生地の原産国も分からない情報の無いはぎれに情熱を込めて作った麻のワンショルダーバッグ、高級生地だけに依存した製作を越えていきたい【1221】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびの投稿は【1219】の続きになります。

【1219】では、生地屋様の「ワゴンの中のはぎれ」の中で同時に見つけた表地と裏地コンビで、生地代¥150(¥90+¥60)で完成したワンショルダーバッグが完成。

最後に原価表もご提示したいと思いますので、あっ!と驚かれることと思います、楽しみに読み進めていただければと思います。

見かけはスタイリッシュで素敵だが、ワンショルダーバッグがこの横幅で良いのかという見直しが必要、縦長の方が背負う時にずれにくい

「ワンショルダーバッグ」:<サイズ>縦29cmx横34/49cmxマチ15cm。表地麻/100%、裏地綿/100%。

中には、中綿がふんわり袋に入れてありますが、ピンタックがきちんとした感じを表現してくれてスタイリッシュに出来上がりました。

ところで、この巾は古物で拝見するワンショルダーなどに見られるほとんどのこういったタイプよりももっと広いものになっています。

現代では、長財布が多いので、横幅も必要ですが、実際にアシンメトリーに背負う場面でこのように幅広でも良いのかを完成後に反省。

古物市場で見つかる多くのワンショルダーバッグは、底が円になった筒形です。

というのも、背負う時に多少コロコロと動いても、肩に平均的に安定することが均一なカーブである円の周囲のラインであると説いたフォルムであるからだと言えます。

この製作は、主に裏面(ポケットと反対側の面)を右肩、もしくは、左肩に乗せる時に接する面である設定をイメージしています。

筒形のようにコロコロとは動かない定位置の固定のイメージ、トートバッグを肩にかけた時に似た感触になるかと思います。

ただ、今後は細長に見直す必要性を感じずにはいられません。

フラップポケット(表):横は、スマホも横向きに入る18cm。こちらが正面であるというトレードマークに。

↑このように外面には、アクセントのようにフラップポケットを付けましたが、内側にももう1つポケットを付けました。

デザインが違う「隠しポケット」です↓。

片玉縁風ポケット:裏地は生地名不明(ガーゼ)、綿/100%、原産国不明。ポケット自体は、表地の麻/100%。

裏地の原色カラーとのコントラストが素敵に出ています。

周りの幾何柄の四角いイメージの中には、この型玉縁風は相性が良いポケットの形です。

ポケットは、柄の流れを遮る存在、その際に同じ生地ではなく別生地で設置する効果があるのです。

隠しポケットの内側の様子。こちらも深さがたっぷりのポケットにすることができました。

ワゴンのはぎれであったのにかなり有効に使えたと思います。

巾着紐の入り口周辺はセキュリティー性が気になるところ。レンズストッパーの役割が安心感とデザイン性に。
レンズストッパー:結構硬めに作ることがポイントですので、接着芯に加えて、ハード薄芯を内蔵して作ります。

<型紙メモ>ひも:巾5cmの型紙を観音開き折りで1.2cm仕上がり。レンズストッパーの型紙:縦10cmx横11.5cm。

レンズストッパーの穴の横幅は、ゆる過ぎてもその機能を果たせませんし、きつ過ぎても生地に接触し過ぎて生地を傷めます。

適度なスムーズさや遊び空間が必要なので、サイズ感の調整を研究したのが上に表示の<型紙メモ>です。

お得な¥150の生地をフルに使った生地原価を含む全体の原価計算の値は¥321、安い原価だからこそ高級生地に依存した製作を越えた価値を付けていく

今回、生地代がものすごくお得なコスパの良い原価になりました。

はぎれならではの原価です。

しかし、はぎれだからと手を抜かずに真剣に熱を込めて良い機能を追加してこのバッグが出来上がりました。

生地は一番に原価に影響する材料です。はぎれはその点を大きくクリアしていくのです。

このように¥321とかなり安い原価で出来上がったバッグにはその値段だけの価値しかないのか。

違うのです。

もともとの材料の積み算でしかない原価から生まれた販売価格決め、原価x何%などと機械的にはじくものではないと考えます。

その後の製作で生み出した気の利いた機能などが高い付加価値になっていくことこそがハンドメイド製作の醍醐味です。

量産品では手を抜かれる部分こそ入念に丁寧に作って行くという「巷にたくさん出回っているお品と反対の事をしていく」と差別化が実現できると思います。

あとがき

はぎれはあまり面積が大きくはないですが、だからこそ余分がすでにそぎ落とされていると考えれば、ぎりぎりでも、はぎれに合わせたサイズを決めていくという製作ができます。

