まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「コスメケース3点セット」という企画の製作をしています。
大きい容量のコスメポーチでは果たしきれない細かいケースの役割を担おうということで始めた製作です。
よって、化粧ポーチというのはお作りせず、はぎれを使った細かな、ポーチの中で使うケースというものを考えていくポジションに携わろうと決意。
イメージとしては、「隙間ニーズへのアンサー」のようなものであり、今一つ整頓しにくい1部屋ポーチへのお手伝いのようなもの。
これで永久だとかつては思った2年前のコスメケース3点セットも結局は改善の時を迎えています。
あれで永久のデザインだなどと思ったのがいかに自分だけの目線だったと気づきます。
ということで、コスメライフにおいて、実際に使い勝手に悩んでいるところからのスタートで、新たなデザインを考えている途中です。
このたびは、1本をピンポイントで取り出しにくいペンシルケースをまとめて収納ではなく、1本ずつのペンホルダーを設けることで細かいお部屋へ収納し使い勝手を高める割と大きな改良をしたいと思います。
以前のペンシルケースからの課題、希望のペンを見つけるための苦労のストレスの解消の小部屋の設置
以前は、いかにもよくあるタイプの筒形でフラップが付いたものでした。
そこへ必要なペンシル類をまとめて入れる使い方。
複数のペンシル同士がぶつかりながらの摩擦の中でその配置は安定したものではありません。
これはこれで1つあるかもしれませんが。。
3点もあって充実しているところばかりに拘って、もっと1点ずつの機能とか使い勝手が本当に現実的なものなのかを考えるべきでした。
他の2つもあれでもいいと思うものの、コンパクトに1つに合体させたデザインも試行中です。
そして今回の右上のペンシルケースは単独のまま行きますが、デザインが大きく変わっっていきます。
以前のものは、結局お部屋が1つの中で数本入れると、がさごぞと探すストレスが生まれていました。
これでは、なんらポーチに直接入れていた時と変りがなかったのです。
と、そこで今回は、ペンシル1本ずつを収納できつつコンパクトにもポーチの中に収納できることも重視のミニマムなデザインを考えました。
1つ試作を作ってみたのですが、まだまだ完成型ではないのでここから修正していきます。
思うように本数が入らないことの課題が生まれました。
ということで、お部屋の幅の違いなどを工夫しながら出来るだけ幅を有効に使う工夫をすることが次回への課題です。
最初に型紙が大きすぎてカットしているので、横にたくさん並ぶように長くするのをとりあえずやめて、逆向きにも収納場所を設けるという方法も考えています。
それで使い勝手が悪ければ、幅を長くとって、くるくるっと巻物みたいに丸めてコンパクトにしていくという方法も考えていきます。
今回は、ほんの第一歩でしたが作って生まれる課題こそが次へのステップとして大切です。
こうして、今後の展望も見えてきました。
とにかく、ストレスがありがちな化粧ポーチの手探りで探す場面をいかに解消できるかという、「ストレス軽減の価値」を込めたペンシルケースにしていきたいと思います。
あとがき
はぎれで作る小さなものでもこんなに工夫とポテンシャルを秘めていることに感動します。
そう考えると、小さい物は比較的安い値段で、大きい物はその比率が常識にそぐうようにと高い値段ということにむしろ疑問を持つことがあります。
どんなサイズでも使いやすさや機能の優れたものを作ることに対しては、平等なのではないでしょうか。
いかに浅い所で判断されてしまう現状とそれに答えてしまう現状の問題点も浮かびます。