行き違いだらけのオーダーメイドなら提案型の既製品が良い、購入時間にかける労力はその後の本当の満足には必要【273】

アイキャッチ画像273

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての私は大のお買い物好き、パソコンを持ってからの2007年以降は本当にたくさんの物品を購入してまいりました(多くの方と同じです)。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.11.12からおよそ7年後の2025.10.03にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

後で下に貼りますYouTube動画は2020年に初回投稿で、2018年のブログ投稿と並行スタイルを決めた2020年当時のままです。

ただ、そんな拙さの過去も無ければ、今までの過程や発展も無かったわけで、古い記録もそのまま残しているのがYouTubeです。

その後の考え方の見直しや変化により後の学びを加えることで、ノウハウに厚みが増しました。

そんなブログ記事は一番の大切な軸の媒体としてこうして毎日「手直し」をしながら内容を高めているのです。

このたびの記事では世間一般には大半の傾向に疑問を持ち、「購入スタイル」の望ましい姿について自分なりの考え方をしっかりと持ってみたいと思います。

主に2つ、①時短購入が本当に良い結果を生むのか②オーダーメイドは100%思い通りなのかということについて2025年時点の私の考え方をお伝えしたいと思います。

オーダーメイド品が完全100%ではない理由は潜在意識に依頼者が気付いていないこと、タイパ重視の購入は後の手放しも多い

①オーダーメイド品は100%1点物とは限らない

パソコンを持った2007年以降、ネット通販が隅々まで浸透し、多くの人が通販購入ライフが板に付いてきた頃です。

あるサイトで、「オーダーメイド」と称されるリングを購入しました。

地金をK18YG/WG/PGから選択でき、ストーンも選択できる所謂「セミオーダーメイド型」だったかと。

お買い物のモットーは「良いお品物をお買い得に」と決めています。

古着ライフを続けている最中(さなか)、新品購入は緊張感あるシーンでした。

注文から3週間後くらいです、届いたリングはいかにも量産品らしい平らな雰囲気のリングでした。

価格はここ近年の地金急高騰よりも10年も前のこと、¥9,900というようなお得な価格だったと思います。

その辺りから気付きましたのが、コスパ的には悪いなと。。古物の地金たっぷりの同じ価格の味わい深いリングの方が断然価値が高いということを体感した1つのエピソードです。

しかも、複数の方々が同じリングを持つことになる。。希少価値とは対極です。

これは、随分「オーダーメイド」というワードと矛盾する実態、本当は「量産品」だったのです。

その後の当事業の1つ「レンタルジュエリー」業には、この時の強い実感が、ほぼどれもが二度目の入手困難なラインナップに表れていきました。

②タイパ重視の購入は時折その後の未来の愛着の無さを生むことがある

例えば日用品の、「トイレットペーパー」や「石鹸」は購入するサイトを決め、購入履歴をたどりボタンを押すだけの機械的な購入です。

すでに過去に価格の比較検討済み、そのショップに対してこれまで無事にお品物を確実にご提供くださった信頼の元、「ここ」と決めて購入することで短時間化しています。

ただ、古着ライフにおけるお洋服は全く別、その瞬間にしかない1点物の集まり、じっくり型の少数精鋭スタイルです。

軽はずみの購入で何度も失敗し、結局長持ちできずにすぐに手放した悪しき行動、購入自体の無責任さがあったと重い気持ちになっていたことがありました。

ファッション関係のお仕事をする本人でさえ、お洋服を持ち過ぎないというスタイルになった2025年現在なのです。

本来、アパレル品はもっと根本から見直されるべきであり、その商業形態自体が全くずれたことをしていることを認めるべきだと思うのです。

いにしえの大量製造による儲けスタイルをこの2025年にいつまでも貫いていること、自らが作りだした在庫に悩みながら随分と時代に沿わないことをしているのではないでしょうか。

あとがき

人間というものは、本来大半の気持ちが「潜在意識」とのこと。

そんな隠れた意識を、どう引き出そうとしたって100%の本当に望むオーダーメイド品など作れやしないかもしれないのです。

ただ、そこにこそ商人の役割があり、他人の心の奥にさえアプローチすることで、本人でさえ気付いていない望みを引出すきっかけにはなり得ると信じています。

「物を売る」という感覚とは全く別の感覚です。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ペン格子が入り混じらない最もクラシックなグレンチェックが瀟洒、目に映るぼやけをまっさらな黒無地が締める【234】

アイキャッチ画像224

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

自分でお洋服を自由に選び始めたのが10代の頃かと記憶しています。

好みも生まれ、黒コーデが過去のアルバムを見ても頷ける傾向、その中でグレンチェックの存在もありました。

1980-1990年代はグレンチェックの生地自体も豊富で、母に作ってもらったタイトスカートとタック入りスラックスが記憶にある特に古いアイテム。

過去に着用のグレンチェックアイテム:右の上下は特に古く1980年代後半。タイトスカートとスラックス。

アルバム写真からの抜粋で全体が映っていないことが申し訳ないですが、典型的な余計なラインの入らない好みのクラシックさがそこにはありました。

グレンチェックは現在でも好む柄、昔からの古典的なタイプには相変わらず拘ります。

このたびは、そんなグレンチェック好きが、書物などから得た知識や、実際にコーデしてみて分かった究極の活かし方をお伝えできればと思います。

最も当たり前こそ美しいもの、古典的なペン無しグレンチェック柄が一番素敵に映えるためには強い黒無地のパワーが有難い

まず、グレンチェックのことが分かり易く解説されている本「服地の基本がわかる テキスタイル事典:文化ファッション大学院大学教授 閏間正雄 著」と「衣服・布地の柄がわかる事典:一見輝彦・八木和子 著」の2冊をご紹介しておきます。

