使い道の多い「フェイスタオル」のほつれ、残った繊維に接着芯を貼り三つ折りステッチでまとめるお直し方法【662】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

タオルは日常になじんだありふれたお品と思われがちですが、これが結構長持ちの約20年来のタオルが手元ではごろごろしています。

20年前に購入したのがだいたい同じタイミング。

贈答品のブランドタオルを未開封の中古品で購入してまいりました。

お洋服が古着購入スタイルですので、自然と雑貨類なども同じようにリサイクル品でお得に良い物を探すのが楽しいのです。

そうした良質なタオルであっても、お洗濯の積み重ねと共に、擦り切れが目立ってきたことがここ最近気になり始めました。

長年タオルをコスパ良く使おうとリフォームしながら使ってきて思うこと、タオルは結局洗濯機で傷むのだということです。

タオルに何か大きな力が加わり損傷することはほとんどありません。

結局、綺麗に洗おうとしたその洗濯機で傷むというパラドックスが何とももどかしいですね(^_^;)。

まず、お勧めしたいのは、ウォッシュタオルやバスタオルも洗濯ネットに入れて洗うのが長持ちの一番の秘訣だということです。

ただ、そこまでやると洗濯ネットだらけになってしまうので、実はそこまでやっていないのが実情です。

フェイスタオルの両端の擦れを接着芯を使ったリフォームで擦れを内側に隠しすっきりとお直しした記録

両端の擦り切れを接着芯とミシンのコンビでリフォームする方法です。

まだひどくはないので今のうちといったところです。一部縁が三つ折りラッピングが外れています。

これをラッピングし直してステッチしたいのですが、けば立った毛のような繊維をそのまま三つ折りというのは困難。

そこで、接着芯の出番です↓。

タオルには織芯が相性が良いと思います。毛並みの上にすき間を埋めるように生地のように補充して接着。
こんな風に幅を余分にはみ出して接着したら、後で適度な長さにカットし調整するのです。
飛び出した繊維の長さにカット。生地みたいな状態になりました。これで三つ折りラッピングができます。
元の三つ折りに馴染むようにアイロンで三つ折りし、ステッチミシンをかけて出来上がり。

左右対象の物はもう反対側もチェックして事前のリペアをしておいた

とここでポイントがあります。

タオルの片方だけが今回お直しの対象でしたが、偶然にも間違えて、大丈夫だと思われる反対のサイドを縫ってしまったことがきっかけで気づいたことがあります。

別のサイドももうすぐ同じようになりそうな状態だということが分かったのです。

今ここでお直しをしておけば、早い対処となり、ひどく劣化することから免れます。

対象のヶ所というのはおそらく反対側も同じようになっていくことが多いのでそちらもチェックしてこのタイミングで一緒にあらかじめお直ししておくということも「事前補修」の案としてはあるかもしれません。

橋などの重要建築物の劣化はそれが起こる事前に修復されることが多いと見ています、ああいった考え方です。

あとがき

タオル関係のリフォームの記録は、バスタオルを含め過去に4記事アップさせていただいております。

【185】【254】がバスタオル、【257】【260】がウォッシュタオルです。

内容ままた違った擦れ具合だったり、リフォーム方法が違っていますので、よろしければ、4記事にもご訪問是非(^-^)。

大半の人が、お洗濯においては、洗濯ネットにタオル類を入れることなとは少ないのかと思いますが、パイル地であるデリケートなタオルこそ本来洗濯ネットに入れるにふさわしいアイテムなのではないかと思っております。

毎日使う当たり前の物だからこそ、買い替えれば代わりが簡単に見つかるものだからこそ、同じものを長く使い続ける方が「素敵」ではありませんか(^-^)。

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