まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ここに2連の色違いネックレスがございます。薄グリーンがニュージェイド、薄ピンクがモルガナイト。


ということで、今回、この連をバラバラに解体して、組み直し、ロングネックレスへ仕立てる作業を致しました。
K18YGの留め具に初めて使用した、長めのつぶし玉がきらりと光るロングネックレス
では簡単に手順をご紹介します。









以上、おおまかにお仕立する過程でした。
洗浄の写真が1枚あれば良かったですね(^_^;)。
材料である天然石のチョイスについて
もともと2連だったバイカラーのネックレス2本からの変化としては、一度に装着できること、そして、バイカラーからマルチカラーになったことで、コーデの幅が広がる見込みができたことです。
マルチカラーというのはミニマムが3色で、2色だとツートンとかバイカラーの呼び名になります。
3色だけでもだいぶ雰囲気がミックスされたものになります。
今回工夫した点は、そもそもアクアマリンのチョイスという点です。
本来、ニュージェイド、モルガナイト、アクアマリンと並ぶことはあまりないかと思います。
「ベリル」という鉱物名は、ニュージェイドではなく、エメラルドが入りますが、エメラルドがあまりにも扱いにくい石なので現在はあまり取り入れていないんです。
すべてが同じような薄いトーンであること、さらに、透明度がある程度3色とも入っているという点をよく見て使う天然石を選んだという点が工夫した点です。
アクアマリンも濁ったクリーミーなお品もありましたが、他の2色に透明感があるのでそれに歩調を合わせてよく合う3色でありたいと思ったわけです。
今回初使用のシリンダー型パーツはなかなか良いです。あのサイズでK18YGというのはなかなかの存在感です。
かしめた時のつぶれ方が綺麗にぺったんこになります。
あとがき
このような連のタイプのジュエリーは宝石としての評価はあまり良くないようですので、今後増やしていくことはありません。
やはり地金のK18が主体のチェーン物でないと宝石のレベルが良くないようなんです。
天然石の価値自体が評価されていないという面があるようです。
今回のニュージェイドの薄グリーンがもともと祖母ゆずりのお品だったので、活かしたいと思い、今回のようなマルチカラーへ変更することで着けやすくする方向を考えました。
そうしますと、ものは考えようということで、地金物が多い当レンタルジュエリーのセットの中では、レアな存在になっていくかと思います(^-^)。
