濃淡や寄り色による多色展開のグレー、黒を纏った「闘う戦士」なる黒コーデ好きにリラックス感を教えてくれた【256】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「グレー」と聞いて連想するもの。。

・ネズミ

・工場の作業着

・灰色の曇り空

・鉄パイプ

・墓石

身近に見るたくさんの「グレー」のイメージは決して華やかなものではありません。

これまで長い間黒コーデに拘ってきたスタイルにふと「グレー」を取り込んでみたことがありました。

それは、古着ライフを継続する中で希望の黒に思うように出会えない1点物だらけの中、いつからか好きになったブランド「アルマーニ」様のお洋服の中にたくさんのグレーの展開があったことがきっかけです。

シルバーグレーのカットソー:「アルマーニコレツィオーニ」様。グレーの中の1つの色「シルバーグレー」です。

「アルマーニ」様はこんなことをご提案いただいたと思うのです、「グレーという色がここまで豊富なカラー展開があったこと、素敵だと思いませんか?、このことは華やかな他のカラーと同等に、むしろ豊かなことではありませんか?」と。

あくまでも私の受け止め方ではありますが。。

決して顕在的にユーザーが気付いてもいない潜在的な心情にまでアプローチされていたと思うのです。

このような背景から、「アルマーニ」様の古着に対しては、特化して集める程のファンになっていました。

このたびは、グレーの豊富さを私からのアウトプットでお伝えしていきたいと思います。

「カラーコーディネート」の概念では、「明度」「彩度」などという言葉が使われているようですが、独自のワード「濃淡」「寄り色」で表現させていただきました。

決して色映りが悪いなどという次元ではない、こんな素敵さもあるのだと感じていただければと思います。

顔映りのみを気にし過ぎて逃してしまうくすみカラーの素敵さ、グレーの豊富なカラー展開は黒コーデにはないマイルドさの表現

グレーの濃淡:お洋服の中でもよく見る3トーン。「ダーク」の「チャコールグレー」という呼び名は有名です。

これまでは、グレーをこんな↑イメージだけで見ていました。

しかし、「アルマーニ」様は教えてくれた、もっとグレーには色の展開が豊富な事を。。

グレーの寄り色の違い:〇〇色に寄ったという意味でグレーの前に別のカラーを付けた呼び名を考えました。

どれもグレーなのですが、こうして隣同士均一に並べると、一番左は青味、真ん中はグリーンがかっていたり、一番右は茶色がかっていたりするのです。

必ずしも明るい色だけが美しいわけではない、渋いくすみカラーの別の美しさを「アルマーニ」様は教えてくれたのです。

くすみカラーの落ち着きとのコントラストのように、織柄・編み柄・フクレ加工という凹凸感が美しい柄を組み合わせた「アルマーニ」様らしい素材の選定にも心打たれました。

ペールトーンが共通のこれらのカラーは、どれもそれぞれの美しさを平等に持っているようです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.07.25からおよそ7年後の2025.09.16にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

グレーに目を向けたきっかけをくださった「アルマーニ」ブランドの創業者「ジョルジオアルマーニ」様が先日お亡くなりになりました。

時々思い浮かべることがありましたので、非常に残念です。

今後は、これまでの「独立メゾン型」から「コングロマリット型」への移行も検討されているようです。

こうしてアウトプットできるきっかけも「アルマーニ」様あってこそ。。おそらくファッション史にも残っていく1デザイナー様だったと思います。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

健康志向の前向きルーティーン、項目がどんどん増えてもすべてが呼吸するかのごとく当たり前になれば勝ち【155】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

必ず人間が身に着けるアイテム「衣服」。

ファッションが混沌とし、なんだかよく分からなくなってしまっているのですが、最もシンプルな意味は、「人間の体の美しさを引き立てるツール」。

究極、黒の半袖Tシャツに何でもない無彩色のボトムを合わせても「素敵」を作ることだってできるのです。

ファッションスタイルには、必ず「ライン」が伴うものであり、このラインを美しく形作ることは衣服以前の人間の「姿勢」のような点になります。

このたびは、すっきりとした美しいラインを作り、シンプルなお洋服でさえ引き立つようなベースの部分、体型管理のためのルーティーンをご紹介。

素敵に着こなすための着る者の美しいラインを目指す「姿勢」が大切、体型のバランスを整える毎日のルーティーン内容

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.07.23からおよそ7年後の2025.06.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

