まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、ずっと引っかかっていたことをいよいよ解決ということで現実的に実行していく場面です。
ハンドメイドバッグに使う打ち込みパーツの数々についてです。
これらは、ポンチなどで穴をあけて、圧力を加えて、金づちでたたいて、かしめることで取り付けるものがほとんど。
このかしめる作業の結果が本当に永久のものなのかということについてです。
いろいろなカシメパーツ

アイレットカンは、丸くくり抜かれたところに金属のパーツを取り付けて、紐が通せるようにするかっこいいパーツです。
ハトメは、リボンなどを通す時の穴、ヒネリ錠は、フラップバッグなどの蓋をとじる時の留め具など、今まで数々の打ち込みパーツにトライしてみてきました。
そうして、おおよそひと通りそういったパーツを使ってきて今、思うこと、それは、その後の破損の懸念です。
例えば、ショルーダ―の折り返しの部分を両面ハトメと呼ばれるもので留めたとします。
もう1方はミシンで返し縫いを十分にして留めたとします。
果たしてその持ち具合は、、、
私の中では、手ごたえとして、ミシン縫いの返し縫が確実です。
ミシン縫いというのは、やった作業の分が腑に落ちるのです。
けれども、パーツの取り付けは、手ごたえが感じられないので、その場で少し引っ張ってみて大丈夫かな。。。という判断。
その後の使いながらもしかしてポンと外れるなどの事の予想が少なからず残ります。
けれども、ミシンの物は、その後も絶対にそのようなことが起こらないと100%思えます。
この違いをずっと思ってきました。
ここにきて、いよいよ今後の事も考えて、こういった作り手の方でわずかながらも残る不安があるものを販売できるのかということを考えてみました。
そうして、今回、こういった穴をあけるパーツが必要なデザインは思い切って廃止する決意をしました。
あとがき

ということで、今までいろいろトライしてきたからこそこういったことにたどり着いた考え方なんです。
やはりずっと末永く使っていけるものが良いですから、もうすでに、何でもないところに穴をあけることさえ多少のためらいがあるのです。
そういうことを気持ちそのままに正直に作っていくハンドメイドバッグというのを改めてこの時点から始めていきたいと思います。