アパレル業界に携わる方の間では定番の参考書のような存在だと思います。

紺白グレンチェック:レーヨン混。原産国不明。薄手素材です。生地屋様で購入した時に大枠の素材を聞き取り。

実は、先ほどご紹介した本にも書かれていますが、グレンチェックは元は紺白が基本、定番と思われている黒白は後発なのが意外です。

4種のデザインが少しずつ違うちどり格子が組み合わされて成り立っている織デザインと見ることができます。

黒白グレンチェック:先染めリネン、麻/100%、日本製。やや肉厚な素材です。ハンドメイドバッグ製作に調達。

↑この時の色展開にも、確かに紺白もありまして、黒白の方を選択しました。

ところで、現在のグレンチェック柄の多くは、典型的な柄の間に格子状にラインが入ることがあります↓。

古典的なグレンチェックとペン格子入りのグレンチェックの違い:間にペン格子が入るとパンチが出ているよう。

多くがペン格子入りとなると、大のグレンチェック好きはかえって古典的な方が瀟洒に感じたわけです。

これまでのグレンチェックのお洋服はすべて間にペンシル格子が入らない超クラシックなタイプだけを選び抜いてきました。

ただ、ペン格子入りの効果も理解できることがあります。

クラシック型のペン無しは実際に装う見た目としてははカラーがぼやけるというデメリットがある一方で、ペン格子はパンチがありますので柄がクリアに映るのです。

この古典型の方のグレンチェックのぼやけこそ、濃い糸と白糸の配分の均等さが映し出されたもの、そこにかえって美しさを感じているのです。

ぼやけに関しては、余計な第3の色を登場させないままで可能な黒無地を組み合わせることで解決。

特に冒険をしない、普遍的さ・当り前さがかえって素敵なのだという捉え方です。

グレンチェックパンツに合わせたハイゲージ黒セーター:春・秋の季節用です。極めて当たり前に、普遍的に。。

黒のセーターは、「ジョルジオアルマーニ」様の古着(ほぼ未使用のような状態)、グレンチェックパンツは、「ギャリソン」様の未使用タグ付き古着。

おそらく、このスラックスは学生服のデッドストックだと思います。

デザインも非常に古典的で流行の入らないはきやすいものです。

グレンチェックワンピースに合わせた黒のウールコート:ワンピースはあったかウールで、真冬用のイメージ。

ワンピースは、「クリスチャンオジャール」様、黒のウールコートは「アルマーニコレツィオーニ」様。

あとがき

時にグレンチェックが流行の年もありながら、大きな流れとしてはクラシックなチェック柄の1つであると考えています。

あまりにも切替の多いフレアースカートなどにはうまく活かされないような気がして、グレンチェックが落とし込まれるデザインも、クラシックなデザインであることこそグレンチェックが一番輝くのではないかと。

10代に根付いた古典らしさを好む者としては、そのぼやけをパンチの強い黒でフォローしながらでも元のクラシックさに埋もれ満たされていきたい。。こんな風にグレンチェックと向き合っています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

バッグの主な素材①本革レザー②フェイクレザー③布、購入時にまだ起こってもいない遠い将来の状態を想定した確かな判断【177】

アイキャッチ画像177

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグの素材を、メジャーな3種の素材で大別しますと、①本革レザー②フェイクレザー③布があります。

当「共有型のハンドメイドバッグ」の事業活動で扱う素材は、③布になります。

全体の中の「布」の存在感として見ていく場合には、①や②も研究する必要がありました。

パーフェクトな素材があれば大変良いのですが、どの素材もそれぞれメリットとデメリットを持ち合わせているものなのです。

当ブログ記事は、最初の投稿が2018.10.23。

ここからおよそ6年半後の2025.06.28にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

バッグというアイテム自体はこれまでも、そしてこれからもこの3次元の世界では存在し続けていくものなのではないかと考えます。

3次元が物体で成り立っている以上、物品が存在するわけで、入れ物も必要だからです。

このたびは、バッグの基本的な素材の特徴を見ながら、過去のハイブランドバッグの見せかけの素敵さの「つけ」が現れた姿をリフォームした記録をお伝えします。

そして、最後にこの先の未来に相応しいバッグ製作スタイルの考えをまとめたいと思います。

バッグの製造者はその寿命までを見届ける責任があるのではないか、合皮の劣化から考える素材のアイテムへの落とし込み

まずは、本革レザーとフェイクレザーの見かけの違いを見てみます↓。

違い:本革レザーはきめが細かくいびつながら味わい深く、フェイクレザーは整っていますが味気ないと言えます。

天然素材というのは、天然石でも同じことで、いびつであり均一的ではない姿こそが天然の証拠。

天然皮革である本革レザーも同じで、フェイクレザーとの違いを見分ける際に、このいびつな皺の出方に生々しさを感じるということになります。

あえて、後ろに「レザー」という呼び名を付けて、同じレザーでも全く別物である本革とフェイクの違いを際立たせることを心掛けています。

バッグに使用される主な素材3種:上の本革レザーとフェイクレザーに布が加わります。
素材別のメリットとデメリット表:どれも完璧な素材は無いということがここで分かります。

