ユーザー様の声は惜しみなく拾いたい、一方同業者様やライバル達を調査し過ぎて自らの軸が揺さぶられる模倣癖とは無縁【1470】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、たった1つずつの事業活動における「やって良かったこと」と「やらなくて良かったこと」の対極の2つをお話する回としたいと思います。

複数の羅列よりもたった1つずつが印象に残り、事実一番感じたことですので、当方の価値観も含めてご参考にどうぞ。

事業活動でたった1つずつの「やって良かったアクション」「やらない方が良いアクション」、対極の2項目を同時にお伝えします

①「やって良かったアクション」・・・ユーザー様の声をできる限り漏らさず拾い上げる

取り入れ活かすという前に、「参考にさせていただく」という段階があります。

ここには出来る限り多様で豊富な量の情報をいただけた方が有難い、日々の何気ない会話の1コマにもアンテナを巡らせます。

家族・友人・街中で耳にした会話すべてに対してです。

この拾い上げの結果、ハンドメイド活動でもレンタルジュエリー活動でも発展があったという感触を得ています。

特に、固定観念の塊のような一人間の「努力」の1つとして、自分の考えの範疇以外の考え方や声に耳を傾ける姿勢です。

頑固で凝り固まった固定観念いっぱいの自分、この一歩の譲歩のようなこと、柔軟な態度がその後の発展に繋がるのです。

かつて、ジュエリーを集めていただけの時代では、K18YGに偏り「ダイヤモンドは透明、色の無い味気ない宝石だ」などと重視しなかった過去。

しかし、実際のユーザー様はダイヤモンドを好まれるのでした。

そんなリクエストもあり、ダイヤモンドにも目を向けていき、プラチナという金属の素敵さも重視していくように。

とはいえ、集めていた時代でもなぜか惹かれるようにダイヤモンド物を調達していたことがありました。

単純な考えで、「透明で物足りないから大ぶりなものならいいかな。。」などという気持ち。

結局、その後ダイヤモンド5ct・10ctなどが希少品になっていった時に、目の前に持っていたこれらはレンタルジュエリーにまさに相応しいジュエリーとなっていたのでした。

「勘」のようなものもいかに大切か、そして変な「やめておこう」が無かった突っ走った過去の収集の姿勢も後からは奏功ということに。。

そして、ハンドメイドバッグの方です。

こうと決めたら他のデザインなど聞き入れもしない頑固さに、ふと守備範囲外のようなデザインを希望され聞いた時。

「いやいや作るつもりはなかったな。。」と思う一方で、そのお声はいつまでも残りました。

結局、お聞きした声を全部拾い上げこの数か月順に挑戦していった結果、結局すべて出来上がったのでした。

今まで作ってもみなかったデザインが作れるようになっていたのです。

そして、新しい部分も多く、勉強しながら技術も同時に高まったようでした。

こんな実体験から言えることは、これまでと違う部分に手を付けてみる一歩を踏み出すこと、これがその後の驚くような結果を生むということでした。

巷でよく言われる「コンフォートゾーンからの抜け出し」に等しいものです。

②「やらない方が良いアクション」・・・模倣から始まる製作スタイル

特にハンドメイドバッグ作りに関わることです。

もともと、他の方の発信はじっくり見ていないこれまで、模倣は嫌っていました。

自分自身の製作物は模倣OKにしているのに矛盾のように感じますが、そうではありません。

ハンドメイドを広める活動としては、模倣OKで著作権フリースタイルは間違いなく引用率が高くなり効果的だという判断は変わりません。

ただ、模倣を基軸としたこれまでのアパレル業の大半を見ると、いよいよ永続的なスタイルではなくなってきたことが、その崩壊のような姿に感じます。

基本的な「軸」があっての分からない・不明な点の参考で他の方のノウハウにお世話になるという順番であるべきです。

すでに売られているものを「市場調査」として分析するその時間は、ユーザー様にご希望などを募ったり、アンケートなどで何を考えていらっしゃるのかを掴み取る活動の方が気が利いています。

あとがき

アパレル分野・アッション分野は大量生産が成り立ちにくいのではないかと考えます。

なぜなら、複数になればなるほど平均的にならされ味気ない出来になってしまいがちだからです。

「衣・食・住」の「衣」でもありながら、芸術に重なる点もあると思っております。

小規模の良さは、この「芸術寄り」を丁寧に伝えていけることが強味、有名ブランド様の模倣から始まる企画がいかに的外れなのかということです。

小規模でも良い、ちゃんとした軸を持った独自の考え方・メッセージを伝えていける活動であるべきです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

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