時には、はぎれ同士をハギ合わせて面積を広くしていくデザインを兼ねた手法なども駆使して容量が大きなお品物を作ると良いです。

小物はあまり受け入れられにくい、どちらかというと大きく使えるバッグが受け入れられやすいと感じます。

小物は多くの方が作るので競争率が激しく、目立たないということもあるのかもしれません。

大きなサイズのバッグはあまり作られませんから、レアなので存在感がかえって生まれるのです。

こうして限られた分量で作ることで、むやみにハギ合わせをすることのデザインの無意味さが分かります。

はぎれでの製作に学ぶことは多いです。

物がありふれてたくさんの分量の生地ではぼやけて見えなかったことも、限りあるはぎれだからこそ現れることも多いのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

地金という切り口からジュエリーの「本物」にせまる、「24金」「プラチナ1000」が本当に丈夫なジュエリーとして現実的なのか【1220】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業活動をさせていただいております。

この「本物」という言葉はある意味問いかけでもあり、何をもって「本物」と呼ぶのかということをテーマとしながら活動を続けていく中で追求していくという意味があります。

「〇〇志向と言っているのだから、その方向なだけで実は地金にメッキも入っているのではないか」などというご質問にははっきりとお答えしたいのが、「いいえ、ちゃんとした本物です」という言葉です。

では、なぜ「本物」ではなく「本物志向」と表現するのか。。ここに深みと問いかけを含んでいるのです。

つまりは、事業活動をしている本人の成長をも表し、その本物を扱っている状態がゴールではないのだ、まだまだ上昇して高めていくのだという意味です。

スタート時から随分レベルや内容を高めてきたことに「志向」という動きや方向性を表す言葉がリンクしています。

このたびは、重視しています「地金」について、本物を作り上げるための重要な部分であることをお伝えできればと思います。

よく耳にする「ホワイトゴールドはプラチナに比べて生粋の本物とは言えない」という考え方は半分頷けるが正しくはない、K18WGは「本物」と考えて正解

18金の金の方は、K18YGという刻印のあるイエローゴールドのこと。

18金の銀の方は、K18WGという刻印のあるホワイトゴールドのこと。

そもそもこの18という数字。これは、本来のまっさらな割金無しの純金の24に対して75%分の数値です。

24金というのは、あの黄色い「金融先物取引」の物品であるチョコレートみたいな素敵な「金塊」の色。

18÷24=0.75。つまり75%が純金の割合、後の残り25%はその他の銀・銅・パラジウムなどの別の金属が混ぜ込まれた1つのとろりとした柔らかい素材がしっかり混ざって固まって18金になっています。

K18YGの構造:後のK18WGと比べるとこの図の意味が分かりやすくなります。

純粋な24金でジュエリーが成り立つかというと、あちこちで切れたり使い物にならないほどの弱さだと思います。

硬くて丈夫な「割金」のおかげで柔らかすぎる金がジュエリーとして活用できやすくなっているのです。

この75%の含有量で十分「本物」と定義してよろしいかと思います。

そんな考え方のベースで以下もお話を進めてまいります。

では、K18WGの構造です↓。

K18WGの構造:実はK18WGの正体はK18YG。最後にロジウムメッキをして黄色みがかった色を一気に銀色へ。

K18WGは、K18YGのまわりにメッキがしてあるということの理論から、ある一部の人はK18WGなどは本物ではないというような見方があるようです。

分からないこともありません、「メッキ」という言葉がいかにも偽物風な安物の作りに類似に感じてしまうのかもしれませんし。。

ただ、中身は正真正銘の高価な18金であるわけです。

そうしますと、こちらのK18WGも十分ジュエリーとしては、「本物」と定義して良いと思っています。

割金の理論とメッキを同等に考えるのはそもそも違うのかもしれませんが、本当の純粋を価値とするのか、ジュエリーとしての金属の存在の一番望ましい割金入りの姿が本当の価値であるとするのかでは、後者の価値観が現実的。

実際にジュエリーを身に着けて、切れたり破損したりすることをした経験からは、そう思うのです。

理由は、その方が現実的だからであり、実際に着用する時の丈夫さは割金入りにはかなわないからです。

中身がシルバー925である「プラチナコーティング」というジュエリーについては、希少価値はあるわけではないが、メッキジュエリーよりははるかにレベルが高いと考えられる

