まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
これまで、個人事業主がスタートしてからというもの、毎月、クレジットの引落日、末日とその他時々コンスタントに現金の残高を帳簿と合わせて確認の作業をしています。
特にあれこれ外出して現金を使用した時が現金の現物が帳簿と不一致が起こりやすいです。
それだけ、あの細かい現金と名の付く物体がまぎらわしく、管理が大変な物であることを痛感してきました。
できるだけ現金を使わないようにするキャッシュレス化はそういった意味でも余計な調べ作業が少なくなる点では日々の活動に貢献できることだと思います。
現金残高の帳簿との不一致が起こる原因がお釣にあった点からの決断
今まで、記事でもご紹介したことがありましたが、現金の帳簿との不一致の原因は、お釣にあることが多かったです。
記憶をたどると、お釣をコンビニ様が間違えたという件も1度だけありましたが、あれも、今後人間が数えるのではなく、機械がやるようになり始めてきましたね。
人間がやることというのは完璧ではないのです。
そして、私がよくやっていた圧倒的に多かったケースが、事業用の財布からの支払いのお釣を個人の方の財布へうっかりと入れてしまったということ。
財布は事業用の物を出しているにもかかわらずお釣を個人用の財布へ入れるなんて、いつ財布を取り出したのかなどほぼ無意識の時に起こったようです(^_^;)。
この頻度の多さから、いよいよ、ここ最近やっとなのですが、財布を事業用のみに1本化するということを決断。
今まで、事業用の財布と個人用の財布と2個持っていたのを、事業用だけにしたのです。
会社員時代から使ってきた5年間くらい使用の個人用の財布が角が傷んできたことをきっかけに、この際事業用だけにしようと決めました。
そもそも財布が2つあることが間違いの原因を作っているわけで、その解消になるからです。
とはいえ、その分1つ注意するべきことが出てきます。
それは、個人用に現金で購入のものも計上をすることになります。
すでにクレジットカード支払いをしたものは、個人用の購入の分をクレジット引落日に、集計した合計金額1本で、
50,000 事業主貸 ※〇月分事業外費用(総合計) 支払 〇〇カード:〇〇銀行
普通預金 50,000
と仕訳計上をしてきました。
クレジットの場合は、クレジットの明細に掲載されることが個人の分でも証明になり(引落日にレシートともチェックしてすべての明細を調べています)、割と楽な作業ですが、財布を1本化した現金は、その都度になります。
それをまとめてとなると、現金のコンスタントなチェックが難しくなり、やはり、都度計上していくというのが良いです。
そうなると、じゃあ現金支出のその根拠は。。。となった時に、たとえ、おにぎり1個でもレシートが必要になると思います。
そんな時、仕訳は、
100 事業主貸 ※おにぎり1個 〇〇屋 現金 100
という計上です。この計上をするにあたって、レシートはやはり必要なのではないでしょうか。
クレジットの1個ずつの明細と同じことです。
同じような金額で比較してみると、蛍光ペンを購入した時は、事業用の意向で購入しますので、
100 消耗品費 ※コンビニ〇〇店 現金 100
と借方の科目が事業用の経費に該当する科目になりますが、おにぎりの場合は、全く経費には認められない個人の費用なので、
100 事業主貸 ※おにぎり1個 〇〇屋 現金 100
と「事業主貸」科目を使用して、経費でないことを表示します。
事業内にも、「福利厚生費」というのがありますが、よほど会社でも福利厚生費を使用するには、大人数でみんなで食べることをしない限り認められないので、ただお昼ご飯を食べただけの個人的な費用は経費にはならないのです。
会社や事業をしていれば、ほとんどすべてを経費にできる的な考え方というのは、実は、「間違い」です。

あとがき
こうして、事業用のお財布1本でやっていくということは、今までよくあったお釣を入れ間違えて差異が出ていることに少しの間気づかないといったことは回避できますが、その反面、ちょっとしたお菓子でも計上することになるのです。
けれども、その辺りは前向きにとらえています。
余計な衝動買いをしなくなるのではないか。。。
そんなことを期待しています。
どのみち、事業に専念していくと決断した上での個人事業主ライフですので、できるだけ現金も事業に投資していく方向であるということの見やすい例になると思っています。
