まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
デニム関連の商品を現在製作中です。
事業としては、「卸業」の部類のハンドメイド商品です。
これを「N style ENIGINEER」さんにお届けし、その先のお客様のもとへ行く作業用エプロンです。
今回は、この製作の過程の中で、私が初めての試みになる、1枚仕立てのカーブのポケット作りをピックアップします。
ハンドメイドバッグでは、カーブの付いたポケットというのは、2枚を縫い合わせてひっくり返すことでカーブのラインを綺麗に出すやり方をしています。
しかし、1枚仕立ての場合、そのままの向きでカーブを描く必要があります。
この方法として、本革レザーの手法である、角の部分の「菊寄せ」という方法を今回学びまして、それを実行致しました記録です。
その名の通り菊の花のような均等なタックを作ることで、カーブの外側と内側の差に対応するというもの。
そして、YOUTUBEで革職人さんの動画でやり方を学びました。
ポケットのカーブを綺麗に出す作業のポイント
知ったばかりなのにということではありますが、私もひと通り納得してある程度ポイントをつかめました。
今まで知らなかった技(ワザ)を習得できて大変喜ばしいことです。





私ならではのロック始末の拘り
今一度、先ほどのカーブが出来上がった裏面の写真をを見てみます。

よくジーンズなど、リーバイス501などであっても、ポケットの中に手を入れるとこのロック始末がしていないので、ゾコゾコです。長年はいていくと、縫い代の糸がぼそぼそ出てきたりポケットの中がすっきりしない状態にもなったりします。
そのようなリーバイス501の古着をはいてきた経験から対策したポケットの内側の見えない部分のロック始末ということになります。
長く、長くご愛用いただける商品になりますようにと。。
あとがき
「菊寄せ」は、その他、ファスナーのL字カーブなどにも使います。
参考にさせていただいた革職人のyoutuberさんも、ファスナーで実演しておられました。
けれども、カーブの部分にすべて使える手法だと思います。
