ハンドメイドキルトの巾着袋の最終総まとめ、凹凸感あるフクレジャガードと肩を並べる素材を自分で実現できる【1139】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回の記事で、ハンドメイドキルトをかけた表地の巾着袋製作は終了です。

このあと4-5点で「インテリア収納袋」シリーズも終了になります。

当初はこのような小さめの巾着袋にキルトをかけるということは考えてもみませんでしたが、この予想外が結構良き学びになりました。

キルトを様々なバッグに対して取り入れていくことが、ほぼ無限の可能性を持つことが分かります。

ゴールドと紫のコントラストは色相環では補色の関係である-奇抜、華やかなイメージの表現

<表地:ブロンズ>ブラウン撥水サテン、ナイロン/100%、日本製・・・ここへ3cmのダイヤキルトをかけました。裏側には、ソフト厚芯が当てられています。ソフト厚芯は中綿よりも薄く、程好い厚みと使いやすさ、柔軟性もあるので、ごろごろし過ぎない点が利点であると思います。

写真の上の方の厚紙は、最後の巾着ホールのステッチをかける時に上から3.5cmの箇所になかなか印が打ちにくいということのサポートとして、自作の厚紙ものさしで当てながら場所を確認しながら縫っていくやり方です。

印は付けなくてもこのやり方で正確に位置を把握することができました。

材料は、石鹸の空き箱。ちょうど3.5cmの長さと指で持ちやすい幅にをカット。そして、幅を均一に美しくステッチしていきます。

ものさしは、たとえ30cmの短めでも、巾着袋が小さいので中で所狭しといった感じで正確に測れず、こういった自作ものさしが有効な時があります。

<裏地:紫x黄x赤マルチカラー花柄>ブロード(moda fabrics社製)、綿/100%、日本製(最終整理が日本で行われているようです)。・・・こういった生地の加工場所が転々とした場合、最終場所が表示上の原産国となります。よって、アメリカで原産のこの元はパッチワーク用の生地は、「アメリカ原産、日本製」などと分かりやすくお知らせすると良さそうです(^-^)。

さて、この表地と裏地、すごくコントラストが効いて華やかですね。

黄色と紫は時に、タブーとも呼ばれることもありますが、組み合わせに良い、悪いは決められません。

むしろ、ファッションでは互いに映えることもあります。

色の基本図(色相環)の見方をしますと、ゴールドやブロンズは黄色に近く、その反対側に位置付く紫は、「補色:反対色」の関係にあります。

黄色と紫は補色の関係です。その他、クリスマスカラーの赤と緑なども補色の関係。ファッションでは奇抜過ぎるかもしれませんが、クリスマスには楽しくて華やかで気分が高揚しますよね。

生地などを作る製造業者様としては、華やかでぱっと目を引くお品を。。。ということで、柄を補色の関係を意識することも必ずやあるのではないかと思っています。

柄も周りの背景などに映えてこその存在感であり、補色もとてもパンチが効いて大切な関係の色同士だと私は思います。

「インテリア収納袋:ミニ」:<サイズ>縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
中に何も入れていないのにこのハリとコシは感動ものです。

ハンドメイドキルトをかけることの効果総まとめ-フクレジャガードと肩を並べるハンドメイドキルト

ハンドメイドキルトのダイヤ柄をかけた巾着袋製作をしてまいりまして、どれも、中に何も入れていなくてもちゃんとしっかりと立ち、生地に接着芯を貼っただけのものよりも内側の空間がキープしやすい構造になることが分かりました。

場合によっては、場所をとるのかもしれなく、狭い場所へぎゅっと入れるならキルトが無いタイプの方が良い場合もあるでしょう。

ただ、キルトをかけることで、本来は、活躍の場がなかった薄手の生地なども、表舞台で活躍できる可能性があるということも分かりました。

そうしますと、生地全部を考慮に入れたうえで表地に選択することが検討できるようになり、素材の無限の可能性が生まれます。

そうしますと、フクレジャガードとか、キルトが最初からかかったような加工の生地とか凹凸感ある生地を探し回ることをしなくても、凹凸感ある表層を実現できるので、選択肢も多く、高級生地のフクレジャガードとか風通ジャガードと肩を並べることになります。

私も、とことんというくらい、フクレジャガードや凹凸感のある生地を探しそれを使って製作してきましたが、やはり凹凸感のある生地は常に見つかるものではなく結構レアな部類に入るかと思います。

多くのニーズがあればある程度製造もしていただけるのかもしれませんが、なかなか多くは見つからない中、キルト加工をハンドメイドでかけることの出番が出てくると思います。

今回の一連の巾着袋の製作の中では、ダイヤキルトしかご紹介させていただいていませんが、ストライプやボーダーやバイヤスのキルトもアレンジできますし、むしろダイヤキルトより手間が半分です。

