<はぎれ><パッチワーク企画⑦>黒系の中にパステルカラーのポップな柄をの入れ込み方、横一文字に並べる選択をした【1182】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、<パッチワーク企画>と称しまして4点のナップサックを連続製作中。

種類がバラバラのはぎれを使ったパッチワークシートがベースになった、表地も裏地もパッチワークでできたナップサックなのです。

今は、2点目の製作のパッチワークシートが完成間近。

結構パッチワークシートは手間がかかり時間を要しますので、一度ここで途中のパッチワークシートの場面をお届けしてみようと思ったのです。

1点目の時は全体的に黒系でした。

この2点目は、こちらも黒系ではあるのですが少しカラーが入ってきました。

特にマルチカラーの柄物とどう組み合わせていったのかという点を興味深く見ていただければと思います。

出来上がってみないと分からない面白さ、完成では見づらい端から端までを今ならではの全体面としてご紹介

パッチワークシートも予想が付きにくいのがマチで隠れる場所です。

底部分やサイドの部分がマチによって視界から消えますので、なかなか出来上がりが1枚仕立てよりも想像しにくいのがパッチワークの面白いドキドキする点です。

製作中の2点目の特徴は、黒系の中にこうしてカラーが少し入ってきたことです。点在せずに横に繋げました。

もとは、はぎれの整理整頓でスタートしたことですので、やりやすい真っ黒からスタートしていきました。

そして、2点目の現在でもまだ相変わらず黒が多いのですが、カラーも部分的に入ってくることをどう表現していくかです。

パッチワークシート(2点目用):上は表地、下は裏地です。仲間外れの生地はアクセントなのか底へ隠れるのか。

できるだけ表地は厚手が行くように、裏地の隠れる部分には、バラバラの種類の生地が行くように、薄手が行くようになどと配置してみました。

ストライプのような柄が結構豊富なシリーズですので、縦の線が集まっています。

表地のポップな街の風景画の柄は、黒系の中に映えてスポットライトを浴びるかもしれません。

今ここで見ますイメージとマチが隠れることによって、まずは、どのシートも底の部分の1列が見えなくなることが想像が付きにくい点です。

そうしますと随分実際は雰囲気が変わってきますので、それが面白いと思います。

あとがき

このたびの4枚のシートが2点目のナップサックにいずれ出来上がっていくと考えていただければ正解です。

同じ種類の生地をつなげた方式が大き目の生地みたいに映るところを特徴とした全体の方向性に並べました。

もし、これを点在型で製作していたらどうなっていただろうと。

そんな風に可能性もたくさんあることがパッチワークの並べ方のポテンシャルの高さ。

本来は、組み合わされることのない生地同士も、パッチワークの集まりであったからこそ一緒に1点のバッグの中におさまっていることが奇跡的で面白い点として見ていただくと良いです(^-^)。

品物は伝統的な木製家具、考え方はヒト重視の従業員の幸せを願う体勢へ、望ましいバランスの事業活動の一例として頷ける【1181】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「売れない時代に、なぜ売れる?:橋爪福寿 著」を拝読。

新しいものだらけのビジネスとは違い、その違いこそが差別化。

産地ならではな古くからの伝統も継続していきながら新しい売り方の波にも乗る創業者様の柔軟で複合的な考え方を知ることができます。

家具に関しては、古いアイテムでは箪笥が思い浮かびます。

お洋服をハンガーラックにかける一方で、伸び防止のためにはニット類は箪笥の引き出しにたたんで収納したいので、いつまでも木製チェストやデスクををかれこれ20年以上使い続けているのです。