この2025年までの間には次々に新しい項目がルーティーンとして定着していきましたので、2025年現在の状態でお伝えしていきます。

1日の中で時系列でお伝えしていきます。

①起床時のストレッチ(布団から出る前):上伸び・左右のひねり・四つん這いの両足上げを各10秒ずつ。

②起床時のストレッチ(布団から出た後):両手を伸ばしながら上・左右折れ・前後、左右ひねり、そして両足伸ばしを各10秒ずつ。

③起床時のストレッチ(②に引き続き):「スワイショウ」というネーミングで有名ですが、左右に両手を伸ばしながら交互にひねる運動で100回行います(左で1回右で1回というカウントで良いです)。

④白湯を飲む:この作業をしながら、昨晩の食器類の干したものを片付けます

⑤次の足湯の湯をはったすぐに「湯タオル」と呼んでいるものを実行。足湯用の43度のお湯をハンドタオルの三つ折りで・首の付け根・目の周り・両手首に10秒くらいずつ当て温めます。

⑥足湯:⑤の時のお湯をそのまま引き続き利用、足湯単独で行わずに、歯磨きと⑦とを並行して立ってやっています。

足湯:「シャロー」という通販商品。ルールとしてくるぶしが隠れる必要あり、深さと直径があるタイプがお勧め。

⑦米ぬか石鹸泡立て洗顔:歯磨きの次のタスク、上述の通り足元には足湯をしている状態で並行します。

ぬるま湯をはって溜めたものを用意、米ぬか固形石鹸をこんもり泡立て、お顔に優しく乗せ、パシャパシャと顔を手で触れずにぬるま湯で流すやり方。

タオルは厚手に折って、ふんわりと押さえるようにふきまして、ゴシゴシは禁物。

別の投稿【189】でこの「泡立て洗顔」のやり方はご紹介しています。

⑧化粧水+乳液の保湿:足湯も引き上げて洗顔数十秒後に素早くこちらに移ります。

化粧水はコットン厚めを2枚重ねでお顔を軽くパッティングするようにヒタヒタに浸透。

この時のパッティングは、目の周りや鼻周辺のマッサージも兼ねています。

続いて乳液を同じコットンで塗り全体に馴染ませ。

この続きとして、そのままのコットンを今度は、足の裏のお手入れへ。

足の裏全体を保湿。

ダメ押しで、乳液を左右大豆大ほど追加して全体に馴染ませ、しっかり乾かし。

⑨目の運動:老眼防止/回復のために行っています。やり方は、様々な眼科の先生がYouTubeで投稿されていますのでご参照のこと。

親指を遠くと目の前に近づける作業50回、今度は焦点が合った距離で上下と左右を10回ずつ、そして最後は時計回り・反時計回りを10回ずつを裸眼で。

⑩足首回し:夜のお風呂の中でもやると良いのですが、足湯後のこのタイミングも効果的。

左30回右30回。

⑪ウォーキング:30分程度いつものコースを歩きます(外へ出ます)。

以上の盛沢山が朝ごはん前までのルーティーンでした。

エクササイズの風景:床にヨガマットとバスタオルを敷きながら。

コーヒーで締めた朝食後は、⑫クエン酸を飲む⑬エクササイズをする(午後から)⑭夜の足湯⑯就寝前の⑧⑨⑩と同じ内容を行い1日のタスクを終えていきます。

そして、就寝時に⑰としまして、寝床で仰向けでお腹を時計回りに円を描くことをひたすら眠りに落ちる直前まで行います。

この最中に、なぜかあくびが10回以上、お腹がグルグルと音を立ててくるというのが毎回。

リラックスした気持ちの良い感覚です。

あとがき

随分たくさんのルーティーンが密集したライフスタイルでありますが、何もストレスはありません。

なぜなら、「当たり前」と化していくからです。

人間が当然のごとく呼吸するように、ルーティーンもそんなスタンスで行っています。

途中でやめるなど考えもしない、毎日毎日ずーっと何十年も続けていけるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ヒールのあるウエスタンブーツは危険、バイク乗りがクラッチの切り替えを安定的に行えるのはローヒールショートブーツ【268】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2004年から2018年までのおよそ14年間、ゆったりとバイカーライフをしてまいりました。

降りたきっかけはこのようにブログ投稿をすることを含む事業活動を始めたからで、バイクに乗る時間さえも事業活動一極集中の日々となりました。

ただ、せっかく長い間乗ってきたわけで、実体験からのノウハウを特に安全性の面から少しですがバイカー様向けの記事を投稿。

以前の【145】投稿では「アメリカンバイカー様用季節別のコーデ例」という内容を投稿しています。

このたびは、バイク乗車時のブーツのかかとのヒールについて注目、ローヒールが安全であるという勧めです。

【145】の服装に関しても、ベースは安全に乗るための対策をしたものであり、当記事【268】も同じく安全に乗るための対策、投稿の意味は末永い安全なバイカーライフを願ってのものです。