とは言え、ダイヤキルトの良さは、四方八方がステッチにおおわれるので、均一にその丈夫さがあるということで、キルトの中ではダイヤキルトとかボックスキルトがダントツだと思ったので採用しています。

更なるアレンジで、渦巻き型ステッチとか、お花を描くようなステッチなども、キルト自体のデザインというものにしぼっていろいろ試みていくととても楽しそうです。

ダイヤキルトも、絶対このデザインというわけではないので、個性あるデザインによって差別化は図れます。

あとがき

ここで、ダイヤキルトをした巾着袋が終了なのですが、次回は2点程、もともとキルトに似た凹凸感ある加工がされたような生地や、生地の織り方そのものに凹凸感があり、キルトをかける必要もないような厚みがすでにあるという生地で作ってみたいと思います。

それらは、おそらくキルトをかけてしまうと、美しく出ている柄のリズムを損ねる気がして、その並んだ配置の柄の出方の美しさを生地のまま活かせます。

また当ブログ記事でご紹介してまいりますね。

全体の巾着袋製作としては、ラスト数点になりました。

どちらもそれぞれの味わいあり、黒白コンビ柄の巾着袋、今度は白が表舞台へ【1137】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

また1点、巾着袋が出来上がりました。

今回は、白が主役です。

ここ最近白黒モノトーンの素敵さに魅了されております(^_^;)。

白は汚れやすいなどのイメージから避けていたきらいがありますが、シンプルさの極みであるなどと、ここ最近興味を持つようになり、手持ちのちょっとした小物入れなどを白主体の白黒コンビロゴなどにしています。

飽きが来ずとてもナチュラルです。そして、気持ちが、肩の力が抜けて非常にリラックスした心持ちになることです。

汚れの件は、汚れにくい使い方に使うと決めてそのデメリットを免れています。

よく考えたら全部同じブランドでした。上から時計回りに、化粧ポーチとして使用、携帯電話入れとして使用、爪切り、小バサミ等日用品刃物入れとして使用。すべて、白がベースのケースです。

このイメージにヒントを得たのか、無意識ではありましたが、私も白黒で製作することを決意。私の場合は花柄を取り入れた製作になります。

「インテリア収納袋:ミニ」:<サイズ>縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
<表地:白x黒小花柄>ポリエステル合繊、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒>ちりめんジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

表地に入っているデイジーのモチーフを他の箇所とリンクさせました。

デイジーの小花柄の表地、デイジーのアップリケ黒と白、そして、裏地も薔薇柄などではなくデイジー寄りのお花ということで足並みをそろえ、スッキリとさせていきます。

デイジーの花の形を意識してそろえた組み合わせ。

今回の表地もダイヤキルトをかけています。

裏面にはこれまでと同じソフト厚芯を設置して一緒に縫い付けてあります。

3cmキルトなのでなかなか細かくて、こういった面積の狭いミニサイズには有効です。

おかげ様で小さいけれどたくましく使いやすい巾着袋に出来上がりました。

容器としながら使用する化粧シーンなどには、クシャっと沈まないので使いやすそうです。

あとがき

こうしてシリーズで続けてきました、「インテリア収納袋」もあと数点で終了を迎えます。

数えましたら残り5点程でした。

同じデザインをひたすら作ってきただけでも、1点物志向なので素材の違いなどに関する学びが得られました。

このキルトをかけた巾着袋を作ったというこのシリーズの中での終盤の経験は、後のコンテンツにまとめ、ナップサック型のリュックというもっと大きなサイズのデザインにして、この作り方、技術をじっくりお伝えしてまいりたいと思っています。

これが今のホットな決意です(^-^)。

これが1点物の素晴らしいところ、同デザインでもこの巾着袋は手のひらの上でそびえ立つ【1135】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、1点「インテリア収納袋:小」が完成致しました。

1つ前の【1134】では、事前準備と致しまして、表地の裁断パーツにソフト厚芯を重ね、ダイヤキルト5cmと3cmの2種を準備。

今回は、その大きい方の5cmの方を「小」というサイズで製作です。

小とかミニは小さめサイズの部類ではありますが、小でもマチが15cmとかなりの容量でありまして、活用の範囲は広いと思います。

キルトとは言え、中綿ではないソフト厚芯である所も使いやすさのための工夫です。

実際に自分の生活の中でキルト加工の中綿入りの巾着袋をリメイクで製作経験し、感じたのは、厚みの加減がソフト厚芯の方が間違いなく使いやすいお品に出来上がるということです。

作り続けている同じデザインでも違いが見られる面白さ

今回のキルトをかけた表地が、もともとハリコシのあるナイロン生地であるため、キルトによってなおしっかりとしてきました。

<表地:ブロンズ>ブラウン撥水サテン、ナイロン/100%、日本製。・・・このように手のひらの上でしっかりと立ちました。
<裏地:ベージュxマルチカラー小花柄>ちりめんプリント、ポリエステル/100%、原産国不明(おそらく日本製)。
「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。・・・ころんとして、このブロンズ色が栗みたいです。