もとは箪笥屋様からのスタートであった会社様、日本の中でも屈指の家具の名産地という環境があったところからのスタートでした。

家具の名産地x6箇所、古い家具好きな者にとって産地別の木の味わいにそれぞれの特徴がある点が醍醐味

これまで、家具好きが集めてきた手持ちの中には、北海道産、広島産などがあります。

有名どころでは6箇所、もっと規模は小さければ、近隣地域にも家具の有名な地場ブランドがあるのです。

ここで屈指の6箇所の家具の産地を列挙。

<日本の家具6大産地>

①旭川家具:北海道旭川市

②静岡家具:静岡県静岡市

③飛騨家具:岐阜県高山市

④府中家具:広島県府中市

⑤徳島家具:徳島県徳島市

⑥大川家具:福岡県福岡市

というラインナップ。

この⑥大川家具:福岡県福岡市がこの本の舞台です。

どの地方もそれぞれの木製の中の木の種類が違ったりして味わいも違うわけですが、⑥大川家具が日本でも一番の産地であるとのことです。

この環境で箪笥事業からスタートされた会社様だったのですが、随分ライバルが多くどの地域の家具も負けることなく有名なのです。

ECサイトへの移行でこそ従業員の大切さも大きくなった、一人一人の気持ちにまでケアが行き届く働きやすい会社を目指す姿勢が模範的

産地の家具文化の伝統を守っていきながら、その販売方法はECサイトに特化していったバランスの良さを見ます。

伝統に固執し過ぎて、実店舗を継続できなかった環境から時代の流れに沿ってネット販売をしていく柔軟性が素晴らしいです。

現在はECサイト中心ですが、また、そこから更にリアルな産地の現場でへ呼び込むサイクルも生まれているよう。

今の事業が成り立っていくことができているのは多くの従業員あってのことであるという意識を感じます。

日本全国に点在するライバルの家具の産地があることも考えると、売上というのは、そのシェアの獲得。

ましてや、家具離れの現在で簡単ではないのは当然です。

この本を読んだら、意識してこの会社のお品を購入しようなんて思えてきます。

本自体が宣伝の広告の役割を果たし、従業員募集の広告の役割すらも果たしている点がユニークです。

あとがき

すべてを新しく塗り替えてしまうことが「発展」ではなく、古い部分も大いに継承していく姿勢を含む点は非常に参考になる部分。

昔の軌跡なくして決して今はないからこそです。

時代の波などとは言われますが、これだけたくさんの事業が存在しているのならば、やはり自らの事業の「誇り」の部分を大切にしたいものです。

とはいえ昔のままを継続し続ければ変化がないので衰退に向かってしまうわけで、そういったバランスのとり方が非常に参考になると思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

まあるいキュートなデイジーのイメージの定着がファン増大の証、売却してでも残したかった大切なものは「これまでの軌跡」ではなかったか【1180】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説」を映画館にて観賞。

ファッション系の事業のほんの片隅に携わる者として、ファッション映画を時々観賞し、思うところをブログ記事にまとめています。

有名デザイナー様が次々に映画化、この方も世界中で有名になった貢献者。

このたびは、事業の実りと人の一生を絡めた見方で、思うところを綴りたいと思います。

1つのブランドの永続がいかに難しいかということ、実るまでも1世代のみではなかったことも衰退もある中で「継承」の大切さもある

「マリー・クワント」様の旦那様の支えが大きかったと伝えられていました。

明るくマーケティング上手な周りの支えの1つ、成功の影には自分以外の大切な協力があるのです。

旦那様が50歳代で1990年に亡くなります。

特に日本が大部分の市場であったことからだと思うのですが、最終的には事業を日本企業に売却済の現在とのこと。

ブランド存続の危機の究極な場面で、魂の領域にまでに考えた「せめてこれだけは。。」というたった1つのことは何だったのか。。考えに考え抜かれたことだと思います。

これまで長きにわたって思い続けた「精神」を他企業様によるブランド継続に託したというような形に見えました。

今までの苦労や込めてきた思いをすべてその「精神」に詰め込んだと言えます。

とても切ないですが、ブランドの存続だけを一番に選択した判断。

自分が考えてきたデザインや製作は自分で見届け管理したいと思うものですが。。

しかし、現実としてそれが受け入れられなくなった時に、終了してしまわずに、それでも続けていける方法があるのか。。

これを考えると、一見矛盾しているようですが、「手放す」ということも実は「存続」につながることがあるのです。

そんな究極な姿なのではないかと思います。

一人の人間の一生の中で物事が華やかに達成されることは本当に恵まれています。

某有名ブランド様は「前世」が靴屋。

その時代は日の目を見ることが無かった地道な靴屋としての活動で一生を終えた人物がいたということ。

そして、同じ魂が次の世代で世界的有名ブランドとなったというのも、いかに人間の一生などはかないものなのか。。ということになります。

「継承」こそが大切、その良きバトンタッチのようなものがあってこそ、長く創業当時の「精神」が続いていくのではないかと思いました。

そういった意味でも、「マリー」様の最後の選択は良い選択なのではないでしょうか。

この映画公開のおよそ半年後、ご本人がお亡くなりになっています。

あとがき

「今後こんな優れたデザイナーは生まれないであろう」などと言われ、そのロゴやブランド名のみが継承されていくことがあります。

ご本人のデザイナー様がお亡くなりになってもその後ブランド名が存続するのは、継承の1つの姿。

それは元をたどれば最初の創業デザイナー様の「魂」がいまだに生きているということなのだと思います。

継承もただの商業目的では決してこうまで続いていないはず、いつまでたっても創業デザイナー様へのリスペクトありきであるべきで、実際にそのような気持ちで継承されてほしいと思います(^-^)。

使用生地の選択肢が倍増する考え方、目立たない場所に目立たない作り方のハギ目を真ん中に、巾着共布ひもを作りやすくした【1179】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在は大きく見た製作デザインというのが、ナップサック型です。

何といっても、巾着ひもがそのままショルダーになること、口が完全にきゅっと閉まることのセキュリティー性を備えた、昔懐かしながらの伝統的な素敵なモデルだと思います。

ナップサックと言えば。。という昭和時代のイメージの良い部分を継承しながら、新しい形で未来型のような方向へ持っていければと思っております。

決して私が両端から紐を引っ張ることで口が閉まるなどという物理的構造など閃かなかったと考えますと、昔の誰かがそれを考えてくれた。。そのことに敬意を払いながら良い形で利用させていただきたいと思うのです。