地金の高騰により、こんなジュエリーも多く登場している様子。ただ、「安物」とは思わせないところがすごい。

これに関しては、「レベルが非常に下がる」という結論です。

地金価格が何十分の1しかない銀の周りにコーティングしたプラチナは、完全な高級地金オンリーのジュエリーと比較すると、ややもったいない使い方であると感じます。

そして、類似品が簡単に見つけられるような普遍さも感じます。

ただ、もし、個人使いをするなら、喜んで素敵なデザインをこの中から探したいと思う気持ちもあります。

本格派のジュエリーショップに「お買い得コーナー」として並べることはできるレベルにはあるのだと思います。

あとがき

結局、「本物」を追求していきますと、K18YG・K18WG・K18PG・PT850・PT900・PT950というのがお取り扱いさせていただいている地金です。

シルバー925は、レンタルジュエリー当初は多くお取り扱いさせていただいていましたが、お客様がお越しくださるようになり、フィードバックいただく中で、2022年に「完全廃止」を決定。

そこからが、いよいよ「本物志向」の位置に立ったと思っております。

今後とも、「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

生地屋様のワゴンの中で見つけた麻の¥90とマルチ幾何柄の¥60のはぎれ、これらのお得な価格の生地を最大限に素敵に活かすことに挑戦した【1219】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

こんなお話をハンドメイド製作界隈ではよく耳にすることがあります。

「たくさんの生地を購入しておくと、保管だけで製作が追い付かず生地ストックがたまってしまう」などというエピソード。

大いに共感できることであり、かつて2019年頃から力を入れて集めた生地が、その時だけの貴重なものであったという事情もありどんどんたまっていきました。

そして、去年2022年と今年2023年で今までのストックをたくさん製作していき生地在庫をなくしていくということに力を入れました。

せっかく生地ストックをどんどん無くしていっているのに、素敵生地に出会ってしまったある1日がありました。

決して以前と同じことを繰り返さないためにも、購入の時点でイメージをしっかりと打ち立てるということを致しました。

その場で表地と裏地の組み合わせも決めてしまい、すぐにでも製作に取り掛かれるような準備というのも1つの案です。

このたびは、お得に購入することができたせっかくの生地をどんなバッグを製作するイメージで考えたのかというところを綴りたいと思います。

表地と裏地で合計¥150、お得に有難くいただいたからこそ良い物を作るという考え方、ワゴンのはぎれの発見はいつも自ら選ぶ種類と違うというところが新鮮

両方で¥150で購入の生地:内訳は、左の麻のベージュが0.55mで¥90、右のマルチな柄が0.4mで¥60です。

同じはぎれコーナーの中でこの2つの組み合わせのイメージがピンと来たこともあり、その瞬間心が躍りました♪。

左の麻を表地に、右の柄を裏地にバッグを作るイメージがその場で浮かんだのです。

冒頭のエピソードのいつまでも購入生地が何年も残ってしまうということは在庫を生む悪いループの例です。

イメージが曖昧だからこそいつまでも残ってしまったとも言えるからです。

購入時点でイメージがしっかり湧いて、「ピン」と来ているのですから、その時のホットな気持ちの内にすぐに製作に取り掛かるという流れが一番良いと思っております。

いつもは、原産国も入念に情報として入手しますが、はぎれの場合は、原産国は不明。

店員様もそこまで分かりません。

しかしながら、生地名も分からない、原産国も分からないということも変な固定観念が無く見た目でピンと来たことが何よりの確信。

この頃から、原産国に拘り過ぎることをやめていったと思うのです。

そして、その日の内に型紙をササッと作り、裁断、接着芯貼りまで進捗度を上げておきました。

裁断、接着芯貼り済みのパーツ:生地をほぼ使い切りました。

作るアイテムは「ワンショルダーバッグ」です。

巾着型なので、ナップサックにそっくりですが、この裏地の幾何柄のテイストに合うような、角張ったピンタックを入れた巾着型をイメージしています。

ショルダーの長いベルトは、150cm以上必要なので、生地幅が110cm程度では届きません。

よって、真ん中ではぎ目を作り、切替えた2パーツを合体します。

そうしますと、出来上がったショルダーの部分が2種の生地が並行に走るのです。

そして、はぎれなのに随分充実した2個のポケット装着となります。

あとがき

ワゴンの中のはぎれは、普段目の届かない範囲の生地があふれていること。

間違いなくこれまで売り場にはあったもののはずですが、どこか生地を自ら探す場合とルートが違う不思議な感覚があります。

それは、時々はぎれコーナーも覗いてみると新しい発見が必ずあるということです(^-^)。

半開きの時の安心感や世の中に出回っていないレア感もある、表地の高級感に合わせたサテン地のエレガントなウエストポーチの内蔵巾着袋作り【1218】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ウエストポーチを製作中です。

