まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
私のお部屋にはクローゼットがありません。
お洋服は、リビングに150cmのハンガーラックを設置して、オールシーズンの絞り込んだミニマムなお出かけ着をかけています。
伸びるニット類はヴィンテージの木製箪笥へ。
ハンガーラックであっても、クローゼット内のポールであったとしても、年月の経過とともにほこりも出ます。
洋服の肩などは特にほこりがたまりやすいので、肩幅分を完全に覆うようなカバーを考案。
既製品のファスナーなどが付いた立体型は、最初は新鮮ですが、結局はほこりがたまり、ネタ付きの原因になりますし、見た目がやや生活感に溢れてしまいます。
単純な1枚のシートに出来上がるだけですが、そのすっきり感と存在感のバランスはどこから生まれているものなのかを是非感じ取ってみてくださいませ。
衣装用素材のコーナーで見つかったたくさんの種類の違う花柄から選んだ薔薇柄のシフォン生地、軽くておしゃれ度が高いインテリアに向いたカバーになる
写真では映りがカーキベージュですが、実際は薄いオレンジベースのカラーです。
光の具合でこうして違う色に映るのでして、これも透けた素材の特徴かもしれません。
活動的な季節には、よくお出かけするかもしれないということで、扱いやすいシフォン生地が非常に融通性があると実感することでしょう。
幅は110cmの日本製によくあるものですので、変えられませんので、縦でハンガーの150cm分ちょうどをそのまま購入。
そして、すべての4辺をアイロンで7mmずつくらいで三つ折りして、ステッチを一気にぐるり1周しました。
そうして、端が美しく始末されたただの布の粋を越えた素敵なインテリアカバーの完成です。
よくこうした生地でポーチなどが作られていますが、むしろ、こうして柄がめいっぱい広がったカバーは柄がはっきりとたくさん出て豪華です。
こんなちょっとした20分程度の三つ折り作業だけで、ここまでのものが出来上がるなんて、素敵なことではありませんか。
生地代としては、@¥1,530/mx1.5m=¥2,295となかなかの高級品ではありますが、このような既製品はネットを探してみ見つかりません。
ネットに入れて丸洗いできますし皺も寄りにくく、コスパの面では一生物で大丈夫なのではないでしょうか。
実は、5年くらい前に購入の同じ生地の柄違いを110cm幅と同じ1.1mで購入してセーター収納の風呂敷に使っています↓。
1.1mで縫い代を少し取られても、1m強の1辺の長さがあるスカーフはレアです。
こうして風呂敷包みのようにお洋服のニットなどの収納にふんわりとゆったりと使用もお勧め。
こうして包んであるまま置いているだけでインテリアが美しくなります。
暑い季節には使わない、お洗濯済みの手袋・マフラーなどもこの中に入っています。
あとがき
ネットで既製品を見ると、インテリア分野ではまだまだバラエティーに富んでいるとは感じないアイテムもたくさんあります。
まだ私は試していませんが、ミシンで三つ折りさえできれば、これを「ラックカバー」として商業利用できないですかね♪。
この柄が著作権の商業利用がが可能であればニーズはきっとあるのではないかと思うのです(^-^)。