では、続きまして過去のリフォーム記録をお伝えしていきます。

本来リフォームなどしなくてもよい丈夫で長持ちの作りをされるべきなのに、特に高額なハイブランドバッグで顕著に経年劣化が起こっていることに憤りを感じます↓。

内貼り劣化①:表側は素晴らしい素材と素晴らしいデザインで成り立つ内側は、経年で隠しきれない劣化が突出。

左下の写真は決して柄ではありません、内貼りの合皮素材の劣化(剥がれ)で基布の白い布地が見えているのです。

およそ、30年程でこうした状態になったと見ています。

内袋を新たに布で製作して、入り口を縫い閉じ直した自主リフォームをしたのです。

内貼り劣化②:上のバッグと同じように内貼りを外し、黒の布に入れ替えをしました。内貼りを外すのも大変。
型紙の自作による内袋製作:入口にカーブがあり、しっかりと型紙を作って設置。
自主リフォームの完成(黒の裏地付け):なんとか仕上げましたが、下手過ぎて心地が満たされませんでした。
ポケット外しのみのリフォーム:ポケットだけがネタついて劣化、外すという作業だけのリフォームで解決。
取っ手の交換のみのリフォーム:取っ手が合皮でボロボロに劣化。本体生地は一重仕立ての布製。

あとがき

結局のところ、リフォームしたバッグもその後手放してしまいました。

元の優れたお仕立てには到底かなわない、やはりこうした作業は専門の技術が必要なのです。

この実態を製造者様は顧みて、後の製作に活かしてくれると思いたいところなのですが、「ビーガンレザー」などと引き続きブランディングを伴った高額な合皮バッグを製造する実態にあきれ返っております。

最後に、ピクチャレスクが出来ることを考えました。

布にある豊富なバラエティー・融通が利く細部の強度の高め方などは、メリットの部分。

布の持ち味とメリットを発見し、お伝えしていく役目を引き受けながら、実際のバッグ製作を通して確かな実証をしてまいりたいと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

文化の違いかヨーロッパ製のスカートには付いていないことも。。引っかかるデメリットを持つ「スプリングホック」が必要な時【181】

アイキャッチ画像181

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着のワンピースがとても好きなのですが、ワンピースには決まって付いているものがあります。

それは、スプリングホック。首の後ろにちょこんと1セット付いています。

スプリングホック:スカートではインナーに引っかかり、ワンピースでは髪の毛に引っかかることがありました。

古着ワンピースを購入後手元に届いた瞬間最初にすること、それはスプリングホックを外す作業なのです。

引っかかるデメリットがあるスプリングホックは本当に必要か、一方コルセットなどには欠かせない「衣」から「医」への垣根越え

ワンピースから着用前に取り外したスプリングホック・・・これまで幾度もこのことを繰り返してきました。

スプリングホックは、ワンピースでいうと、ちょうど首の付け根周辺に位置し、その位置が髪の毛に触れると髪の毛が引っ掛かるのです。

その不快感といったらこの上ないもの。

スカートのスプリングホックも同じようなことが起き、インナーレースに絡む時があったのです。

そもそもスプリングホックにある役割があるはず、付けることによってメリットをもたらすから存在しているはずです。

よって、別の見方を探り、「留め具」としての役割の果たし方を探ります。

1つ分かったことは、ラインのキープです。

スカートでは、スプリングホックはコンシールファスナーとセットで取り付けられることが多いです。

体のさまざまな動きによりファスナーが開いたり、引っ張られたりした圧力がかからないように固定してくれているのがスプリングホック。

プリングホックが取り付けてあると、安定してスカートやワンピースがファスナー部分でVの字に開かずにクローズされたラインになります。

本来、衣服は体のラインを美しく高めるツール、体に密着できるような美しい線を作ってくれる役割も果たしてくれているようだと気付いたのです。

そして、更にこのようなアイテムに複数が並んで使われていました↓。

ブラジャーのスプリングホック:「脇高」などと健康志向に作られたブラジャーの留め具はなかなか立派な構造。

腰を痛めた際の「医療用コルセット」などは、同じことで、もっとスプリングホックの数が増えます。

活躍するべき場所では活躍していたのです。

自分には馴染みが無い場面で使われていると不必要に感じてしまうこともありますが、それは「井の中の蛙」。

「大河」には、もっと大いに「機能」として使われている場面が多々あったと言えます。

ファッション分野のみならず、広い分野に渡り垣根を超えた使われ方をしている実態が確かにあったのでした。

あとがき

スプリングホックの必要性について、不必要派だった者が、一度フラットになって考えてみたことです。

こうした考察は、自らが製作するバッグ製作へのヒントになってゆきました。

ファッション分野では見かけの薄っぺらい装飾性を重視しがち、良くない見方だと思いました。

特に、古着などでも、なぜこのようなデザインになっているのかのその奥を読み取ると、もっともな理由が見つかるかもしれません。

そうしたちゃんとした理由があるデザインというのは、最終的には「美しさ」に繋がっていくと見ています。

「機能美」という言葉は、そういったことをよく表した表現です(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

