まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「ミニボストンリュック」を生地を替えながら連続製作中です。
このたびは、製作の途中段階のポケットが完成する裏側の様子を動画に記録したYouTube投稿だったのですが、【296】のブログ投稿の際にこのことも掲載しております。
内容が重なることから、このたびは新たな切り口を考え直しました。
2007年からスタートしたハンドメイドバッグ製作活動における、ポケットのデザインの変遷についてお伝えする回と致します。
初期型からのその後のデザインに見直したその理由、セキュリティー性を確保したいものの実用的な使用のスムーズさも重要であると考え直したからなのです。
大いに納得できる意味と確かな作り、徹底されたパーツが集まって1点のバッグになってゆく過程をお伝えできればと思う
YouTubeの内容に合わせたサブタイトルになりますが、当記事ではポケット2種同時設置をも更に見直したしたその後の発展も含みます。
ポケットの数の2個は本当に1個よりも豊富だと言えるのか。。たった1点の混合型のポケットがかえって非常に豊かだと感じ、2個という数のみの豊富さを越えていったのでした。

初期の接着芯も何も貼らない生地のみで進行していく作りのエコバッグ・マチ付きポーチ・マチ無しポーチの3種を1/3の分量ずつ100点を分配し、生地を替えながらどんどん作っていき完売した時代がありました。
その時に記憶が薄いほどのどこかの情報で教えていただいた作り方です。
よくサブバッグなどに設置されているタイプですが、デメリットもあります。
背面の柄が反対向きになってしまうことで、「わ」1枚仕立てで作ることが原因です。

当然ながら、物がこぼれやすいデメリットが否めません。
そして、どこか田舎っぽさを感じるベタ付けデザインそのものを見直したのです。

確かに完璧な安全性なのですが、現実的な使用場面での開閉の煩わしさとストレスを生むことに気付きました。
片手で取り出しが困難なこともあり、安全性が極めて必要な時のみに引用することに見直しました。
このデザイン自体は非常に良いものだと完全廃止にはしておりません。

これらが今回のYouTubeの内容の完成した姿です。
左の「片玉縁風」は見た目がスタイリッシュで、ファスナーが付かないことで取り出しがしやすくなりました。
セキュリティー性を少し緩めた形です。
その分右のフラップポケットのフラップは「覆い」の役割をしていますし、こちらもマジックテープやファスナーを付けません。

片玉縁風のみでは口が開くこともあるポケットの上にフラップで覆うというカバーのし方です。
ポケットそのものがコントラスト効果あるワンポイントデザインにもなっています。
あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.12.09からおよそ5年後の2025.10.28にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
2025年現在も<最終改良型>と同じモデルを納得しながら続行。
改良の末行き着いたデザインでたった1つのポケットを設置する究極さは、2個付けよりも立派な姿ではないかと。
この「たった1つのポケット」の中には、これまでの変遷が詰め込まれているということになります(^-^)。