アメリカンバイクにウエスタンブーツを選択することは現実的ではない、クラッチ切替には平らなかかとのローヒールブーツが安定

アメリカンバイクに乗っていましたので、ファッション的に見るとジェットヘルメットにウエスタンブーツが合うと思ってしまうものです。

ただ、本格的なウエスタンブーツとなるとヒールが高いのです。

頑丈さのみを考えていてはいけない、ましてや見かけのかっこよさなど二の次です。

安全性を考えると本格派ウエスタンブーツのあそこまでのヒールの高さは危険であると感じずにはいられませんでした。

これは実際にウエスタンブーツでバイクに乗ってみた実体験付きの確かな感覚、クラッチの切り替えに大きな不確かさを感じ危険であると判断したのです。

そこで早期に選び直して定着したブーツがこちら↓。

黒の本革レザーショートブーツ:「GIGI:ジジ」製のもの。バイカー用ではなくアパレル品のブーツです。

イタリア製のこのショートブーツはレザーが上質、特にクラッチ操作の時に触れるつま先の甲の部分が硬く、クラッチ切替のたびに足先をプロテクトしてくれる十分な硬さがありました。

サイドゴアブーツのメリット:着脱がしやすいですが、脱げやすいということもありませんでした。
ローヒールのかかと:何といってもこのかかとの作りがバイクのクラッチやブレーキに対してちゃんと感触あり。

感触の有無で言うと、「感触がある」ということは非常に大切、クラッチの切り替えの正確さ、ブレーキの踏み込みの分量の正確さはつま先とかかとで感じるものなのです。

そして、足を地面に付けている時の感覚も大切。

時に、ペダルに足を載せずに地面に足を付けてバランスをとることもあるからです。

あとがき

見かけのかっこよさをバイクで追求することは決してお勧めできません。

何よりもまず安全を一番に考えるスタイルが望ましいと元バイカーは考えます。

是非この安全性を一番に据え、ファッション的な事はその後で追求するという優先順位でどうぞ。

是非永続的なバイカーライフをお送りくださいますよう(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

どこを探しても見つからなければここにある、すべての大きさに対応できるマチ30cmものヘルメットバッグ【2】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピックチャレスク)です。

このたびは、様々な種類のバイクにそれぞれの愛用者が付く、バイカー様に共通する持ち物「ヘルメット」専用のバッグ製作の記録をお届けします。

14-15年間バイクに乗っいたかつてはヘルメットをお部屋で収納しておりました。

そんな実体験では、附随の「保存袋」のようなタイプではごろごろと転がり不安定でした。

もっと安定的ヘルメットを収納したい、しかもサイズに見合ったすっきり感を伴うヘルメットバッグにしたいという過去の気持ちをバイカー様が同じように持っているのではと考えました。

後に、もっと大きなヘルメットバッグを製作する記事も投稿していますが、このたびの【2】は初期型のバッグとしてジェットヘルメットと一部のフルフェイスヘルメット用にとどまるサイズのバッグです。

とはいえ非常にビッグな大容量バッグです。

インテリアの中でも素敵な存在、見つけにくいヘルメットバッグの多くをカバーできるような良き受け皿でありたい

乗っていたバイクは、アメリカンタイプの「レブル250cc」。

別のブログ記事【145】でバイク自体の写真の掲載がございますし、季節別の服装に特化した内容、是非【145】の記事もご一読どうぞ。

「レブル」に乗っていた時に、かぶっていたヘルメットが非常にかぶり心地が良かったので、ご紹介を兼ねましてまずはジェットヘルメットの写真から↓。

お勧めしたいジェットヘルメット:「SHOEI:FREEDOM」 マットブラック L (頭囲 59cm)。アメリカンには相性◎。

バイクのヘルメットは意外とボリュームがあるものなのです。

そうであっても、ヘルメットの中では、このジェットヘルメットはまだ小さい方なのです。

「〇〇社のボストンは、高さがあまりないので大きいヘルメットだとファスナーにひっかかってかえってヘルメットを傷つけてしまうかもしれない」という声。

「購入時にショルダーが付随していたけれど、変な臭いがして捨てた」など、既製品のこれまでのヘルメットバッグに対する不満の羅列をネットで拝見。

ユーザーの反応を拝見できたことが貴重でした。

では、制作のヘルメットバッグのサイズ感が分かりやすいよう、ここでヘルメットの種類の違いによるヘルメット自体のサイズイメージをご紹介↓。

・ジェットヘルメット(アメリカンバイクに相性良し)・・・これは、ほぼ立方体のバッグに対応するくらいヘルメットの中では、コンパクトな部類です。

・フルフェイスヘルメット(安全性は高いです)・・・ジェットヘルメットと比べると、あごの部分をプロテクトするようおおいがあるため、前に飛び出す部分の容量が必要になります。

