何と美しいのであろう、オーロラが混じりまるで海の水面のような「ライトブルーグレー」のあこや真珠ジュエリーのまとめ方【425】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーは、またとない1点物のようなアイテムも多く、互いに相性の良いジュエリー同士が見つかった際にはセットアップスーツのようにまとめておくことをお勧めしたいです。

このたびは、あこや真珠のブルーグレー色が天然カラーである3セットの集結をお届けしたいと思います。

いかに世の中に出回っている「グレーで天然真珠です」と謳われている真珠が実は「染色」であるものが多いのかということです。

単純な見分け方としましては、パッと見て、一般的なねずみ色と呼ばれるような鉄色のグレーの場合、あれだけの珠の数が配置の一連物のネックレスは間違いなく染色です。

あのような色の天然でできた色であればおそらくかなりの高額ですし一般的な入手が難しいと言えるかと。

ただ、難しいのが、1粒くらいは混じるマルチカラーの中に存在することは可能だと思いますので、「間違いなく」というのも「9割」ということにしておいた方が良いかもしれません。

では、ねずみ色のような色ではないオーロラが混じるグレーはどんな色なのかということですが、このたびは、その色だけの集結のセットがございますので、じっくりと見ていただければと思います。

見る角度によってグリーンにもブルーにも、そしてピンクにも映る天然らしさこそが価値

〇ネックレス:全体が薄いブルーグレー色のあこや。珠のサイズは7mm程度。43cm。

よく考えがちな「均一感=整っている=良質」という考え方とは違い、不ぞろいなカラーであることこそ天然の証なのです。

〇ブレスレット:2連仕立てのお花の7mm程度の2連。ネックレスよりも全体にピンク色に寄っています。

2連というところがボリューム感あふれます。

〇リング: 925台。ブルー味とピンク味の2種に分かれ、ネックレスやブレスそれぞれにマッチ。15号。

あとがき

真っ白よりも「ブルーグレー」の方が比較的お洋服には馴染みやすいのかもしれませんが、それでもパッ見は白っぽく映ると思います。

それぐらいさりげないカラーです。

連になって複数一度に集結していることこそがそのレベルの高さという解釈でいきますと、このたび、更にブレスやリングと合わせたことはより一層そのカラーの特性が高まるのです。

ここで、反対の考え方をしてみます。

真っ白のあこや真珠に、このうっすらグレーイッシュなアイテムを追加するとなると、違和感を非常に感じるものだと思います。

だからこそ、全く同じ色味でそろえてしまうことの意味があります。

他ではどうしても合わないこれらが集結したのだという意味になります。

全くのお揃いが良いこのたびのような場合と、別物の方が良い場合とあるかと思いますが、この場合はお揃いの効果が色濃く出る方の選択だったと思います(^-^)。

ペンダントトップが最高に輝く主役になるための、バランスの取れた脇役的存在のペンダントチェーンの大切さ【427】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、18金やプラチナの高級地金と宝石のコンビの本物ジュエリーばかりのラインナップでございます。

大急ぎで装いお出かけするシーン、ジュエリー1点ずつをお洋服に合わせていくコーデの時間をかけてしまう大変さにお悩みのご提案としまして、3点があらかじめ1セットになったラインナップがございます。