おしゃれになろうなどと目標を立てる必要はない、服装コーデの素敵さは日々の暮らし方・生き方の整えの延長上にある【269】

アイキャッチ画像269

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まず最初にお伝えしたいのは、当ブログ記事は最初の投稿が2018.10.19のものを、7年後の2025.09.29にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしていることです。

「手直し」と言っても、ここまでの古い記事はほぼ投稿し直しに等しいものであり、じっくりと時間をかけ、その後のノウハウなどを加えながら元々の定番内容を高めています。

2018年というのはブログ投稿開始の年であり、随分内容が拙い点が恐縮でした。

下に貼りますYouTube投稿はそのまま残していますので、「手直し」が可能なブログ記事がむしろ新しい考え方も盛り込まれています。

動画では、「おしゃれになる秘訣」などと言うような内容をお話させていただいたのですが、それも2018年当時の拙さ。

2025年では投稿者自身の考え方が随分変わり、おしゃれになろうなどとしなくて良いとさえ思っています。

「おしゃれ」というのはむしろ他人目線の感想であり、装いの結果的なものに過ぎません。

当記事では、1日や2日の小手先テクニックではない、一人の人間の生きざまが溢れ出るようなコーデは人間自身が作っているのだということをお伝えしたいと思います。

他人に憧れコーデを真似ることで肝心な自分が置き去りに。。むしろ己を「他人」であるかのように客観的に見つめることから始まる

よく、「おしゃれなど興味が無い」とおっしゃる方がいますが、そうは言っても、その考え方自体がすでに意志を持つ証となります。

装いに間違いなくこの考え方が現れ、「興味が無いからいつも同じような白のTシャツとデニムばかり」などというスタイルが自明のごとく立派に出来上がっているのです。

人間が衣服を纏う生物である以上、隠しても隠しきれない「考え方」が自然に溢れ出してしまう非常に興味深い事象なのです。

こんなことから、実は衣服の装いはファッションという分野の括りを越えたところにその本質があると考えるようになりました。

「着回しコーデ」というコスパが良さそうな、どれとでも上下を組み合わせられる融通性の概念も、元は情報媒体である雑誌やメディアが作り出したもの。

その対極の「特化コーデ」のようなことを重視している者としては、「着回しコーデ」が個人の「らしさ」の演出と反対の事をしているのではないかと思うことさえあるのです。

「着回し」の複数がそれぞれ優劣ができてしまうデメリットに対して、これぞという精鋭の唯一の1セットは、「渾身」「選び抜き」といったプラスの働きがあると見ています。

とは言ってもそのたった1セットずつは、3セットあれば十分「豊かさ」「豊富さ」を感じるものであり、かえって少ない数であることの素敵さも生まれます。

「特化」という非常に自分の主義・主張が色濃いワードローブスタイルは、「自分が本当は何が好きなのか。。」などと言うところをしっかりと知っている必要があるのです。

だからこそ、「己を認める」ということがそもそも大切になってきます。

「内へ入る」などという言葉を聞きますが、あれは、「自分を客観的に外から眺める」ということに等しいことなのではないかというのが私の体感。

あとがき

冒頭の「真似コーデ」については、すでにもう存在しているコーデをネット情報で真似てみても、そこにはお洋服だけが独り歩きした自分が置いてきぼりの姿があるのみ。

おそらく「自分」という軸が曖昧である行動、自分を知ることに蓋をしているのかもしれません。

意外にも、一番知っているようで知らないのが当の本人なのではないでしょうか。

時々、「こんな自分もいたんだ。。」などと発見する時は、非常に貴重な体感、客観的に自分を見つめた証です。

そのような日々の発見の積み重ねが、結果として服装コーデの姿にも現れてくるもの。

まずは、自分の考え方を本人が認め、整えておくことが根っこの部分になるのだと考えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ブランドが持つ強烈なイメージに思わず洗脳された、ロゴ携えるプラスチックジュエリーが本格派ジュエリーに勝る時【231】

アイキャッチ画像231

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「シャネル-最強ブランドの秘密:山田登世子 著」を長い日数をかけながら拝読。

いくつかのファッション史の中では最初に手にしたのがこの本でした。

大変恐縮ながら、漢字の読み方や意味までも調べながらのスローリーディングだったのでした。

とうに創業者が亡くなっている今でも、ブランド名はロゴと共に継承されている点、ハイブランド様の多くが皇室御用達が背景であったことに比べ、そうではない点が「シャネル」らしさなのです。

呼び名の「ココ・シャネル」は、キャバレーでの歌い手時代からのニックネーム、本名は「ガブリエル・シャネル」様、フランス人です。

このたびは、様々な切り口で語りたい「シャネル」の存在について1つだけのポイントで綴ってまいりたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.10.14からおよそ7年後の2025.08.21にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

