<仕立て直し>マチ無しドーム型バッグの失敗作の正面のポケットをそのまま切り抜き別物に活かすアイデア【85】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、本製作では【12】の「ドーム型マチ無しショルダーバッグ」の失敗作を廃棄せずに、良い部分を引用した別のミニバッグに仕立てていきました。

ファスナー取り付けのゆがみが最終的にどうしても受け入れ難く、完成後に厳しくボツ品と判断したのです。

しかし元は高級生地、うまく活かす方法を考えました。

失敗作などがあった場合に、100%悪い判断をするのではなく、当時の労を自らがねぎらい、せっかく作った品物を部分的だけでも引き継ぐことができないかを考えるのです。

良い部分を活かした別の製作品へのご考案の際には、是非このことを思い出していただければと、こうして記録に綴りたいと思います。

マチ無しドーム型のファスナー付けの失敗作、解体しポケットそのままを利用したポケットバッグ

表地(ピンク系):フクレジャガード、ビスコース/60%、ポリエステル/30%、綿/10%、イタリア製。裏地(チャコール):アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。
生地のズーム:表地は@¥5,980/mの高級生地の部類。チャコールグレーのアムンゼンのぶつぶつも高級感あり。
ポケット周りを縫い代を見込んでカットしてあります。裏面に設置のハード薄芯もそのまま利用します。
縫い代を整え、裏地を2枚ハギで繋いで、表地と同じサイズに生地に当てて裁断。型紙を作るべきだったと反省。

こうしたものも型紙を作り、ずれを起こさないことが綺麗に出来上がるコツとなります。

この時は、変なバイヤスな目線で製作を見ていたと、猛省です。

「外表」の仕立て:表地も裏地も共に縫い代を内側に折り込み合体のステッチをかけて縫い合わせです。
完成。ポケットそのものがメイン容器になったミニバッグが新たに誕生。裏面にもポケットが付き充実♪。

持ち歩くのみならず、お部屋の壁にかけて入れ物として使ったり、旅行用にバッグの内部に設置したり、また、首から吊り下げるような更なるアレンジも見込めます。

ポケットバッグ(仕立て直し):<サイズ>縦14cmx横21.5cmxマチ無し。ポケットがそのままバッグに。

あとがき

「失敗を無駄にしない。。」とはよく言われるフレーズ。

しかし、実際に実行に移している割合はどれぐらいのものでしょうか。

失敗の教訓を長い目で見て挽回していくことは失敗の時点では決意します。

更に、そのための第一歩を即座に行うということこそ、挽回に向かっていく現実的な道に乗ったと言えるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

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