そのポイントである共布巾着ひもなのですが。。

これまでは150cmの型紙で1枚仕立てで作る一続きのものとして考案したのです。

ただ、ここには限界があり、150cmもの幅がある生地に限定されてしまうのです。

縦に裁断するという方法であれば無限なのですが、コスパが悪く、バッグ製作で縦に1.5mもの長さは必要ありません。

表地も裏地も同じ生地を利用するならあり得ますが、かえってそれも変なつまらない縛りや条件になってしまうのです。

よって、このたび、2枚ハギで作るということに考え直しイメージ図を作ってみたのです。

では、新しい2枚ハギの型紙で作った出来上がりの巾着ひもをご紹介したいと思います。

150cm幅の生地はレア過ぎる、狭い幅の生地にも対応した2枚ハギで作る共布巾着ひもの型紙への変更、選ぶ生地のポテンシャルが上がる

150cm巾の生地というと、カーテン地とかインテリア生地に多いのですが、大きな生地というくくりで見るとレアな幅なのです。

多くが、人気の綿/100%のプリント生地であったり、服地の多くも日本製であると巾は108-112cm辺りが多いのです。

確かに1枚一繋ぎは途切れ目がないので、「高級の証」という考え方があります。

しかし、現実的なことを考えると、150cm幅限定でこれを作る気持ちにならず、敬遠されることになるのです。

気に入った一番の生地があるのに、生地幅が不足しているために妥協したりあきらめなければなりません。

それを思うといたたまれません。

そこで、ある決断をしました。

意味のある2枚ハギであれば、それは、高級云々を上回る立派な哲学が入るのではないかと。

そして、もとは150cmであった1枚の型紙を80cmを2枚ハギ合わせで1本にする仕様へ変更しました↓。

少し気になっていた長さの不足分も同時に追加、2枚ハギの160cm程度へ変更です。実際は156cm仕上り。

早速この実験をしておりまして、結果はグッドでした。

巾着ひもがフルに開かれた時に、本体の一番長いてっぺんも十分に広がることができました。

ここで、2枚ハギの仕様が始動です。

真ん中でハギ目を作ったことの効果もありまして、両サイドの部分に来ますので、正面ではないというところが視界から遠ざかったということになるのです。

基本的には、可能であれば1枚一繋ぎが丈夫であるという理論です。

やむを得ずハギにしましたが、ハギは「強度が弱い」「不安」というイメージがあります。

それを、「大丈夫ですよ」と納得していただける工夫をしております。

まずは全面に接着芯を貼ること。

全面接着芯はpicturesque(ピクチャレスク)では当たり前になっているのですが、これが意外と生地そのままで作られているお品も多いのです。

ぱっと見は中身まで分かりませんので、手間が省かれる部分のようですが、触ってみたりしたそのハリコシ、その後の経年でその違いは明らかです。

そして、更なる工夫がこちら↓。

ハギの地縫いは二度縫いで、さらに、表からハギ目の両端2mm程度にステッチをかけ固定しました。

ただ、後の見直しで、このハギ目の両サイドステッチは無い方がハギ目が目立たないという判断へ。

その代わり、最初の地縫いを二重縫いにして見えない部分を丈夫くしたのです。

ひもの出来上がり:両端の固定ステッチはこんな風に出る前案に対して、上述の通り後案はこのステッチは無し。
巾着ひもホールに通した状態のハギ目の位置:巾着ホール周辺に位置しますが、なんとなく隠れてくれます。

強度の強さをしっかり徹底しておけば、巾着の「わ」の構造によってもう1方のひもが外側を覆うので、ハギ目が隠れるという有難い構造もあります。

これで、1枚繋ぎにこだわる必要がないことをご理解いただけると思います。

このハギの方法で、本来一番大切な作業である、生地の選択というものを制限のない自由な選び方ができることになりました。

80cm以下の巾の生地というのはほとんどありませんので、この80cmの型紙は、ほぼすべての生地に対応できます。

自由を手に入れる喜びというものを感じます、是非心底お好みの生地を見つけて下さいませ。

あとがき

この型紙で作るナップサックの本体の容量は限られたものです。

非常に大きな旅行バッグに重さが10kgもある荷物を入れてのハギ目というのは、これまた強度の不安があります。

しかし、このたびご紹介のハギ目で作るバッグが、コンパクトなナップサックでありますので、その容量とのバランスも考えるとハギ目はあっても大丈夫という判断もありました。

もし、このハギ目の案を様々なケースに応用する場合には、支える重さがどのくらいが最大限であるかなどを考えるということも同時に補足したいと思います(^-^)。

<パッチワーク企画⑥>4点連続製作の1点目が完成、ナップサックならではの前後両面使いが可能、パッチワークなのに無地に映った【1178】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

パッチワークシートに時間をかけましたナップサック型全4点の1点目が完成しました。

パッチワークシートのその後の作業は、割と円滑です。

やはり、シート作りが一番手間が入った作業になることを実感します。

それぞれ使用のはぎれが違い、表地も裏地もすべての面がパッチワークなのです。

1点目は、せっかくの複数連続製作の最初ということで整った見え方を持ってきました。

出来上がりはモノトーンです。

両面使い可能であることが全体コーデの可能性を広げてくれる、無地ライクな片面とボーダー状にグラデーションに映る片面

1点目の完成:<サイズ>縦29/49cmx横34cmxマチ15cm。この面が4点すべての中で唯一の無地ライク。

もはやパッチワークであることも分からないほどにハギ目が馴染みます。

もう1つの面:グラデーションみたいにパッチワークが整頓されて、横長に一続きに見えます。
横から見た感じはこんな感じです。なかなかスタイリッシュです。はぎれで作ったことが信じられない程。