同じデザインでも、それぞれこうして、キルトにしたりなど仕様を変えることで、1点物志向を追求できます。

・生地を色違いにする

・違う生地をそれぞれ選ぶ

・表地に加工を加える

この3つの1点物の実現方法がありますが、一番上の色違いはほとんど私はやりません。

その理由は過去のブログでも書きましたが、色違いはその差が表れやすく、生地の時点でまるで商品の差が決まるように感じるからです。

生地の時点で色違いはそれを比べ、最高の選択をして1つだけ作るというのが1点物志向だと思っていますので、一番上は当たりません。

2つ目はよく行うやり方ですが、実はこれも簡単なことではなく、生地のもったいなさとかそんなあたりをデザインのサイズやら、パーツやらでめいっぱい生地を使用できるようなコスパ良い製造をまずは行うことで意味を持たせるということをします。

とは言え、余分なパーツも取り付けることはもちろんありません。

なぜそのパーツが必要なのか→〇〇という理由がありどうしても必要だった、こういったことの積み重ねは、最終的に哲学入りのシンプルで、なるべくしてそうなったデザインになっていくと思います。

3つ目の今回のキルト加工をして表地にしたことというのは、本来裏地として選びがちな生地の活躍の場をさらに広げることや、薄手の生地でも素敵な生地を正面に出したいなどのことを可能にする1つの手段。

そうしますと、生地選びがほぼ無限になります。

巾着袋を求めるお客様の希望にも十分に答えられるものに出来ることへ近づきます。

エレガント要素が高いすずらんループエンドのレア感

この記事では、簡単にお話させていただきますが、YOUTUBE動画内では、すずらんループエンドについて、その穴のサイズの使い分けのお話をさせていただきました。

すずらんループエンドx2種:左-「アイリス」様からの仕入れ品。右-「てぃぐま」様からの仕入れ品。・・・少しデザインが違いますがいずれもふんわりした裾ラインがドレスみたいでエレガントです。
シェイプ型の左は、穴が大きい、ストレート型の右は穴が小さい・・・それぞれ紐の線径に応じて2本同時に入れたり、1本ずつなら5mm程度は左がベスト、などと使い分けをします。どちらもそれぞれ可愛いです♪。

あとがき

今回は、「小」というコンパクトな部類でも大きい方のサイズでした。

マチが15cmあるとはかなりの容量で、いろんな物入れに活用していただけそうです。

もう1つ3cmキルトの方が準備完了しておりまして、「ミニ」というサイズで作って行く予定です。

これのマチは10cm。

市販でよく見るミニサイズなどよりも大きめですので、こちらの「ミニ」もなかなかの容量です。

ただ、「小」との違いも大きく、それぞれのサイズに意味を持たせています。

また近く、3cmダイヤキルトの方の完成をお楽しみにどうぞ。

裏地をどんな生地でチョイスするのか、そんなところも見どころです(^-^)。

丁寧なダイヤキルトがそれぞれブロンズ生地に美しく引き立つ3cmと5cmとの比較【1134】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、ダイヤキルトの表地で作る巾着袋の連続製作の下準備として、2種のダイヤキルトをかけました。

同じブロンズゴールドのサテン地にさらにキルトをかけることでその美しさが倍増♪。

3cmと5cmのダイヤ(正ダイヤ)の比較もご覧になることができます(^-^)。

ここで1つキルト地のエピソード

あれは、10代前半の頃、キルト地で巾着袋を作ることが素敵みたいな流行があったかと。

1980年代前半くらいです。部活の着替え着入れなどの学生ならではの入れ物。

私も、複数持っていて、どうやって作ったのか記憶が全くないですが、ギンガムチェックのグリーン系を1つ、スヌーピーの白x黒全面柄を1つが記憶にあります。

いずれも既製品のダイヤキルトがかかっていました。巾着袋と言えば、キルト地を使用するのだという風に考えていたと思います。

それくらいキルト地は持ち運びにも安心のアイテムだったのですね。

今でも生地屋さんには既製品がありますが、既製品の中から自分の思う柄があるのかどうかというと、それほど豊富ではないかと思います。

そこで、私が今回のように加工した、自分でキルトをかけていくというのは、とても利用価値のある手法です。

糸は確かにたくさん使用しますが、キルトをかけたいものが全てかけられるというほぼ無限の可能性があるのです。

是非、このキルト加工も今後のデジタルコンテンツに取り入れて、その手法を広めたいと思っています。

とてもその点は喜んでいただけると予測できまして、お役に立てそうでワクワクしています(^-^)。

ダイヤキルトのサイズの違いの比較、3cmと5cm

2cmの差は大きいですね。

1辺の長さがそれぞれ3cmと5cmということです。

使い分けとしましては、やはり、面積に応じて、小さいサイズの場合には、細かい方の3cmを、大きいサイズの場合には5cmをというのが出来上がりの面の中に占める柄の数の豊富さで多い方が華やかで素敵だからです。

