まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
生地在庫一掃に向かい「インテリア収納袋」という連続製作をしています。
生地の面積をめいっぱい使用することを目的に、「大・中・小・ミニ」とサイズを4展開に、このたびは「小」を裏地付き巾着袋に製作しました。
同じデザインを連続製作していくことで、生地の違いの性質を知ることができたり、巾着型に最も相性が良い生地が見えてきたりするものです。
基本的に30番糸は馴染む色を選びエレガントに仕立てています。
間違った色を選ぶ落とし穴もあり、独自の解釈ではありますが、これまでの経験上確かな答えとしてこのたびの縫い糸のカラーの相応しかった色をお伝えしたいと思います。
生地の上に糸を置くことで明らかなカラーコンビの相性の良し悪し、「生地対して濃い糸の色」が必ずしも正解とは限らないのではないか
完成した巾着袋はこちらです↓。
柄は日本らしくありません、詳しくは生機(きばた)がアメリカ原産なのです。
日本では、染色加工などを最終整理として行ったということです。
もとはパッチワークの生地を製造の「Moda Fabrics」社様のデザインです。商業利用が可能のプリント花柄です。
日ごろから、よくご紹介しているにもかかわらず、この時に固定観念の紫には紫の糸というように選んでしまいました。
糸選びは、生地にぴったり当てて、暗い光、明るい光いずれにおいても納得できるなじみ具合が結局は美しく仕上がるのです。
いかにも左の方が合いそうに想像しますが、実際は写真のように黒っぽく浮き出る仕上がりなのです、写真が本当のことを教えてくれました↓。
あとがき
糸の選び方は、生地に対して濃いめとの事ですが、洋服に限ってなのでしょうか。
なぜそのように言われているのか、実際に非常に違和感を感じました。
間違いなく濃いめは、柄などを遮り汚く仕上がっていたことが写真でも証明されました。
とにかく、糸を実際に生地に当てて、紫だから紫色という固定観念やイメージのみで決めてしまわないことです。
たくさん糸を持ち合わせていたことでこういったことも分かったのです。
「縛り」があると本当のことを見失うことがあります、気持ちの正直なところに従う創意工夫を応援したいと思います(^-^)。