・システムヘルメット・・・開けたり、閉めたりできる、システム機能が付いたものでフルフェイスより密閉感が緩和されたおおいです。

このシステムのぽっこりと大きくなった作りが、場所をとるので、フルフェイスよりも前面に突き出して、ボリュームがあります。

ということで容積が大きくなるのです。

・オフロードヘルメット・・・顎部分とおでこ上部分が前に突き出し、前の車体からの泥よけや、首を守るなどの安全性の機能の為に、このでっぱりのせいで寸法としては大きくなります。

製作したヘルメットバッグ(ジェットヘルメット用):<サイズ>タテ29cmxヨコ37/45cmxマチ25/30cm。

あとがき

このたびのファスナー開閉はヘルメットの中でも比較的コンパクトなタイプが限界です。

もっと大きく改良した後期モデルは、【445】【462】【637】の記事投稿でセルヴィッチデニムを使った3種の裏地を使い分けた1点物製作の記録をご覧いただけます。

入り口はファスナーではなくDカンとナスカンで十文字、深さがあります。

ということで、このたびは「ヘルメットバッグ」という的を絞ったバッグの種類の「初期型」の製作の内容でした。

ここから、引用いただけることがあるとすれば、既製品にはないレアなアイテムに気付き、それを実際に製作して実現していくことです。

世の中たくさんのバッグが出回っていますが、ほとんどがサイズが被り、ユーザーの不満は残ったままであることも多いのです。

そんな不足の点をうまく汲み取り、そこをカバーしていくことこそ、ハンドメイドの役割だと考えます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

襟を正すような整合を感じる王道柄のストライプ、ハンドメイドバッグに使わせていただいた顔の違いが織りなす豊かさ【282】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ストライプ(stripe)は日本語では、縞(しま)と呼ばれてきました。

ストライプ柄のイメージ:こんな風に配列の良い線のきちんとした並びの縦線の柄の呼び名です。

音が共通することが多い日本語の単語では、「島:しま」の方が多く使われる漢字ですが、全くの別物でもなかったのです。

海外からの伝来の柄であったことの認識で、「島を渡った」というニュアンスが由来らしいのです。

ちなみにあの黒白柄の「シマウマ」という動物は、漢字で「縞馬:しまうま」となります。

見る向きで、シマウマはボーダー柄のようにもとらえられますが、実はボーダーは定義上はストライプの部類に属しているのでした。

さらにまさに「シマウマ」の柄を表す「ゼブラ柄」も1つの柄の種類になって定着している現在。

年月と共に柄の細かな違いが細分化を辿っていると見ることができます。

このたびは、実際のバッグの製作で、どうストライプ生地を使ったのかの記録を交え、あのような縦線のみの柄が生地においては実に多種に渡る実態をお伝えできればと思います。

ストライプ生地は先染めのみならずプリントもある、バッグ製作ではボリューム抑えたストライプ生地は大半を裏地に使っている

では、ここからは、過去にバッグ製作に利用させていただいたストライプ生地の使われ方というような視点で振り返ります。

そして、同時にストライプの種類も解説、この機会に是非種類の名前と見た目が合致するような納得をしていただけるなら光栄でございます。

ロンドンストライプ:王道な当配列のストライプ。ただ、実際のこの写真は「コードレーン」と呼ばれていました。

「ロンドンストライプ」と「コードレーン」は違うのか。。についての私の解釈ですが、大きな「ロンドンストライプ」の中の1種に触れるところもあるという見方です。

ただ、多品種化の今、ロンドンストライプは冒頭のような平たいタイプを指し、随分「コードレーン」とは違った様相だという印象。

ピンストライプ:トントンとピンを打ったような見た目が特徴。拡大するとその通りの配列が分かり易いです。

モカ茶色のボストンバッグの裏地に利用したベージュ色です(2018年製作)。

クラスターストライプ:「集団」を意味する「クラスター」は、線が横に並び集結していることが分かります。

表地の花柄の部分的なカーキ色とリンクした柄同士のコンビでビッグトートバッグの裏地に利用しました(2018年製作)。

ストライププリント:いかにも先染め風なのにプリントであるという意外、微妙な濃淡が美しい生地。

こちらは、生地が比較的厚手寄りであったことで表地に使用しました(2019年製作)。

プリントである証明として、ズームの裏面写真のように柄が薄くしか出ていないことです。

もし、先染めなら裏面もほぼ同じように柄が出て、表面と裏面の判断に迷うことになると思います。

ペンシルストライプ:3種ともバッグの裏地に使用したもの。「チョークストライプ」との区別が曖昧です。

いずれもバッグの裏地に使用しました(2018年製作)。

あとがき

こうして、生地では定番柄というような存在のストライプ、あのシンプルな縦1本の線がこうまで多展開して柄を作っている。。今後ストライプ柄を見る目線が今までと変わると思います。