黒ベースのラメ糸で織られた幾何柄がまるで銀河の星屑のよう。。大変美しい生地です。

この生地にダイヤキルトをかけて厚みや凹凸感を出しながら、内部のお部屋の機能も高めていこうとしています。

まだ製作に取りかかり始めてたばかりですが、最初の作業を内部に設置する巾着袋作りとしました。

この巾着袋も単独でも申し分ないほどの立派な裏地付きの仕立てです。

では、図解の出来上がりイメージと共に出来上がった内蔵巾着袋(裏地付き)をご覧くださいませ。

イメージをイラストで表してみながら内蔵巾着袋を裏地付きで完成、それだけでも商品みたいなパーツがウエストポーチの中に内蔵される充実さを感じていただく

ウエストポーチの出来上がりはまだイラストのみ。ここへこのたび製作した裏地付き巾着袋が内蔵されるのです。

イラストだけ見ますと、「え?ちゃんと内蔵できるの?」と思われるかもしれませんが、巾着袋のマチは、ウエストポーチのマチに等しくしてあります。

つまり、最大限の容積を巾着袋で確保してみようということになります。

しかし、巾着袋はきゅっと縮む構造なので、隙間も生まれその他の物を入れる場所も確保できそうです。

巾着ひもは、黒ベースの表地を使い、裏地のシルバーグレーとのコントラストを演出。サテン素材が高級感。

内側の生地は、後から追加したまだら模様のジャカードで、共布ひもの柄に形がリンク↓。

巾着袋の内側の生地:まだら模様のジャカードで黒(グレーではない)。素材が複数使われる立体感も感じます。

このたびはここまでの製作です。

次回は、裏地に隠しポケットをファスナー付きで取り付けていき、この巾着袋もマチの縫い代の部分を挟み込んで裏地と縫い合わせることで合体です。

あとがき

ウエストポーチは大きなものではないので、そのコンパクトさでいかに容量を確保するかは価値に繋がることであり力を注ぎたい部分。

巾着袋の他のお部屋としては、ファスナー付き隠しポケットがセキュリティー性あるお部屋になります。

その他は、おそらく、巾着袋の前後や底の隙間に物が入れられます。

ただし入り口から直接なので、タオルなどこぼれにくくて重要性が低い物を入れるのがお勧め。

ウエストポーチといえどもなかなか充実した内部の立体的な「層」になりそうなのです。

やや何段階か製作過程を経ていきますが、完成をお楽しみにどうぞ(^-^)。

トートバッグと同じ型紙を基本としたウエストポーチ、両サイドにベルトへの橋渡しの比翼パーツを取り付けるだけと考える【1217】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2019年購入以来ずっと出番が無く3年以上保管中であった黒ベースのラメ柄の生地をいよいよ使用し製作するにあたってデザインを考案。