今回の生地が、ブロンズ色のナイロン/100%のサテン地であることで、余計にツヤが感じられ美しいです。

これらをそれぞれ、表地に使っていく予定です。

キルトの役割としては、装飾的な面もありますが、機能面としては、擦れなどができにくいということだそう。
凹凸感ができるので、まともに接触する面が減るという仕組みだと思います。

今回も、裏側は、ソフト厚芯です。

この巾着袋製作で中綿は使用しません。

ソフト厚芯の方が、程好い柔軟性と厚みのバランスを生み出します。

あとがき

少し余談なのですが、ここ最近、こうして、完成品ではない途中の作業のタイミングの場合に、YouTubeはショート動画をアップしています。

ショート動画は、アップした瞬間の数十分が、フィードと呼ばれる場所に登場するみたいで、信じられないくらい視聴していただけます。

やはり、多くの方には見てもらえればそれは有難いことなので、ショート動画がそういう効果があるならばと時々投稿させていただくことにしました。

自身で見る分には、サムネもいつものように作っているので多くの中の1投稿のようにしか考えていませんが、視聴者様側からは、ショート専用の場所の配置になっていて、PCで作ったサムネは画面のサイズの兼ね合いで有効にならないようです。

やってみると何かそういったことも少し分かりますね。

ショートを予告編に利用されている方も拝見。良い利用法だですね。

何か私もアイデアが浮かんだら、ショートの使い方を工夫するかもしれません。

今のところ、今回のような未完成状態でも少しご披露できるという使い方を時々しています。

巾着袋の最終段階で微妙な中間色に合う紐の色チョイスにこだわった記録【1133】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在インテリア収納袋の小さめサイズを連続製作しております。

その中でもここ数日は、本来は裏地に使うような生地を表地に使用するための一工夫としまして、ダイヤキルトをかけていくという種類のお品を連続しています。

内部構造については、中綿では厚みが増し過ぎて巾着袋としては使いにくいということで、1mm弱という程良いの厚みの「ソフト厚芯」のみをキルトシートの一部として使用することにしています。

ソフト厚芯は、今までは、バッグの取っ手にだけ使用してきましたが、初めて本体にソフト厚芯を入れるという経験となりました。

これはこれで、とても良い機会です。

その良さは、また今後語り継いでいきたい1つの事柄になりました。ソフト厚芯を使用している人というのはおそらくまだ少ないと思います。

フェルト布のような素材でも代替素材にはなりそうですが、芯地としてのソフト厚芯は細かいことを言えば、フェルト布よりももっとハリコシがあると言えます。

立ててみると空中でも一瞬ツンと立つのです。

そんな微妙な違いも中に内蔵して並べて比べてみると分かりやすそうです。

そんな実験をまた別の機会にやってみたいですね。

完成間際で「ちょっと待った!」をかけた紐のカラーのチョイス

キルトが入った表地はハリコシが出て、はっきりしているためアイロンで非常に折り曲げやすいので綺麗に作れます。

もしこれが、元のとろみ生地+接着芯のままだと折り曲げにくかったかと思いますので、キルトにするメリットの1つですね。

<表地:チャコール>ポリエステル/レーヨン混、ポリエステル/60%、レーヨン/40%、日本製。・・・ここに3cmの間隔でバイヤス向きにダイヤキルトをかけました。綺麗にダイヤキルトが出るコツというのは、ボールペンで直線で作図することです。チャコペンよりも正確です。このボールペン使いから、ミリ単位でこの綺麗さが実現できると実感。使用の糸はなじむチャコールグレーのテトロン糸をチョイス。
<裏地:薄グレー>ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。・・・モカ系のグレー色ですので、表地とカラーの相性がとても良いです。
「インテリア収納袋:ミニ」:<サイズ>縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。・・・まだひもが入っていない状態ですが、今日はここまでだったのです。その理由は。。。
こうして、黒紐を合わせてみましたが、黒が強すぎることが分かります。せっかくの中間色のチャコールが台無し。よって、焦げ茶を手配中でして、その到着を待ちます。