さらにいろんなショットをご覧いただきましょう。

最初の画像の巾着をを広げたショット。柄に凹凸感があるオパールの良さが出ています。
底面の様子:パッチワークシートのハギ目が一番混在している部分です。隠れる部分に仲間外れの生地を配置。
内部のポケット:はぎれを引用しました。カードやキーが入るミニサイズ。この生地はまだ残布があります。
内側のもう片方の面:モカ色も入りますが、生地の柄のラウンドなお花がリンク。ボーダー状に映ります。
入り口付近:ナップサックをを開けた瞬間の映り具合は大切です、下の方に半端分が来るように配置。

パッチワークの配置がなかなか考え易かった1点目の製作でした。

黒ベースが共通ですので、ジャガード同士の柄違いなどはあまり違和感はありません。

この後からの2点目からは、カラーも多く出てきて少しパッチワークの組み合わせの難易度も上がっていきます。

現在はすべて配置は完了でして、あとは作り上げていくだけになっています。

残り3製作もその行く末をお楽しみにどうぞ(^-^)。

パッチワークバッグはどんなコスパなのかを生地用尺に換算して考えました

また別の記事でも原価についてはメインに投稿する予定ですが、パッチワークの細かい生地を集めた原価はどうなっているのかというところに少し触れたいと思います。

これらの生地は元は、生地を多く調達したもののはぎれであったわけです。

1点ナップサックが出来上がるためには、細かいパーツの合計枚数が、横4枚x縦4枚x2面x2(表地と裏地)=64パーツ。

パッチワークパーツ1枚が横が17.5cmなので、生地幅のシングルで考えて、110cm巾÷17.5cm=6枚とれます。

このデータから、生地巾110cmでの用尺を算出してみました。

パッチワークパーツ1枚の縦は12.5cm。

6枚で縦12.5cmの用尺であるから、64枚では。。を考えます。

64枚 ÷ 6枚 x 12.5cm ≒ 133.3333cm → 約1.3m となります。

表地も裏地も合わせて110cm幅の生地を1.3m分使ったことにだいたい同じなのです。

そこへ、ポケットの別布と長いショルダー1.5m分の幅5cmの型紙x2枚分もありますので、ざっくりと0.2m(20cm分)追加して、約1.5mくらいでしょうか。

例えば、@¥1,000/mの生地を平均としますと、1.5mx@¥1,000/m =¥1,500/点という原価。

その中に@¥3,000/mから@¥6,000/mなどという高級生地も含まれるわけです。

この値からの感想は、「パッチワークは原価が割高につく」と感じました。

1.5mを表地も裏地も合計で使用するようなバッグはもう少しサイズがビッグなものになります。

あくまでもざっくりとした感覚ですが。。

そうはいっても、ここまで同時に1点の中に様々な生地が入り込むことが貴重な機会と言えますので価値がコスパを越えたところにあるのでしょう。

あとがき

原価については、今後、何かを製作していく時に、原価をあえて提示していくことがあると思います。

そんなスタイルの人が一人くらいいても良いのではないかと思います。

原価はみんなが隠していることです。

原価が分かるとそこへ積んだ利益がばれますので、それによってご購入されなくなる可能性もあります。

しかし、反対の考え方をしてみました。

作り手様にも参考になるのはこの一番隠された原価の部分。

それが、良いお品を見極めるご購入者様にも有効であると見ました。

ここを研究したような内容の発信を視野に入れていこうと思った新しい決意もあったこのたび、やって良かったと思っています。

そして、2019年辺りからなかなか動かなかったはぎれが一気に大きなお品を作ることですっきりしていくことも良い2022年最終の締めくくりになりそうです(^-^)。

衝動的なお買い物の際に冷静になる、余計なお洋服ではないだろうかを事前に確認できるワードローブノート、手持ち全体のイメージを常につかむ【1177】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

街をぶらりと歩く中でお洋服を衝動的に購入することがあります。

リアル店舗ではなくても、ネットサーフィン中のお買い物でも同様です。

このたびは「サスティナブル」の高まりに相応しく、本当に必要なお洋服だけを選りすぐる集め方のワードローブ作りのお話になります。

クローゼットの片隅に一度も着用する出番のないお洋服を購入してしまわないよう、どれも出番があることが「コスパが高い」という結果になるのです。

日常生活には切り離せないお洋服を各々が気持ちよく管理できることを願いながら綴ってまいりたいと思います。

お洋服に愛着がわく要素になる、購入時の価格を始めとするそのお洋服の背景がまとめられた情報をノートに書き記すワードローブ管理の例

1アイテムのお洋服について、5つの情報を盛り込み記録します↓。

現物のノートであればお出かけの際に携帯できます。常に気軽にチェックできる「エクセルシート」は私の例。

購入したらすぐにメモしておくと、まだ情報がホットですので正確に記録が残ります。

これは、おしゃれなミニノートやメモ帳でも楽しいですし、デジタルの形でも修正がしやすくて良いです。

①アイテム名:ワンピース・セーターなどのワード。

②購入価格:ネットの場合は送料込みの支払い金額が良いでしょう。結局いくら投資したかのコスパを見る時には送料が含まれた方が良いです。

③ブランド名:ほとんどのお洋服にはブランドネームが縫い付けてありますが、まれに、オーダーメイドや自作品には何も付いていない時があります。そんな時には、「手編み」「オーダーメイド」などと記すとブランドと同等の見方ができます。

