永久的なベストコンビ、黒x赤タータンチェックの組み合わせをハンドメイドバッグに使う【342】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

製作中の「巻き寿司」デザインの途中ではありますが、「テリーヌ」デザインの製作も急ぐものであり、今回割り込みをしました。

割り込み、途中での切替えなんてことがその都度柔軟に行えてしまえるのもプチ事業者のメリットなんです。

もともとあれこれ同時進行などということは、割と苦にならない性格、むしろ得意な方なのでこういう時にその性質が役立つものです(^_^;)。

では、割り込んでまで優先したという「テリーヌ」デザインのブリーフケースの生地を今回はご紹介したいと思います。

黒x赤タータンチェックの組み合わせのロックっぽさ

今回使用の生地:<表地>ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。<裏地>ナイロンタフタはっ水加工アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。

遠目で見ると実際のぱっと見の雰囲気が分かります。

この黒と赤タータンチェックの組み合わせってロックっぽいテイストですよね。

パンクとかロックのミュージシャンさんのパンツのイメージ。

上は革ジャンで。。というような。

こんなミュージシャンアイテムの雰囲気の組み合わせをビジネスシーンで持つようなブリーフケースバッグにしようというものです。

なかなか意外で面白いものになりそう。

私自身も、このぱっと目立つ典型的な赤タータンチェックについてはあこがれを持っていますが、洋服でもなかなかここまでの典型的な赤タータンは見つからないんです。

多くのビンテージ服好きさんもこの柄には注目されているかと思います。

今回のこの赤タータンはバッグの裏地に使いますので、バッグを開けた時だけ広がる世界です。

ビジネスシーンに何かスマイル(^-^)な場面をお届けできたらと思っています。

実は、このタータンチェック、出会いがあったのでこれにしましたが、まだもう1点そっくりな赤タータンチェックでナイロン/100%の撥水加工生地があるようなんです。

きっとこの柄のバッグはいずれ嫁いでいくかと思うので、またそのそっくり生地の裏地でも後々作ってみたいと思います。

ほとんど似ているのだけれどおそらく、グリーンの部分が少なくなったものになるようで、ちょっとした違いの仲間生地です。

赤のタータンチェックにグリーン色が入っていることで少し柔らかい雰囲気になっています。そっくりなんだけど少し違う生地というのは、このグリーンの部分がないようなイメージでもっと色使いがシンプルなものです。

けれど今回の生地がとりあえず一番整った感はあるので、これでいったん作っていきます。

今回の進捗具合

またもやDカンが不足で、それ以前の過程を今回行いました。

テリーヌのDカンは、24mmを使用します。

Dカンはリュック型の位置に3個付けるのですが、実際ショルダーは作らず、後々、使っていく中での必要性に応じてすぐに対応できるようにというものです。

私がお作りしても良いし、お手持ちの既製品でご対応も可能という自由な幅広い感じにしています。

では、進捗具合にいきます。

<裁断・接着芯貼り>・・・丁寧にニット芯を貼ります。ナイロン/100%にはニット芯が必須です。これに織芯を貼ってしまうと、気泡ができてしわしわになってしまい失敗になりますのでご注意を(経験済)。
<支柱/取っ手作り>・・・中に接着芯と、さらにソフト厚芯というふんわり芯を貼っています。フェルトみたいな不織布です。取っ手の持ち心地の良さにとても役に立つもので、ぷっくりと縫い目の間が膨らんできます。
<外側の隠しポケット作り・支柱/取っ手縫い付け>・・・隠しポケットにはファスナーは無し。これは、縦長サイズにしてあり、携帯電話を入れて会社との連絡にスムーズな機能であることを目的としていますので、すぐに取り出せることと、ファスナーで電話にキズが付いたりひっかかってストレスを感じぬようにとこの比翼タイプの入り口にしています。
支柱は、しっかりサイドからの長さを測りながら取り付け位置を待ち針で配置。出来上がりは前後面がぴったりと重なります。

この写真では分かりずらいですが、中に入れたソフト厚芯は、一番下の縫い代から1.5cmの分入れていない空洞です。その理由はひっくり返す時のラインが綺麗に出るよう厚みを軽減しているのです。

左右ともそのように1.5cm控えてソフト厚芯を入れ込んでいる作りです。

このことは今まで作ってきて、大変効果と手ごたえを感じている点です。

<中側の隠しポケット作り>・・・ビジネスシーンで使用の大切な物入れとして、ファスナーも付けます。

私が実際に外回り仕事をさせていただいていた時には、会社の大事な印鑑を持ち歩くことがあり、こういったポケットを利用していました。

今後印鑑は廃止になっていくかと思いますが、名刺を入れたり、何かバッグの中に1つ隠しポケットがあることは役に立ってくれるようです。

書類でいっぱいの中に小さな小物が入ると、同じお部屋の場合見失うこともありますので、こういったポケットに別に保管がやはりストレスのない使い方ができるというものです。

アップにしてみました。ファスナーの色と生地の色との相性も良いようです(^.^)。

あとがき

今回は、ここまでです。この後、Dカンが到着して、Dカンタブを挟み込みながら表地と裏地を中表に縫いひっくり返して板状のパーツにしていきます。

ナイロンは比較的接着芯をニット芯にすることさえ確実に行えば、見栄えが大変素敵なものになります。

ただ数が少なくて裏地の柄を探すのに苦労しているところです。

生地メーカーさん、どうぞたくさんナイロン/100%の撥水加工の柄の生地をよろしくお願いしまーーす(^o^)丿。

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