ここで黒をそのまま使用してしまわないところに、自身のこだわりがあります。

シンプルなデザインの巾着袋は、1つ1つのパーツとか材料の存在が重要になります。

一番に望ましいぴったりなチョイスをするのは自身の裁量となります。

ここも大切な出来上がりの良さの分かれ道であると感じ取り、早く完成させてしまうことよりも、冷静になりひもの色の見直しを図ったのです。

あとがき

この表地の木の実柄を購入の当初は、2020年の末頃でしたが、まさかこれを表地に使うとはとは当時は思いませんでした。

その時は、裏地に使っていくことのみ頭にありましたので、この生地を寝かせた約2年後に、違うひらめきが起こったということになります。

生地はよく記事でも書いていますが、流行とはほぼ無縁と言っても良いと思います。

良い生地、ピンと来た生地があれば、ストックということもその後の保管中の変化で新しい使い方が生まれることもあるようです。

在庫を持つことが悪いことのように考えられる風潮がありますし、私もストック=保管=在庫ということで同じように思っていた面もあります。

しかし、今回のようなこと一部分だけですが、時に新しい価値が生まれることもあるのだなと思った次第です。

経理上、棚卸在庫は、棚卸資産ということで、一応「資産」であるということの、意味の1つでもあることをひょんな分野から認識したようでした。

たとえ小さくても良質なものが良い♪、開けた状態のまま容器みたいに使える外壁がばっちりのハンドメイドミニ巾着袋【1131】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この記事の1つ前の【1130】では、キルトシートとして、ダイヤステッチをほどこした巾着袋のパーツが出来上がっていました。

【1130】の記事内でご紹介した巾着袋の表地の台やキルトの完成場面。

生地だけで使用した裏地の場合と同じようにそのまま表地に使うのではなく、キルト加工をすることにしたのです。

しかしながら、キルトも中綿を挟んでしまうと厚みがあり過ぎて巾着袋としては口が閉まりにくいとか、融通が利かないカチコチしたものになるなどのデメリットが生まれてしまうかと思いました。

ある程度のしなやかさは使い勝手の良さには重要です。厚過ぎもせず、薄過ぎもしないといった素材の実現を目指しました。

そこで、中綿ではなく1mm弱の厚みのフェルトのような「ソフト厚芯」というタイプの芯地を当てることにしました。

結果厚手の生地相当の程好い厚みとなりまして、このたびの製作の段階を迎えるに至りました。

今回は、巾着袋が完成しております。

キルトが施された巾着袋がどんなものに出来上がったのかをお楽しみくださいませ(^-^)。

程好い厚みがグッドなミニサイズの巾着袋

「インテリア収納袋:ミニ」:<サイズ>縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
<表地:朱色xゴールド花柄>ポリエステル/レーヨン混生地、ポリエステル/90%、レーヨン/10%、日本製。

中に何も入れていなくてもここまでしっかり立っています。もうここでは見えなくなった内部のキルトのソフト厚芯とステッチのコンビの成果です。

<裏地:ブロンズ>:ブラウン撥水サテン、ナイロン/100%、日本製。

もし、キルトにしなければ、確実に裏地のブロンズの方が厚みがあるところですが、キルトによって表地が裏地を上回りました。

この関係がやはり安定するバッグに出来上がるかと思います。

このミニ巾着袋の用途

せっかくしっかりと立つので、例えば、携帯用のメイクボックスとしてどうでしょうか。

大げさな物よりもずっとコンパクトです。

巾着ひもを開けた時にしっかりと立つという特徴が、容器の役割を担い、お化粧もスムーズです。

ストレスの面でもくしゃくしゃと沈むよりも気持ちの負担が無いです(^-^)。

あとがき

ここからが、キルト加工の連続製作となっていくかと思います。

本来は、裏地で終わるはずの生地を主役に持ってくる機会がキルトのおかげで得られました。

この方法をご利用いただくと、生地が無限であることが見通されます。

薄手だから裏地であるとか、ブラウスやワンピースであるなどの固定した考え方から解放されますね。

どんなに薄くても厚くなる手段によって可能性が無限に広がることがとても素晴らしい発見でした。

キルトも、今回のようなダイヤ型ではなく、ストライプやバイヤス、ボーダーなどもデザインとしては複数です。

ただ、ダイヤデザインというのは、どこの地点もに均等にステッチがかかっているので、ストライプやボーダーなどよりもすき間がステッチで徹底的に埋められていると思っていただくと良いかと思います。

あとは、キルトのダイヤのサイズですね。

今回は、3cmでしたが、大きくすれば、大きな面積の生地の比率には合い、手間がかかり過ぎずに作れます。

キルトによって夢が広がるハンドメイド製作になりますよう(^-^)。

薄手の生地をどうしても表地に使いたい、そんな願いを叶えるハンドメイドダイヤキルトに使用したソフト厚芯の効果【1130】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ3か月、連続して過去のストック生地を使用していくことをしています。

「インテリア収納袋」という裏地付きの良いお仕立ての巾着袋を丁寧に製作して、1点物スタイルで製作しています。

ここへ来て、45点製作済。

あと10点程でいったん、裁断して準備してあるストックは終了します。

面白いもので、私自身も楽しむことができているのが、最初に2019-2020年に生地を集めたその時の表地と裏地の組み合わせのイメージと、今2022年の組み合わせはかなり違うことです。

私も何か変化をしていて、時間の経過とともに考え方やインスピレーションも変わってくるのですね。

とても新たな気持ちで挑んでいます。

生地というのは、よほど流行のあるものではないです。ヴィンテージ服が好きな私は特に流行を除外する意向にあります。

生地も長年ストックしたからといって、今見て古めかしいものでもなく、むしろ、その時に調達しておいて良かった、今はこういった生地は見つからないなど、その時々の一瞬の生地も多いのです。平均1年サイクルのように見えます。