3点のセットそのままをお洋服に当てはめるだけで良いのです。

付けていただくお客様とご一緒に学びながらおしゃれを追求していくスタンスです。

組み合わせる面白み、お手持ちのジュエリーへの追加としてご利用の場合にも一役買えるのでは。。ということで「単品」というコーナーも設けています。

このたびは、その「単品」コーナーからのペンダントのご紹介でございます。

以前の記事【426】ではネックレスをご紹介致しましたが、この度の【427】では、ペンダントというところがフォルムが変わり興味深くご覧いただけるかと思います。

どうぞ、【426】【427】の比較で併せて記事をご一読いただければと思います。

当初バランスの悪かったペンダントの改良点は、バチカンの充実とペンダントチェーンの見直し

単品:チェーンとバチカンのボリュームがトップに対してバランスが良いです。

これまでいろんなジュエリーを拝見する中での疑問と不満を解決するということを考案したスタイルです。

〇ペンダント:PT900台のダイヤモンドのトップは、縦3.5cmx横2.5cmの5ct。チェーンはPT850製71cm。

ベネチアンチェーンが結束したツイスト型のチェーンはボリュームがたっぷり。

まず、デフォルトではバチカンが華奢で危うく、トップのボリュームに相応しいものへ。。

チェーンも、多くの大ぶりペンダントトップに対しても華奢なチェーンが申し訳程度にしか組み合わされていないことがほとんどです。

このことに対する長年の不満と疑問は確かなものであり、是非ともアレンジをご了解いただこうということです。

そうでなければこのような立派なペンダントトップが十分に輝かないのです。

ダイヤモンドのカラット数に限らない、目に映ったそのままの姿こそ本当の意味での「輝き」なのではないかと解釈しております。

あとがき

チェーンに対しては、「重要な脇役的存在」と位置付けていますが、ひょっとすると「隠れた主役」なのかもしれません。

チェーンこそ地金が一番多く使われる部分であり、本物ジュエリーの「高級地金+宝石」の大きな割合を占めているからです。

お洋服・バッグなどの小物類・ジュエリーは、付けた姿を見る人側に立った遠目の見方をしていくことが大切です。

実際に鏡に当てて装いをチェックすることもよく推奨されていますが、それも最終チェックの場面となりますので、もっと前にやっておくことというものがあるのです。

それは、「イメージをはっきりと描く」ということです。

そんなイメージのお手伝いなるものが、当レンタルジュエリーの役割でもあると思っております(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「パヴェ」「メレ」は、たくさんの集結で質量が決まりカラットが高まる、10カラットのダイヤモンドシャンデリアネックレスの普遍的な1粒の親しみやすさ【426】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップは、3点のアイテムを1セットにまとめたセットごとになっています。

ただ、「単品」というコーナーもございまして、番号の大きい順から若い番号へ下る形で採番されています。

1点で3セットと同じという考え方で、その中にはカラットの高いダイヤモンドが含まれます。

このたびは、10カラットという現在では入手の難しいダイヤモンドネックレスなのですが、1粒が普遍的でそれを団子のように3つになったパーツがエタニティーに吊り下げられたシャンデリアのようなネックレスをご紹介します。

この親しみやすさは、1粒の良い意味での普遍さにあるのではないかと思います。

カラットは、粒の集結でカウントされる、10カラットの中に入る粒の数が果てしないネックレス

単品:これ1点で1セットというラインナップの分野のものです。
〇ネックレス:K18WG台に3粒で1連のダイヤモンドチャームの房が多数取り付けられている10ct。45cm。

大変美しいのですが、特に凝っているということもなく、普遍的だとも言えます。

これがいろんなシーンで付けやすくなっているポイントかもしれません。

このタイプの2連もありますが、3連はやはり最強。

とはいえ、20ctというバージョンも拝見したことがありますので、1粒の大きさの違いでしょうか。

パッと見て作りが分かりにくいかもしれませんが、縦の3粒は固定。

横に並ぶ設置はそれぞれフリンジのようにヒラヒラしていますので、横向きで融通をある程度利かせてあるのではないかと思います。

ラウンドネックに沿った構造です。

こうしたジュエリーは、製造してくださったことに感謝し、そして、装う者がネックレスの素敵さをたたえながら素敵に装うことでという形がとても理想的で素敵です。

あとがき

10ctなどというカラット数のものは、こうした小粒の集結物にしか見当たりません。

1粒だけでカラット数が高いものよりも、たくさん連なったり、集まったりしたものの方がうんと華やかです。

ということは、カラットをそれほど重視するものではないとも言えます。

カラットは結果的なもので、2ct-5ctのパヴェなどは、見ただけのカラットの違いを予測することは簡単ではないと思います。

デザインや面積でも随分印象が変わるので、カラットはある一部分の指標であると考えています。

レンタルジュエリーも、地金の重さやカラットだけで価格が変わることをさせていただいておりません。

一律で、あくまでも「おしゃれ度」を一番重視したものになります。

「本物志向のレンタルジュエリー」どうぞよろしくお願いします(^-^)。

簡単に入手できるものではない、ジェダイトの連から自作のマルチカラーが際立つエキゾチックな翡翠ジュエリーコレクション【428】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代にパワーストーンブームも相まって、自作ネックレスやブレスをどんどん自作していった時期がありました。