出番がなかった理由は、2019年の同じ頃に集めた生地がフローラルテイスト(花柄)が多く、少し仲間外れ気味なテイストの柄だったから機会を逃したのです。

シリーズで括りを設けて製作していく中に加わらなかったということが理由だったと思います。

ただ、非常に素敵な生地でありまして、2019年だけあったような幻の生地だったということに価値を感じます。

生地は傷みにくい材質で保管をきちんとすれば長年の時を経てふと製作することもできるところが優れた素材であるという見方ができます。

どんな生地なのでしょうか、裁断風景を映しましたのでじっくりとご覧くださればと思います。

長年眠っていた美しい幾何柄のラメジャガード生地、細かく裁断しても影響がない柄を活かしウエストポーチへ、今しか見れない裁断パーツの数々

<表地>ジャカード、ポリエステル/100%、イタリア製。@¥4,980/mという高価格でした。地はサテンみたい。

やっと使用できたことがまずは喜ばしいことです。

黒のサテン調なベースにシルバー色の柄、まるで星屑のようにも見えますし、幾何柄のようにも。。花柄などとは違ったテイストです。

後で貼りますYouTube内では、パーツを1つずつ解説致しましたが、当ブログ記事では全体を眺める写真を貼ります↓。

右-<裏地:シルバーグレー>ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

ウエストポーチはそれほど大きいアイテムではないのですが、意外に多くの面を必要とします。

こういった細かいパーツを不足なく並べることができたのは、表地・裏地共に145cm巾程度の広幅だったからです。

これが110cmなどのプリント生地であるとこのように過去のストックの40cm-50cm程度では到底作ることはできなかったかもしれません。

生地幅がとても有難かったです。

型紙の収納:こうして、型紙はポケット付きのルーズリーフフィルに収納しています。

おそらく、このモデルは一度っきりだと思います。

作り終わるまでは型紙を保管しますが、一発屋的なモデルは型紙はその後廃棄。

円の一部を使ったカーブのパーツも多く取り入れた型紙です。

あとがき

YouTube動画の中でもお話させていただきましたが、ベースはトートバッグの型紙と同じパーツです。

これが完成すると、どんなデザインでもとりあえずは、トートバッグの型紙をベースにしてまずは考えてゆけばよいということの証明になります。

そうしますと、デザインの考案も敷居というのは高いものではないということをご理解いただけると思います。

誰にも真似されないような複雑な作りというのは、芸術的。

誰もが真似しやすい単純な作りを考案する理由は、「大勢の喜び」という「共有」を重視した考え方からなのです。

それは、今までの独自のデザインを自分で販売しても飛ぶように売れていかなかったことにその理由があります。

どんどんアイデアが湧いてくることを楽しみながら、すべてをアウトプットして手放していく所存です。

自分の中だけに秘蔵するようなことをしないタイプの人間ならではのスタイルとしては、こんな考え方もあっても良いのでは(^-^)。

エコバッグを縦2.5cm短くしたにもかかわらず長く感じる不思議の理由、生地によって下に沈み込む違いがフォルムの印象を変える【1216】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、エコバッグの「切餅:きりもち」と名付けた紙袋型のデザインの仕様を徹底し高める研究中です。

このデザインは、デジタルコンテンツにまとめるデザインなのです。

作りやすく納得していただけるようにと徹底的に改良を重ね、寸法に関しても見直しているところです。

これまでは、本体の縦の長さを縫い代込みで52.5cmと設定していましたので、狭い幅のよくある110cm周辺の生地では、横が60cmあるこのデザインは縦に並べて生地に配置することになります。

そうしますと、52.5cmx2倍=105cmと、用尺はわずかに1mを越えます。

5cm単位でもカットしていただける生地屋様なら問題ないのですが、これを50cm単位購入がルールのネット購入の場合にははみ出すのです。

おそらく生地をネットで購入するケースは多いと思いますし、実際に余分はそれほど付けてはくれないピッタリのカットです。

このたびは、用尺を1mにするためのはみ出した2.5cmカットをし、出来上がりの縦の長さが先日の完成の【1211】の投稿のお品と比べてどんなふうに違うのかを比較した回になります。

以前から、よく5cm以上の変更でなければ目に見えて分からないということをお話させていただいてきました。

仮説としては、あまり変化はないというものになります。

生地を替え、2.5cm短くした寸法の型紙で作ったエコバッグがなぜか反対に長く感じる理由は、生地の種類の違いによる底の沈みだった

「切餅:きりもち」:<サイズ>縦36cmx横35cmxマチ16cm。

クールなカーキグレー色のヘリンボン柄です。

作りは全く同じで比較しますので、先日の「リップクロス」との違いがはっきり分かると思います。
<表地:カーキグレー>コットンヘリンボンバック地、綿/100%、日本製。
柄の向き:底の部分もヘリンボン柄が同じ向きに現れることが美しいので、「底ベルト」は横向き裁断です。

では、【1211】の投稿でご紹介のグリーン色との比較に進みます↓。

左:この度完成のヘリンボン、右:前回のリップクロス地。縦を比較する回なのに横幅が違ってしまいました。

グリーンの方が幅が広く感じるのは理由があります。

少しややこしいお話なのですが、サイドの縫い代が2.5cmなのに1.5cmと間違えて作ってしまい、両サイド分で2cm広く仕上がったのがグリーンの方です。

サイドの三つ折り:2.5cmの縫い代で地縫い後、三つ折り1.25cmずつで曲げてステッチ。

ここまで縫い代を広くとる理由は、ゴブラン織りなどの厚手生地にも対応できるようなものであるためです。

左(2.5cm縦をカット)、右(2.5cm左寄り長い変更前):カットした方がなぜか長く感じます。

2.5cm短い方が長く見えるなんてとても不思議。

生地の性質の違いにより、この度の素材の方が底が重く沈む性質で長く見えるのだと思います。

そのことを除外しても、このたびの2.5cm短くしたことは問題がないと見ました。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2023.02.03からおよそ1年後の2024.11.04に、ブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルからすべて見直しここまでを綴り直してまいりました。

実は、未だにコンテンツが完成しておらず、まだ見直しする箇所があるのです。

このような単純なデザインでもまだ見直す仕様があるところに深みがあります。

一番最近では、この2024年秋で、四角いハギ目カバータブの大きさを大きくするという型紙変更をしています(理由は確実にステッチが美しく縫い付けられるため)。

デジタルコンテンツの制作では、その場面を撮影済みですから、その点は差し替えが起こるのです。

まだまだ新しい仕様変更が起こっていることから急ぎ過ぎないで完成された状態を目指すことを意識しています。

デジタルコンテンツは有料ですが、パッと見て真似して作ることとは必ず別物と言うほどのノウハウを盛り込みます。

安心していただき、金額に見合う価値があると思っていただければと思います(^-^)。

途切れない一続きが無駄のない作業と仕上がりのミニマムさに貢献、4本のステッチで固定するバッグの支柱を一続きで縫う順番は「渦巻き」を描く【1215】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、「切餅」というデザインをヘリンボン生地で製作中です。