とても移り変わりがあることと、もともと「多品種小ロット」なのです。

なので、見つけたときに購入しておいてストックというのは、在庫を抱えることにはなりますが、在庫持たずして、本当にとことん良質な物が作れるのかということを考えると、このタイムラグが逆に貴重な価値を生むこともあります。

裏地のイメージで調達した生地を今になって表地使いしたい場合の工夫

以前に、裏地に使用したこの生地を今回は表地に使います。表地としてはやや薄手。裏地よりも表地が薄いということが気になり、厚みを実現するための一工夫を考えました。

そこでひらめいたのが、キルトをかけることでした。

通常キルト加工は、中綿を使用して厚みが増す「中綿キルト」が多いですが、厚みが増し過ぎると、巾着袋は作りにくいのです。

よって、中綿までの厚みにはならないのが、「ソフト厚芯」というフェルト布のような芯地です。適度に厚みを出してくれる恰好の素材です。

もし、同じように作業される場合、必要な分だけフェルト布を少し購入されるのも良いでしょう。

私の場合は、バッグの取っ手に入れ込むために、反ごとストックがありまして、それを使用しました。

「ソフト厚芯」:こんな感じの1mm弱の厚みのやわらかい接着機能の無いものです。

このソフト厚芯は、2015年頃に購入した記憶です。

最初は60m巻くらいの電柱みたいな太さでした。

すぐに使い切るものではないですが、かなりお得にこんな良い物をいただくことができて、附属屋様に感謝です。

もうだいぶ終了に近づいていますが、現在は、これの出番が前よりもないので、ゆっくりとしたペースで使っています。とても便利な一附属アイテムだと思っています。

ハリコシを出すハードな芯地に比べて、ふんわりとした厚みをミシンのステッチとのコンビで実現できるのがこのソフト厚芯の良さです。

単独使いよりも、「ステッチとのコンビ」というところに、伸び止めテープなどと同じような役割を見ます。

待ち針をまず、隅っこに打ち、その後、真ん中付近の内陸部分にも均等に止めて、しわが寄らないよう生地を固定して、チャコで3cmずつの幅を45度ずつで、それぞれ右上と左上スタートでステッチ。
キルトの完成です。生地の薄さをソフト厚芯とステッチコンビがカバーし、立派な1mm厚程度の厚手の生地と同等になりました。

こうして、薄手でも、キルトによって、表地使いができることが分かりますと、生地チョイスの幅もぐんと広がりますよね。

好きな生地をとことん追求できるというものです。

しかも、キルトは某一流ブランド様もその丈夫さとキズの付きにくさで自社バッグの定番素材とされています。

こうして、見ているだけではなくて、自分でもキルトを自作してみることで、その効果を実感します。

手間は確かにかかります。

1本ずつのステッチの端は返し縫いで、玉結び、玉止めもすべてステッチの数分行っているので、果てしない作業ですが、いつかは終わります。

しかも、今回のこの面積は大きいものではありませんので、手間がかかると言っても大げさなものではないです。

それよりも、この新たに生まれ変わったような新しい生地で巾着袋が出来上がったその時の価値を想像するとワクワクが止まりませんし、より末永くお客様にお使いいただけるものになるかと思うとそれが一番の夢になります。

私は商人なので、これを自分使いで喜ぶというより、お客様が喜ぶ様子を想像することが多いです。

あとがき

さあ♪、このキルト物語は、続きがあることが想像できますね。

いったい、この表地にどんな裏地が来て、巾着袋になっていくのか。。。

そんなことも楽しみになりますね。

次回は、巾着袋の完成で、記事をアップしたいと思います(^-^)。

ハンドメイド製モノトーン巾着袋x5連発、集結による1点物の輝きここにあり♪【1129】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引き続き、インテリア収納袋シリーズとしまして、巾着袋を製作しています。

