<経理>個人事業主の会計ソフト入力計上後の照合、「現金」の帳簿と「財布」の実際の金額の誤差は「お釣り」にヒントがある【629】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

会社の経理事務担当者様であっても、個人事業主の事業主本人様であってもこの「現金」の「財布」との照合という作業は同じく必須です。

現金というのは、細かな紙と細かなコインという「物体」なので、細かいものが失くしやすいのと同じことなのです。

ここ最近のこと、実は¥4,000といういかにもピッタリな数字の誤差が出てしまいました。

今回はその解明をした記録と、誤差が出たときの早く解明できるコツ、「予測」の所にスポットを当てながら解説してまいります。

¥4,000事件なぜ起きた!?「5千円札のお釣り」という見方からの解明

最近というのも実は、この記事アップの前日の昨日のことです。

普段から、迷宮入りしたくないので、現金の照合はまめにやっていました。

ここ最近というのが、6/18辺りから、6/21くらいまでのほんの4日間程の間のこと。

それより前は、現金照合が一致していたということです。

そもそも、まめにそういった作業をすることは是非お勧めします。

1か月に一度のチェックでは、スパンが長すぎて誤差が出る確率と迷宮入りする確率が高まり、正直お話にならないかと。。

このたび¥4,000が帳簿に対して、実際のお財布(事業用)の中身が少ないという事態でした。

個人事業主の財布:上の紺色が個人用の財布、下のパイソン地が事業用の財布と使い分けをしています。

なかなか、苦戦しましたが、最終的に解明。

よく照合の時に誤差がある場合、帳簿の実際の費用の数字そのままに注目しがちですが、もっと裏を見るということがコツです。

¥4,000というのは、¥1,000のものを¥5,000を出した時のおつりであるという考え方で見ます。

この「お釣り」に答えが隠されていることがとても多いです。

マナカをチャージした¥1,000の記録が実際にあります。

この時に、¥5,000を事業用の財布から取り出してチャージしたそのおつりを間違えて、うっかり、個人用の青い方の上の財布に入れてしまったというストーリーが答えでした。

この時に5千円札を使ったという記憶も頼りになります。

または、その周辺の時の帳簿の残高から、5千円札が事業用の財布の中に実際にあったような様子も確認。

そうして、この解明に至りました。

こうして、おつりの中にあるヒントというのがかなりの手がかりになります。

実は、遡ること2か月ほど前にもお釣りに関する誤差のが出たエピソードがありました↓。

レジからお釣りをいただくアナログないただき方、お店のお釣りの渡し漏れが原因であったエピソード

実は、今回の誤差が出た、2か月程前にも誤差が出た件がありました。

その時は¥99の誤差。

この数字も正直意味深です。

¥99という数字そのままではなく、どんな支払に対してのお釣りなのかをイメージして見るのです。

コンビニに設置の機械でサイトとの連携で確認を行った後、レジにそのレシートを持って行って現金でお支払いする「コンビニ決済」というもの。

その時に、やや金額が大きかったことで、店員さんが現金に対して身構えます。

そして、紙幣を数えることなどに集中して、額が大きいと収入印紙も貼るのでそんないろんな立て込んだ作業が一度に起こりました。

そして、その時にもらうはずのおつりを店員さんが私に渡し忘れ、私もそれに気づかなかったというものでした(なんや自分ぼーっとしとるやないか!)。

翌日、たまたま現金照合をしていて、どうしても¥99合わないということで、前日のコンビニ支払いの時にお釣りをもらっていない記憶をうっすら思い出します。

そして、コンビニに実際に出向いて問い合わせたところ、コンビニでも、現金が合わない記録が同じ額で出ていたということで双方が腑に落ちました。

これで完全に解決でした。

そう考えると、早めの照合が大切であったり、そのシーンの記憶も新しい内に早く計上し、金額照合する作業をするべきです。

いずれにしても、1件だけだったことが解明にもつながった分かりやすい数字で出たと思いますので、いくつも重なった合計の誤差は解明の難易度が高まります。

短いスパンでの都度の現金照合作業をお勧めします。

このたびの現金不一致からの学び

レシートや納品書の記載のある目に映る数字などに注目しがちです。

しかし、お釣りが現在の残高の一部になって構成されているわけですから、お釣りは結構重要なカギを握ることが多いのです。

お釣りというものをソフトに記載するということがない(レシートには載ります)から分かりにくいのですが、カギを握ることが多いのです。

現金照合も誤差が出た場合すっきりと事実に基づいて解明できた方が良いです。

帳簿もずっとつながっていきますので、致し方なく、変な調整を一度してしまうと、後で新事実が発覚した時にまた困りますので、その都度まめな照合は長い目でみてスムーズです。

同時に「普通預金」も同じです。

こちらも頻繁にチェックしていまして、現金と同じくらいの割合で5日に1度みたいな感じとか、多く計上があった日に見てみるなどがお勧めです。

こういった「キャッシュ」のカウントは出来る限り現金をやめていく方法でも解消されますし、とにかくここに時間をかけることは事業活動にとってはかなりのロス。

スムーズに終え、常に正確な状態であることが本来の事業活動に集中できることに繋がります。

あとがき

この頃から、財布を2つ持つことをやめ、1つの財布で科目で事業用の計上と個人用の計上を分けることで対処していくように変えました。

個人用の計上では、本来計上しなくてもよいレシートを「事業主貸」という科目で計上する手間は確かにありますが、財布は1つで良い所がとても身軽です。

ただ、財布が1つになったからといって誤差は時々ありますので、この度の解明のコツは引き続き引用することがあります。

とにかく「現金」という細かい物体の存在がこうしたことを生むのです。

「キャッシュレス」は非常に事が正確だということも同時に実感した次第です(^-^)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください