クラシックさも残しながらカジュアルに寄せた金属チェーンの「蝶ネクタイペンダント」、白ブラウスの差し色になった【1006】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この<はぎれ>カテゴリーでは、ハンドメイドバッグ作りに余った生地を活かす製作をご紹介しています。

このたびは、ポーチのような「入れ物」ではなく、お洋服に装う小物の1つ「蝶ネクタイ」をはぎれを材料に製作しました。

「蝶ネクタイ」を限られた範囲ではなく、もっとお気軽に引用できるために、あえて、基本的なサイズと同じで、チェーンとの組み合わせでペンダントトップにアレンジしていきます。

フォーマル色の強いイメージの蝶ネクタイをもっと身近に、ユーザー様が広がるようなカジュアルに寄せた引用の仕方となります。

とはいえ、元の蝶ネクタイならではのクラシックさはを残すことが、引用させていただいたことへの敬意などと考えました。

そして、ペンダントという利用だけではなく、お洋服の一部の「装飾」など更なるポテンシャルを想起できるきっかけになれば大変光栄でございます。

では、このたびは、型紙からスタートの製作手法をお伝えしてまいりたいと思います。

両サイドが尖ったポインテッドタイプの蝶ネクタイを本来のサイズ感そのままで作ったペンダント

本体:縦7.5cmx横17.5cm。尖り部分の両サイドは、高さ2.5cmの二等辺三角形。ノット:6.5cm四方。

ポインテッド(pointed)タイプデザインを選択しました。 

ノット:6.5cm四方の型紙が綺麗に本体が通る手ごたえでした(5cm四方ではきつかったです)。

接着芯はフルに貼ってありますが、更にソフト厚芯を邪魔にならないような控えた面積にカットしてボンドで貼ります。
そして、中表で返し口5cm程を残し、縫い代1cmをぐるり1周縫います。
ひっくり返して、返し口は手まつり(はしごまつり)。とんがりを目打ちで綺麗に出してアイロンがけします。
こうして本体は完成。次は、ノットパーツです↓。
6.5cm四方を縦に半分、両サイドから真ん中へ向かって三つ折り。

そして、短い辺の両サイドを二度縫い。

真ん中ははしごまつりで縫い閉じ。

そして、中表で輪にして、端の方3mm程度を二重縫い。

そうしますと、表面には何も縫い目が出なくて自然なラインであり、上品にすっきりと出来上がります。
輪をひっくり返して、ノットへ本体を通します。これは裏側ですが、ノットが動かぬように裏面で手縫い。

この時に、糸は本体に表に糸目が出ないように救って縫い付けをすることが固定になります。

二重仕立てを一重だけすくうようなイメージです。

完成:ノットと本体のバランスが良いです。ノットがタイトだと本体が無理な収縮になるのでこの状態が◎。

実際に金属チェーンに通して、ブラウスに装った姿に感服、蝶ネクタイのクラシックさの再認識

完成した蝶ネクタイトップにステンレスチェーンを通し、ペンダントにしていくわけです。

イメージはこんな風。とても素敵です。カジュアルですがクラシックさもちゃんと保持。

あえて、ここにブルージーンズを持ってくると、お出かけ用のデニムコーデの完成ではないでしょうか。

ここにきて、すごくイメージが膨らんでまいります。

チェーンの長さはお好みで。このチェーンで70cm程、少し長すぎます。60cm強くらいがこのブラウスには◎。

ブラウスのデザインに依るところなのですが、この場合は、60cmがちょうど襟の空きの先端に当たり元の蝶ネクタイの設置位置と同じこと。

また、首にフィットしても良いなら、思い切った40cm以下のチョーカータイプのチェーンを選ぶのもかえって「粋」だと思います(^-^)。

あとがき

このたびは、「蝶ネクタイ」そのものをそのままのサイズで引用したケースですが、もっとアクセサリーっぽくということであれば、型紙を小さくして、全体を小ぶりにすると、ペンダント特化の手作り品がまた違った形で実現できると思います。

このアイデアというのは、実は、ジュエリーからのヒントでありまして、チェーンが見つからなかった時に、布で作るというひらめきの過去の製作を一度しています。

その時は、チョーカーのような透かしのネックレスが見つからず、透かしのレースのテープを使って、ペンダントトップの金属を糸で着けたところがこのたびとは反対です。

こうして、「布+金属」というコンビも、特に高級感を重視した宝石なるものではないにしても、お洒落なコーデの1つとしては、とても気軽なご利用の仕方ができるアイデアだと思います(^-^)。

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