本来常にこの部分はすっきりしている必要があるのです。

随分気が重くなるような非常に込み入った状態になっていました。

このたびは、5日間何も手を付けられなかった特別な原因も含めて、1日ごとに処理するべき重要性をお話したいと思います。

なぜ5日間とはいえ、未計上の証憑がここまで多かったのか

理由は、計上の件数ではなくて、1計上に対して証憑が複数あったものが連なったことで込み入ったということでした。

「仕入」の計上の際の情報は、相手先名・品物の説明など細かく記録が必要です。

1つの証憑に情報すべてが含まれることは非常に難しく省略すると具体的ではないので結果、5つほどの証憑にまでなることもあります。

つまり、このたびは「仕入」が複数重なったということが答えになります。

ため込むことになったとしても、証憑にタイトルを付けるところまでの作業はリアルタイムでやっておく

結局、簡単には進んでいかず、あれこれ、別の作業も効率よくこの機会に並行しようとしたことが、計上の進捗度を余計遅らせることに。。

そして、まる1日かけてようやく終わりました。

こうして多くを計上した後は、総勘定元帳で、「普通預金」「現金」などお金が動いた部分の帳簿で残高を一致させます。

普通預金は事業用の普通預金のネットバンキングと合わせます。

現金は事業用のお財布の中身の現物の現金と合わせます。

最終的にぴたりと合って終了です。

合って良かったのですが、ためこむことは、残高の不一致にもつながりかねないので、短い期間で頻繁に小分けした計上頻度が望ましいと考えます。

どんなところで時間がかかってしまったのかという具体的な部分を振り返ってみました↓。

デジタルの証憑(上の写真で「未計上」のデータのこと)にタイトルを付けていく部分に随分時間がかかったと思います。

このことからの教訓は、致し方が無い状況でためこむことがあったとしても、「証憑に対するタイトル付けまでは何とかやっておくべき」というのが結論です。

逆説的に考えれば、会計ソフトへの入力前の「下準備」にこそ最も時間を要し、じっくりと集中しないと分かりにくい複雑さがあるということになります。

それを早めに解決、多忙だからため込むわけなので難しいことではあるのですが、「ルール」として必ず下準備の「タイトル付け」までやっておくことをマストにすると良いです。

タイトルを付けるとちゃんと証憑が同じ件数ごとに固まりやすくなるのもご存じのことだと思います。

てんでバラバラにためこむだけよりもはるかに整頓されている状態になったのです。

あとがき

紙ベースには存在しなかった作業がデジタルになって起こっているということがネックです。

それでも、必要最低限のことであり、紙の束の置き場所に悩む問題は、この2022年1月から一気に解決されて、この変化はとても良かったということに間違いはないのです。

月末にまとめて計上などということはもうさすがに見直すべきだと思うのですが、そのような事業者様がいらっしゃったら「注意」を促したいほどです。

5日でこの状態でしたから、1か月の記憶が確かなわけがないではないですか!?

果たして、そのような経理をしている事業が実るのでしょうか、経理を舐めてはいけません。

リアルタイムの数字を把握した、常に「今」の状態を作っている事業のベースであるべきだと思うのです。

<経理>クレカの引落日を会計ソフトに付す「デジタル付箋」、引落日は付箋を見つけ計上し、直後に付箋を外す(解除)使い方【936】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。「電子帳簿保存法」の本格化の2022年1月。

あれから2か月の今、計上前までの作業の手間はあるものの、結果的にはすっきりと分かりやすく余計な用紙が省略されて良い結果を生んでいます。

以前は、月に2度程購入していましたプリンターのインクカートリッジもほんの時々でよくなった大きな変化もあります。

さて、このたびは、紙ベースの時代から変わらない作業、クレジットカードの引き落とし日の計上の際の、一度目の発生計上の時の履歴の見つけ方にスポットを当てました。

クレジットカードは翌月引き落としなので前月の計上記録を順に見ていけば良いのですが、ピンポイントに確実に見つけられる方法としまして、「デジタル付箋」の利用があります。

これは会計ソフトの中の機能なのですが、これを利用させていただいております。

確かに金額で視覚的に見つかることも多いのですが、ボリュームがある場合やたまたま同じ金額の場合にも付箋が並ぶ場合、離れた場合いずれにしても間違いが起きにくいと感じております。

「デジタル付箋」の利用の仕方、クレカ引落日の計上は発生日に遡り付箋を発見するところから、「日付」「取引先」を引落日の計上にコピペして入力

今日計上したものが、来月のクレジットカードの引き落としになるのだという目印に、会計ソフトの「タグ」機能を利用させていただきます。

本来は、キーワードを入力しておき、ワードで集める検索の時に利用するもののようですが少し違う使い方になります。

計上時の摘要や金額などの枠と同じように設けられた会計ソフトの機能の中にある「タグ」に翌日のクレカ引落日を入力しておくのです。

例えば、現在であれば3月なので今日の3月30日計上であれば、もしかして月末なので、クレカは翌々月になるかもしれませんが、ここは、いったん翌月として、「4/27引落」を入力。

そうしますとと、計上に「付箋マーク」が表示されます。

そうして、翌月のクレカ引落日の計上時に、前月に付した「デジタル付箋」を視覚的に、古い日付の残りから順に見ていき、引落の計上が済んだら、付箋は外します。

外すのは、編集で入力を消去して更新すれば消えます。

もちろん、引落日の計上の元は、クレカ明細を基準にやっていきますので、会計ソフトの付箋とクレカ明細と両方を開けながらの作業です。

今日のように3/30という月末の場合5月に実際に引き落とされることになることもありますが、「デジタル付箋」がちゃんと残ったままですので、何ら問題はないのです。

紙ベースでの紙の付箋の時もありましたように、デジタルでも付け忘れがあります。

しかし、付け忘れても、未払金・買掛金なのに付いていないことで視覚的に気づきやすいのがデジタルの良い所。

計上画面を一度にパッと見ることができますのでうっかり忘れも気づきやすいのです。

また、引落日のクレカ明細の内容(ダウンロードしてエクセルで作ったもの、最終的にPDF変換)が、いかにも事業用なのに、空欄のままチェックしていなことで気づきます。

紙ベースの場合、付箋が重なって見にくかったり、量が多いとその分忘れる確率も高まります。

デジタルでは、多いことが原因で「デジタル付箋」を見落としやすいという確率はそれほど高まらないと実感しています。

あとがき

物品のカラー付箋も、経費だった紙ベース時代が終わった途端購入機会は無くなりました。

経理用のみに購入していたと言っても過言ではなかったアイテムです。

そして、あれこれ紙をごちゃごちゃ触りながら証憑の紙を日付で探している時間がとてもロスでしたが、デジタル画面で見て、計上のページを数ページのみ遡って、付箋を探していくという時間はとても短いです。

少し余談ながら、紙をめくる用に手にハンドクリームを常に塗っていたのですが、回数は減りました。

それだけ頻繁に紙を触っていたということです(^_^;)。