最初の投稿では、複数の項目で文字数のボリュームがありましたが、ここ近年の当ブログ記事の短い時間での読み切り易さを重視、1,000文字代という決め事をしました。

よって、その他のことは、別の「シャネル」に関する本を拝読した際に別の視点からの投稿をさせていただくことにしたいと思います。

このたびは、「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者がジュエリーというアイテムを切り口にして綴ってまいります。

プラスチックという所謂工業製品が高級地金+宝石の本格派ジュエリーに勝る時。。ブランディングの力が大きく働いた長い期間

「シャネル」製品:どのアイテムにも象徴的な「ココマーク」が設置。この威力は時に人の気持ちを高ぶらせます。

パッと見た「わあ」という感嘆は、その憧れのようなイメージを目の前にした時の気持ちの揺さぶりが大きく、人の心の奥にまでも侵入する影響力はまさにマーケティング活動の神髄だと考えます。

創業者の「ガブリエル・シャネル」はここ1点を目指していたのかもしれません。

キラキラした本格派の宝石にライバル心を燃やし、あえてプラスチックでジュエリーにブランドパワーを埋め込んだ究極の姿が、広い層に親しまれる「ハイブランドコスチュームジュエリー」です。

あの可愛らしいロゴ付きのコスチュームジュエリーは、親しみやすくかつ高級感も感じられ(「シャネルだから」という観念でよりそう感じている点もある)、不思議な存在です。

創業者の「ガブリエル・シャネル」様は、プラスチックが本格派ジュエリーに勝る「勝算」を持っていた、「ブランド力」はどんなものをも差し置いて勝てるのだと信じたのだと思います。

あとがき

確かに、プラスチックのロゴ入りジュエリーを、K18YGやPT850と組み合わせて同時に装うということに抵抗がなかったこれまで。

まさに、ブランド力が本格派ジュエリーと同等に並ぶ程の価値だと受け止めていた証拠なのです。

しかし、ここからが実体験を綴っていくことになります↓。

「本物志向のレンタルジュエリー」も、スタート当初はコスチュームジュエリーと本格派ジュエリーのミックスでした(3アイテムを1セットに組むラインナップ)。

ところが、だんだんと事業を継続していく中で「価値」を自分なりに本気で考えるように。。最終的にはコスチュームジュエリーを全面廃止という決断へ。

残したのが、高級地金の18金やプラチナに宝石質の天然石が研磨されて乗った本格派ジュエリーのみ。

胸を張って本物と言えるのは、高級地金+宝石のジュエリーだけだと、あるがままの希少さこそが、「本物」であると結論付けたのです。

よって、1つとしてブランド名を謳ったジュエリーの紹介の仕方をしていないラインナップなのです。

私物ではコスチュームジュエリーは確かに親しみやすくて愛用しています。

しかしお客様にこそ、屈託無く「どうぞ」とご提供できるジュエリーの姿でなければと。

人の心を操るような「まやかし」では本当の説得力にはならない、遠い将来かもしれないがいつか紛れもない本来の美しさがやはり勝るのだということを私は信じたのです。

しかし一方ではこうも思っておりまして、私物のコスチュームジュエリーも何でもないメッキでは価値を感じないと。

間違いなく「シャネル」様の解いた「ブランド力」を感じているから手持ちのメッキジュエリーにも「シャネル」ロゴが複数入っているわけです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

田舎っぽくならない茶色コーデの作り方、部分的な引用にとどめる小物使いもしくは圧倒的な美しい全面柄のワンピースの入手【261】

アイキャッチ画像261

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服コーデにおいては、茶色が苦手。。というのも比較的合わせやすい黒同士に比べて難易度があるからではないでしょうか。

厳密にも黒にも褪せたような黒、濃厚な黒など細かな色の違いがあるものの、凹凸感としてまとまることも多いと考えます。

しかし、茶同士は黄色味・オレンジ寄り・チョコレートのような色と別物程の色の差が、かえってコントラストを生み出し分からなくなってしまう。。少なくとも私はそうでした。

