まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、本製作では【12】の「ドーム型マチ無しショルダーバッグ」の失敗作を廃棄せずに、良い部分を引用した別のミニバッグに仕立てていきました。
ファスナー取り付けのゆがみが最終的にどうしても受け入れ難く、完成後に厳しくボツ品と判断したのです。
しかし元は高級生地、うまく活かす方法を考えました。
失敗作などがあった場合に、100%悪い判断をするのではなく、当時の労を自らがねぎらい、せっかく作った品物を部分的だけでも引き継ぐことができないかを考えるのです。
良い部分を活かした別の製作品へのご考案の際には、是非このことを思い出していただければと、こうして記録に綴りたいと思います。
マチ無しドーム型のファスナー付けの失敗作、解体しポケットそのままを利用したポケットバッグ




こうしたものも型紙を作り、ずれを起こさないことが綺麗に出来上がるコツとなります。
この時は、変なバイヤスな目線で製作を見ていたと、猛省です。


持ち歩くのみならず、お部屋の壁にかけて入れ物として使ったり、旅行用にバッグの内部に設置したり、また、首から吊り下げるような更なるアレンジも見込めます。

あとがき

「失敗を無駄にしない。。」とはよく言われるフレーズ。
しかし、実際に実行に移している割合はどれぐらいのものでしょうか。
失敗の教訓を長い目で見て挽回していくことは失敗の時点では決意します。
更に、そのための第一歩を即座に行うということこそ、挽回に向かっていく現実的な道に乗ったと言えるのです(^-^)。