④混率:毛/100%であれば、真冬なのか春先のまだ少し寒い季節なのかなど、着用季節の判別には有効です。

⑤購入先:店舗の名前、「メルカリ」様などのサイトの名前を記録しておくと購入したイメージが後になってもわきやすいです。

こうして、すべての詳細を把握しきれないワードローブのアイテム1点ずつを記録していくことで、末永く着用していく気持ちになればと思うのです。

それで、この記録は、1アイテムずつなので、ワードローブ全体をまるでクローゼットを開けて見渡したかのように分かる表が1ページくらいのコンパクトなサイズで一見で俯瞰できると良いです。

ここからは、季節ごとに持ち分を把握することに役立つ記載の仕方を深堀り、長年実際にやってきた、今でもやっているまとめ方です↓。

季節ごとにグループを分けますが、1ページ内。全体のお洋服の数が一目見て分かりやすいように番号を付けます。

洋服コーデを上下のセットで決めてしまうセットアップスタイルです。

これと同じタイプの方をYouTubeで拝見しましたので、「いらっしゃるんだー(喜)♪」と共感。

実は、当ブログ記事は、最初の投稿の2022.12.14からおよそ2年後の2024.10.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2024年現在では、セットアップに組み合わせた状態で各季節8セットずつです(ワンピースは1点で1セットとカウント)。

普段ジャージスタイルでお出かけ着だけを集めたお洋服の集まりですのでジャージを含んでいない割には多めです。

何なら5セットくらいずつでも十分な量ですが、見直してもこの結果になりましたので今はこの分量で納得しているのです。

季節は、ここ近年春夏秋冬が綺麗に配列していないような、前日暑かったのに翌日急に寒くなったなど季節の変化が急です。

そんなことも考慮し、3つの季節に分けていまして、1)「冬・梅春・晩秋」というグループ、2)「春・秋」というグループ、3)「夏」というグループに分けました。

「初夏」や「初秋」は3)の「夏」に入るイメージです。

この分け方の良い点は、同じグループでも気温の違いがあることで同じ数にまとまりやすかったということです。

2024年のワードローブ:一時期増え過ぎたところから再び絞り込んだ状態がこの8セットずつの分量の現在。

あとがき

「サスティナブル」なお洋服ライフ、無理をしてやっていくのではなくて、日常の当たり前を見直しながら楽しくやっていくことができます。

完璧ではなく、幾度も失敗をし、余計なお洋服をついつい購入しては手放しています。

当ブログ記事の「手直し」に当たって、つい先ほどワードローブを見直した状態です。

びっくりするほどの黒ベースが実現しています。

他のカラーを取り入れる途中の段階も以前にはあったのですが、結局は最終的に黒に行き着くスタイルこそ私らしさなのだと思いました↓。

ほぼモノトーンのみのワードローブ:「アルマーニ」製の古着もしくはオーダーメイド古着に特化。ニットは箪笥へ。

「結局こうなるんだな」と納得、黒は最も拘りを表現できる1つのカラー。

バラバラテイストよりもパンツスタイルに拘ったりブラウス中心であったり特化する点は色以外にもありますので、どうぞ楽しみながら相応しい拘りを見つけてみてくださいませ(^-^)。

<パッチワーク企画⑤>どうしても十文字がずれてしまったパッチワークのハギ目ステッチ、ステッチ自体を十文字に意識した位置に決める【1176】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ここ3年間にストックし続けてきましたはぎれを一掃し、パッチワークシートに仕立ててナップサックを4点作るという製作を進めています。

同時4点進行中で、現在はパッチワークシート製作中にあります。

4点共裏地もパッチワーク、おそらくこのようなナップサックは世の中には滅多に無いでしょう、レア感を感じていただけると思います。

パッチワークの配置とどんな表地と裏地に組み合わせるのかということまでが決定済み。

その後はひたすら製作してくという段階に入りました。

パッチワークシート作りに一番時間がかかります、シート完成後は結構進捗度が増していくと思います。

試作品として、ダイヤキルトをかけたものは製作済ですので、キルトに類似なのだけれど非なるパッチワークで作るとどんな感じになるのかも楽しみです。

そんなパッチワークシート作りの中で、「悩み」が生まれることがあります。

それは、多種の生地の性質の違いによることもある1mm程度のずれです。

ハギ目が美しく十文字になるような工夫をしても、それでもずれてしまう場合、そのまま続行、続きのハギ目の両サイドステッチでカバー・フォローしていくやり方をご提案したいと思います。

Q:どうしてもハギ目が十文字につながらない時どうすれば?、A:表からかける仕上げのステッチを生地になじむ色の糸で十文字ステッチになるように意識するのです

ここまでの進捗度で思うことは、そもそもパッチワークの裁断こそがミリ単位で正確に行うことがベース。

特に、このたびの企画が、パッチワークパーツの枚数が豊富で、できるだけ大きなサイズの物を作るというテーマで行っていますので、パーツの数が多ければ多いほど「ずれ」が起こりやすいのです。