このように思う者も、実は10代の頃は反対に茶色コーデ好きでした。

おそらく、全体のバランスなど見ておらず、お洋服1点ずつのアイテムの和むようなマイルドさを気に入っていたのだと振り返ります。

しかし、必ずしもおしゃれには映っていなかったと思うのです。

茶色の田舎っぽいイメージ:どうしても土や木の幹の色と同じ自然の色は和む印象なのです。

このたびは、少なくとも茶色の良さを感じていた10代の頃の感覚も大いに汲み取り、かっこよくまとめるには難易度がある茶色コーデのコツを探ってまいりたいと思います。

出番の少なさで古着市場に黒よりもはるかに美品で残る茶色がチャンス、ワードローブ内の存在感を高めるための集め方

独自のメソッドにはなるのですが、いくつか茶色コーデを上手くまとめるコツを実体験から見出しました。

古着市場の中では、実は茶色は黒よりも良い状態で、時には新品同様で見つかることが多いのです。

このことは、実際の着用となると茶色が難易度が高く敬遠されている証と見ることができます。

反対に良き掘り出し物との出会いをチャンスと捉え、古着とは信じられないほどの新鮮さを目指していきます。

茶色コーデのコツ①:比較的人の目線が少ないお部屋着に利用

2018年頃着用のお部屋着コーデ:すべて古着。共通の茶ベースのウズラ柄は、「ボルボネーゼ」様、高級品です。

お部屋着と言っても、ブランド服ですので、少しの外出にはそのまま出かけておりました。

茶色コーデのコツ②:ぼんやりとしたミックス柄を選ぶ

アイテムにミックス柄を引用する:左のセーターはぼんやりした茶系ミックス。右のスーツはモカ系のマルチ格子。

これらの柄が無地の茶色の場合よりもコーデがしやすくなります。

ミックスセーターやマルチチェックが可能性を広げてくれたのだと考えました。

茶色コーデのコツ③:小物のみに使う

スパイスのように茶色を平均的に散りばめ:お洋服をコントラストあるライトカラーで選び全体の立体感を演出。

こちらは、一番王道な茶色の使い方なのではないでしょうか。

そもそもお洋服には茶色を選ばない、小物で部分的に取り入れるという方法です。

茶色コーデのコツ④:茶ベースの柄物ワンピース1点物

オーダーメイド品の1点物:エレガントな薔薇柄のワッシャー加工のワンピース。ロング丈でクラシックです。

思い切って一繋ぎのワンピースとして選んでしまえば、この1アイテムを軸にその他の小物を考えていく順番で良いのです。

選んだワンピースの素材がラメ入りのエレガントな衣装生地であることも重要ポイント、こちらはポリエステル/100%。

あとがき

黒や紺と並んでシャープで強い色のはずなのに、中途半端に黒よりもマイルドで弱さもあるという点が茶色の難しさでしょうか。

茶色を紺や黒と一緒に組み合わせることはあまりされません、ここにもヒントがあると思います。

とは言え、世の中おしゃれな方がいらっしゃるもので、あえて黒と茶を上手く素敵に組み合わせていく道もあるのです。

お洋服は自由、このことも大切にしたいものであり、このたびのメソッドは考え方のほんの1つだと思っていただければと思います。

他人の目にも素敵に映るコーデは、第三者に受け入れられた瞬間であり、「正解」「あり」などという1つのバロメーター。

「コーデに何が正解ということはない」と言ってしまうと伝わらないのです、「理論」はあると思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

バッグを作る者としてそもそも知っておきたい「かばん」の歴史、先人の道理が製作品に継承されたクラシックなバッグへ【219】

アイキャッチ画像219

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

幼少期の昭和時代の、ポーチも小さな巾着袋、リュックも巾着仕様であるナップサックと、同じ絞るタイプが大半だったようなお買い物シーンを思い出します。

今日、ファスナーのバッグへの引用によってデザインが広く展開され、絞るタイプはデザインの1つという立ち位置に。。

このたび「新かばん・バッグの商品知識:エフ ワークス(株)発行」を拝読。

ハンドメイドバッグ活動をこの先も永続的に行うにあたって、出来るだけ早めに知っておきたい事はその歴史や変遷。

どこかで誰かが最初に閃いたその貴重なアイデアは、おそらくどうしても必要な最低限の構造であり、そのミニマムさに製作のヒントがあると見ています。

作るバッグは、クラシックさが残るいにしえの「閃き」が残るものでありたいと思うようになりました。

最もクラシックな形のバッグの分類を知り、手持ちのデザインと見比べながらこの本を一読。

見かけの輝きに惑わされない、奥に眠る本来のバッグの存在意義についてちゃんと考えたいと思ったのでした。

「区分」がありシーンや果たす役割が分かれていたかばんの最もクラシックなデザイン、歴史と共に把握しバッグ製作に活かす

そもそもバッグが最初に生み出された形は巾着のような形だったといわれているところから始まります。

バッグの起源:漫画でも登場していた白い巾着袋にコインを詰め込むイメージは、最も原始的なバッグの形。

その昔、商品の売買は、今日のようにお金を介してのものではなく「物々交換」、互いにほしい物を自分の持っているものと交換する形の取引でした。

当然こういった取引はいずれ困難や矛盾に直面します。

そもそもそれぞれの物の価値に優劣が生まれ、交換するには理論としても心理としても不公平に感じてしまうのでした。

いずれ、物同士の交換は行き詰まり終焉を迎えます。

そして、互いに公平な取引として「お金」という仲介ツールが生み出されたのです。

このことで、面倒で不合理な物々交換ではなく、お金を払うことで品物をスムーズに受け取れるようになりました。

さらにお金を得た側はそのお金で他の欲しい品物を得るというように、お金の誕生により商品の売買がより潤い社会が発展していった。。紀元前1000年頃のことです。

その頃、地中海東部のギリシャ諸都市やギリシャの植民地で、お金を入れて持ち運ぶための入れ物が使われていたとの記録があるようなのです。

それは、当時描かれたであろう壁画のような絵から巾着袋のうような袋であったと。。

これがどうもバッグの「最初の形」、とてもロマンに溢れます。

手持ちの様々な種類のバッグ:これらはすべて「区分」のどこかに当てはまるはずです。

「(社)日本鞄協会」様の定める、「日本標準商品分類」の中の「かばん類」というコードにおいては、「コスメボックス」(右上から2つ目)は「トレインケース」に属し、「バニティバッグ」(右下)は「タウンバッグ」の中に入ります。

