まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在カーテン作りをシリーズで①から順番にご紹介しております。
一からほどいてやり直し、腑に落ちたものへと作り直した苦労の連続の実体験から、お役に立てるノウハウがたくさん見つかっています。
数時間程度で作ってしまえるなどと言われているカーテン作りですが、実は奥が深く、いかようにも出来上がることができるということでは、作り手の考え方が色濃く反映するものです。
今後30年もの期間はゆうに使っていくであろうと見越したこのたびのカーテン、今この時の短い時間の苦労をしておきながら、後で見返すたびに「これでよかった」と納得するようにと考えています。
おうち生活を好むタイプのピクチャレスクが作るカーテンということでその拘りをご覧いただければと思いますし、「縁側」という日本らしい家屋のカーテンであるところも興味深いと思います。
いよいよ、このシリーズは最終の段階の作業を迎えました。
製作の最後の⑦は留めベルト作りです。
これも既製品のロープでくくる方法もありましたが、カーテンの生地の色や雰囲気に上手くなじむには、既製品のロープは展開が少な過ぎました。
妥協をするくらいなら、共布生地で作っていく方がしっくりと馴染むと思いますし、きちんと作ればおそらくロープよりも長持ちできるのではないでしょうか。
横幅180cmもの窓と厚みある高級カーテン用の「ベルト」、長さや幅のバランスをじっくり考えボリュームあるゆったり感の60cmを導き出した
これは通常よくある窓の横幅80cm-100cm程度の窓用のカーテンに相応しいベルトで、長さが36cm程度。
このたびのボリュームある60cmの長さのベルトにするためには、この通常レベルの長さの型紙をまず作り、真ん中を切って延長するという型紙の作り方をしてみました。
ごめんなさいね、そのアレンジの様子を写した写真が残っておりませんでして、ご説明だけになります事ご了承下さいませ<m(__)m>。
<アレンジの仕方>
作った型紙の真ん中をカット。
そして、別の用紙に真ん中を空けて型紙を当てて、全体が60cm程度の長さになる位置へ改めて、左右を写し取るのです。
その時に山の高さを高くし、幅を広げます。
ただ、このやり方、長くなった分カーブの部分の多くがストレートなラインになってしまいスタイリッシュではありません。
これでもよければ、これで進めますが(私はこれでやりました)、納得できない場合、テーブルなどの机の脚下にビニールひもなどを挟み込み、大きなコンパスみたいに、先端に鉛筆を結び付けて円の一部のカーブを利用します。
もし、フォルムにこだわりたい場合は是非「大きなコンパス法」でトライしてみて下さいませ。
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フックの作り方は、こんな風にしました↓。
2枚のベルトパーツを重ねて縫う際に両サイドに挟み込みながら設置していきます。
あらかじめ、返し口である横の長い辺はアイロンで縫い代を折っておくのが綺麗にできる秘訣。
あとがき
その他のお部屋のカーテンも一緒に1つの投稿として出来上がりの全体像をご紹介する回を<カーテン作り⑧:最終章>としてまとめたいと思います。
実はこれこそが一番のゴール、「インテリアコーデ」に当たる場面です。
お部屋の家具との調和や全体を見渡した時のその中のカーテンの存在などを映します。
少し間が空きますが、最終章の⑧は【1375】で投稿です(^-^)。