最初の裁断の1mmの誤差が、その後2mmくらいになっていくことも。。

そう考えると、まずは裁断の正確さがポイントとなります。

ただ、それをしても生地同士の性質の違いで少し横に伸びればずれるのです。

よって、対策しても起こってしまったずれは一度受け止めます。

確かにここではハギ目をそろえているのですが、4段にまでなると、下の方で十文字がずれる箇所が発生します。

そうした前段階で工夫してきても、それでもハギ目がずれてしまった時の対策をお伝えしたいと思います。

このたびは十文字が2mmくらいずれた例、その対処方法を最後に表からするステッチでカバーするということにしました。

ハギ目を見ていただくと十文字にならず、縦の線が左へ2mm程ずれているのが分かります。このまま行きます。

そして、表からのステッチ自体の幅を統一することでこのハギ目が目立たなくなるのです。

目に映るアクセントは、ハギ目よりもステッチなのですから。。

馴染む白糸ですので、目線はステッチに焦点が当てられます。

あとがき

一番良いのは、完璧に十文字のハギ目ができることですが、それがずれることもあるのがハンドメイドということでしょう。

しかし、ずれがどの箇所にも起こっているような生地として販売されているパッチワークは、見たところ大変カジュアルなものです。

おそらく機械で組み立てられたものだと予想しますが、ハンドメイドの良い所は、ずれやすいことと同時に、ピッタリにも徹底できることだとも言えるのです。

ずれた箇所はできるだけミニマムにとどめたいものですが、対策した上でもずれた場合は、この度のような工夫で事なきを得るような方向へ運んでいってみてくださいませ。

パッチワークをお仕立てする方を心より応援したいと思います(^-^)。

1,400あまりのブログ記事を投稿してきた者からのご紹介、「①タイトル②まえがき③本文④YouTube動画⑤あとがき」それぞれの役割り【1175】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ数年ですが、スタイルが徹底してきた、いや投稿数が増え組み直しが困難になったことで定番スタイルになったYouTube投稿・ブログ投稿・インスタグラム投稿・スレッズ投稿のルーティーン化があります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.12.09からおよそ2年後の2024.10.21にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2022年当時は、まだスレッズが始まっていないので後で貼りますYouTube動画では3つの媒体のみご紹介致しましたが、2023年にスタートのスレッズも含む4つの媒体が現在です。

前日にYouTubeに投稿した動画と同じ末尾の番号でブログ記事を翌日午前中に投稿、そして、ブログ完成後インスタグラムでも短い解説でブログの内容をご紹介、更にスレッズではYouTube動画をまるごとリンクしてのコメント付きの投稿というスタイルです。

不思議なもので、このルーティーン化によってすべてが投稿しやすくなりました。

苦しみながらよりもリズムに乗ってテンポよく楽しくルーティーンをこなす方が長く続けられることを、非常に多くのルーティーンを行っている本人がよく分かっているのです。

このスタイルはおそらく成功しておりまして、2024年現在でも続けているというところがまずは証明ということになります。

ただ、毎日投稿ではないですし、インスタグラムが2024年になって、その投稿スタイルを見直す必要性を感じ始めたという変化もあります(退屈な投稿スタイルになってしまっているので動画を複数「カルーセル」式にしようかと)。

では、このたびは、ブログ記事の構造をその役割と共に①-⑤の項目ごとにpicturesque(ピクチャレスク)スタイルとしてお伝えします。

5つの塊で構成されたブログ1記事、すべての項目の役割を徹底追求した、読み手様に楽しんでいただけるように、筆者本人が成長できるように。。

①記事タイトル

もともとWEB音痴ですので、ワードプレス様が示してくださるタイトルのボックスに記事タイトルを入力するだけでよい現在に感謝、2018年当時は確か「h1」だの「h2」だのを自己判断だったような。。

記事のタイトルは、後でも付けられますし修正もできますが、とりあえず文章を綴っていくにあたっては最初に打ち込んだ方が文章が展開しやすく書きやすいと感じます。

まだタイトルがキャッチ―でコピーライトの効いたものになっていなくても、とりあえずキーワードを入れた仮のタイトルというような気持ちでも何となく形にはしておいた方が良いと思うのです。

