おそらく30年は軽く行けるであろう、丁寧にお仕立てした最も単純な壁掛けメモホルダー(改良版)【655】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

何気ない日常の動作の1つに予定のメモ書きがあります。

そのメモ書きをそのまま活かせる、書き写しや次の1ステップが何も必要がないメモのままホルダーに留めるという使い方をする「壁掛けメモホルダー」というものを考えました。

決してその予定を逃さない、1つ1つの用事をカレンダーに書き込むのではなく、メモ帳の形で実現していこうといもの。

カレンダーメモなどのメリットももちろんありますので、併用タイプとしていかがでしょうか。

生地のみで作れるミニマムな製作、両端にループを作って画びょうやフックに掛けるデザインの「壁掛けメモホルダー」の完成

改良前:取っ手デザインは「反り」が起こって失敗でした。その後改良したのがこの度の両端タブ式です。

↑実際のところ、縁(ふち)がメモの重みで内側に反ってくることが分かりました。

よって、今回その反りが起こらないような物理的対策をしたデザインに変えていきます↓。

改良後:両端のループによって、反りが起こっていた部分を固定。もう反りは起こりません。

一番手前に近々のメモの予定を選択ばさみで留めて表示。

残る予定メモはポケットに日付順に並べ収納するだけ。

ループは共布に接着芯を丁寧に貼り、四つ折り観音開きに折り、縁をステッチした作り。

インテリア品でここまでの仕立てはもしかして不必要というご意見もあるのかもしれませんが、これもハンドメイドバッグの仕立てをそのまま落とし込んだ作り。

ちょっとしたことですが、迫力とかしっかり感というのは、やはり比べれば感じるもの。

この度も本体の前面側に接着芯に加え、ハード厚芯も貼っています。

専用の型紙も作ってカットしたハード厚芯をボンドで貼って思いっきりハリコシを出しますと立派になります。

あとがき

では、以前に作った取っ手デザインはもう無いのかということですが、あれも、ひと工夫することで、あのデザインのまま行けます。

反った部分を反らないようにパイプ状の木の棒などを縫いこんで横に設置。

そうすると反らない取っ手バージョンも完成型になります。

ただ余計な材料が1つ必要になるので、とりあえず、今回の両サイドのタブ型がまずは布だけで作れるものになります。

今回のようなメモホルダーはかなり日常的なアイテム。

すぐにご利用していただけそうです。

半分はメモホルダーによる機能、残りの半分は、洗濯ばさみを使ったメモの使い方でフル機能になります。

このことは、シンプルなお品でも、「使い方」によって随分生き生きとしたアイテムに発展できることのヒントになりました。

物を作るだけでない、その後の使い方を予想した案というのは実用性に繋がっいる点がとても重要。

コスパの良いお品というのを目指していますので、そういった意味で、流行などとは無縁のインテリアアイテムである壁掛けは、何十年でも長持ちすると予想できます(^-^)。

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