今回は、黒系ばかりが集まった、同時製作の5点をまとめてご紹介したいと思います。

5点同時製作の効果は、糸が黒糸1つだけでひたすら縫っていけることです。

柄が入っていても黒地なので黒糸なのです。

それによって、量産風に少しスピーディーに進んだと実感しました。

もう1点の効果は、まとめることによって、似た感じの黒系と一括りにするも、それぞれの特徴も出すことができ、細かい素材などの点にもかえって目が行くことです。

どうぞ、そんな視点で完成品をご覧下さいませ(^-^)。

ユニーク生地、本来巾着袋には使用されないだろう生地など個性豊かな巾着袋コレクション

黒系巾着袋x5点同時製作:上2点は、「小」というサイズで、縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。
下は3点は、「ミニ」というサイズで、縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
同じコンパクトサイズながら、小とミニとの容量はかなり違い、手で持った時もその違いがよく分かります。
そうしますと1種ずつのサイズの意味があると言えます。
「インテリア収納袋:小」・・・パイルカットのタイプのタオル地が優しい雰囲気です。メンズライクです。
<表地:黒>シャーリングタオル、綿/100%、日本製。
<裏地:黒x白>先染ストライプ、綿/100%、日本製。
「インテリア収納袋:小」・・・黒の葉っぱ無し巻き薔薇をたっぷりと広がるように縫い付けました。フォーマルシーンでもご利用可能。
<表地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。
<裏地:表地に同じ>
「インテリア収納袋:ミニ」・・・ここから3点はすべてミニ。巻き薔薇2個をピンクと白のコンビが前面、黒x2個が後ろ面と両面が正面見せに可能。凹凸感あって素敵な生地です。
<表地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。
<裏地:表地に同じ>
「インテリア収納袋:ミニ」・・・黒柄が表に来ました。
<表地:黒x白>ジョーゼット刺繍プリント、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒卵柄>フクレジャガード、ポリエステル/100%、日本製。
「インテリア収納袋:ミニ」・・・今度の巻き薔薇はまた違う種類です。
<表地:黒>フクレ/撥水加工、ポリエスエステル/ナイロン混(比率不明)、日本製。
<裏地:黒x白>ジョーゼット刺繍プリント、ポリエステル/100%、日本製。

この5点中には、共通の生地を使っているものがいくつかありますね。

ただし、使い方を違うものにすることで、1点物も実現。生地をうまく使い切ります。

裏地でしか出番がなかった生地が、フクレジャガードの卵柄です。

なかなか丈夫なしっかりとした生地なのですが、表地にはイメージが浮かびませんでした。

そう思ったものはキュンとくるお品にはならないに決まっているので、その浮かばなかった気持ちを大切にし、あまり、機械的に無理矢理製作してしまわないようにしています。

無しは無しで良いのです。

あとがき

今回の5点同時製作で、かなり進捗度が高まりました。

残るは、今のところ9点。これらは裁断済で組み合わせが決定済です。

それ以上はひょっとして追加するかもしれませんが、年内には間違いなく完了しそうです。

結局、数量としては、今年2022年が一番多く製作した年になりそうです。

それは、以前の2020年にメインに集めた生地コレクションがあっての製作でしたので、長いスパンでの材料調達からの完成となりました(^_^;)。

こんな風に誰もが作る巾着袋を熱心に作ったことが、とても良い経験となっています。

誰もが作る簡単なアイテムとは言え、綺麗に作るコツや工夫が発掘され、良き学びが得られています。

同じ巾着袋を1種の生地で作らない、それぞれの雰囲気を表地と裏地の組み合わせを変えながら作って行くスタイルがとても自分には合います。

1つとして同じではないので、常に新鮮ですし、生地ごとの使いやすさや作業しにくさも発見できました。

こうした記録は、後の巾着袋、その他の布類を扱う方達への伝達の中に惜しみなく盛り込みたいと思います。

今、現在の時点で発見した一番大きなことは、巾着袋を小物入れから、バッグへと用途を広げていくときに、「ナップサック」というアイテムがとても機能的だと気づいたことです。

ナップサックの存在を、昭和の産物としてなのか、どこか忘れていたようでしたが実はとても素晴らしい無駄のないデザインだと言えます。過去にも2019年の製作で実は作っていました。

ただ、あの時は、いろんなデザインを考案中の中の1つで、あまり深く追求せずに、何となくでしたし、1点これしか作っていなかったと思います↓。

2019年の12月製作ののナップサック・・・A4弱といったわりとコンパクトなサイズ。口にフラップを付けていますね。

今、ナップサックを作ると、このデザインでは作らないと思いますが、その2021年時点ならではの精いっぱいの工夫があったりして、ある意味貴重です。

3箇所をデイジーモチーフでそろえた白黒トーンがシックな巾着袋【1123】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は、まる1日程、パソコンが使用できませんでした。

その理由は、15年間使用のDELLのデスクトップモニターが不具合が起き、全く映らなくなったのです。

その予兆は遡ること引越時の半年前くらいに、新居に先にパソコンを持ってきて立ち上げた時に起こっていました。

画面が点いたり、なかなか点かなかったりがあり、そういう数日を過ごしていたところ、その後はしばらく画面が正常が続くこと約半年。

ところが、ここへ来て、急に寒くなったことが関係あるのかないのか、ぱったりと壊れました。

ただ、画面が真っ黒で映らないだけで作動はしているようですが、当ブログさえ書くことができないので、とても不便になり、急に不安に。。。

そこで、以前ハードを購入させていただいたお直し専門の業者様にお願いして、新調してもらいました。

このメーカー様の特徴は、ブランドメーカーでないマイナーのお品で良質なちゃんとしたアイテムという点です。

決して格安ではないと思いますが、やはりきちんと設置してくださいますし、何より、私が動くことは全くせずに、購入に走って不安な中あれこれ探すこともなく持ってきてくださったものを受け入れて手短に設置していただきました。