②まえがき

ブログ開始当初の2018年では、まえがきを項目として設けていませんでした。

しかし、まえがきのようなことを冒頭でどの記事にも書いていたことから、自然に「まえがき」という言葉を加えた方がキャッチーであり分かりやすい構造になると考えました。

まえがきを設置することで、これまた綴る本人も作業しやすくなるのです。

まえがきは、本代に入る前のステップのような役割で、ラフな気持ちから扉を開けるように読んでいけるようなもの、なかなか大切なポジションなのです。

読み手様を本題へとご案内するにあたり、突然本題から始めるよりもこのステップが設けられていることが自然であると考えます。

③本文

サブタイトルは1つだけの時が多いですが、複数の場合もあります。

ただ、2024年現在の考え方としては、ブログ記事の文字数をどれも1,000-1,800程度に均一にコンパクトにしたいと思っております。

いずれ過去の文字数の多い記事も良い意味で縮小していきたいという気持ちがあるのです。

それほどブログ投稿にも時間をかけ過ぎたくないことと、文字数が多いことが評価されるSEO的な考え方への疑問もあります。

実際に読み返してみて後味が良い文字数はそれほど多くはない1,000文字代であるというどうしても譲れない自らの考え方があるのです。

⑤YouTube動画

ブログ記事の中にYouTube動画を貼り始めたのが200記事くらいの投稿辺り、2019年だったと記憶しています。

200投稿もやってきてしまった時点でのYouTube動画を貼る作業は、結構大変でした。

しかし、不可能ということはありません。

こうした構造などの大きな件は、出来るだけ記事数が少ない内に独自のスタイルを固めることをお勧めします。

YouTube動画を記事の中に埋め込むスタイルはいかにもデジタルらしい立体感があり、お勧め。

ブログ記事を見つけていただくルートとYouTube動画を最初に見つけていただくルートは明らかに別物。

新しい可能性の道筋をここで作っていることになるのです。

よって、YouTubeの視聴回数にはブログ記事内をクリックしていただいた視聴数も加わるのです。

⑤あとがき

④でYouTubeをご視聴いただいたとして、またこちらのブログへ戻ってもらうには、あとがきの後にYouTube貼るよりも、むしろその前の本文の末尾が望ましいと判断。

YouTubeへいったん行っていただいた後に、もう一度こちらのブログへ戻ってもらい、あとがきを読んでいただくことで、その後のHP内の散策へご招待したいのです。

そんなこと関係ないのかもしれませんが、ただの勘です(^_^;)。

あとがきに書く内容に関しましては、実はここにある工夫を入れ込んでいるのです。

もしかして、同じような方針の方がいらっしゃいましたら大変奇遇であり気が合うと思います。

記事の内容を今一度まとめて繰り返すおさらいのようなことをあえてしない、話題をいったん完了し、切り口を変えた切り出し方をするのです。

常日頃このスタイルですので、向いているやり方なのかもしれません。

決して無関係でもない切り口であるところが非常に興味深く、全体を俯瞰したような見方と言いますか、退屈させない工夫と言いますか「リフレッシュ感」のようなものです。

ちょうどこの記事の最後のあとがきをご一読いただくと実際のニュアンスがお伝えできると思います。

あとがき

とにかく文章をできるだけフルに読んでもらうためには、魅力的な文章でなければなりません。

どなたかがググった事項がたまたまタイトルなどのキーワードに触れて、せっかくわざわざネット検索の結果訪れていただく巡り合わせがあったわけです。

このことに感謝し、お礼のような形とでも言いましょうか、見て下さったことに対するそれ相応のコンテンツのご提供がブログ投稿者からブログ読者様へのプレゼントのようなものになると思うのです(^-^)。

<パッチワーク企画④>後の固定ステッチの前の準備段階の十文字が大切、ミシンパッチワークのハギ目が美しく交わるための2つのポイント【1174】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在もったいなく余ったはぎれを使い切る企画を続行中。

あらかじめ、片面16パーツをハギ合わせパッチワークシートを作り、表地の前後そして裏地の前後と合計4面を、すべてパッチワーク仕立てにして製作するという構造。

シリーズは全部で①-⑪までをお届けしまして、合計4点のナップサックを完成させていきます。

シリーズの③では、最初の細かいパーツを横に4枚ずつ並べて縫い合わせて繋げる作業のみが終了しています。

次の段階であるこのたび④は、その塊を今度は縦に繋げて1枚のパッチワークシートが完成していく様子をお送りします。

十文字のハギ目が美しく出るための工夫、①待ち針をハギ目に着実に打つこと②裏面の両割りを丁寧に徹底

パッチワークはブロック型ですので、縦も横もハギ目が出ます。

そのハギ目が十文字に美しくぴったりと出ることを目標にしていきます。

そもそも、最初の裁断が物を言うというのが1つで、裁断をミリ単位で正確に行うことでこの十文字のそろいに影響があります。

そして、もう1つの十文字ぴったり対策は、縫い合わせの時の待ち針の場所です。

待ち針をハギ目から最初に打ちます。流儀の端っこからその間をとっていく留め方と違うことがポイント。
こんな風に中表の2パーツの縦のハギ目をピッタリ合わせて待ち針します。
まずは、ハギ目の3箇所を固定。そこは動かさずその間での調整になります。さらに間にも細かめに打ちます。
十文字の重なりの成功場面。:綺麗に十文字が重なりました。大変美しくハギ目の十文字が出来上がっています。
パッチワークシートの裏側:こんな感じにすべて1cmの縫い代が両割り+表ステッチにより平たく固定。
十文字失敗の箇所:こちらは裏面ですが、1mm程ずれてしまいました。ハギ目が縦に連なっていません。
ハギ目ステッチ:仕上げです。表面からハギ目の両サイド1-2mmにステッチ。糸の色は生地に合わせ交換します。

パッチワークにすることの中で起こる悩み、生地それぞれの性質の違いによる伸びなどから1-2mmほどずれてしまうことがある

いろいろな生地が集まるので、薄手の生地がヨレッとなり。少し皺が寄ることがありますが仕方がないです。

もし、しっかりとしたトートバッグ型で行く場合などは、このステッチの時に、裏側にハード薄芯をシートとして当て、待ち針で留めて、このステッチを入れることで風合いがもっと違った感じになっていくと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.12.09からおよそ2年後の2024.10.21にタイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2年前を振り返った2024年から思うことは、まだこの当時は本体を曲げて巾着ホールを作っていた時代だったから仕方がなかった作り方であったと。

2024年のメソッドでは、裏にハード薄芯を貼ったキルトとパッチワークのコンビのようなシートに上部に仕上がり、巾着ホールは別付けでタブタイプに変わっている現在ですので問題ないのです。