同じコスメ分野のケースとして使用しているこの2つが実は違う分類であったことは、この本を拝読で知った意外な部分。

次に、最も現実的なシーンである、バッグの持ち方のいろいろを集めてみました。

①手提げ②クラッチ(かかえ)③背負い④肩掛け⑤吊り下げ⑥引く/転がすです。

出張や旅行には近年定番の「キャリーバッグ」は⑥に該当、小さなウエストポーチのようなバッグは⑤に寄ったイメージ。

そして、何といっても2010年代後半から町を行き交う人々が高い確率で「リュック」というデザインのスタイルが占めていきます。

まだ2018-2019年の頃はショルダーバッグを好む人も多かったと思ったのですが、2020年頃から一気にその光景が変わったことを確かにこの目で確認しています。

近年の健康志向からも、左右の身体のバランスをとったリュックのショルダーは片方に寄るアシンメトリーなショルダーよりも望ましい姿だと納得します。

あとがき

これまでたくさんのバッグを持ってまいりましたし、製作の方もたくさんのバッグを作ってまいりました。

どれもそれ1つですべての要望を満たすものは実現しにくいのがバッグです。

それでも「万能」を何とか考えてここ最近に至った2デザインがこのようなもの↓。

ミニマムデザインの2種のバッグ:左はエコバッグで一重仕立て、右は裏地付きナップサック。

この本の拝読でバッグの歴史・バッグの分類を知ったことで、より今後製作したいデザインの選択がしやすくなると思います。

得意な分野、好きな分野を追求する時に同じ分野の歴史や歩みを知ることはきっと今後の方向性が見える1つの良き体験であると考えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

原因不明の2度の粉瘤の原因かもしれないと食品添加物へ注目、裏面の原材料をチェックの無添加生活寄せ【151】

アイキャッチ画像151

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あれは、2014-2016年の間の2度の出来事。

20代後半からでき始めた左脇のビー玉大のおでき。

2014年、エアロビクスに通った暑い季節、大量の汗を流したことで膨らみ化膿、切除して中身を取り出すという手術をしました。

切除ということを嫌い、我慢している数日の間に、大福のように膨れ上がって痛くて一晩中眠れぬほどでした。

その切除後です、それほど間を空けずして気が付いたら、今度は右の腰と背中の中間あたりにも類似のおできが形成されていたことに気付きました。

おそらく、最初の左脇下の方よりも短期間で出来上がったと想像します。

そして、今度は一泊入院しての少し大掛かりな切除手術で除去、切除後の塊を触らせていただけました。

何ともなめらかでパンナコッタみたいな感じ。。

「非常に美しいものです」という先生の一言がとても面白く笑ってしまったものです。

その後自分で考えていくようになりました。。原因不明とは言え、理由もなく余計なものなど出来上がるはずがないと。

そして、誠に独自の解釈ながら、合っていても違っていてもとにかく食べ物を見直そうと考えました。

野菜も果物も好きであり、偏った好みもなかったのですが、確かにソーセージやクレープ好きでした。

そして、何となくキーワードとしてふと浮かんできたのが「食品添加物」というワード。

このたびは、「粉瘤」をきっかけに見直した食生活の中の「食品添加物」の私なりの研究をご紹介したいと思います

スーパーへ出向いた際などには、今までは目にも留めなかったかもしれないパッケージの裏側の記載にご注目下さり、はたしてその記載が実直なものかさえ読み取ることが重要です。

より良い健康を目指した食生活への改善のきっかけになれば大変嬉しいです。

謎のできもの「粉瘤」が伝えてきたメッセージ、「食品添加物」をできるだけ体内に取り込まない「無添加」な食生活への見直し

実際にスーパーを回って見つけた食品添加物の目的・役割を羅列します。

無下に加えられているのではなく、腐りにくくするためなど別の健康面も考えられて加えられている点がパラドックスと言えると思います。

・トレハロース:サンドイッチ、生洋菓子・・・甘味料、砂糖の代替

・ソルビトール:お菓子 ・・・甘味料の用途

・乳化剤:チョコレート・・・水と油のように本来混じり合わない材料を均一にするためのもの

・カロチノイド色素:お菓子・・・黄色に着色するための着色料

・着色料:キャンディ・・・綺麗な色の維持等の働き

・コチニール色素:ベーコン ・・・赤色の着色目的

・膨張剤:クッキー・・・ふっくらと膨らませるためのもの=ベーキングパウダー

・VE:酸化防止剤:ウインナー・・・酸化とは鉄が錆びるイメージ、水素を失い酸素との化合を防ぐ

・香料:飴・・・その製品のイメージに合った味付けのような役割

・凝固剤:豆腐 ・・・豆腐そのものを形成する働き

・酸味料:飴・・・風味付け目的

・発色剤(亜硝酸Na):ベーコン・・・肉類の色を鮮やかに見せるため

・ショートニング:ポッキー・・・バターの代替品のクリーム状のもの

・グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸等):スナック菓子・・・うま味を出すための調味料的なもの