製作当時の2018-2019年当時では特に気付くことも無かったことでした。

単純に1本の線のみで柄が成り立っているわけではなく、点や線の集結で表現するなどの深堀りを私もご一緒させていただいたわけです。

ますます、ハンドメイドバッグ製作が、自分一人の力では到底できなかったと実感します。

優れた材料である生地や附属があってこその製品、「作家」などと主人公的な存在になることからはますます離れていくことになりました。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

購入後の管理や維持が最小限な古着の選択、①アイロン不要なアイテム②滅多に洗わない③そもそも持ち過ぎない【280】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

完全古着ライフも随分長くなりまして、20年に迫ろうとしています。

部分的ではなく、すべてのお洋服を古着という徹底によって見えてくることがありました。

それは、お洋服の購入時の大切さと同時にその後の持続です。

お洋服を選ぶのはほんの瞬間ながら、後の末永い着用を考えると購入の一瞬こそが大切な瞬間になります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.06.06からおよそ7年後の2025.10.10に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしています。

下に貼りますYouTubeはブログ投稿の2年後の2020.11.20に動画とブログを同時投稿するスタイルに変更していた最中のもの。

2025年現在から見ますと2020年投稿のYouTubeでさえ、まだまだ内容が薄過ぎ深みがありません。

動画は修正が不可能、その代わり修正可能なブログで奥行きを増した内容の磨き上げをさせていただいております。

ということで、このたびは、動画内では1点の切り口のみで解説の「クリーニング費ゼロの古着の選び方」という内容から、「後の維持に労力やコストが最低限な古着の選び方」へ改め、3点の切り口でお伝えします。

お得に得た古着のコスパをこの先も維持したい、アイロン不要でクリーニングが不可なアイテムをあえて狙い撃ちして選んでみる

では、3つの切り口で、古着の購入後の管理や維持も費用や手間をかけないノウハウをお伝えします。

①アイロン不要なアイテム

①アイロン不要:綿や麻は皺が寄りやすいのでアイロン必須、しわが寄りにくい素材やニットを選択。

混率の中では、綿・麻は特に皺が寄りやすい素材です。

一方でポリエステルやナイロンは何もしなくても素材が崩れずに維持される性質。

とは言え、少しはアイロンをかけた方がよりビシッとはなります。

特に顕著な綿とポリエステルの違いは、難航するブラウスのアイロンがけで実感します。

ニット類は織物よりも、アイロンをかけなくても良いことが多いと思います。

②滅多に洗わない(クリーニングが不可のものをあえて選ぶ)

牛革コート:定番の黒。本革レザーは着用季節が幅広いです。

少し着用しただけで決まりきったかのようにお洗濯してしまうのは、お出かけ着のお洋服には本当は望ましくないと思います。

負担や傷みは可能な限り避け、滅多に洗わないことをお勧めします。

ちょっとした汗ばむ季節の着用後なら洗わない、すぐにハンガーにかけしっかり干します(室内です、夜は外は湿気が多いです)。

また、クリーニング代が高額な重衣料のコートこそ、古着の本革レザーはお勧めアイテム。

クリーニングに出さなくても良い。。いや出してはいけないのですから。

③そもそも持ち過ぎない少ない数の意識

コート3着:できるだけ冬前後の季節もまたげるような素材も取り込んだミニマムな3点。隙間が通気性です。

たくさん持ちすぎるお洋服は、管理の甘さや細部まで行き届かないことになりがち。

例えば、蒸し暑い夏の後に気付いたことがありました。

しっかりお手入れしたタオルハンカチによる全体の湯拭き後、しっかり干してラックにかけたままの収納をしたのに、他のお洋服との密集によりカビが起こったのが上のレザーコート。

収納の隙間も通気性には重要、そもそもお洋服の数をミニマムに持つスタイルの方が良いのです。

あとがき

「レザー製品はサステナブルではない」「今時サステナブルではないものを平気で着ているの?」などという視線や揶揄に関しては、こう答えたいのです↓。

「この言葉をもっと現実的に落とし込みたい、昔に既に作られたものは、今後を考えるきっかけとして着用させていただく」という解釈です。

今後は決して生み出すべきではない素材も、過去にはあったかもしれない。。そのような時代背景をちゃんと理解することの方が先決。

「サステナブル」自体が流行になってはいけないのです。

意識というのは、もっと自然なことであり、何の囚われもない素の気持ちで接することです。

レザーと同様毛皮もクリーニング不可の「洗えない」アイテムです。

「毛皮がだめだ」と真っ向からの否定は随分穿(うが)った見方、過去の毛皮ジャケットは現実的に存在しているのです。

いかにも正当な言葉尻に囚われ過ぎず、他の生物にも敬意を払うような気持ちや姿勢が、すでにある物に対してできる配慮。

むしろ、今この時点で今後新しく作りだそうと企画していることこそが問題、そこにあるのは悪い意味の「永続性」ではないのですか。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