また、2022年では1マスずつの並べ方をきっちりと忠実に重ねたから「十文字問題」が生まれたわけで、その後2023年からは半分ずらす重ね方へと発展。

そうしますと十文字ではなく「逆Tの字」ですのでずれの悩みを根本から解消しています。

ただずらすことで余分な切り落としや不足も起こりますので、元のパーツ数の枚数は余分に必要なのです。

懐かしい2年前の未熟さを2024年から振り返って見てみると感じるものです。

あとがき

まだ表地だけが出来上がったに過ぎません。

引き続き裏地用に決めたグループも同じように作業していくことでやっと1点目のナップサックの材料がそろうことになります。

こうして、手間をかけながらじっくりと製作していくパッチワークナップサックになります。

この度の様子をご覧いただいただけでも随分手間がかかった作業であると感じられたと思います。

とはいえ、厳しい見方も持っておりまして、材料の生地を作ったに過ぎないのだと考えると通常の表地を用意したまだ最初の過程なのです。

是非続きをお楽しみにどうぞ(^-^)。

自分が物を作り上げても複数存在する著作権の認識、すべてをパーフェクトに順守でやっと正当なコンテンツになるという見方【1173】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」を拝読。

この本はある目的を持って手にとったものになります。

現在「ハンドメイドバッグの製作手法のコンテンツ制作」を進めています。

いずれ、多くの方にそのデザイン・ノウハウを「有料ソフト」としてご提供の予定。

特徴はノウハウ部分の著作権を解放した自由な商業利用可能という点、それが「共有型のハンドメイドバッグ」という事業名の「共有」という部分にリンクするのです。

こうしたスタンスは、「著作権行使」とは対極にあり、「著作権放棄」のようなもの。

ただ、「放棄」も無関係でいる立場にはあらず見守る必要があると認識しています。

よって、「著作権の解放」などという呼び名がこのスタンスには望ましいと思います。

このデザインや手法さえ広まれば、独自のものである必要は無いという考え方を示していくのです。

こういった考え方はなかなかできないことでして、多くの製造者がそのノウハウを隠し秘蔵しライバルに負けないようにするのです。

そうしたことと反対のことをすることで、むしろ独自のスタイルになりはしないかと思ったこと、そして、「手放す」ということで得られる別のことに賭けたいのです。

そのきっかけは、製作してもその完成品のバッグやリュックがあまり広まらなかったことの「諦め」からでした。

ただ、「諦める」とうことが「辞める」ということではないことも大きく証明したかったこと。

実際、共有型なので自らも利用させていただくのであり、この姿こそ現実的な「共有型」の事業活動となっていくと思うのです。

これまでと同じように、ハンドメイドバッグを今後も作り続けるということなのです。

ただ、デザインやアイデアが自分だけのものではなくなるということのみの違いです。

「映画」の例が分かりやすいように、たくさんの著作権の集結のような1つのコンテンツの中に細かく「○○権」と細分化されている現実をこの本から教えていただいたのです。

外注が含まれるコンテンツは著作権が複数存在することになる、コンテンツ制作者自らがフリーにしてもその他の要素はフリーではないことも多々ある

以前はお恥ずかしながら著作権はシンプルに1つだけだと思っていました。

確かに「著作権」というワードは1つですが、権利の種類が細かく分かれているのでした。

少なくともハンドメイドバッグでは著作権が2つは存在するのです。

1つは、デザインの案を考え、手法を考えた自らが自明のものとして持たせていただける著作権、もう1つは材料の生地メーカー様や附属メーカー様の著作権です。

著作権が行使されている材料なのかそうではないのかということからのスタートで、他者様が生み出したモノやコトを利用させていただく意識こそ本来の望ましい製作の姿なのです。

事前によく調べて製作をするクセを正しく付けることが必要です。

さらに、もう1つは、完成したソフト自体の著作権についての行使の可否です。

これをフリーにしてしまうと、コンテンツをコピーして転売が可能。

中身無視のただのコンテンツというそのパッケージだけに価値を付けた商業利用が可能になってしまうことを考えると、ここは「行使するべき」なのではないかと思うのです。

金銭を払ってご購入の方が損をする構図になってしまうからです。

このことに関しては、転売禁止のルールを設けるなどして、しっかりとした意志表示の1つに入れ込む必要があると考えます。

ということで、「著作権フリー」を謳っているのはある一部分の著作権だけという見方ができます。

勘違いによるトラブルを起こさないためには、慎重になる部分だとつくづく思います。

あとがき

著者様は、お名前でピンとくると思います、テレビに多く出演されている方です。

その中の例も複雑な構造だと思えるテレビのケースが多く、具体的でした。

ただ著作権の複雑さには重っ苦しいものがありまして、この世の中がいかに著作権でがんじがらめになっているのかというような構造が見えてきます。

テレビがそのままアーカイブでYouTubeで流せない理由なども著作権との絡み。

ライブだと良いということも実際にライブ的にYouTubeで流されている番組だけは見つかることの理由が著作権にあったりします。

著作権に関しては、当たり前くらいに意識するべきで、アパレル関係では認識の甘さや緩さが問題視されています。

それほどに、「製作」にしても「制作」にしても作る者は責任を持って行動するべきということなのです。