その後、パワーストンブームも下火になってきた2015-2016年頃は、製作の分量は落ち着きましたが、ストーンの希少度やレベルも見分けたりする学びをするようになっていきました。

そして、2016年頃久しぶりに作ったのが、ジェダイトのネックレスとブレス。

翡翠の連を自作しようと石問屋様で探している最中に出会ったのが、なんとマルチカラー。

「これは素敵だ!」と大玉の素敵なジェダイトの連を購入したのでした。

留め具は18金イエローゴールドです。

では、めいっぱい翡翠の素敵な世界観溢れたセットをご紹介したいと思います。

グリーンがエキゾチック、18金のツタの葉の透かしリングを思わず合わせたジェダイトのセット

5点セット:ジェダイト中心にこのようにまとめました。カラーが整然とリンクしています。
〇ネックレス:濃淡がマルチカラーの12mm珠の天然翡翠(ジェダイト)。留め具は、K18YG製。長さは42cm。
〇ブレスレット: ネックレスよりも少し小さめの10mm珠。天然翡翠(ジェダイト)。留め具は、K18YG製。
〇リング:左-天然翡翠の濃淡くり抜きリング2点 はいずれもサイズ13号。右-K18YG製の巾13mm。16号。

リングも濃淡で立体感を演出です。

ここへ18金のみでできたツタの葉リングを入れた効果は大きいです。

翡翠をエキゾチックなテイストととらえたのです。

あとがき

2020年にスタートの当「本物志向のレンタルジュエリー」では、その後こうした天然石の連物をすべて廃止。

その後は、「高級地金+宝石」の組み合わせに特化していきました。

ただ、この時のこのジェダイトのような連は、なかなか見つけることができません。

濃厚で大粒のはっきりとしたマルチカラーはこの時の2016年の出会いのパワーで見つかったものだと思います。

留め具をK18YGにしたことでストーンの価値も発揮されるもの。

こうした仕立ての連物は、今後も個人のコレクションの中では活きるものになると思っております。

よって、このたびの記録をブログ記事に残しておきたいと思いました。

レンタルジュエリーでは分野を特化させていただいておりますが、ご提案としては幅広く、レベル関係なしに「おしゃれ度」重視でこのようにご紹介させていただくスタンスでございます。

親しみやすく緊張せずに身に付けられるシーン用のジュエリーも必要ですので、そんなジュエリーであってもレベルは確かであるところをポイントにお伝えしてまいりたいと思います(^-^)。

ライム色の天然石が18金イエローゴールドにお似合い、天然石のカラーによって区別したい地金の選択【431】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代の「パワーストーンブーム」のおかげで随分天然石に興味を持たせていただきました。

後のジュエリー集めにも大きく影響した時代だったのですが、自作でネックレスやブレスも作ることができるようになり、随分はまっていきました。

例えば、カラー別での分類、同じ水晶での分類など、切り口を変えた集まり方の面白みを知り、とても楽しむことができました。

そのような自作のネックレスやブレスの留め具を18金にこだわることで天然石が宝石に近いレベルになっていく様子も特に力を入れた部分でした。

そのような環境の中で、翡翠の仲間「jade:ジェイド」と呼ばれるものに注目。

このたびは、通称「マスカットジェイド」と呼ばれる、マスカットにそっくりな様相のネックレスを組み合わせの仲間のジュエリーと共にご紹介したいと思います。

エキゾチックなライム色は、グリーンでもないイエローでもない中間色、地金は断然イエローゴールド

〇ネックレス:マスカットジェイド。縦10mm。オーバル型寄りな形。長さはK18YGの留め具含む42cm。 

みずみずしさもひときわ。

美味しそうなキャンディのようでもありますね。

〇ブレスレット:こちらもライム色の「岫玉:しゅうぎょく」のバングル。内周18cm。
〇リング:「グッチ」のK18YG製チェーン透かしリング。高級地金ジュエリー。サイズは13号程度。