・酵母エキス:インスタントのスープ・・・調味料の役割

・マーガリン:菓子パン・・・バターの代用品

・セルロース:チーズ・・・加工しやすくするためのもの

・グリシン:ハンバーグ・・・調味料や商品の日持ち(調味料の場合アミノ酸等に入る)

・モルトエキス:フランスパン・・・色や風味を良くし、発酵を補助するためのもの

・イーストフード:食パン ・・・パン酵母を活発にさせ効率よく大量のパンを作る働き

・ソルビット:助六 ・・・甘味料としての用途、砂糖の代用

・ゲル化剤:ハム・・・液体をゼリー状に固めたり、粘性を高め成分を均一にする働き

・加工デンプン:稲荷寿司 ・・・食感の良さ、粘度の低下防止などの目的

・VC(ビタミンC):クロワッサン・・・酸化防止、品質保持等

ビタミンCと謳われても添加物が大半を占める裏側がありますし、部分的な無添加でしかないにもかかわらず、パッケージ正面に大きく謳っていることを見抜かねばなりません。

あとがき

無添加の食品:「自然の味」という商標が載った食品は「ヤフーショッピング」内の「静岡ウォッチャー」様他。

確かに、本格的な無添加食品は日持ちが悪く、1週間も持たないと思います。

よって、購入し過ぎず定期的に取り入れる形をとっています。

そして、何より高価格でもありますが、どれも非常に「おいしい」というのが特徴。

例えば、納豆が特に象徴的で、「こんなにおいしい物だったんだ」という感動がありました(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

2010年代に見つけたネット情報「週2回で認知症予防」、自作生ジュースの末永い継続とバラエティー豊かな食材との接触【180】

アイキャッチ画像180

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日々たくさんのルーティーンが積み重なり、1つずつを淡々と毎日こなしていくというタスクを行っております。

その内の1つ、自作生ジュースを週2回作って飲むということをかれこれ10年以上に渡り続けています。

きっかけは、ネットの情報「週2回以上の生ジュースは認知症予防効果」というもの。

これまでひたすら続けてきたところ、実際にその通りになるのかなどもはやどうでもよくなりました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.08.22からおよそ7年後の2025.07.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年でも変わらず続けている自作生ジュースがもたらしたことは、一時的なデトックス効果のみならず、実は長い目で見た効果があったことです。

例えば、レモンなどは、あまり使用目的が浮かばず、ビタミンCが豊富だと言われているにもかかわらず入手することがほとんどなかった以前。

生ジュースに風味付けを兼ねて、皮ごと使用できるメリットが非常に良いと感じ、レモンをいただく機会ができている現在です。

こうして、お料理にはあまり使わないような野菜なども生ジュースのおかげで摂取できていることがあり、この小さなルーティーンがもたらした効果は思いのお他大きかったと言えます。

生ジュースは自作こそ本物、週2回の毎回色が違うバラエティーの豊かさが末永いルーティーンとしてライフスタイルを健康に彩る

生ジュースの食材:バナナやレモンは毎回共通に入れる傾向。季節の違いでプルーンだったりみかんだったり。。
使用するジューサーと一度に使う材料の分量:適当ですが、葡萄は皮ごと、プルーンやプラムは種を除外。
調味料:砂糖大1・きな粉小1・黒ごま小1・ヨーグルト大2・冷水・牛乳は毎回豆乳。飲みやすくまろやかに。

健康に良いとされる黒ごまも、ここで使わねばどこで使うのでしょうか。。そう思うと生ジュースのルーティーンの機会は重要なのです。

過去の生ジュースのカラー展開:美しい色です。その色を見て中身が想像できるところがありますね。

食材として、生ジュースに避けているものは、すいかやメロンです。

理由は特にありませんが、何となく食べ合わせの問題などが出ている(天ぷらとすいかの同時の組み合わせはダメなど)果物は混ぜる場所には登場させないようにしています。

野菜では、灰汁(あく)があるタイプはもちろん入れませんし、生では不可なほうれんそうなども生ジュースには入れません。

ネギ・玉ねぎ・しいたけも当然入れません。

ただ、以前テレビで「ごぼうジュース」がご紹介されていて、驚きましたが、美味しく続けて飲むことができるような味わいの方も重視。

全体的には、果物のフルーティーさを借り、ヨーグルトや砂糖でまろやかに飲みやすく出来上がる美味しいジュースに作っています。

そのおいしさが、続けられる秘訣にもなっていると思うのです。

あとがき

2010年代からだったと思います、生ジュース以外でもたくさんのルーティーンをこの時期にどんどん始めていきました。

こんな風に、今までやってもみなかった新しいことをどんどん小さなことからルーティーンに取り入れ、今では当たり前のタスクとして定着しました。

じゃあそれが、最終的に何をもたらすのか。。

冒頭でお伝えした、この生ジュースの分野では、バラエティー豊かな食材に触れていくことができたという成果があったわけですが、もっと大きな意味があると思うのです。

それは、「1つのことを末永く続ける姿勢」を培ったと思っております。

これらのタスクはほんの些細なことだったかもしれません。

しかし、そういったことをするクセや習慣がもうかまぼこのように(笑)板について、人生をかけた事業も同じ姿勢でい臨んでいる今を作った一片になったと思うのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク