<経理>クレジットカード引落日の計上にも発生時と同じエビデンスを共有して保存する分かりやすさとひも付き【876】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「電子帳簿保存法」の改正が2022年1月に本格施行されました。

率直な1つだけの感想を上げるとすれば、随分負担が少なくなり喜んでおります。

紙ですべて保存することの大変さ、ずっしりと重いその実物の重さだけではなく、気持ちの面でも置き場所の悩み・用紙やインクの頻繁な購入の悩み、複数の悩みが集まった「気持ちの重み」が一気に解消されたと思います。

インクのなくなるスピードもかなり落ちてエコノミーな状態になり、驚いております。

このたびは、紙ベースでもデジタルになっても変わらない点ということにあえてスポットを当てたいと思います。

それは、クレジットカードの引き落とし日の計上で見られました。

クレジットカードの引落日に起きた、エビデンスの「重複」、それでもそれぞれの計上に附随させる必要性

クレジット計上において、多くの方がこのように仕分けされているかと思いますやり方、日にちをまたぐ2計上に分けた記録の仕方です↓。

まずは、購入時。

消耗品費 - 未払金

そして、クレジットカード引落日。

未払金 - 普通預金

この少し期間を隔てた2つの仕訳が関連した1つのセットになっています。

これは、「発生主義」という原則に基づき、事が何か起こった時の記録を忠実にリアルタイムで表現するための工夫であり、「〇〇金」と名の付く科目はそもそもそのスピーディーに記録できるという結果を生み出す便利で重要なツール的科目なのです。

このたびのデジタル保存の場合に、購入時の仕訳時に保存したお買い物の明細や納品書をクレジットカードの引き落とし日にも共有して同じ証憑を附随するのかどうかというのが重複作業であることに少し引っ掛かりがありました。

そこで、「引落日にはクレジットカードの明細表があれば同じ証憑を附随しなくても良いなどということがひょっとしてあるのかな?」などという引っ掛かりを解決するために、「税務署」様へ質問のお電話。

その回答は、「あるのがやはり分かるので、引落日にも購入時と同じ証憑を共有して保存する必要がある」とのことです。

紙の時は、同じ1枚の納品書に左右で仕訳を記入して、用紙自体を共有して使っていたのです。

左には発生時の日付と仕訳、右側には、引落日の日付と仕訳というように、同じ用紙に2つの計上の記録を記載の過去。

それがデジタルになると同じものを2つ会計ソフトの中に保存することになるのです。

しかし、それが正解ということであり、その方が事前の計上時との紐付きを確認しながらできる分かりやすさや確かめの面からは納得。

後で貼りますYouTubeは前日投稿ですので、問い合わせ前の疑問の状態で終わっています。

こうしてたった1日でもその後の記録が大きく膨らむことも多い当ブログ記事も重要です。

あとがき

もし、クレジットカードの購入を、引落日だけに集中したら。。

おそらく、とても怠慢で不正確な帳簿になると思います。

何のために「〇〇金」という仮設定の便利なツールなる科目があるのかをまずは理解することです。

都度の計上で常に今の状態が可能な限り正確に分かる帳簿にしているということが本当の「デジタル化」の効果でありたいと自身としては思います。

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