「グッチ」様は、高級地金使いをたくさんされているハイブランド様だと思います。

こちらもしっかりとした線径の品物で大変デザインが優れています。

ロゴが入っていますが抽象的である所がかえって他のジュエリーと合わせやすかったです。

「グッチ」様、どうもすみません、ありがとうございます<m(__)m>。

3点セット:黄色みのカラーの天然石にいかにK18YGが映えるかが分かります。

あとがき

石問屋様(特に「ケンケンジェムズ」様にお世話になりました)に出会わなければこうした今まで出会ったことが無かった天然石を知らずに過ごしていったと思います。

とても貴重な出会いでしたし、このころから、ネックレス単独ではなく、ブレスやリングとしっかりと組み合わせる全体イメージを描き始めました。

こちらも当「本物志向のレンタルジュエリー」の開始当初2020年ではラインナップに並びましたが、その後、天然石の連物やくり抜きバングル、くり抜きリングなどは高級地金が使われる部分が少ない、または無いということもあり全面廃止。

2022年では、すべてが「高級地金+宝石」に特化した本物ジュエリーのラインナップに改良されました。

とはいえ、天然石の連物が本物ではないのか。。ということですが、間違いなく「本物」ということで良いと思います。

天然のストーンに高級地金の留め具が使われているのですからね。

これは、SV925やステンレスの留め具とも大きな差別化になります。

もし、お好みのストーンの連のネックレスなどを自作する場合には、留め具を18金にするということをするだけで随分と高級感が出ますのでやってみてくださいませ。

どこにでもあるような量産品とは必ず差別化ができますし、遠出の高級ジュエリーの心配事も、そういったシーン用に持っていると、心持ちが変わりますので、安心して旅が出来たり、アクティブな活動に専念できるのです。

融通性のあるジュエリーのレベルというところで見ると、ミドルクラスなこのたびのような組み合わせはシーンによってはとても有効なのです(^-^)。

ネックレスだけじゃ不足、ブレスもリングも琥珀でそろえたジュエリーセットが最後に行き着いた着地点【429】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鼈甲:べっこう」と同じような仲間にくくられることが多い「琥珀:こはく」。

実際は、元の天然素材の種類が全くの互いに別物である所に驚かれるかもしれません。

「鼈甲:べっこう」が「亀の甲羅」、「琥珀:こはく」は「天然樹脂」なのです。

琥珀は鼈甲に比べて軽いと感じます。

透明感があり、軽やかな琥珀の方が比較的近寄りやすさがあるかもしれません。

このたびは、大粒の琥珀の一連ネックレスを中心として、その他のジュエリーにはどんなものを合わせたらよいのかのご提案として、素材が別物の前案、そして素材をそろえた後案、さらにその後の改良した現在の組み合わせの変遷と3段階でお伝えしてまいりたいと思います。

3点セット(前案):オレンジ色のリンクとして「エルメス」製の「エマイユ」とメノウのくり抜きリングを。
〇ネックレス:長さ65cm。そのままかぶって着用可。珠のサイズは8-10mm。先端の1粒だけ15mm。

多面カットがややいびつに映る姿がかえって美しいです。連を珠のサイズに沿い、トップを大きくするグラデーションでは、出来上がりがUの字型に落ち着く効果があるもよう。

同じサイズの珠だと円形になるからです。

〇ブレスレット:「エルメス」製の「エマイユ」のバングル。金ベースの宮殿のバルコニー風な柄、内周19cm。
〇リング: 天然石の瑪瑙(メノウ)/アゲードのオレンジxグリーンのマーブルが大変美しい。13号程度。

そして、その後の後案で、ほぼお揃いのブレスレットが登場します↓。

4点セット(後案):3点すべが琥珀で、更にマルチカラーのV字リングも追加。

あまりにしっかり揃い過ぎると面白みがないということで別のリングもここに加えていました。

その後が大きく変化。

「高級地金+宝石」への特化の体勢を整え、連を廃止。

なんとこのネックレスとブレスも当「本物志向のレンタルジュエリー」からは廃止となりました。

V字リングも別へ移動。

残ったのは琥珀の多角形18金リングのみということに。。

3点セット(最新案):こうして、K18YG、ダイヤモンド、琥珀リングのテイストへ組み直しました。

随分大きく変化したものですが、これもすべてレンタルジュエリーを通した価値の見方の徹底と、フィードバックをキャッチしたことの結果なのでした。

あとがき

いろいろな変遷を経て、「高級地金+宝石」というところに行き着いてはいますが、それは、「レンタルジュエリー」においてであり、過去の連物の美しさは不動だと思っています。

こうして記録に残しまして、比較的入手しやすいコスパの良いジュエリーの装い方としてご提案したいと思い、記事に綴らせていただきました。

もしも、お手持ちのジュエリーに追加したい部分があれば、是非「本物志向のレンタルジュエリー」をご利用いただければと思います。

お手持ちのコレクションに混じりご利用いただき楽しんでもらえれば光栄です(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

翡翠のイメージにぴったりの古典的なネックレス、一癖あるグリーン色はジュエリーから始まるコーデをするほどのもの【432】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1990年代に韓国製であるとのことでいただいた、「翡翠ネックレス」をヘビロテ。

なかなか翡翠ネックレスはコーデに難しく、当時アパレル会社へ勤務のお仕事着を兼ねた私服にたくさん付けました。

留め具は金メッキだったのですが、珠のサイズが大粒(8.5-9mmはあったかと)で、その後にそれを上回る粒にはなかなか出会わなかったネックレスでした。

その時の物ではないのですが、このたび、そっくりなものを思い出しながら入手し、古き良き味わいを楽しむ典型的な翡翠のジュエリーの装いを考えてみました。

ここまで難しいカラーは、ジュエリーに合わせてお洋服を決めていく手法をとるのが望ましい

3点セット:全て翡翠。ネックレスとブレスはほぼ同じ。硬玉(ジェダイト)/軟玉(ネフライト)の別は不明。
〇ネックレス:天然翡翠。典型的な翡翠のイメージそのままのグリーン色。粒は7mm程度。長さは45cm。 

留め具を18金で設置してあります。

〇ブレスレット:古いものだと翡翠のグリーンが濃くなるのだとか。粒のサイズは7mm程度。長さは21cm。 
〇リング:同じ翡翠のパープルがミックスされた美しいくり抜きリング。幅13mm程。15号程度。 

リングが抽象的な柄みたいになっているところがいわゆる優しさ(本当は易しさの方)。

ヒントのような物をくれるバイカラーと思えば良いです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップには上のセットは、最初は並びましたが、その後は廃止しました。

「レンタル」としてはなかなか難しかったのが実情です。

そして、このグリーン翡翠の名残をこんな感じで残しました↓。

3点セット(新案):もう連物ではありません。すべてのアイテムにK18YGが加わったものへ改良しました。

あとがき

冒頭の、勤務先でのファッションコーデのエピソードの続きなのですが、グリーンのあの翡翠をどんなものに合わせていたかです。

それは、グリーン色が入った原色カラーのベロアのフレアースカートでした。

実物とは違うのですが、こんなようなミックスカラーのベロアのスカートでした。

母による製作品のスカートでした。

そして、トップスは、黒のリブタートルセーター。

黒のタイツをはき、靴は黒のショートブーツだったかな。

1990年代でも現在からは十分一昔前。

ただ、1990年代でさえもこうしたグリーン翡翠はすでにかなり年数の経過した古物だったのでした。

だからこそ、このブログ手直しの現在2024年においては、更に貴重なジュエリーとなっているのです。

クセがあるからこそ反対に面白みがあると考えると、ジュエリーを先に軸にして、お洋服を考えていくという順番もありだと思うのです。

固定観念は時として可能性を狭めてしまいます。

ジュエリーは「ついで」では決してないというもの。

ジュエリーがお洋服の「スパイス」だとするならば、じっくりと煮込む「インドカレー」には、スパイスは最初に投入しているということも事実なのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ダークカラージュエリーに綺麗な色の差し色を入れていく、スモーキークォーツを主役に据える綺麗な色のストーンの存在価値【434】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とにかく茶色が「ホッ」とする私。。

インテリア、過去のお洋服にわたり茶色を好んできました。

しかし、お洋服に関しては、10代の頃からさんざん茶色を試してきて思ったのが、「難易度の高さ」と「田舎っぽさ」でした。

「装う」ことは「見せる」こと。

他人目線の重要さを追求するようになったことでお洋服に関しては、茶から卒業して離れてゆきました。

反対に、お洋服そのものを茶色にするのではなく、白やピンクやベージュに「差し色」として活躍できるベルト・靴・バッグなどの小物と同じようなスタンスでジュエリーの茶色を使うことをしてみたのです。