エコバッグのデザインでして、重くてたくさんのお荷物も中に入れても丈夫な支柱が四方から支えるという理論で丈夫さを追求しています。

実際に一部のサイズの段ボールごと入れることもできるというフィードバックをいただいていますので、その用途は豊富。

このたびは、持ち上げるための重要な力支えの役割である支柱のステッチの4本をどのような順序で縫っているのかを写真コピー上で赤マジックによるシミュレーションでご紹介したいと思います。

エコバッグの支柱ベルト4本ステッチ、どこからスタートしてどこで終わっているのかをシミュレーションで解き明かします、忘れないためには「渦巻きを描く」と覚えます

もともと、ハギ目が2箇所ある長い取っ手と支柱のベルトに4本ステッチが均等に施されています。

これが、このたびのシミュレーション作業以前に現物で作業済みです。

左右の端から20cmの位置にベルトの左右の端をそれぞれ配置した位置が設置の位置。

実物の支柱縫い付け後の様子:これだけ見るとどこから始めているのかさえ分かりにくいので解説していきます。

上の写真は段階が1つ進んでしまい、ハギ目カバータブが縫い付けられてしまっていますが、本来カバーが付いていない状態で縫い付けていく順番ですのですみません<m(__)m>。

ミシンの場面は、順序となると映し方が難しく、コピー用紙にシミュレーションを選択しました。

それでも動きが分かりにくいですが、後で貼るYouTube動画内でも一度ご確認いただければと思います<m(__)m>。

スタートはバッグの底の位置の一番外側の部分から:マジックのシュミレーションでは一番左のステッチを上へ。

ハギ目をなぞるように横切り、そして外枠(4本のステッチの内一番右)を下へ降りてきます。

一番下で糸を切ってしまわず連続していきます。

そして、下の先端付近の内側1-2mmの所で左へ曲がり、今度はこの向きでは左から2番目の位置のステッチを登っていきます。

そして、またハギ目で右へ曲がり、最後の右から2番目を降りてきます。

結果として渦巻きの線をルートとして歩んだということになるのです。

このルートの途中、上の溝のステッチに何度か繰り返してステッチが通りますので、自然な形で丈夫に縫われていくのです。

溝に重ねるのか上下にずらすのかという点はまた別の機会で追求しますので、ここでは、ハギ目が印という分かりやすさを選択し、溝に重ねるやり方で行きました。

こうして、縦線ステッチの箇所は本体には1度ずつのステッチだけ均等に配されました。

右側も対称に同じように一番外側(一番右)から始めます。

右側も、一番右端の外側から、今度は逆渦巻きのラインでステッチしていくのです。
「S」はスタート位置。最後にもとのスタートの糸の所へ針を少し進めて糸を同じ場所に集めて一度のみ玉止め。

「S」の場所は最初のご説明のように端っこから20cmの位置。

複雑なことをしたかのように見えますが、実は非常にシンプルで無駄のない作業となります。

この次の作業が、四角いタブで溝を覆うというように流れていくのです。

あとがき

できるだけ無駄なく、それでいて、たっぷり糸を使うところは惜しみなく。。

こんなバランスとスタンスで作業しています。

どちらかというとステッチ量は多い製作手法ですが、これは、手間や材料の使用を省かれた量産品と対極の考え方です。

量産は効率が大きくものを言う、丈夫に手間をかけるということなどはなかなかされません。

量産では実現できていないところをスモールビジネスをしている者が可能な点であり、お勧めしたいことです。

良質なお品物に自らが作れる喜びは計り知れません。

その場限りの表面的なバッグで本当に良いのだろうか、長きにわたり愛用するような良質なバッグの方が魅力的ではないのか。。

このような勝負に挑んでいるのです(^-^)。

髪の毛の中に白いパールはエレガントに映え、ブランドロゴはスタイリッシュに映える、バレッタの活躍はコレクションから始まった【1214】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、イミテーションパールが横一列に並んだピン留めをダブル使いで耳の上に並行して留めていたのを周りの人に、「素敵だ」と注目されたことがありました。