重要なお知らせがあります。(2018年6月12日以降、当サイトはTLS 1.0/1.1 を無効化いたします。)【***】

重要なお知らせ

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、重要なお知らせをさせていただきたいと思います。

ここ近年で、世界中においてWEBサイトのご利用時に使われていたセキュリティの役割を果たす暗号化技術である、

・TLS1.0

・TLS1.1

という名前のものが、脆弱性があると言われてきました。

そのことで、重要な個人情報を扱っているクレジット会社さん、さまざまな企業で、古いパソコンやスマホでのTLS 1.0/1.1の利用を無効化の実施が次々とされています。

安全性が確認できているTLS1.2のみを有効にするということに、つまり、TLS1.2に対応しているプラウザの人のみ閲覧が可能になるという大きな作業が実施されています。

そして、いよいよ、当サイトのサーバー会社でも6月12日以降に、TLS 1.0/1.1の利用を停止し、無効化が実施されることになりました。

そうしますと、古いパソコンや、古いスマホでは当サイトを閲覧できなくなり、エラーが出てしまいます。

ブログや商品も見れなくなる可能性が出てきます。

そこで、閲覧にお使いのプラウザを是非ご確認いただいて、TLS1.2が有効であることになっているかをお調べくださいますようお願いします。

【影響を受ける主なご利用環境】
[PC]
・Internet Explorer 10.0以前
・Mac OS X 10.8以前のSafari
・Google Chrome 29以前
・Firefox 26以前
[スマートフォン]
・Android 4.4以前の標準ウェブブラウザ
・iOS 4以前の標準ウェブブラウザ
・Google Chrome 29以前
・Firefox 26以前
[フィーチャーフォン]
・すべての環境で影響を受けます

これらの環境に該当する場合、ご利用の機器、ソフトウェアを最新版に更新するなどご対応の上、TLS 1.2 に対応するウェブブラウザをご利用ください。

1件、調べ方の例です。

[PC]
・Internet Explorer 10.0以前を調べるには、ツール →インターネットオプション→詳細設定 →TLS1.2の使用にチェックが入っていることを確認という方法で調べることができるようです。

やってみてください。

以上、よろしくお願いします。

今後とも、当サイトを引き続きご利用心より、お待ちしております。

picturesque

ネックレス・ブレス・リング3点セットにまとめることで生まれた世界観、装い1つで意志やメッセージが伝えられる素晴らしさ【166】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.05.23のからおよそ7年後の2025.06.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2020年に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」。

実は、それ以前には、ジュエリー集めのような活動が10年程あっての1つの実りの形が2020年のレンタル開始だと振り返ることができます。

せっかくの「手直し」の順番の良きタイミング、2020年のレンタル開始の1年間のラインナップに含めていた3点のその後から2025年への流れもお伝えできます。

ラインナップの変遷はあったのですが、それでも決して変わらない3点を1セットにまとめるスタイル。

この不変で継続の部分も併せてお伝えできればと思います。

上手なまとめ方が統一感へ、華やかさ(真珠)・味わい(鉱物)・威厳(ハイブランド)の良さが集結した3点セットジュエリー

真珠のセット:重ね付けで3点以上のものもあり。あこや真珠や淡水のラウンド型に拘り、よりエレガントに。

このまとまり一式を同時に付けることで、お洋服と共にコーデ全体のエレガントさをより一層高めてくれるのです。

鉱物質な天然石のセット:どれもエキゾチックで味わい深さを感じます。地金はシルバー925やステンレス。

タッセルがトルコ製であることや、黄緑色の美しい翡翠の彫りが異国情緒溢れる世界観を高めます。

ハイブランドジュエリーのセット:ブランディングが効いたロゴの威力が、ベースの「メッキ」を大きくカバー。

ロゴ1つで圧倒的な威厳を感じるブランド力は非常に強力だということが分かります。

この世界観作りを事業者として先にご提示していく点が特徴です。

その後、お客様の考え方にある非常にシビアな点を、実際の事業活動で知ることになりました。

その1つに「地金」に対するユーザー様の価値観の高さがありました。

2020年当時のラインナップは、全体的にレベルが低いのです。

ステンレスやシルバー925では、18金の50分の1にも及ばないという金額的価値は、配慮していない部分でした。

そうして、「元は価格など関係なく美しい物は美しいのだ」という自分の考え方をいったん横に置きながら、シビアな「地金」に対する価値観も大いに汲み取り、2025年現在のラインナップになりました。

地金はすべて高級地金の金やプラチナで、ストーンは宝石質に研磨されたものという特化型へレベルアップしたのです↓。

地金の金とプラチナに特化した現在のラインナップ:左上から時計回りにPT850/900・ミックス・K18YG。

随分思い切ったレベルアップは本当に大変でしたが、こうして実現できたことが非常に有難いことです。

これで、ユーザー様の価値観に一歩近づくことができたのですから。

ただ変わっていないこと、それはあらかじめの3点セットのスタイルです。

2020年当時は重ね付けによってボリュームを高めていた1つずつのアイテムを見直し、ボリュームある1点ずつに特化することでレベルアップへと向かいました。

よって、誰にでもすっきりと分かり易い3点1セットが徹底されたラインナップになったと思います。

あとがき

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今一度、過去のラインナップの抽出のクリップを見てみます↑。

今後は、ハイブランド様の威厳はロゴ1つでは受け入れられなくなっていくかもしれないという書物もここ最近拝読しています。

「見せかけ」「固定観念」が取っ払われて「本当の姿」が露わにになる新しい価値観の時代へ入っているのだということです。

ここ最近の巷の事件にある「これまでの良きイメージの剥がれ」などにも根本は共通の事象として垣間見ることができます。

こうした世の流れから考えるのは、「本当の姿」って何なんだろうということ。

「本物志向のレンタルジュエリー」の中で、高級地金や宝石質のストーンに特化したこれまでの歩みだけが「本当の姿」なのかどうかです。

先程、「元は価格など関係なく美しい物は美しいのだ」という自分の考え方をいったん横に置いたことをお伝えしましたが、決してこの考えは捨ててはいないのです。

今後も、しかと自分の目で優れたジュエリーを捉えていきたいと思っております(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

色相環図の考え方をコーデに引用、ドラマチックなコントラストコーデは「補色」馴染む穏やかコーデは「類似色」【229】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「類似色」と「補色」というカラー同士の組み合わせは、絵画などで引用されその作品に溶け込んでいると思っています。

美術的な部分にも接触するファッションコーデにおいてもおそらくどこかで引用され、コーデに混じってるのではないかと、マルチカラーの配分や配色ものなどを眺めてみると良いかもしれません。

こうした決め事があると「タブー」が語られることもあり、本来自由な表現のはずのお洋服のコーデを躊躇する変なブレーキになるのは望ましくないということ。

そのためには、結局は決め事の基本をシンプルに理解するところからやっておくのは必要なことであろうと、ここを通過したいと思うのです。

ファッション分野に携わってきた者ではありますが、カラーコーデの資格など持たない、スタイリストという職種でもない私らしい伝達が出来ればと思います。

お洋服コーデを高めるために色の決め事を知るところから始めてみる、単純な基本6色のみで理解する「類似色」と「補色」

本格的な「色彩の相関図」は、すべての理論を十分に盛り込む作りであり複雑。

この「相関:そうかん」という言葉が、「色相環:しきそうかん」と「色の相関図」で「そうかん」の漢字が違うところに思わず注目。

もともと「色相環:しきそうかん」という言葉が専門用語ですが、「色の相関図」という言い方もあるのです。

では、ものすごくシンプルに、一度知ったらずっと覚えていられる基本的なカラーの仕組みを超基本の3原色から解説します。

まず、色というものは、下のクリップのように多種にわたっていますが、実は元は3色のみオリジナルの色、つまり、「原色」と呼ばれる色3色だけ。

多種にわたるグラデーションのような色の展開のイメージ図:「マイクロソフト」様からの引用です<m(__)m>。
基本の「3原色」:「原」という言葉の理解として、どんな他の色からもこの色が作り出せない元の色という解釈。

つまり、「何を混ぜても、この色を作ることができない元の色」という基本的なカラーの事を指すのです。

幼少の頃の絵の具を使った授業を思い出してみてくださいませ。

混ぜて色を作る時に、この3色はゴールではなく、ツールであったはず。

このベースのカラー同士をもれなく1つずつ組み合わせながら混ぜて、

・赤 + 黄 = オレンジ

・赤 + 青 = 紫

・黄 + 青 = 緑

と、更なる新しい色が3色生まれました↓。

基本カラーの6色:これだけ集まれば十分、隣同士の配置が「類似色」反対側が「補色」で配置されました。

いつか拝読した発信で、「補色」の関係は「お洋服コーデではタブーと思うと良い」というようなことがありました。

お洋服のコーデを落ち着いた上品な装いに寄せるためにあえて「タブー」と表現されていたのだと解釈しました。

ただ、1990年代後半頃には、そんな「タブー」を打ち破るかのように黄色と紫の組み合わせの配色のブラウスが登場したりしていました。

ファッションコーデにおいては、あえて「タブー」を打ち破る破壊的な発想もあり、「類似色」「補色」それぞれに正しさなど無くても良いと思えてきます。

ただ、実際の印象としては影響があり、「類似色」同士のコーデは穏やかで優しい雰囲気、「補色」同士のコーデは奇抜で劇的であると感じるのは見る側の共通するところではないでしょうか。

