1stサンプルの方を選択する勇気、2ndサンプルが必ず発展していると思い込む固定観念を取っ払い5cm短い完成をボツにした【1159】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在キルトがかかった無地のナップサックの寸法を研究中です。

いずれコンテンツにまとめてダウンロード型のハンドメイドバッグの作り方として販売していこうとしているのです。

附随するプレゼント的な特権が、「デザイン・型紙・ノウハウの著作権フリー」。

充実のコンテンツだと思っていただけると嬉しいです。

一度目にマチのサイズ、15cmなのに20cmと大き過ぎて間違えた型紙を作っていたという何とも情けないミスの修正と、この機会に縦を5cm短くした点がポイントです。

・1stサンプル:縦の長さが5cm長い/マチは20cm

・2ndサンプル:縦の長さは5cm短い/マチは15cm

ということです。

5cm丈が短いことはむしろデメリット、縦の長さが十分な1stサンプルの方が良かった、2ndサンプルが発展しているものだという固定観念を覆した選択

左:1stサンプル・右:2ndサンプル(丈が5cm短い)。

「1stサンプルの方で良かった」という率直な感想を持ちました。

5cm短くすることで、コンパクトにはなったももの、その違いはやはり大きいです。

右は中にあまりり物が入らないのではないかという印象を与えるようで左の方へ戻そうと思っています。

「大は小を兼ねる」は、この場面に相応しい教訓かもしれません。

確かにコンパクトで使いやすいのは右なのですが、もしも、買い物が多くなった時に少しでもゆとりがあるのは左です。

右だと最初からあまり入らない容量ということを念頭においてしまい、このバッグ1つでは厳しそうだというそもそものベースを作ってしまうようで価値が薄れるのです。

この5cmというサイズ、是非今後の寸法調整の単位のご参考になればと思います、5cmからがぱっと見の違いが分かり始める寸法なのです。

同時に15cmのマチも間違えてしまった20cmで良いのではないか、こちらに関しても十分検討していきます。

おまけ1:試作などの見えない部分の糸巻きボビンの在庫の消化アイデア

話題から少し逸れた「おまけ」事項です。

ダイヤキルトの裏側:裏面を上糸にキルトをかけますので、上糸には無関係な色のボビンの在庫を充当しました。

試作品だからこその節約術としまして、通常のボビンのカラフルな糸のストックをいったん整理したいと思いました。

写真の裏面側(上糸側)から縫いますので、表面に出る下糸は真っ黒で徹底。

糸調子をしっかり合わせ、ボビンを直接上糸箇所に設置して使います。

そうして、ここまでのたくさんのステッチの入るキルトが2面終了したと同時に、ボビンすべての在庫が終了しました、何たる偶然(驚)。

以上、余談ではありましたが試作品ならではです。

おまけ2:生地屋様も見間違う黒にそっくりな濃紺は黒無地と見比べることでその正体が露わになる

左-黒の表地・右-濃紺の裏地:生地屋様では黒とのことでしたが、こうして合わせると紺であることが判明。

古着などのお洋服選びにもよくあるシーンですが、それ1点だけ見ていると黒に見えてしまいますが、実は濃紺であることがあります。

常に「黒ではなく、濃紺なのでは。。」と疑ってかかることが大切。

私見ですが、こうした右のような柄になっていて、白とのコントラストが効かせてあるものは、黒よりも紺が多いかもしれません。

もとは服地なので、黒と白のコントラストよりも紺と白のコントラストの方が少しマイルドだからでしょうか、古着にもそれが顕著に見られます。

多色展開の場合は比べる相手がありますが、1点物の世界では、なかなか比べようがなく、その色だけを見て判断しなければならない状況が多いです。

生地屋様が黒と記載いただいたのでそれを信じましたが、たとえ黒と記載があっても実は濃紺なのではないのかというところまで疑うことは決して悪いことではありません。

ネットの画像でも光が当たった明るい写真がとても薄く映っている場合にそれが紺にも見えた場合は質問して問い合わせることをお勧めします。

あとがき

サンプルが2nd(2度目)だから、こちらが優れていると考えることすら固定観念に縛られたジャッジなのです。

最初に作ったサンプルも同等に比べて、本当に相応しいのは。。と考えていくことが重要です。

この、最初・2度目という順番の優劣みたいな固定観念に惑わされるべきではなく、常にフラットな見方をするべきなのです(^-^)。

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