ピンを耳の周りに飾ると、お顔映りがかなり変わるのが不思議、おそらく黒髪と白のコントラスト効果もあるのではないかと。

パールのあの白いまあるい珠(たま)はお顔周辺では非常にエレガント、首回りにプリンセスラインで付けるネックレスの効果と類似です。

遥か昔からパールの髪飾りが親しまれてきたことや、社交の場での装いには定番アイテムとされたきたことに納得。

このたびは、バレッタやピンをジュエリーに並行するアクセサリーとして携えることの素晴らしさを綴っていきたいと思います。

黒コーデに特化の者には良きアクセント、帽子やサングラスを好まない者ならなおさら効果絶大、装いの隅々まで行き渡るヘアピンとバレッタのコレクション

ヘアアクセサリーだけが素敵でも、実際にお洋服と合う方が出番は多くなります。

黒コーデが多い私物ではこんなコレクションになっています↓

「フェンディ」様や「エトロ」様はヘアアクセサリーも古物が素敵。1点パールを入れることがお勧め。

髪に飾る最低限のヘアアクセサリーの量の範囲内だとは思っていますが、バレッタがやや豊富かもしれません。

例えば、チェーンがゴールドのペンダントなどには、左2つのいずれかを選ぶことがあります。

また、四角いモチーフのチャーム付きのネックレスには、その四角い形を合わせて、右の四角いバレッタを合わせていきます。

色のみではなく、形もリンクさせていくと全体にすっきりとまとまった装いにできます。

黒髪に対してはエレガントに映え顔映りも明るいので、全体のフェミニンさを一押ししてくれる重要なポジションであると言えそうです。

あとがき

ヘアアクセサリーも立派な小物。

丁寧に大切にしながら、一番コーデに合うものを選びながら楽しむには複数持ち合わせると良いのでは。。

イヤリングやピアスをしませんし、サングラスもかけない私のような者は、お顔周りの華やかさとしてピンやバレッタはかなり有効です。

顔周辺にも装いがあると端から端まで行き渡ったコーデと映り、淑やかな印象になります。

ハイブランド様のバレッタで気を付けたいのは、そのブランド様の象徴のロゴや柄がお洋服とのコーデに違和感がないようにということです。

うまく溶け込むように、または、良きアクセントになるように取り入れると良いと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

横に本体が並ばない生地幅のエコバッグの裁断、縦に並べ余った横の隙間で長いベルトパーツ、底ベルトは本来の横向きですべてまとまった【1213】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在研究製作中のエコバッグ、その名も「切餅:きりもち」は、角々しい四角いスタイルが特徴です。

縦長のパーツが非常に多く、このたび、柄物で製作するにあたって、あることに気づきます。

それは、もとは長い取っ手兼支柱の150cm以上もの長さを要する長いパーツ。

縦取りでは1.5m以上もの用尺を要するコスパが悪い配置になる為、横裁断をししていましたこれまで。

しかし、そう工夫しても、結局は選ぶ生地幅が限られ、むしろ作りにくいデザインになってしまうことから、長いベルトパーツに2つのハギ目を作り、3パーツに分解したものへ仕様変更。

それに伴い、生地幅がシングルの狭い幅にもすべて対応できるようになったのです。

ただ、横が60cmある本体のパーツは横に2枚並ばないのです。

最初はこれに対しがっかりしたものでしたが、結果は素晴らしいまとまりとなった結末。

そんな経緯を是非ご覧いただければと思います。

110cm巾では本体パーツは横には並ばないことから生まれた横の隙間の利用、長いベルトパーツの大半を縦向き裁断に配置したことですべてが正位置にまとまる

本体のパーツは110cmの生地に置いてみるとこんなイメージ、横に2枚を並べるには生地幅が不足します(▲50cm分くらい)。

よって、上下に並べることになり、この時点で縦の長さの2倍分(約1.1m)の用尺が決定。

残りのパーツをコスパ良く、右の隙間へ配置していきます。

そうしますと、結果は少しだけ余るだけでうまく裁断できました。

横が60cmある型紙なので、120cm巾以上の生地が見つかった時にやっと2枚横並びが実現できます。

しかし、その時に、今度は縦の長さが一番長いパーツである取っ手の70cmが追加され、縦に場所をとっていきます。

おそらくその場合に横向きに裁断することを選択するでしょう。

このことから、結局はこの度のシングル幅と呼ばれる110cm周辺の生地に対応した配置のように縦に2枚本体を並べて横の隙間で残りのベルトパーツを本来の望ましい地の目の向きで裁断した方が良いお品物ができます。

よく量産で選択される長いパーツの横向き裁断とも良い意味でご縁なく達成することができる配置アイデアが生まれました。

横ベルト2本:これは、地の目もこの向きであることが望ましいです。この向きで柄も正位置に映ります。
「すき間」の部分で残りの細いパーツを本来のあるべき地の目の向きですべて裁断できることが分かりました。

