まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
随分番号の間が空きまして申し訳ございませんが、当【636】の投稿は、以前の【460】の投稿の続きとなります。
容量たっぷりのトート型ヘルメットバッグをセルヴィッチデニム生地で3点お作りするシリーズ。
昨年の2020年調達のセルヴィッチデニム生地を使い切るということになります。
裏地を3点共違うものに設置しておりまして、表地が共通のセルヴィッチデニムのネイビーカラーであってもバラエティに展開が広がる3点です。
【460】は裏地がモール生地であり、オレンジ系のミックスの美しさとリンクする表地のステッチをオレンジ色に。。
そして、キルトのマス目を5cmから7cmへと大きめに変更して緻密さを保ちながらの効率アップをはかりました。
1点目は、【445】という番号でして、こちらの裏地はパステル系の小花柄の裏地でした。
それぞれテイストが違うので楽しんでいただけると思います。
よく調べたら、16.5ozだった驚き、それでも一重仕立てでの製作は可能の幸運
セルヴィッチデニムの生地の調達が不安定な中、上手いタイミングを見計らって生地を調達させていただいております。
よって、ozがいろいろあって、情報が無い中自分でozを割り出しています。
ozの割り出し方は、はかりがあれば、計算式に当てはめるだけなのでできます。
オンスのじっくりと解説しました割り出し方は、別の記事で専用に投稿致しておりまして、番号が【603】です。
是非お立ち寄りいただければと思いますが、このご説明だけで分かれば、是非やってみてくださいませ↓。
そんな感じで、今まで調べていなかった、14オンス程度だろうと思っていたこのたびのヘルメットバッグのオンスを調べました。
そしたらなんと16.5ozの値が出ました。
確かにしっかりしていて硬いので、それもうなずけますが、生地は変な話14ozの物よりも厚みが無かったりするので、このオンスというものは奥が深そうです。
厚みとか糸の太さとか関係なしの「目の詰まり=織密度」がオンスの正体なのではないかと思っています。
底に手を触れた時の縫い代がツンと立った感触を解消の中綿設置の場面
実は、投稿と同時に製作にも長い期間が空いてしまい、1つ間違えてしまったことが。。
当初、3点中1点目で裏地キルトを5cmのダイヤキルトにし、2点目で緻密さもキープしながら効率を高める7cmのダイヤキルトに変えたのに、このたび再び1点目と同じ5cmキルトでやってしまったのでした(^_^;)。
さて、この度のポイント部分は、この写真の中にあります。
この真ん中に映る底の部分にご注目を。。
内部で支柱の硬い縫い代がツンと立ってしまって、手で触るとその感触が分かるというのが前回の【460】の時の課題でした。
今回、ここへクッション的に中綿を入れます。
そして、表地を裏地の外に包み込むように表地の方をひっくり返していきます。
ということで、今回はここまで。
残りは、Dカンとナスカンコンビのタブを縫い付け、ネームを縫い付けて、口を縫い閉じて完成となります。
さて、この中綿二重の効果やいかに。。続きは、ブログ記事【637】で掲載されます。
是非お立ち寄りくださいませ。
あとがき
とても大きなヘルメットバッグです。
セルヴィッチデニムは独特のにおいがします、「香ばしい」とも言えるかな。。
藍染の染料のにおいですかね、ちょっと酔ってしまうほどです。
とても迫力ある素材ですので、バイカー様は、是非ヘルメット収納にお勧めしたいと思っています。
ただ、トートバッグですので、別の使い方もあると思います。
気に入っていただけた方のセンスとかアイデアで新しい使い方などもあったら可能性が広がるバッグになります。
次回完成で総まとめをし、このヘルメットバッグ作りのシリーズを終了したいと思います。
その後は、ブラックカラーベースの素材ばかりの連続製作へ移行していきます。
本来これが2021年のハンドメイドバッグでやりたかったことです。
時々こうしてシリーズを企画しながら最終的には、ハンドメイドバッグ作りのノウハウをじっくりとたっぷりとお伝えしてまいりたいと思います。
いずれ、製作して販売することよりも、多くのノウハウをお伝えしていく役割へシフトしようと思っています。
「デザイナー的位置付」のような華やかなポジションみたいなものは捨てたということです。
それでもハンドメイド文化を広く知れ渡ることを目指して、違う方向へ舵を切ることになると思います。
引き続き、その行く末を見守っていただけたら心強いです(^-^)。