よくネットで見ると、モニターも10年が寿命のようです。

今回の壊れたモニターも診断では、小さく変な音がしているようで、もう寿命なのだろうということになりました。

最初のモニターは、初めての自分のパソコン購入時の2007年夏にDELL製のものを選び、2022年秋のここまで来ました。

まあ15年も持てば、大往生だったのではないでしょうか。

ということで、動画もスマホからのショートでのYOUTUBEアップになりましたが、パソコンが作業できない分ミシンでのハンドメイド製作に精を出した1日だったと言えます。

白黒が美しいデイジーモチーフの巾着袋

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm

<表地:黒>ちりめんジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

<裏地:白x黒小花柄>ポリエステル合繊、ポリエステル/100%、日本製。

黒の中に少し見える白地の裏地が素敵です。それとリンクして、正面のディジーのアップリケの黒と白がワンポイント。

デイジーは、表地のジャガードの柄にもモチーフとして使われています。

ということで、デイジーが複数登場している巾着袋です。

ここでお伝えしたいことは、元の生地頼み一辺倒よりも、それを取り入れて、新たに自分自身のフィルターでこして、出来上がりがオンリーワンな世界観を作って行くことです。

もしかして同じように発想する人もいらっしゃるかもしれませんが、それはそれで気が合うのです(^-^)。

元の生地をまずバッグの表地に使うことが珍しく、そういったスタートから始めていった製作は、出来上がりが唯一な物になりやすいです。

どうせなら、他にはないものを作りたいですよね。

こんなコンセプトで別の柄も考えていくと良いと思います。

あとがき

先程オンリーワンのお話をしましたが、要するに1点物志向ということですね。

生地は同じ物を使ってもその後の、裏地のチョイスは同じ人は減るし、さらにデイジーのアップリケも黒白コンビで縫い付ける人も更にまた減ります。

そうして、自分らしさを数点入れていくと、全く他者様と同じということがなくなります。

大量生産の誰もが同じものというテイストに飽きた場合、こういった作りをご提供する出番がありそうだと思った今回の製作でした。

メンズテイストを今一度やってみようかと思えた一作、ブルーの麻巾着袋製作【1122】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引き続き巾着袋を製作しております。

今回は、珍しく、ややメンズテイスト。

私が選んだ生地ではないところがいつもと雰囲気の違いがあって興味深いかもしれません。

思えば、個人事業主になって初めての製作はメンズテイストからでした。

個人事業主になって初めてご購入いただいた方が男性で、会社勤務時代もメンズ向けにちょくちょくハンドメイドバッグを製作をしていました。

2019年あたりから、フクレ加工分野の美しい花柄生地やジャカードの高級生地での製作を開始して、レディースっぽくなりましたが、まら、ここ今の2022年で思うことは、もしかしたら、メンズライクの方が向いているかもということです。

というのも、ちゃんとした理由があるのです。

男性の多くは、作りの細かな点を見ることがあります。

よく、お品物のスペックとか構造にこだわったり、ブランド物のシリーズとか、ステッチの綺麗さなどにも目を向けられている様子なのが分かります。

女性はどちらかというとぱっと見の可愛さとか自分の好みに合うかなどの直感的な感じで決める傾向かなと。。

あくまで私の考える範囲ですがね(^_^;)。

そうすると、私のように、細部まで細かく研究してきたお品というのは、結構男性にもよく分かっていただけそうだと思うことがあります。

ただ、趣味嗜好は様々。

男性でもいろんな好みの人がいらっしゃいますので、結局は、女性と同じことで、数多くある生地の中からのチョイスが本当に欲しいと思っている生地として受け入れられるかどうかは、全く私には分からないところです(^_^;)。

ブルー色の爽やかな裏地付き巾着袋

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。
<表地:ブルー>フランス原産ピュアリネン、麻/100%、フランス製。
<裏地:ブルー>フラワーペイズリー、麻/100%、日本製。

こんなに可愛い裏地ではありますが、私から見るとメンズライク。

幻想的な柄で素敵です。

仕事仲間とマスク製作の頃の生地なので、2020年春入手の生地です。

あとがき

現在製作中の、この「小」というサイズの巾着袋は、私も実際に手持ちのリメイク生地などで自分使いをしてその感触を試しています。

1つは、救急箱のような感じで、綿棒とかバンドエイド、耳かきなどを入れて、衛生を保つかのようにふんわりと使い、口をしっかり閉じてこの巾着が活躍しています。

その他、靴下ストックとか何かのストック入れにも活躍。リビングでもキッチンでもご利用になることができます。

通勤の場合はランチバッグとして、お弁当が入ります。

マチ15cmはかなり有能で、かなり使い勝手の幅が広いようです(^-^)。