色々複雑な解説となってしまいましたが、まとめますと、110cm周辺の生地幅の選択でも用尺は型紙の縦の長さx2倍の1.1mで製作できるということです。

シングル巾の生地に起こる、本体が縦に並ぶことになる場合は、横にすき間ができます。

この隙間で実際にうまく配置できる方法は、「支柱」「取っ手」の2種のパーツに関しては縦向き裁断、「底ベルト」に関しては本来の横向き裁断で行けるということです。

柄物であっても望ましい本来の柄の向きが見事に正しい向きにすべて表れてくれるという素晴らしい結果をもたらしてくれました。

そもそも、長い一繋ぎであったベルトを分解した時点で、望ましい裁断の向きが完璧に実現できるところに向かったということになります。

これは大変素晴らしいことだと言えます。

あとがき

こんな感じで、バッグ1つのサイズさえも理由のあるサイズになっていくことがあります。

在庫も長期間携えねばならない量産の設定ではなくて、その都度必要な物だけを必要な分量使える工夫やアイデアも大切だと考えています。

量産の考え方は、全体の数で考えるコスパの良さなのでどうしても数量がたくさん必要であることが条件。

一方、1点物の考え方は、1点作るための配置が一番望ましい形の工夫であり、そのためには、自由にデザインさえも融通を利かせるということです。

私にできることは、そのような必要分を最低限作るためのご提案ということでしょう(^-^)。

どんな事業活動をしていきたいのかを考えると同時に並行して心に留めておくことがある、根本の人間欲求の仕組みと、知っておくべき欲求の種類【1212】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

事業内容の常日頃の確認の際にヒントになればと手にした本、「見栄の商品学:井原哲夫 著」を拝読。

タイトルの「見栄」というところにジュエリーに通じるものを感じまして、手に取ってみたわけです。

ただ、実際に実行しようとすると、はるかに難易度があるのが率直な感想です。

それくらい、マーケティングがいかに難しいものであるか、奥深い人間の心理を研究せねばならない未知の部分に溢れたものであるのかということです。

このたびは、手にするきっかけとなったタイトルにもある「見栄」について、自らの言葉で考えを巡らせてみました。

「〇〇欲求」という多種の満たされない欲求が存在するからこそ商業が成り立つと考える、事業者が追求していくことは、人の心の奥にある気持ちに寄り添うこと

「お腹がすく→満腹になる」ということが単純な例として挙げられていますが、人間の欲求には様々な欲求があります。

そして、ここが重要、欲求の満たされない部分が、「ギャップ」であるということ。

そのギャップを埋めるように働きかけることが商業そのものであるということになります。

ですから、満たされていない部分をうまく見つけていくことがヒントになります。

それは他でもない、親身に人の心に寄り添うことではないでしょうか。

人間は満たされない気持ちを心の奥底に持っているものなのです。

ところで、このタイトルの「見栄」という言葉に事業との関連を感じたからなのですが、本の中で、「見栄」という言葉はダイレクトに登場していないようでした。

それなのに、なぜ「見栄」という言葉でまとめられたのでしょうか。

キーとなる言葉に、文中でも登場の「ネアカ産業」「ネクラ産業」というものがあります。

パーティーで恥ずかしくない装いをしたいから、綺麗なドレスをレンタルする、本物のジュエリーをレンタルするなどと解いていくと、当事業にも通ずるところがありました。

「ネアカ」「ネクラ」は混在する事業もありますし、どちらかが色濃い場合もあるのですが、いずれも人の心の内をまとめた2種の側面ではないでしょうか。

当事業がどちらに当てはまるのか、両方備えたものなのかもしれないなどを考えてみるにも良い機会になる本です。

この「見栄」という言葉は「ウェブレン」の「消費論」に登場します。

よくファッション史の中でも引用の多い「ウェブレン理論」は、消費における人間の最も根底にある気持ちを表したものではないかと。

見栄という言葉も、イメージしていたこれまでよりももっと奥深いものであり、本の中に登場したいろんな欲求が言葉1つで「見栄」として表すことができるということがタイトルに表示となったのかもしれません。

あとがき

そもそも、この事業はどんな欲求を満たそうとしたものなのか。。という視点から見ることができるようになるのも、この本からの良き学びです。

根本的な「人間」という生物のタイプや性質を研究することが実は一番まずはやっていなければならないことなのかもしれません。

しかし、考えてみれば難しいということも決して無いのだとも言え、ただ人のために尽くしたり、人の心に寄り添い助けてあげることから事業が生まれると考えるのです。

事業者は自己中心的な者ではまず厳しいのです。

「人の幸せを願う」という気持ちは、事業活動を通した人間の成長だということもできるかと(^-^)。