このたびは、茶色の代表格のようなストーン、「スモーキークォーツ」が美しいジュエリーセットをその後の変遷とともにご紹介したいと思います。

暗めの茶色をジュエリーの組み合わせの中だけで、まずは、綺麗なカラーの差し色を投入するという工夫をしました。

暗い色の美しさとはどんなものなのかということを存分にお伝えできればと思います。

眼鏡チェーンなどにスタイリッシュに利用できる小粒のスモーキークォーツのロングネックレスのまとめ方

茶色に綺麗な色を3連リングで入れていきます。

同色の茶色も自然な関連付きとなるよう取り入れました。

小粒スモーキークォーツセット:ネックレスは2連使いもできます。ブレスはお揃い。
〇ネックレス:K18YG留め具の「スモーキークォーツ」の4mmの64面カットのロングネックレス。98cm。
〇ブレスレット:ネックレスと全くのお揃い。18cm。こちらも留め具はK18YG。
〇リング:天然石の瑪瑙(メノウ/アゲート)の3色のいずれも14号程度のくり抜き多面カットリング。

当初、「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに登場のこのセットでしたが、他にもスモーキークォーツは登場していました↓。

こちらは、1.5cm四方程の大きな粒のスクエアの多面カットのロングネックレス。

連物の廃止後は、スモーキークォーツのペンダント中心の本格派ジュエリーへ

2022年では連物は、「本物志向のレンタルジュエリー」では、すべて廃止。

地金がたっぷりと使われた「高級地金+宝石」の本格派ジュエリーへと姿を変えました。

スモーキークォーツがペンダントになっているスクエアな四角モチーフ揃いのセット。

パワーストーン寄りに考えられがちなスモーキークォーツを立派な宝石と解釈したセットです。

そして、残念なことに、ペンダントが欠ける事件が2022年に起き、残ったリングを別に活かしました↓。

3点セット(新案):ダークなスモーキークォーツに対してはマルチカラーを引用がお勧め。

四角フォルムを活かしながら、スモーキークォーツが素敵に映る組み合わせを考えた結果です。

ここでも、ダークなスモーキークォーツと対極の綺麗なカラーを引用しています。

あとがき

スモーキークォーツがあまりに明るく綺麗な場合、色が処理によって調整されていることが多いです。

途中でご紹介のビッグな四角いペンダントの暗さが天然です。

どちらかというと本来カーキがかった茶色なのだそうです。

そんな知識も持ちながら、和名「茶水晶」のこのストーンに接してみてくださいませ。

ベージュや白のお洋服が多数の方はきっと出番があると思います。

色のトーンによっては、グレーにもマッチすることがあります。

言葉では、「暗い」「地味」などのマイナスイメージなストーン、その「陰」にこそ美しが隠れていると考えています。

その美しさを引き出すために綺麗な色のストーンの役割があるのではないかと。

綺麗で華やかなカラーのストーンが必ずしも主役ということはなく、時には、まるで「黒衣:くろこ」のような役割をすることがあるのです(^-^)。

ホワイトダイヤと交互に流れる柄のブラウンダイヤリングの活かし方、柄にマッチしたコイルデザインを取り入れた抽象的なセット【440】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業者でございます。

ラインナップを途中で改良しながらそのレベルを高め、現在では「高級地金+宝石」に特化したセットを組んで、ジュエリーがすでにまとまっていることの価値や使いやすさをご提供するスタンスでございます。

このたびは、主役をリングとしながらその組み合わせを決めた2021年の前案と1年後の2022年に改良後の後案を順にご覧いただきまして、最終的に方向性が徹底した「高級地金+宝石」に行き着いた2022年後の姿に是非納得いただければと思います。

コイルの美しさを拡大したようなリングとみなし、3連コイルネックレスと組み合わせた主役のブラウンダイヤリング

3点セット(前案):2021年の組み合わせです。この時はまだブレスレットに天然石の連物を入れ込んでいました。
〇ネックレス:根元から3連でできている個性あるねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:「シャンパンクォーツ」という天然石の楕円7mm程度多面カット。留め具はK18YG。20cm。
〇リング: K18YG台のブラウンダイヤとホワイトダイヤ交互の変形ストライプ。リングの幅はMAX10mm。

