まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在製作中の「テリーヌ」という名前のブリーフケース。
この名前は、そのフォルムがあのゼラチンでゼリーみたいに固められたカラフルなおしゃれな食べ物テリーヌにそっくりだからそう名付けました。
このテリーヌ型を現在黒無地のナイロンオックスはっ水加工生地と赤のタータンチェックとのコンビで製作中です。
今回は、口布にファスナーを取り付ける作業を主に行いました。
その中で、1つ学びがあったのでご紹介したいと思います。
テリーヌにはファスナータブが2種類取り付けられる
いろいろな製作方法によって違いはありますが、私がお作りしているファスナーの取り付け方は、カチャッとはめ込んでいるかのような取り付け方です。
ファスナー自体に袋を縫い付けてひっくり返す手法ではないので、その場合と違ってファスナーが裏から見るとむき出しです。
ということで、ファスナーの始末に関しては綺麗に行わねば目に映る場所となるわけです。
表に見えるファスナーのタブというのは、ファスナー自体に付くのではなく、ファスナー周辺に開閉時のつまみタブとしてのものです。

このタブは、開閉する時に重要なポイント部分です。
もしこれがないと、開閉時にバッグのどこか本体をつかむことになり、それが、バッグの変形やしわの原因になります。
変な癖がつくことは、積み重ねでバッグが早く傷むことになってしまいます。
よってこのタブを指で持ちながらファスナーを開閉していただくとよいのです。
もっとも両開きファスナーなのでタブなしでもそこそこスムーズには開閉できますが。。
さて、今回この小さなタブではありますが、今まで作ってきた作り方にもう少し1つ今回の学びを加えた作り方にしてみました。







を2重に縫い、さらに2列に縫うことで、1列よりも格段に綺麗に仕上がります。1列だけだとファスナーの縁がピロピロして不安定な出来になってしまい、とても気になりますので、これが気持ちが良い仕上がりなんです(^-^)。


ので、今のところここに落ち着いています。このファスナーつまみタブの向きは輪がファスナー側を向いていなければ機能としては良くないのでこの向きも大切です。
あとがき
今回もYOUTUBE動画作りました。どうぞご視聴くださいね(^-^)。
まだまだ新しい学びが出てくることが有難いです。
細かい部分も丁寧で、哲学が入ったものにしていきたいと思います。