あとがき

「類似色」「補色」など無視しても構わないとさえ思うのですが、メッセージとしては伝わりやすいので知っていることは非常に良きアドバンテージ。

コーデによって自己表現ができ、カラーによる意志表示さえできるということなのです。

冒頭の絵画に戻りますが、絵を見る時にも、その画家がなぜこのカラーを多用したのかなどはメッセージの1つとして受け取れます。

絵画によって方針・主義・主張を伝えることと似ていて、お洋服のコーデによる伝達も、お洋服というもの自体が機能のみを越えた存在であり、本当は美術品のような存在なのかもしれない思うことがあります(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

上下3点ずつの少数が合計9通りのコーデを豊かに生み出す、「着回し」という定番用語から抜け出した「特化型」の表現【164】

アイキャッチ画像164

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年、書物・ネットにおいて「着こなし」の定番内容として取り上げられる「着回しコーデ」。

本当に着回しをうまく成り立たせている人が何人いるのでしょうか。

実は、「着回し」はファッション上級者のテクニックなのではないかと私は思っております。

理由は、バラバラのアイテムそれぞれが優れたお品物でなければ結局は芯の無い平凡なワードローブ展開になるからです。

このたびは、「自分表現」をしっかりするという目的を持ち、ある好みの分野に特化したアイテムの集結により、「らしさ」を表現しやすい例をご提示してまいります。

お洋服を着るという行為、日常的な当たり前でありながらも、実はその人物の人生をも表す程の重要な事だからです。

ファッション関係のお仕事に携わるすべての人とも是非共有したい、自分表現こそが商業を営みお洋服をお勧めしながらお伝えし継承していくことの神髄だと思うからです。

「人となり」を明確に伝えられるのはどちら?、「着回し型」と「特化型」で比較した同じボトムに合わせるトップス3点ずつの違い

2種のラインナップを比較するための共通のボトム(左から右へ):「GAP」「MNG」「リーバイス501」のアレンジ。

左のオフベージュ綿パンツや右のインディゴデニムパンツは素材がなじみ深くベーシックに抑えました。

では、比較するトップスの3点を、「着回し型」と「特化型」でご紹介↓。

「着回し型」のトップス3点(左から右へ):「COLONY2139」「TIMBERLAND」「ZARA MEN」。左は紺x白右は黒。

定番の紺白ボーダーカットソー、オフ白シャツ、黒のワッフル素材のヘンリーネックといかにもミニマムテイストが並びました。

「特化型」のトップス3点(左から右へ):「ABAHOUSE」「GRN-STANDARD OF EARTH」「CIAO PANIC」。左右は七分袖。

前者に比べると随分ある分野に特化したアイテムが勢揃い。

どれも「ボーダー」であり「マルチカラー」であるという共通点がありながらそれぞれの色使いやボーダーの幅に違いがあります。

「着回し型」の上下のセット:これで全9通りすべてが違和感なく可能。ただ突出する何かは感じない不変/普遍さ。
「特化型」の上下のセット:同様に全9通りすべてが違和感なく可能。「ボーダーが好きな人」と感じる拘り。

と、このような比較で違いが露わになったのではないでしょうか。

後者の「特化型」は、よりメッセージ性の強いコーデの表現だということです。

ただ、前者の「着回し型」もモノトーンに絞るなどして後者の考え方を取り入れることができると思います。

あとがき

このたびのアイデアは、実は私が生み出したものではありません。

かつての通勤の毎日、同じ車両の電車内で拝見のある男性のコーデが抜群でした。

柄シャツ+天然素材の短パンスタイル、更にベルト複数を交換しながら自分独自のお洋服コーデを創造されていたのです。

まさに自分表現が完成されていたと言えます。

その毎日のお洋服の交換に、「意志」「考え方」が盛り込まれ、ファッションというものが物言わぬ自己表現なのだということを教えてもらったような気がします。

よって、その時の印象を再現したく、メンズアイテムばかりでピックアップしたこのたびです。

分野を事細かく絞っても、同じような服ばかり着ているというということを感じさせないことの源は「違い」だと思います。

極端には、白のシャツしか着ないということでもメーカーがそれぞれ違う・素材がどれも違うなどどこかで必ず「違う」ということも含んでいることこそ一番のポイントです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク