まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在カーテン・クッションカバー・テーブルクロスなど布製のインテリア品を次々に製作中です。
実家の新築に伴い、インテリアカバー類製作の担当者としてです。
ハンドメイドバッグ事業と何ら変わりのないスタンスで作っていますが、インテリア類は一重仕立てが多いので少し勝手は違います。
このたびは、一番簡単な端を三つ折りするだけで完成するテーブルクロスの洗い替え用の2点目に関して、サイズを間違えて生地を多めに購入してしまいました。
1点目製作から少し日数が経過し、うる覚えでダイニングテーブル自体の横の長さを128cmの所を158cmと間違えて見積もっていたのでした。
+30cmを余分に間違えたことによって、全体で幅なり1.6m購入した1点目に対し、2.5mも購入してしまったのです。
よって約90cm余分ということになりました。
余り布をこのたびは活かしていきます。
ナイロン/100%のはっ水加工タイプは、結構しっかりとしたハリコシある生地ですので、裏地を付けない一重仕立ての巾着袋を収納袋として製作しました。
一重仕立てでもちゃんと成り立つというところを感じ取っていただければと思います。
購入ミスでもったいなく余ったテーブルクロス用撥水生地、手持ちの薔薇ワッペン・ギフト用リボンテープを使い製作した一重仕立ての巾着袋
出来上がりを見ながらのご紹介になります。




中に撮影用の中綿を入れていますが、一重仕立てにしてはなかなかのしっかり感。
このたびの生地は、ナイロンツイルはっ水加工、ナイロン/100%、日本製です。
オリーブグリーンがクラシックな雰囲気です。
では、工夫の点を5点ご紹介してまいります↓。
①薔薇のワッペンの接着+ステッチで固定

最初にアイロン接着をした次の段階でステッチをしましたので、このペアの作業でしっかりとワッペンが縫い付けられたということになります。
ワッペンだけの接着ではお洗濯で経年の剥がれが起きることが見込まれるアイテムには、是非同色ステッチでなじませて固定するこの方法をお役立て下さいませ。


②最初の1枚布の時点ですべての辺を三つ折りして縫い代を隠しておいた


③マチはカットせずにサイド側へ縫い付ける

底へ折り曲げ縫い付けるやり方も考え方としてはありますが、バッグの中をのぞいた時に視界に入りやすい底を避け、サイドにしたという理由からです。
④巾着ひもは江戸打ち紐を購入せず、サテンタイプのリボンテープを使用

同じ仲間のシフォンタイプは少し弱さを感じたので目の詰まったサテンタイプを選択。
一重仕立ての表地にバランスが合う軽いひもになりますが、表地のオリーブグリーンにちゃんと色を合わせています。
⑤ひもの先にゴールドのループエンドを飾った


こうして完成しました。
ここには、室内エクササイズ用の運動着を数点収納することに決めました。

あとがき

使い方は、その後の気持ちの変化に従って変え、その後の2024年現在では事業用の道具入れとしています。
自分使いにした例ではあったのですが、ハンドメイドマーケットなどでは、ミスも貴重なストーリーとして、笑い話のように会話の1つに盛り込まれてはどうでしょう。
そうしますと、そのお品物に何か特別感が生まれ、受け手に届きやすくなっていくかもしれません(^-^)。
