まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
実は、長い間ギガ級の容量の動画をこの半年くらいずっとパソコンに保管していました。
それは、春先に季節外れに製作した「こたつ布団カバー」の動画のボリュームが非常に大きなものであり容量を占領していたのです。
製作のポイント場所を細かく説明しながら撮影しているうちに容量が増していきました。
当時のそのままのタイミングの投稿はいかにも望ましくない季節の春先、次の季節が巡る機会を待っていたのでした。
そして、長い夏もいよいよ終わりに近づきやっと涼しくなってきたと感じたこのタイミングで先取りのような形でご紹介するYouTube動画を編集し投稿しました。
このたびは、250cmx230cmという大きめサイズのこたつ布団カバー製作のスタイリッシュな見た目を意識したいくつかの工夫をご紹介したいと思います。
実は、こたつ布団カバーの製作は初めてでありまして、ハンドメイドバッグを作ってきた技術だけで挑むことになりました。
涼しくなってきた頃に考え始める「こたつカバー」、250cmx230cm用のこたつ布団用の大掛かりな製作はダマスク柄で
選んだのは、無地ライクな実家のリビングに対して柄を選択。
繰り返しのクラシックな柄「ダマスク柄」です。
「STOF:ストフ」社製のものであり、ピンクベージュベースの非常に親しみやすい柄です。
出来上りが布団と同じサイズの250cmx230cmちょうどにするには、左右5cmくらいずつの縫い代分を見込みました。
よって、ざっくり260cmx240cmの面を2枚分裁断をするということになります。
ただ、生地幅は150cm程度、これでも生地の中では広幅の分野のインテリア生地なのです。
よって、真ん中でハギ目を作り連結する方法を取りまして、合計4枚を大きな2枚にしていくやり方です。
150cm幅で1.5m(150cm)を4枚購入といった分割した購入の仕方が便利。
自分でカットするとずれたり手間がかかるので生地屋様にお任せした方がスムーズで正確です。
そして、生地の耳を使ってど真ん中でハギ目を作った面と、長い205cmのファスナーを縫い付けた面とを合体させて両端の生地の余分を切り落として縫い合わせて完成です。
耳を使うことの良さは表に縫い目が「しとやかに」出る工夫の為、三つ折りで縫い付けてしまわずあえてヒラヒラの状態で終えるやり方です。
端から2mm程度の縫い目が見た目に映ることが美しいのです。
ステッチ同士の2列の間隔が開き過ぎる映り方は非常にカジュアルで粗く感じるものです。
出来上がり250cmや230cmに対してファスナーは205cmのみ、両端のファスナーが無い部分の始末はステッチで固定します。
すぐ上の写真の右上に縦のステッチがわずかに映っていますが、このステッチは実は裏側のファスナータブの真ん中を固定するステッチも兼ねているのです↓。
ファスナータブのど真ん中に縦に映っている二重ステッチが表から貫通しているステッチです。
ファスナーの端のぐらつきを固定してくれる役割があります。
このミニ布団の2点目のカバーは母が製作、ハギ目の柄も合わせたみたい↓。
あとがき
そもそも裁断をそれほどしなくてよいのは、上述のように4枚として購入するやり方です。
そして、このたびのダマスク柄は、カットする場所を決めて、横にきっちりと配列していることを利用して同じ場所をカットしていくとものさし要らずなのです。
こうした「小紋柄」の意味は美しさと機能まで備えた深みのある柄だということを存分に知ったこのたびでした(^-^)。