まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび、2022年の2月頭に終えた引っ越しは、移動距離わずか900mとは言え、とても大掛かりな大きな人生のイベントであったと同時に、今後への変化の岐路だったと後で振り返って思います。
しばらく、新居では呆然としてしまう瞬間があり、今ここにこうして新しい場所にいることが信じられないくらい不思議だというような心持ちに何度かなったものです。
今思えば、「旧居を出る最後の最後で行ったこと」ということを是非ご紹介したいと思い、引っ越しから1か月ほど経過した今振り返って記事にしてみました。
引っ越し当時のことなどは、工夫したことや学び・教訓・アイデアなどを<引越シリーズ>というタイトルで①-⑭に投稿済みでございますので、よろしければ後程どうぞ。
引っ越しのその日、新居への荷物搬入後すぐに旧居に戻ってやったことは「旧居の大掃除」
当たり前なのか、そうではないのか分かりませんが、最後に掃除をしたくてしょうがありませんでした。
毎日月-金まで場所を決めて少しずつコンスタントに掃除をしてきたものですが、引っ越し間際では多忙でなかなかそのわずかな掃除時間もとれず、できなかったことが3日程ありました。
新居への家財を午前中に搬入してもらい、その午後から夕方にかけて、旧居へ戻り、残しておいた掃除道具と掃除機、雑巾を使ってお風呂・トイレ・キッチン・洗濯機のトレー・リビングのフローリングの掃除など全体を大掃除しました。
こんな風にのびのびと掃除機をかけたりできるのも、家財が何もなくなった状態ならではのレアケース。
とても気持ちが良い掃除でしたし、これこそが本物の「掃除」なのかもしれないと。
特に、家財があるために拭けなかった、フローリングと壁の間のプレートみたいな箇所。
あれって、結構ほこりが付着するようです。
片っ端から拭いてゆき、冷蔵庫が置いてあった跡地や、洗濯機のトレーは特に念入りでした。
洗濯機のトレー内は、黒ずみがあり、強力洗剤の粉を混ぜた「アトマイザー」で、シュッシュと汚れを落としながら、マイクロファイバーふきんをぞうきんに、黒ずみを一掃。
そして、ピッカピカになりました、まるで新品のように。。
これは、次に住む人が見学しても気持ちが良いであろうというところまでに自信を持てる程に仕上がりました。
ただ、20年程お世話になった旧居でありまして、どうしても起きてしまった壁の剥がれみたいな劣化はどうしようもなかったです。
「電気のブレーカーを切る」ということを忘れずに、これそがラストのタスクであり出ていく者の責任である
これはどの方でも引っ越しには当てはまることで、旧居を最後に出る時に「鍵を返す」ことと同じくらい重要事項として、「ブレーカーを切る」というのがあります。
結構忘れがちな事項です。
電話や書面での通知で、旧居の賃貸業者様からもチェック事項として事前通達はありますが、実際に「切りました」などの報告義務は特に必要ないので、忘れてしまうケースもあるかと思います。
しかしながら、これが結構重要事項なのであるということです。
ブレーカーに届く椅子がもうありませんでしたので随分困りましたが、ご近所様へ椅子をお借りしご挨拶をしながら返却。
そうして、すべてを終えて掃除道具を持って、遂に旧居のドアを閉めたのでした。。
あとがき
新居への荷物が到着後、早いうちに荷物を開封して新しい方向へ進めたいのものです。
しかし、どうしても旧居の掃除をしなければ、新居の荷物の開封をする気持ちにさえならなかったという程、お世話になったお部屋を綺麗にしたくてしょうがなかった「心地」に従ったものになります。
「こうした方がいいよ」ということをお勧めするわけでもないのですが、何となく最後に掃除をしたかった強い気持ちが離れませんでした。
いろいろ慌ただしく時が流れ、予定通りに実行されていき、結局時間がゆっくりとれるのが荷物搬入後だったということです。
ブレーカーを切って旧居を出た後は、もうそれ以来旧居に行くことはありませんでした。
新聞などの新居からの配布時期もうまく調整できていたので、何かを旧居のポストに取りに行くということも起こらなかったからです。
そして、その後は引っ掛かりのある気持ちはなく、新居での作業に専念していきます。
新居での開封は旧居を後にした翌日から2日ほどかけて行いました。
引越では、新居だけに目を向けがちですが、これまでお世話になったことを振り返る旧居の掃除や後片付けも重要な締めの作業。
今後の良き未来や発展にはどうも重要だと思えて仕方がなかったその強い気持ちが最後の大掃除の形だったと思います(^-^)。