まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
以前読んだ本で、「ファストファッション」という本がありました。
その中の印象的なサブタイトルみたいにもなっていた、「クローゼットの中の憂鬱」というフレーズが製造業者視点から末端の消費者視点へのワープのようで、非常に鋭い表現だと思ったものです。
その本も、2010年代のルポタージュ本、ここ2020年代へ来て、それと対極のような考え方が少し浸透している様子です。
マーケットサイトの「メルカリ」様などでは古着があちこち行きかい、いろんな人の手へと渡っていく様子が見られます。
長年の古着ライフを10年以上続行。
同じブランドばかりにこだわって集めているここ最近です。
捨てることが決してないという点では、「価値」を持った古着です。
このたびは、厳選した数の少ないブランド古着のクローゼット、しかも同じブランドにこだわって集めた結果の「心地」のようなことにスポットを当ててみたいと思います。
「飽き」というものの深み、流行が色濃く出ているデザインに対して飽きるのであり、同じブランドであることには飽きは無い
同じブランドばかりで集めると、飽きてしまうのではないかと思いがちですが、実際はその反対です。
同じブランドが集まることで、色濃く特徴が集まって、よりブランドパワーのようなものがが強まるクローゼットになるとさえ思えてくるのです。
量産的な、「アルマーニエクスチェンジ」「アルマーニジーンズ」は選びません。
この「セット」というのはお洋服の持ち方の特徴で、上下をペアにして決めてしまう集め方です。
かわいくて購入したけど、結局ぴたりと合うものが無くて着ていない。。などが起こらないようにする為に「一番」を決めてしまうのです。
その購入前の計画がポイント、上下のセットのイメージを決めてから購入、もしくは、片方のアイテムで気に入ったものがあった場合に、そこからさらに、それに合うアイテムをその時点で探すという、同時期に上下を決定するという集め方です。
これは、後に出番がないなどということは決して起こらない集め方です。
「着回し」ということもありますが、結構テクニックが必要で、優劣の差がどうしてもできます。
あれとあれはベストだけど、あれとこれだとあまり腑に落ちない組み合わせだ。。などと差ができるので、「着回し術」というのは、「術」というだけあって高度過ぎるのではないかと考えます。
それよりも、最高の1セットをそれだけ着ることの最強さこそ分かりやすく実現しやすいのではないかと考えたメソッドなのです。