まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
いよいよ季節が変わってきました。
この記事を書いている現在は、暑い夏の残暑が消えつつある秋の入り口。
お洋服もノースリーブからそろそろ袖付きに移行し始める頃です。
今回は、私の例ではありますが、ALLビンテージ服でそろえたとってもミニマムなワードローブのご紹介をさせていただき、ビンテージ服のすっきりとした数とか、そろえ方などの例としてお話させていただきたいと思います。
仕事着がある場合、ALLシーズン10着以内可能
私の場合、個人事業主をさせていただいておりまして、お仕事スタイルがジャージです。
よって、引き出しにたたんで収納のジャージの上下が基本的な毎日の装いなので、クローゼット内にあるハンガーにかけた洋服というのはすべてお出かけ着。

そうしますと、ALLシーズンでは、計7着のみに現在はなっています。
春と秋を共通にすると、3シーズン分として、1シーズンに2-3着ということです。
冬だけは結構長いので、3着にして、後は2着ずつというのが現在。
すべて古着になります。
かれこれここ10年以上になりますが、新品の洋服を購入したことがありません。
古着の良さというものを知ると、もう新品に目が向かなくなってしまうようです。
以前は、ハイブランドの古着2ブランド程のお気に入りをひたすら集めて着ていました。
ブランドを絞ることでテイストも良い感じで、らしさも統一して気持ちが良いものですが、問題点も出てきたんです。
ブランドにこだわることで色や柄が好みの物が簡単には見つからない点です。
その結果、結局、得意でない紺色の購入に至るなどの結果、あまり出番がなかったなどということがありました。
そういった経験から、現在はブランドを気にせず、品物の良さを見るようにしています。
時にはノーブランドと呼ばれるようなみんなが知らないようなメーカーさんのお品もありますが、ノーブランドというのはただの呼び名に過ぎません。
必ず、どの洋服にも立派なブランドネームが付いているわけで、それは列記としたブランドである証なのです。
このように私自身は自分の洋服の見つけ方が以前から発展してきました。
ブランド名にとらわれない、本当に良い作りの物を自分の目で見て、判断して購入するということに至っています。
有名ブランドさんの作る物なので間違いがないという考え方も正解です。
確かに名が知れたブランドのお品が悪いということはほとんどなく、その名のもとに、それにふさわしい仕事がなされているのも事実です。
けれども、そうでない光の当たらなかったお品の中にもきらりと光るお洒落さなどを見つけることができたときの喜びというものは、新しい発見をしたようで、とても貴重。
ビンテージ道の到達点には、こんな喜びがあるようです。
ビンテージ服の魅力
ここで、古着がなぜそこまで魅力的なのか。
これをお伝えします。
まずは、古き良き味わいがあるということです。
現在の古着と呼ぶようなビンテージ物では1980年-1990年代のものがそれにふさわしい経年です。
ただ心配しているのは、今後、ファストファッション全盛期のお品が古着になった時に数は多いけれども古き良き味わいがあるかというと、その点がクエスチョンですね。
そして、話戻します。次には、古着の魅力として、1点物ということですね。
個性がこよなく発揮できそうな他と被りようのない品数の少なさです。
同じお品を探そうと思うとなかなか見つけにくい点が逆に、それしかないという価値になります。
けれども、上述のように、ファストファッションであふれかえる古着市場になってしまった場合、それも似たものがたくさんある市場になるのかと思うと、本来の古着の魅力がどこかへ行ってしまう懸念がありますね。
こんな魅力を持ったビンテージ物を渾身の1着ずつとして丁寧に慎重に選んでいくわけです。
これがなかなか難易度が高いというかレベルの高いことです。
ファストファッションは簡単でした。
失敗してもまた購入し直せばよいほどの格安で、同じ物があふれかえった状況だったからです。
けれども、その難しさが、いわば、「ビンテージ道」とも呼べるビンテージのコーデの技術を高めていける奥深い趣味の道であるかと思います。
あとがき
一部のトップ企業を残しては、今後、同じデザインを大量生産として作る構造がなかなか成り立たなくなり、購入側も今までと洋服の見つけ方を変えていくことをお勧めしたいと思っています。
渾身の1着を丁寧に選んでいく洋服の選び方をしながら、もうすでに作られている古きお品の中からも選んでいくことで、これまでは無駄であった誰の目にも触れられなかった在庫のようなお品をどんどん減らしていく。
購入者である私達も、自分自身のコーデの技術も以前より高めていくことでお洒落な着こなしの人になっていく楽しく新たなる道をご提案したいと思いました(^-^)。