ブレスレットの「シャンパンクォーツ」がK18YGによく馴染みます。

その他「シトリン」「ビールクォーツ」など黄色い系統のストーンは地金だけのブレスの代わりになります。

ただし留め具は立派にK18YGの、引き輪・ダルマ板・つぶし玉というこだわりを徹底。

その後1年経過で2022年に大きく見直しをはかることに。。

連物をすべて廃止、地金ベースであってもとにかく傷みやすい繊細なパールを全面廃止、ハイブランドコスチュームジュエリーもすべて廃止の「本物ジュエリー」のみのラインナップへ。。

そして、ずっと継続してまいりましたリングは、このように組み合わされるところへ行き着いたのでした↓。

3点セット(新案):新案ではすべて1点ずつの3セットばかりに。関連付きながらすっきりとまとまりました。

ペンダントのモチーフも生き生きと映るのも周りがすっきりとまとまっているからということになります。

主役だったリングもレベルアップされた仲間に入ることで映り方もひときわ違ったものになっているでしょう。

あとがき

会社勤めにおいての悩みは、「突出した意見・考え方」を持つことが時に悪いこととみなされることがあること。

確かにあまりにそのレール上にないことは現実的ではないのかもしれません。

ただ、個人の事業においては、そんなことこそ大切であり、どんどん変化していくことこそ発展への一歩ずつだと実感しています。

どんな小さなことでも気になれば早めに見直せばよい。

見直すことが認められる、もしくは今までの事に疑問を抱き解決できるということが一番有難いです。

そのようなこの事業者の立場が大変嬉しく「生きがい」です。

どうぞ、お客様のために力をそそいだ「本物志向のレンタルジュエリー」の着用の主役に是非なって下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「華奢なことがしとやかで素敵」という趣味嗜好にお答えして。。重ね付けも活かしながらたくさんの細口アイテムを集結した本物ジュエリー【441】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は「高級地金+宝石」ということに特化したものに変わっていきました。

更なる特徴は、大粒や大ぶりなどの際立つ存在感大きいアイテムが多いのですが、過去には、珍しく「華奢」な集まりもありました。

アイテムを1つのセットにまとめたセットごとのラインナップなのでぱっと見を意識した全体コーデのようなものです。

このたびは、比較的レアであった過去の2020年-2021年の間の細口なセットをお楽しみくださいませ。

更にリングの数も増やした後口の案もございましたので、「前案」「後案」という違いで順にご紹介したいと思います。

出発は祖母からの贈り物のチェーンから。。類似の点をよく見ながらコツコツとあつめていった最も数の多いセット

あれは、1980年代後半のこと。

時はバブルの最中(さなか)、祖母からもらったペンダントチェーンがありました。

おそらく地金ジュエリー集めの中での初期の頃の出会いだったと思います。

〇ネックレス:K18YG/PT850コンビの長さ40cmの細口チェーン。トップはK18YGのコーヒー豆風なパネル。

このペンダントトップはよくゆらめき、生きているかのよう。

動きが素敵なところが抜け感が出しやすいかと。

〇ブレスレット:ミラーボールカットのエタニティに繋がったそれぞれK18YGとK18WG。長さは共に18cm。
〇リング:フリーサイズ風(12-15号)のリング。ブレスと全くお揃いのミラーボール。K18YGとK18WG。
5点セット(前案):この前案でも十分に豊富。全く同じのミラクルな出会いが特徴です。

その後、ペンダントにも変化が。。

元あったチェーンと同じボリュームの兄弟のようなチェーンに出会ったのです。

しかも少しデザインが違うようだと思える違いが素敵なのです。

7点セット:リングには、ペンダントのひし形にリンクした透かしのひし形のダイヤモンドリングを投入。

後案の全7点には驚かれたことでしょう。

華奢なものを重ね付けで活かす究極の形でご紹介致しました。

あとがき

その後なのですが、後案の7点の華奢テイストのレアセットは、「本物志向のレンタルジュエリー」からは7点共廃止致しました。

他のセットが大変ボリュームがある中、あのセットは普遍的でした。

個人で集められる範囲内だと思いますので、レンタルとしてはお役目がありません。

ただ、この度のご紹介に共感していただけた部分があれば、お手持ちのジュエリーや今後のジュエリー集めにご参考にどうぞ。

大ぶりや目立つ存在感ある大粒ストーンなどの集結は、是非picturesque(ピクチャレスク)のレンタルジュエリーをご検討いただければと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク